JP7059860B2 - パラメータ設定送受信システムおよびパラメータ設定方法 - Google Patents

パラメータ設定送受信システムおよびパラメータ設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、パラメータ設定送受信システムおよびパラメータ設定方法に関する。
サーバやスーパーコンピュータ等のコンピュータの高性能化を実現するために、搭載されるプロセッサ等の集積回路間のデータの送受信を行う送受信回路の高速化が行われる。送受信回路の高速化に伴い、送受信回路の製造ばらつきや電源/温度変動に伴う送受信回路の特性の変動が顕著になるため、その特性チューニングが行われる。
受信データのエラー検出を契機として、終端部調整期間内に、伝送路の終端に設置された受信側終端部の抵抗値を適正値に更新する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-258841号公報 特開2004-15622号公報
製造ばらつき、電源/温度変動の影響は伝送信号に現れるため、従来の特性チューニングは受信回路でのみで行われている。製造ばらつき、電源/温度変動の範囲が広くなるに従い、受信回路のみでのチューニングでは受信回路の規模が大きくなり、消費電力を小さくすることが困難である。
本発明は、パラメータ設定送受信システムの消費電力を削減することを目的する。
実施の形態のパラメータ設定送受信システムは、送信器と、前記送信器と伝送線路を介して接続する受信器と、を有する。
前記送信器は、送信部と、検出部と、第1の設定部と、を有する。
前記送信部は、テストパターンの伝送信号を第1のパラメータに基づいて調整した第1調整信号を送信する。
前記検出部は、前記送信器の出力電位に基づいて、前記第1のパラメータのうち前記受信器が決定した第2のパラメータを検出する。
前記第1の設定部は、前記検出部が検出した前記第2のパラメータを前記送信部に設定する。
前記受信器は、終端抵抗と、受信部と、第2の設定部と、エラーカウント部と、決定部と、制御部と、を有する。
前記終端抵抗は、前記伝送線路と接続する前記受信器の入力端子に接続する。
前記受信部は、前記第1調整信号を前記送信器から受信し、受信した前記第1調整信号を第3のパラメータに基づいて調整して第2調整信号を得る。
前記第2の設定部は、前記第3のパラメータを前記受信部に設定する。
前記エラーカウント部は、前記第2調整信号と前記テストパターンとの差から前記第2調整信号のエラー数をカウントする。
前記決定部は、前記エラー数に基づいて、前記送信部に設定する前記第2のパラメータを決定する。
前記制御部は、前記決定部が決定した前記第2のパラメータに基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を制御する。
実施の形態によれば、パラメータ設定送受信システムの消費電力を削減することができる。
実施の形態に係るシステムの構成図である。 受信回路が接続されている場合のシステムの構成図である。 受信回路が接続されている場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。 受信回路が接続されていない場合のシステムの構成図である。 受信回路が接続されていない場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。 受信回路の終端抵抗が接続されていない場合のシステムの構成図である。 受信回路の終端抵抗が接続されていない場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。 実施の形態に係るパラメータ設定方法のフローチャートである。 実施の形態に係るRX Detection実施時のコモン電圧の例である。
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態に係るシステムの構成図である。
システム101は、CPU(Central Processing Unit)111、121を有する。CPU111、121は、例えば、サーバ等のコンピュータに搭載されている。また、CPU111、121は、同一のコンピュータに搭載されても良いし、それぞれ異なるコンピュータに搭載されていてもよい。
CPU111は、送信回路201、CPUコア281、およびトランシーバ制御回路291を有する。CPU121は、受信回路301、CPUコア381、およびトランシーバ制御回路391を有する。尚、送信回路201は、CPU111の外部にあってもよい。また、受信回路301は、CPU121の外部にあってもよい。送信回路201は、送信器の一例である。受信回路301は、受信器の一例である。
送信回路201は、コンデンサ401-1および伝送線路402-1を介して受信回路301と接続する。送信回路201は、コンデンサ401-2および伝送線路402-2を介して受信回路301と接続する。コンデンサ401-i(i=1,2)は、ACカップリング用のコンデンサである。また、伝送線路402-iの特性インピーダンスZは50Ωとする。
送信回路201は、差動伝送を用いてデータを受信回路301に送信する。送信回路201は、コンデンサ401-1および伝送線路402-1を介してポジティブデータ信号(DT_POS)を送信し、コンデンサ401-2および伝送線路402-2を介してネガティブデータ信号(DT_NEG)を送信する。伝送線路402-iは、例えば、プリント版の配線、またはケーブル等である。ネガティブデータ信号は、ポジティブデータ信号に対して逆極性の信号である。伝送線路402-iは、差動信号線である。
送信回路201は、全体制御回路211、テストパターン生成回路221、選択回路231、ドライバ/補償回路241、パラメータ制御回路251、レシーバ検出回路261、および終端抵抗271を有する。
全体制御回路211は、テストパターン生成回路221、ドライバ/補償回路241、パラメータ制御回路251、およびレシーバ検出回路261を制御する。全体制御回路211は、トランシーバ制御回路291からドライバ/補償回路241のパラメータの設定スタートの指示を受信する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241のパラメータの設定が完了したら、設定完了をトランシーバ制御回路291に通知する。
テストパターン生成回路221は、全体制御回路211から制御信号に基づいて、予め定められたテストパターンを生成し、当該テストパターンを選択回路231に出力する。
選択回路231は、選択回路231から入力されるテストパターンまたはCPUコア281から入力される送信データのいずれかを選択し、選択したテストパターンまたは送信データのいずれかをドライバ/補償回路241に出力する。
ドライバ/補償回路241は、差動伝送によりデータを受信回路301に送信する。ドライバ/補償回路241は、信号補償機能を有する補償回路を含み、パラメータPDEに基づいて伝送信号の調整を行い、調整した伝送信号を出力する。ドライバ/補償回路241は、送信部の一例である。
パラメータ制御回路251は、全体制御回路211からの制御により、ドライバ/補償回路241の信号補償機能のパラメータPDEを変更し、パラメータPDEをドライバ/補償回路241に設定する。パラメータ制御回路251は、第1の設定部の一例である。パラメータPDEは、第1のパラメータの一例である。
レシーバ検出回路261は、RX Detectionを実施して受信回路301が接続されているか否か判定する。また、レシーバ検出回路261は、RX Detectionを実施して受信回路の301の終端抵抗361が接続されているか否か判定する。また、レシーバ検出回路261は、ドライバ/補償回路241のパラメータの設定処理時に、RX Detectionを複数回実施し、複数回のRX Detectionの結果から受信データのエラーが最も少なくなるドライバ/補償回路241のパラメータを判定する。レシーバ検出回路261は、送信回路201のポジティブデータ信号が出力される第1の出力端子およびネガティブデータ信号が出力される第2の出力端子と接続している。レシーバ検出回路261は、検出部の一例である。
終端抵抗271は、送信回路201のポジティブデータ信号が出力される第1の出力端子およびネガティブデータ信号が出力される第2の出力端子と接続している。実施の形態において、終端抵抗271の抵抗値は100Ωである。
受信回路301は、補償回路311、0/1判定回路321、適応等化制御回路331、エラーカウント/保持回路341、終端制御回路351、終端抵抗361、およびスイッチ371-iを有する。
補償回路311は、伝送線路402-1を介して入力されるポジティブデータ信号と伝送線路402-2を介して入力されるネガティブデータ信号を補償パラメータに基づいて調整する。補償回路311は、ポジティブデータ信号およびネガティブデータ信号の周波数特性を補償パラメータに基づいて調整、例えば、ポジティブデータ信号およびネガティブデータ信号の高周波成分を増幅する。補償回路311は、調整したポジティブデータ信号およびネガティブデータ信号を0/1判定回路321に出力する。補償回路311は、受信部の一例である。補償パラメータは、第3のパラメータの一例である。
0/1判定回路321は、調整されたポジティブデータ信号と調整されたネガティブデータ信号との差分を求め、当該差分から受信データが0または1のいずれかであるか判定する。0/1判定回路321は、判定結果を受信データとしてエラーカウント/保持回路341、適応等化制御回路331、およびCPUコア381に出力する。
適応等化制御回路331は、トランシーバ制御回路391から適応等化スタートの指示を受信する。適応等化制御回路331は、適応等化スタートの指示を受信すると、適応等化を開始し、補償パラメータを補償回路311に出力する。さらに、適応等化制御回路331は、適応等化を実施している間、受信データのエラー(すなわち、受信データとテストパターン生成回路221で生成されたテストパターンの間の不一致(差異))を検出し、受信データのエラー数(受信データとテストパターンの間の不一致箇所の数)が小さくなるように補償パラメータを適宜調整する。補償パラメータは、例えば、イコライザ強度である。適応等化制御回路331は、第2の設定部の一例である。
エラーカウント/保持回路341は、受信データのエラー(すなわち、受信データとテストパターン生成回路221で生成されたテストパターンの間の不一致(差異))を検出する。エラーカウント/保持回路341は、所定の期間TEC(Term of Error Check)ごとの検出したエラーの数(受信データとテストパターンの間の不一致箇所の数)をカウントし、所定の期間TECごとのエラーの数を保持(記憶)する。エラーカウント/保持回路341は、エラーカウント部および決定部の一例である。
終端制御回路351は、スイッチ371-iの状態(オンとオフ)を制御する。それにより、終端制御回路351は、受信回路301のポジティブデータ信号またはネガティブデータ信号が入力される入力端子に対する終端抵抗361の接続の有無を制御する。終端制御回路351は、制御部の一例である。
終端抵抗361は、伝送線路402-1からポジティブデータ信号が入力される受信回路301の第1の入力端子とスイッチ371-1を介して接続し、伝送線路402-2からネガティブデータ信号が入力される受信回路301の第2の入力端子とスイッチ371-2を介して接続している。実施の形態において、終端抵抗361の抵抗値は100Ωである。
終端抵抗271、361は、送信回路201と受信回路301間の伝送線路402-iの両端に設置される抵抗である。終端抵抗271,361は、伝送線路402-iの両端における伝送信号の反射を防止して伝送信号の波形の乱れを防ぎ、伝送線路402-iの電気的特性を向上させる役割をもっている。
スイッチ371-1は、伝送線路402-1からポジティブデータ信号が入力される受信回路301の第1の入力端子と終端抵抗361との間に設置され、終端制御回路351によりオンまたはオフのいずれかの状態に制御される。
スイッチ371-2は、伝送線路402-2からネガティブデータ信号が入力される受信回路301の第2の入力端子と終端抵抗361との間に設置され、終端制御回路351によりオンまたはオフのいずれかの状態に制御される。
ここで、受信側の装置が接続されているか否かを送信側の装置で検出するRX Detection機能について説明する。尚、RX Detection機能は、例えば、PCI(Peripheral Component Interconnect) ExpressまたはUSB(Universal Serial Bus)等の技術で用いられている。
RX Detection実施時に、全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241の出力電位を変化させる。全体制御回路211は、RX Detectionの実施時にドライバ/補償回路241からの2つの出力信号が同じ極性となるコモンモードでドライバ/補償回路241を動作させる。受信回路301の入力インピーダンスに応じて、送信回路201の出力電位の変化時間が異なる。この変化時間をモニタすることで、レシーバ検出回路261は、受信回路301の接続の有無を検出する。
図2は、受信回路が接続されている場合のシステムの構成図である。
尚、図2において、説明を簡単にするため、システム101の一部の構成要素の記載は省略している。
図3は、受信回路が接続されている場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。図3の縦軸は送信回路201の出力電位、横軸は時間を示す。
時刻tにおいて、全体制御回路211は、RX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。また、コモンモード時の送信回路201の出力電位をコモン電圧と呼ぶ。
時刻tから第1の時間後の時刻tにおいて、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301が接続されている場合、ACカップリング用のコンデンサ401-iを充電する必要があるため、コモン電圧の立ち上がりが遅くなる。
そのため、時刻tから第2の時間後の時刻tにおいて、コモン電圧は閾値Th以下となっている。レシーバ検出回路261は、時刻tにおいて、コモン電圧が閾値Th以下である場合、受信回路301が接続されていると判定する。
図4は、受信回路が接続されていない場合のシステムの構成図である。
尚、図4において、説明を簡単にするため、システム101の一部の構成要素の記載は省略している。
図5は、受信回路が接続されていない場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。図5の縦軸は送信回路201の出力電位、横軸は時間を示す。
時刻tにおいて、全体制御回路211は、RX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。
時刻tから第1の時間後の時刻tにおいて、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301が接続されていない場合、ACカップリング用のコンデンサ401-iを充電する必要がないため、コモン電圧が早く立ち上がる。
そのため、時刻tから第2の時間後の時刻tにおいて、コモン電圧は閾値Thより大きくなっている。レシーバ検出回路261は、時刻tにおいて、コモン電圧が閾値Thより大きい場合、受信回路301が接続されていないと判定する。
上記のように、RX Detectionにより送信回路201に受信回路301が接続されているか否か判定することができる。
実施の形態のレシーバ検出回路261は、受信回路301接続されているか否かを検出するだけでなく、受信回路301の終端抵抗361が接続されているか否かをRX Detection機能を用いて検出する。
図6は、受信回路の終端抵抗が接続されていない場合のシステムの構成図である。
尚、図6において、説明を簡単にするため、システム101の一部の構成要素の記載は省略している。図6は、送信回路201と受信回路301が接続されているが図1のスイッチ371-iがオフとなっている場合に相当する。
図7は、受信回路の終端抵抗が接続されていない場合のRX Detection実施時のコモン電圧を示す図である。図7の縦軸は送信回路201の出力電位、横軸は時間を示す。
時刻tにおいて、全体制御回路211は、RX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。
時刻tから第1の時間後の時刻tにおいて、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301の終端抵抗361が接続されていない場合、ACカップリング用のコンデンサ401-iを充電する必要がないため、コモン電圧が早く立ち上がる。
そのため、時刻tから第2の時間後の時刻tにおいて、コモン電圧は閾値Thより大きくなっている。レシーバ検出回路261は、時刻tにおいて、コモン電圧が閾値Thより大きい場合、受信回路301の終端抵抗361が接続されていないと判定する。また、レシーバ検出回路261は、時刻tにおいて、コモン電圧が閾値Th以下の場合、受信回路301の終端抵抗361が接続されていると判定する。
このように、受信回路301の終端抵抗361が接続されていない場合、送信回路201が上記と同様にRX Detectionを行うと、コモン電圧は、図5の受信回路が接続されていない場合と同様になる。
実施の形態のシステム101によれば、RX Detectionを実施することにより、受信回路301の状態を送信回路201に伝達することができる。すなわち、受信回路301の終端抵抗361が接続されているか否かに、特定の意味を割り当てることにより、受信回路301から送信回路201に情報を伝達することができる。
図8は、実施の形態に係るパラメータ設定方法のフローチャートである。
ステップ501において、全体制御回路211は、トランシーバ制御回路291から設定スタートの指示を受信する。全体制御回路211は、パラメータ制御回路251に設定スタートを指示する。パラメータ制御回路251は、ドライバ/補償回路241の信号補償機能のパラメータPDEを0に設定する。尚、実施の形態において、パラメータPDEは0から7までの8通りの設定が可能である。
ステップ502において、全体制御回路211は、テストパターン生成回路221にテストパターンの生成開始を指示する。テストパターン生成回路221は、テストパターンの生成開始の指示を受信すると、テストパターンを生成し、テストパターンを選択回路231に出力する。選択回路231は、入力されたテストパターンをドライバ/補償回路241に出力する。テストパターン生成回路221は、全体制御回路211からテストパターンの生成終了の指示を受信するまで、テストパターンを生成および出力し続ける。ドライバ/補償回路241は、設定されたパラメータPDEに基づいて、入力されたテストパターンに対応する伝送信号(ポジティブデータ信号およびネガティブデータ信号)を調整および出力する。
ステップ503において、トランシーバ制御回路391は、適応等化制御回路331に適応等化スタートを指示する。適応等化制御回路331は、適応等化スタートの指示を受信すると、適応等化を開始し、補償パラメータを補償回路311に出力する。さらに、適応等化制御回路331は、適応等化を実施している間、受信データのエラー(すなわち、受信データとテストパターン生成回路221で生成されたテストパターンとの差異)を検出し、受信データのエラー数が最小になるように補償パラメータを適宜調整する。尚、適応等化制御回路331は、トランシーバ制御回路391から適応等化終了の指示を受信するまで、適応等化を実行し続ける。また、補償回路311は、適応等化制御回路331により設定された補償パラメータを用いて、入力されたポジティブデータ信号およびネガティブデータ信号を調整する。
ステップ504において、エラーカウント/保持回路341は、今回の所定期間TECにおける受信データのエラー数のカウントを開始する。今回のエラー数のカウント開始から、所定期間TECが経過したら制御はステップS505に進む。すなわち、エラーカウント/保持回路341は、今回の所定期間TECの間に検出した受信データのエラーの数をカウントする。実施の形態において、所定期間TECは100ms(ミリ秒)である。尚、適応等化制御回路331は、適応等化を実施しているため、受信データのエラー数のカウントの開始時には、補償回路311の補償パラメータは、設定されたパラメータPDEに対して受信データのエラー数が最小になるように調整されている。
ステップ505において、エラーカウント/保持回路341は、今回の所定期間TECにおいてカウントした受信データのエラー数をエラーカウント/保持回路341に保持(記憶)する。
ステップ506において、パラメータ制御回路251は、パラメータPDEが7であるか否か判定する。パラメータPDEが7である場合、制御はステップS508に進み、パラメータPDEが7でない場合、制御はステップS507に進む。また、パラメータPDEが7である場合、全体制御回路211は、テストパターン生成回路221にテストパターンの生成終了を指示する。
ステップ507において、全体制御回路211は、パラメータPDEの変更(1加算)をパラメータ制御回路251に指示する。パラメータ制御回路251は、現在のパラメータPDEに1を加算し、新たなパラメータPDEをドライバ/補償回路241に出力する。パラメータ制御回路251は、ドライバ/補償回路241の伝送信号の調整に用いるパラメータを新たなパラメータPDEに設定する。
ステップS504~S507の処理により、パラメータPDE=0~7それぞれの場合の所定期間TECの受信データのエラー数がエラーカウント/保持回路341に保持される。すなわち、8個のエラー数がエラーカウント/保持回路341に保持される。例えば、1回目の所定期間TECにおいてカウントされたエラー数は、パラメータPDE=0の場合の受信データのエラー数となる。すなわち、k回目の所定期間TECにおいてカウントされたエラー数は、パラメータPDE=k-1の場合の受信データのエラー数となる。終端制御回路351は、エラーカウント/保持回路341に保持された8個のエラー数から、最小のエラー数を見つけることで、受信データのエラー数が最小となるドライバ/補償回路241のパラメータPDEを決定できる。
ステップ508において、エラーカウント/保持回路341は、エラーカウント/保持回路341に保持された複数のエラー数から、受信データのエラー数が最小となるドライバ/補償回路241のパラメータPDEをパラメータPDE Finalとして決定する。例えば、8回分の所定期間TECごとのエラー数のうち、7回目の所定期間TECにおいてカウントされたエラー数が最小である場合、パラメータPDE Final=6と決定する。エラーカウント/保持回路341は、パラメータPDE Finalを終端制御回路351に通知する。また、全体制御回路211は、テストパターン生成回路221にテストパターンの生成終了を指示する。尚、終端制御回路351がエラーカウント/保持回路341に保持された複数のエラー数から、受信データのエラー数が最小となるドライバ/補償回路241のパラメータPDEをパラメータPDE Finalとして決定してもよい。パラメータPDE Finalは、第2のパラメータの一例である。
ステップ509において、全体制御回路211およびレシーバ検出回路261は、Rx Detectionを実施し、送信回路201の出力電位に基づいて終端抵抗361が接続されているか否か判定する。レシーバ検出回路261は、判定結果を保持(記憶)する。また、終端制御回路351は、Rx Detectionの実施数とパラメータPDE Finalに基づいて、スイッチ371-iを制御する。尚、1回あたりのRx Detectionの実施時間は、一定時間TOR(Term of Optimization by Rx detection)である。すなわち、終端制御回路351は、一定時間TORごとに、Rx Detectionの実施数とパラメータPDE Finalに基づいて、スイッチ371-iを制御する。Rx Detectionの実施数とパラメータPDE Finalに基づくスイッチ371-iの制御の例は後述する。
ステップ510において、レシーバ検出回路261は、Rx Detectionの実施回数を示す実施数を1加算し、実施数が3であるか否か判定する。尚、実施数の初期値は0とする。実施数が3である場合、制御はステップS511に進み、実施数が3でない場合、制御はステップS509に戻る。すなわち、Rx Detectionは3回実施される。
ここで、Rx Detectionの実施数とパラメータPDE Finalに基づくスイッチ371-iの制御の例について説明する。
実施の形態において、終端制御回路351は、j(j=1~3)回目のRx Detectionにおいて、2進数表記のパラメータPDE Finalの下位からjビット目の値に応じて、スイッチ371-iを制御する。詳細には、終端制御回路351は、j回目のRx Detection実施時に、2進数表記のパラメータPDE Finalの下位からjビット目の値が1である場合、スイッチ371-iをオンにして、終端抵抗361を受信回路301の入力端子に接続する。終端制御回路351は、j回目のRx Detection実施時に、2進数表記のパラメータPDE Finalの下位からjビット目の値が0である場合、スイッチ371-iをオフにして、終端抵抗361を受信回路301の入力端子に接続しない。実施の形態において、スイッチ371-iがオンであり、終端抵抗361が受信回路301の入力端子に接続されている状態を、終端抵抗オンと表記する。実施の形態において、スイッチ371-iがオフであり、終端抵抗361が受信回路301の入力端子に接続されていない状態を、終端抵抗オフと表記する。
図9は、実施の形態に係るRX Detection実施時のコモン電圧の例である。
図9において、パラメータPDE Finalは、6であるとする。パラメータPDE Final=6を2進数で表現すると110bとなる。よって、終端制御回路351は、1回目のRx Detection実施時にスイッチ371-iをオフにし、2回目および3回目のRx Detection実施時にスイッチ371-iをオンにする。
時刻tにおいて、全体制御回路211は、1回目のRX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。上述のように、終端制御回路351は、1回目のRx Detection実施時にスイッチ371-iをオフにする。
時刻tから第1の時間後の時刻tにおいて、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301の終端抵抗361が接続されていないので、コモン電圧が早く立ち上がる。
そのため、時刻tから第2の時間後の時刻tにおいて、コモン電圧は閾値Thより大きくなっている。したがって、レシーバ検出回路261は、1回目のRx Detectionにおいて、終端抵抗オフと判定する。また、時刻tからtの間の期間は、一定時間TORに相当する。
時刻tにおいて、全体制御回路211は、2回目のRX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。上述のように、終端制御回路351は、2回目のRx Detection実施時にスイッチ371-iをオンにする。
時刻tから第1の時間後の時刻t’において、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301の終端抵抗361が接続されているので、コモン電圧の立ち上がりが遅くなる。
そのため、時刻t’から第2の時間後の時刻t’において、コモン電圧は閾値Th以下となっている。したがって、レシーバ検出回路261は、2回目のRx Detectionにおいて、終端抵抗オンと判定する。また、時刻tからt’の間の期間は、一定時間TORに相当する。
時刻t’において、全体制御回路211は、3回目のRX Detectionを開始する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241をコモンモードで動作させ、ドライバ/補償回路241からの2つの出力信号を同じ基準電位となるようにする。上述のように、終端制御回路351は、3回目のRx Detection実施時にスイッチ371-iをオンにする。
時刻t’から第1の時間後の時刻t’’において、ドライバ/補償回路241の信号を出力する差動信号線に対して所定の電圧の印加を開始する。受信回路301の終端抵抗361が接続されているので、コモン電圧の立ち上がりが遅くなる。
そのため、時刻t’’から第2の時間後の時刻t’’において、コモン電圧は閾値Th以下となっている。したがって、レシーバ検出回路261は、3回目のRx Detectionにおいて、終端抵抗オンと判定する。また、時刻t’からt’ ’の間の期間は、一定時間TORに相当する。
実施の形態において、パラメータPDEは0から7までの8通りの設定が可能である。よって、3ビットあれば8通りのパラメータPDEを表現できるため、実施の形態において、システム101はRx Detectionを3回実施している。Rx Detectionの実施回数は、パラメータPDEに設定可能な数に応じて、適宜変更できる。
図8に戻り説明を続ける。
ステップS511において、レシーバ検出回路261は、3回のRx Detectionの判定結果から受信回路301で決定されたパラメータPDE Finalを検出する。実施の形態において、終端抵抗オンは1、終端抵抗オフは0を示す。また、実施の形態において、j回目のRx Detectionの判定結果に対応する値が、2進数表記のパラメータPDE Finalの下位からjビット目の値を示す。例えば、1~3回目のRx Detectionの判定結果がそれぞれ、終端抵抗オフ(=0)、終端抵抗オン(=1)、終端抵抗オン(=1)とする。この場合、レシーバ検出回路261は、パラメータPDE Finalを110b=6と判定する。レシーバ検出回路261は、パラメータPDE Finalをパラメータ制御回路251に通知する。パラメータ制御回路251は、パラメータPDE Finalをドライバ/補償回路241に出力し、ドライバ/補償回路241の伝送信号の調整に用いるパラメータをパラメータPDE Finalに設定する。全体制御回路211は、ドライバ/補償回路241の設定完了をトランシーバ制御回路291に通知する。
通常、送信側の補償回路に比べて受信側の補償回路の消費電力は大きい。また、受信側の補償回路において、受信信号の調整量が大きい場合、補償回路のサイズは大きくなり、消費電力も増大する。従来技術では、送信側の補償回路のパラメータは固定であるため、受信データのエラーが最も少なくなるパラメータを用いて送信信号は調整されていない。そのため、受信側の補償回路において受信信号の調整量が大きくなるため、受信側の補償回路のサイズは大きくなり、消費電力も増大する。
一方、実施の形態では、送信側の補償回路で受信データのエラーが最も少なくなるパラメータを用いて送信信号は調整されているため、受信側の補償回路における受信信号の調整量は従来技術に比べて小さくできる。よって、実施の形態のシステムは、従来技術に比べて、受信側の補償回路のサイズを小さくでき、消費電力も低減できる。
実施の形態のシステムによれば、送信側の補償回路で送信信号をエラーが少なくなるように調整することで、受信側の補償回路における受信信号の調整量が小さくなるので、受信回路のサイズを小さくでき、消費電力を低減できる。
実施の形態のパラメータ設定送受信システムによれば、受信データのエラーが少なくなる送信回路のパラメータを設定できる。
実施の形態のシステムによれば、従来から利用されている受信回路の接続を検出するRx Detection機能を利用することで、送信回路および受信回路に対して新たに追加する構成要素を少なくすることができる。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
送信器と、前記送信器と伝送線路を介して接続する受信器と、を備えるパラメータ設定送受信システムであって、
前記送信器は、
テストパターンの伝送信号を第1のパラメータに基づいて調整した第1調整信号を送信する送信部と、
前記送信器の出力電位に基づいて、前記第1のパラメータのうち前記受信器が決定した第2のパラメータを検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記第2のパラメータを前記送信部に設定する設定部と、
を有し、
前記受信器は、
前記伝送線路と接続する前記受信器の入力端子に接続する終端抵抗と、
前記第1調整信号を前記送信器から受信し、受信した前記第1調整信号を第3のパラメータに基づいて調整して第2調整信号を得る受信部と、
前記第3のパラメータを前記受信部に設定する設定部と、
前記第2調整信号と前記テストパターンとの差から前記第2調整信号のエラー数をカウントするエラーカウント部と、
前記エラー数に基づいて、前記送信部に設定する前記第2のパラメータを決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記第2のパラメータに基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を制御する制御部と、
を有するパラメータ設定送受信システム。
(付記2)
前記制御部は、前記第2のパラメータを2進数で表現した値に基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を所定時間ごとにオンまたはオフにする付記1記載のパラメータ設定送受信システム。
(付記3)
前記決定部は、前記第2調整信号のエラー数のうち、最小のエラー数に対応する前記第1のパラメータのうちのいずれかのパラメータを前記第2のパラメータに決定する付記1または2記載のパラメータ設定送受信システム。
(付記4)
前記検出部は、前記所定時間ごとに、前記終端抵抗が前記入力端子に接続されているか判定し、判定結果に基づいて前記第2のパラメータを検出する付記2記載のパラメータ設定送受信システム。
(付記5)
送信器と、前記送信器と伝送線路を介して接続する受信器と、を備えるパラメータ設定送受信システムのパラメータ設定方法であって、
前記送信器が、
テストパターンの伝送信号を第1のパラメータに基づいて調整して送信した第1調整信号を送信し、
前記送信器の出力電位に基づいて、前記第1のパラメータのうち前記受信器が決定した第2のパラメータを検出し、
前記第2のパラメータを前記伝送信号を調整する送信部に設定し、
前記伝送線路と接続する前記受信器の入力端子に接続する終端抵抗を有する前記受信器が、
前記第1信号を前記送信器から受信し、
受信した前記第1調整信号を第3のパラメータに基づいて調整して第2調整信号を得て、
前記第3のパラメータを設定し、
前記第2調整信号と前記テストパターンとの差から前記第2調整信号のエラー数をカウントし、
前記エラー数に基づいて、前記送信部に設定する前記第2のパラメータを決定し、
前記第2のパラメータに基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を制御する、
パラメータ設定方法。
(付記6)
前記制御する処理において、前記第2のパラメータを2進数で表現した値に基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を所定時間ごとにオンまたはオフにする付記5記載のパラメータ設定方法。
(付記7)
前記決定する処理において、前記第2調整信号のエラー数のうち、最小のエラー数に対応する前記第1のパラメータのうちのいずれかのパラメータを前記第2のパラメータに決定する付記5または6記載のパラメータ設定方法。
(付記8)
前記検出する処理において、前記所定時間ごとに、前記終端抵抗が前記入力端子に接続されているか判定し、判定結果に基づいて前記第2のパラメータを検出する付記6記載のパラメータ設定方法。
101 システム
111、121 CPU
201 送信回路
211 全体制御回路
221 テストパターン生成回路
231 選択回路
241 ドライバ/補償回路
251 パラメータ制御回路
261 レシーバ検出回路
271 終端抵抗
281 CPUコア
291 トランシーバ制御回路
301 受信回路
311 補償回路
321 0/1判定回路
331 適応等化制御回路
341 エラーカウント/保持回路
351 終端制御回路
361 終端抵抗
371 スイッチ
381 CPUコア
391 トランシーバ制御回路

Claims (5)

  1. 送信器と、前記送信器と伝送線路を介して接続する受信器と、を備えるパラメータ設定送受信システムであって、
    前記送信器は、
    テストパターンの伝送信号を第1のパラメータに基づいて調整した第1調整信号を送信する送信部と、
    前記送信器の出力電位に基づいて、前記第1のパラメータのうち前記受信器が決定した第2のパラメータを検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記第2のパラメータを前記送信部に設定する設定部と、
    を有し、
    前記受信器は、
    前記伝送線路と接続する前記受信器の入力端子に接続する終端抵抗と、
    前記第1調整信号を前記送信器から受信し、受信した前記第1調整信号を第3のパラメータに基づいて調整して第2調整信号を得る受信部と、
    前記第3のパラメータを前記受信部に設定する設定部と、
    前記第2調整信号と前記テストパターンとの差から前記第2調整信号のエラー数をカウントするエラーカウント部と、
    前記エラー数に基づいて、前記送信部に設定する前記第2のパラメータを決定する決定部と、
    前記決定部が決定した前記第2のパラメータに基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を制御する制御部と、
    を有するパラメータ設定送受信システム。
  2. 前記制御部は、前記第2のパラメータを2進数で表現した値に基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を所定時間ごとにオンまたはオフにする請求項1記載のパラメータ設定送受信システム。
  3. 前記決定部は、前記第2調整信号のエラー数のうち、最小のエラー数に対応する前記第1のパラメータのうちのいずれかのパラメータを前記第2のパラメータに決定する請求項1または2記載のパラメータ設定送受信システム。
  4. 前記検出部は、前記所定時間ごとに、前記終端抵抗が前記入力端子に接続されているか判定し、判定結果に基づいて前記第2のパラメータを検出する請求項2記載のパラメータ設定送受信システム。
  5. 送信器と、前記送信器と伝送線路を介して接続する受信器と、を備えるパラメータ設定送受信システムのパラメータ設定方法であって、
    前記送信器が、
    テストパターンの伝送信号を第1のパラメータに基づいて調整した第1調整信号を送信し、
    前記送信器の出力電位に基づいて、前記第1のパラメータのうち前記受信器が決定した第2のパラメータを検出し、
    前記第2のパラメータを前記伝送信号を調整する送信部に設定し、
    前記伝送線路と接続する前記受信器の入力端子に接続する終端抵抗を有する前記受信器が、
    前記第1調整信号を前記送信器から受信し、
    受信した前記第1調整信号を第3のパラメータに基づいて調整して第2調整信号を得て、
    前記第3のパラメータを設定し、
    前記第2調整信号と前記テストパターンとの差から前記第2調整信号のエラー数をカウントし、
    前記エラー数に基づいて、前記送信部に設定する前記第2のパラメータを決定し、
    前記第2のパラメータに基づいて、前記終端抵抗の前記入力端子に対する接続を制御する、
    パラメータ設定方法。
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