JP3057930B2 - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JP3057930B2
JP3057930B2 JP4279896A JP27989692A JP3057930B2 JP 3057930 B2 JP3057930 B2 JP 3057930B2 JP 4279896 A JP4279896 A JP 4279896A JP 27989692 A JP27989692 A JP 27989692A JP 3057930 B2 JP3057930 B2 JP 3057930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ等の端末を
接続すると共に通信回線を介してセンタと接続してセン
タと端末との自動検針、自動通報等の通信を実現する端
末網制御装置に関し、特にノーリンギング通信サービス
の電話回線との網制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノーリンギング通信は、電話回線の極性
が反転することで開始する。従って、端末網制御装置
は、一般的に極性の反転や復旧したことを検出する極性
検出手段とマイコン等で実現される制御手段等で構成さ
れている。そして、極性検出手段としては、次のような
技術が用いられている。
【0003】第1の例は、特公平2−278957号公
報に示す例であり、極性の変化時にコンデンサに回線電
圧が充放電されるようにして検出する手段である。ま
た、端末網制御装置に電話回線を接続するにあたり極性
を調べて接続する手間を省くため極性反転、復旧のどち
らの変化も検出しパルス状の検出信号を出力するもので
ある。そして回線と極性検出手段が全波整流回路等にて
絶縁されない手段のため、フォトカプラで極性検出手段
と制御手段を分離する手段がとられている。
【0004】第2の例は、特公平3−148943号公
報に示す例であり、電話回線の端子間を高抵抗で接続し
その中点をアース電位として電話回線の各端子の電位を
トランジスタで検出し極性を判定するものである。従っ
て、極性が変化したか否かは制御手段が電話回線の2つ
の端子(L1、L2)の電位の変化をみて判定する手段
をとっている。
【0005】第3の例は、特公平4−119051号公
報に示す例であり、全波整流回路の直流出力側を基準に
交流入力側の電圧極性を検出するものである。任意の時
点における極性を制御手段が判定できる。また、第2の
例と同様、極性が変化したか否かは制御手段にて判定す
る。
【0006】ノーリンギング通信のための端末網制御装
置には自動発信して通信する機能も具備している。自動
発信する場合、16Hz 75V交流信号であるベル鳴動
信号(呼出信号)を受信していないことを確認する必要
があり、この呼出信号を検出する呼出信号検出手段が具
備されている。そして、呼出信号検出手段としては、次
のような技術が用いられている。
【0007】第4の例は、図8に示す例であり、コンデ
ンサで直流分をカットして呼出信号の交流分を平滑して
検出出力する手段である。極性検出手段とは別に具備さ
れている。
【0008】第5の例は、特公平4−114551号公
報に示す例である。これは、呼出信号が連続した極性反
転復旧信号に類似していることから呼出信号受信時にも
極性検出手段から連続したパルス状の信号が出力される
ことを利用しており、制御手段がパルスの時間間隔等の
判定をすることで呼出信号と極性反転を判別する手段で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の例で示
した従来の技術は、極性の変化を確実に検出できるが、
回線との絶縁ができないためコストの高いフォトカプラ
等により制御手段と絶縁しなければならず、極性検出手
段と制御手段とが一体となったLSI化が困難である。
【0010】第2の例と第3の例は、回線との絶縁は可
能で第1の例に比べ回路が簡単であるが、電話回線の2
つの端子(L1、L2)の電位の変化をみて判定する手
段であるため制御手段のマイコンのプログラム等が第1
の例に比べ複雑となる。
【0011】第4の例は、呼出信号検出専用の手段であ
るため極性検出手段と別に設けなければならないため回
路規模が大きくなる。
【0012】第5の例は、極性検出手段と呼出信号検出
手段とを兼ね備えたものである。第1の例に比べ回路は
簡単であるが回線の瞬断等を極性反転とみなす。また、
1つの検出信号の波形の形から制御手段が極性変化か呼
出信号かを判定しなければならないため制御手段のマイ
コンプログラム等が複雑となる。
【0013】そこで、本発明の第1の目的は、回線との
絶縁が不要で且つ回路が簡単で回線の瞬断や回線電圧が
変化しただけでは極性反転とみなさず、誤動作の無い端
末網制御装置を提供することを第1の目的とする。
【0014】第2の目的は、呼出信号を極性反転とみな
さず、しかしながら呼出信号を受信しているか否かの判
定が可能な端末網制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そして、上記第1の目的
を達成するために、本発明は、全波整流回路の交流入力
側に電話回線を接続する全波整流型接続手段と、全波整
流回路の直流出力側が所定の電圧を越える状態から低下
し再び所定の電圧を越える変化を検出する回線電圧検出
手段と、全波整流回路の直流出力側に対して交流入力側
が所定以上の電位差が有るか否かを検出する極性検出手
段と、前記回線電圧検出手段により電圧変化を検出した
時、その電圧変化検出前後の前記極性検出手段により
出する電位差が有りから無しあるいは無しから有りに変
化した時極性反転が生じたと検出する極反判定手段とを
備えたものである。
【0016】また、第2の目的を達成するために、回線
電圧検出手段をベル鳴動信号の周期を越える緩慢な電圧
変化のみ検出するようにし、回線電圧検出手段が電圧変
化を検出しないで極性検出手段から出力される電圧極性
の変化を検出した時のみベル鳴動信号を検出したと判定
する極性判定利用型呼出信号検出手段を備えたものであ
る。
【0017】
【作用】本発明の端末網制御装置は、全波整流型接続手
段の直流側の回線電圧が0Vになり再び48Vとなると
いった回線電圧の変化を回線電圧検出手段が検出した
時、極反判定手段が動作し極性検出手段により極性の変
化が生じたかを検出する。
【0018】また、緩慢な電圧の変化のみ検出する回線
電圧検出手段は、変化の速い呼出信号を受信した時には
反応しない。しかし、極性検出手段は呼出信号に反応す
るため、極性判定利用型呼出信号検出手段は極性検出手
段の出力のみ判定すればよい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図
1、図2、図3、図4にもとづいて説明する。
【0020】図1は、本発明の端末網制御装置の構成を
説明する図である。1は本発明の端末網制御装置で、電
話回線に接続する端子L1、L2を有し、ダイオードD
1からD4から成るブリッジ回路の交流側がL1、L2
に接続される全波整流接続手段2と、ブリッジ回路の直
流出力側A点の電圧変化を検出しB点に出力する回線電
圧検出手段4と、ブリッジ回路の直流出力側を基準とし
てブリッジ回路の交流入力側C点の電位を比較しD点に
出力する極性検出手段3と、回線電圧検出手段4と極性
検出手段3より極性反転があったか電話回線の切断ある
いは瞬断により電話回線の電圧が変化しただけなのかを
判定する極反判定手段5で構成される。図2は、回線電
圧検出手段4の概念を示すための回路の一例であり、A
点の電位が所定より高い時ダイオードZD1がオンにな
りB点の電位が上がるように構成されている。抵抗R
1、R2は電話回線の直流ループ回路を閉結、半閉結さ
せない十分な高抵抗を有するものとする。図3は、極性
検出手段3の概念を示すための回路の一例であり、回線
との絶縁をするためのダイオードD5と、C点の電位が
高い場合トランジスタTR1をオンになるように構成し
たものであり、トランジスタTR1がオンの時、D点の
出力がLレベルで出力される。但しR3、R4、R5は
電話回線の直流ループ回路を閉結、半閉結させない十分
な高抵抗を有するものとする。そして、極反判定手段5
はマイコン等で実現するものとする。
【0021】この第1の実施例の動作について、図4を
用いて説明する。図4は、極性反転が生じた時における
A、B、C、Dの各点の信号波形を示す図である。極性
反転前のL1、L2はL1を基準にL2が−48Vであ
るとする。従って、L2の電位は端末網制御装置のグラ
ンド電位とほぼ等しくC点は、48Vとなっている。従
って、極性検出手段3はTR1がオン状態となっており
D点にはLレベルが出力されている状態である。また、
極反判定手段5は、この時のD点のレベル状態Eを記憶
しておくものとする。さて、電話回線のL1、L2の極
性が反転するとA点には全波整流型接続手段2を介する
ためパルス状の信号が現れる。また、C点は0Vへ変化
する。従って、回線電圧検出手段4はB点にパルス状の
信号を出力し、極性検出手段3はTR1がオフとなるた
めHレベルへと変化する。極反判定手段5は、B点の信
号のパルス状の立ち上がりを検出すると、D点をチェッ
クする。D点と極反判定手段5が記憶しているレベルの
状態(EとF)が異なる場合、極性反転があったものと
判断する。電話回線が瞬断された場合回線電圧検出手段
はB点にパルス状の信号を出力するが、D点のレベルは
極反判定手段5が記憶している状態と変化しないため、
極反判定手段5は極性反転とは判断しない。電話回線が
切断された場合は、回線電圧検出手段4の出力がLレベ
ルになったままHレベルにならないため、この場合も極
性反転と判断しない。
【0022】次に本発明の第2の実施例について、図
5、図6、図7にもとづいて説明する。
【0023】図5は、第2の実施例を説明するための端
末網制御装置1の構成を説明する図である。第1の実施
例に極性判定利用型呼出信号検出手段6を付加した以外
は同じ構成となっている。この極性判定利用型呼出信号
検出手段6は、極反検出手段5と同様にマイコン等で実
現するものとする。図6は、回線電圧検出手段4に遅延
回路7を設けたものである。この遅延回路7は、16H
z の呼出信号の周期62.5ms程度でA点の信号が繰り
返し48Vになった場合コンデンサC1に充電された電
圧が放電されずB点の電位は常にHレベルなるようにし
たものである。また、ノーリンギング通信の場合は、こ
の呼出信号の周期より長い時間で極性変化が生じるため
ノーリンギング通信の極性反転に対してはB点の電位が
変化するように設定されているものとする。
【0024】この第2の実施例の動作について図7を用
いて説明する。図7は、呼出信号を受信した時における
A、B、C、Dの各点の信号波形を示す図である。第1
の実施例と同様呼出信号受信前のL1、L2はL1を基
準にL2が−48Vであるとする。従って、L2の電位
は端末網制御装置のグランド電位とほぼ等しくC点は、
48Vとなっている。従って、極性検出手段3はTR1
がオン状態となっておりD点にはLレベルが出力されて
いる状態である。また、極反判定手段5は、この時のD
点のレベルの状態を記憶しておくものとする。さて、呼
出信号を受信するとA点には全波整流型接続手段2を介
するため75V交流信号が全波整流された形の信号が現
れる。また、C点には75V交流信号と同等の波形が出
力される。さて、回線電圧検出手段4は、遅延回路7が
存在するためB点にはパルス状の信号は出力しない。極
性検出手段3はTR1が呼出信号に応じてオンオフする
ためD点にHレベルとLレベル信号を交互に出力する。
極反判定手段5は、B点の信号が変化しないため極性変
化とはみなさない。本発明の端末網制御装置1が発信す
る前に呼出信号を受信しているか否かをチェックする場
合、極性判定利用型呼出信号検出手段6を利用する。極
性判定利用型呼出信号検出手段6は、D点の信号変化の
みを検出して判定する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の端末網制御装置に
よれば、次のような効果が得られる。 (1)回線との絶縁が不要で且つ回路が簡単で回線の瞬
断や回線電圧が変化しただけでは極性反転とみなさず、
誤動作の無い端末網制御装置の提供が可能である。 (2)呼出信号を極性反転とみなさず、呼出信号を極性
反転と区別して受信判定ができるためマイコンのソフト
ウェアが簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における端末網制御装置
のブロック構成図
【図2】同装置の電圧変化検出手段の回路例を示す図
【図3】同装置の極性検出手段の回路例を示す図
【図4】同装置の動作を説明する図
【図5】本発明の第2の実施例における端末網制御装置
のブロック構成図
【図6】同装置の電圧変化検出手段の回路例を示す図
【図7】同装置の動作を説明する図
【図8】従来の呼出信号検出の回路例を示す図
【符号の説明】
1 端末網制御装置 2 全波整流型接続手段 3 極性検出手段 4 回線電圧検出手段 5 極反判定手段 6 極性判定利用型呼出信号検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全波整流回路の交流入力側に電話回線を接
    続する全波整流型接続手段と、前記全波整流回路の直流
    出力側が所定の電圧を越える状態から低下し再び所定の
    電圧を越える変化を検出する回線電圧検出手段と、前記
    全波整流回路の直流出力側に対して交流入力側が所定以
    上の電位差が有るか否かを検出する極性検出手段と、前
    記回線電圧検出手段により電圧変化を検出した時、その
    電圧変化検出前後の前記極性検出手段により検出する電
    位差が有りから無しあるいは無しから有りに変化した時
    極性反転が生じたと検出する極反判定手段とを備えた端
    末網制御装置。
  2. 【請求項2】ベル鳴動信号の周期を越える緩慢な電圧変
    化のみ検出する回線電圧検出手段と、前記回線電圧検出
    手段が電圧変化を検出しないで極性検出手段から出力さ
    れる電圧極性の変化を検出した時のみベル鳴動信号を検
    出したと判定する極性判定利用型呼出信号検出手段を備
    えた請求項1記載の端末網制御装置。
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