JPH0740466U - 詰め替え容器 - Google Patents
詰め替え容器Info
- Publication number
- JPH0740466U JPH0740466U JP7317793U JP7317793U JPH0740466U JP H0740466 U JPH0740466 U JP H0740466U JP 7317793 U JP7317793 U JP 7317793U JP 7317793 U JP7317793 U JP 7317793U JP H0740466 U JPH0740466 U JP H0740466U
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- container
- refill
- opening
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- refill container
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造単純及び詰め替え操作容易で、詰め替え
時に内容物が周辺に洩れ出ることがない詰め替え容器を
提供すること。 【構成】 詰め替え容器10において、注出口部11
が、その内径側に本容器20の開口部21を受入れ可能
とし、本容器20の開口部21に設けたおねじ21Aと
螺合するめねじ11Bを備えるとともに、本容器20の
開口部エッジ21Bと衝合するコンタクトリング11C
を備えてなるもの。
時に内容物が周辺に洩れ出ることがない詰め替え容器を
提供すること。 【構成】 詰め替え容器10において、注出口部11
が、その内径側に本容器20の開口部21を受入れ可能
とし、本容器20の開口部21に設けたおねじ21Aと
螺合するめねじ11Bを備えるとともに、本容器20の
開口部エッジ21Bと衝合するコンタクトリング11C
を備えてなるもの。
Description
【0001】
本考案は、本容器に液体や粉体の内容物を詰め替え可能とする詰め替え容器に 関する。
【0002】
従来の詰め替え容器1は、図7に示す如く、本容器2の開口部2Aに挿入する 注出口部1Aを備え、注出口部1Aを本容器2の開口部2Aに挿入した状態で、 詰め替え容器1の内容物を本容器2に向けて注出可能としている。1Bは注出口 部1Aのキャップである。
【0003】
然しながら、図7の従来技術では、詰め替え容器1の注出口部1Aを本容器2 の開口部2Aへ挿入する際に、詰め替え容器1の内容液が本容器2の開口部2A の外周辺にこぼれ、汚してしまう。
【0004】 尚、実開昭60-65235号公報には、詰め替え容器ではないが、第2の容器(詰め 替え容器相当)から第1の容器(本容器相当)に内容物を注出可能とする複合容 器が開示されている。この複合容器では、第2の容器の注出口部を蓋にて封止し たまま、第2の容器の注出口部を第1の容器の開口部に嵌合し、この嵌合状態下 で第2の容器の蓋を開くようにしたものである。従って、第1の容器と第2の容 器とは、蓋によって封止されている第2の容器を当初から逆さ向きにして第1の 容器に嵌合することができ、その嵌合過程で空の第1の容器を逆さ向きとする必 要がない。このため、第1の容器を本容器として用い、第2の容器を詰め替え容 器として用いるとき、空の第1の容器内の残存内容物が「逆さ向き」に起因して 周辺に洩れ出る如くがない。
【0005】 ところが、実開昭60-65235号公報の複合容器は、第2の容器に蓋を設けたり、 この蓋を開く手段を備える必要があるため、構造複雑、かつ操作困難である。
【0006】 本考案は、構造単純及び詰め替え操作容易で、詰め替え時に内容物が周辺に洩 れ出ることがない詰め替え容器を提供することを目的とする。
【0007】
請求項1に記載の本考案は、本容器の開口部と接合する注出口部を備え、詰め 替え内容物を本容器に注出可能とする詰め替え容器において、注出口部が、その 内径側に本容器の開口部を受入れ可能とし、本容器の開口部に設けたおねじと螺 合するめねじを備えるとともに、本容器の開口部エッジと衝合するコンタクトリ ングを備えてなるようにしたものである。
【0008】 請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の本考案において更に、前記注出 口部が、本容器の開口部内面と重合するインナーリングを備えてなるようにした ものである。
【0009】
請求項1に記載の本考案によれば下記〜の作用がある。 詰め替え手順は、(1) 空の本容器を逆さ向きとし、その開口部を詰め替え容 器の注出口部の内径側に挿入し、そのおねじを詰め替え容器の注出口部のめねじ に螺合し、その開口部エッジを詰め替え容器の注出口部のコンタクトリングに衝 合させ、両容器を外部に対して密封状をなすように接合する(図4(A))。そ して、(2) 詰め替え容器と本容器とを上記(1) の接合状態のまま全体反転(180 度回転)して放置すると(図4(B))、詰め替え容器の内容物が本容器に自然 に流下して、詰め替え終了となる(図4(C))。
【0010】 上記(1) の空の本容器を逆さ向きにして詰め替え容器に接合する過程では、 本容器の開口部が詰め替え容器の注出口部の内径側に受入れられるので、空の本 容器の残存内容物は全て詰め替え容器内に流れ落ち、周辺に洩れ出ることがない 。
【0011】 上記(2) の詰め替え容器から本容器への内容物の詰め替え過程では、詰め替 え容器の注出口部と本容器の開口部とが螺合され、かつコンタクトリングと開口 部エッジとの衝合により封着される結果、詰め替え内容物が両容器の接合部から 周辺に洩れ出ることがない。
【0012】 詰め替え容器と本容器は、それらのめねじとおねじを螺合されて接合された 後、それらの接合状態下で全体反転せしめられることにて、詰め替え終了となり 、構造単純及び詰め替え操作容易である。
【0013】 請求項2に記載の本考案によれば下記の作用がある。 詰め替え容器の注出口部がインナーリングを備えることにより、詰め替え容 器と本容器との接合時に、詰め替え容器のインナーリングが本容器の開口部内面 に重合する結果、詰め替え容器と本容器とをがたなく嵌合でき、より確実に密封 接合できる。
【0014】
図1は第1実施例の詰め替え容器を示す模式図、図2は詰め替え容器の成形過 程を示す模式図、図3は本容器の一例を示す模式図、図4は第1実施例における 詰め替え工程を示す模式図、図5は第2実施例の詰め替え容器の成形過程を示す 模式図、図6は第2実施例における詰め替え工程を示す模式図である。
【0015】 (第1実施例)(図1〜図4) 詰め替え容器10は、例えばプラスチックからなり、図1に示す如く、注出口 部11の外径部におねじ11Aを備え、この注出口部11のおねじ11Aにキャ ップ13のめねじ13Aを螺合可能とし、液体、粉体等の詰め替え内容物を収容 可能としている。尚、詰め替え容器10は、例えば図2の(A)、(B)に示す 如くの2工程からなるインジェクションブロー成形にて製造される。
【0016】 本容器20は、例えばプラスチックからなり、図3に示す如く、開口部21の 外径部におねじ21Aを備え、この開口部21のおねじ21Aにノズル23のめ ねじ23Aを螺合可能とし、液体、粉体等の内容物を収容し、これをノズル23 から吐出可能としている。
【0017】 このとき、詰め替え容器10にあっては、注出口部11が、図1(C)に示す 如く、その内径側に本容器20の開口部21を受入れ可能とし、本容器20の開 口部21に設けたおねじ21Aと螺合するめねじ11Bを備えるとともに、本容 器20の開口部エッジ(端面)21Bと衝合するコンタクトリング11Cを備え る。
【0018】 然るに、本容器20の内容物が使い果たされたとき、空の本容器20は詰め替 え容器10内の詰め替え内容物を下記(1) 、(2) の詰め替え手順により詰め替え られる。
【0019】 (1) 空の本容器20を逆さ向きとし、その開口部21を詰め替え容器10の注 出口部11の内径側に挿入し、そのおねじ21Aを詰め替え容器10の注出口部 11のめねじ11Bに螺合し、その開口部エッジ21Bを詰め替え容器10の注 出口部11のコンタクトリング11Cに衝合させ、両容器10、20を外部に対 して密封状をなすように接合する(図4(A))。
【0020】 (2) 詰め替え容器10と本容器20とを上記(1) の接合状態のまま全体反転( 180 度回転)して放置すると(図4(B))、詰め替え容器10の内容物が本容 器20に自然に流下して、詰め替え終了となる(図4(C))。
【0021】 従って、本実施例によれば、下記〜の作用がある。 上記(1) の空の本容器20を逆さ向きにして詰め替え容器10に接合する過 程では、本容器20の開口部21が詰め替え容器10の注出口部11の内径側に 受入れられるので、空の本容器20の残存内容物は全て詰め替え容器10内に流 れ落ち、周辺に洩れ出ることがない。
【0022】 上記(2) の詰め替え容器10から本容器20への内容物の詰め替え過程では 、詰め替え容器10の注出口部11と本容器20の開口部21とが螺合され、か つコンタクトリング11Cと開口部エッジ21Bとの衝合により封着される結果 、詰め替え内容物が両容器10、20の接合部から周辺に洩れ出ることがない。
【0023】 詰め替え容器10と本容器20は、それらのめねじ11Bとおねじ21Aを 螺合されて接合された後、それらの接合状態下で全体反転せしめられることにて 、詰め替え終了となり、構造単純及び詰め替え操作容易である。
【0024】 (第2実施例)(図5、図6) 詰め替え容器30が、前記詰め替え容器10と異なる点は、注出口部11に、 図5、図6に示す如く、本容器20の開口部21の内面と摺接可能に重合するイ ンナーリング11Dを付加したことにある。
【0025】 この詰め替え容器30によれば、図6に示す如く、詰め替え容器30と本容器 20との接合時に、詰め替え容器30のインナーリング11Dが本容器20の開 口部21の内面と重合する結果、詰め替え容器30と本容器20とをがたなく嵌 合でき、より確実に密封接合できる。
【0026】 以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの 実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等 があっても本考案に含まれる。例えば、詰め替え容器10、30が、その容器本 体部を軟質プラスチック製袋、軟質プラスチック製自立袋等にて構成され、この 容器本体部に硬質プラスチックからなる注出口部を備えるものであっても良い。
【0027】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、構造単純及び詰め替え操作容易で、詰め替え時 に内容物が周辺に洩れ出ることがない詰め替え容器を得ることができる。
【図1】図1は第1実施例の詰め替え容器を示す模式図
である。
である。
【図2】図2は詰め替え容器の成形過程を示す模式図で
ある。
ある。
【図3】図3は本容器の一例を示す模式図である。
【図4】図4は第1実施例における詰め替え工程を示す
模式図である。
模式図である。
【図5】図5は第2実施例の詰め替え容器の成形過程を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図6】図6は第2実施例における詰め替え工程を示す
模式図である。
模式図である。
【図7】図7は従来例を示す模式図である。
10、30 詰め替え容器 11 注出口部 11B めねじ 11C コンタクトリング 11D インナーリング 20 本容器 21A おねじ
Claims (2)
- 【請求項1】 本容器の開口部と接合する注出口部を備
え、詰め替え内容物を本容器に注出可能とする詰め替え
容器において、 注出口部が、その内径側に本容器の開口部を受入れ可能
とし、本容器の開口部に設けたおねじと螺合するめねじ
を備えるとともに、本容器の開口部エッジと衝合するコ
ンタクトリングを備えてなることを特徴とする詰め替え
容器。 - 【請求項2】 前記注出口部が、本容器の開口部内面と
重合するインナーリングを備えてなる請求項1記載の詰
め替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317793U JPH0740466U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 詰め替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317793U JPH0740466U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 詰め替え容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740466U true JPH0740466U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=13510604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7317793U Withdrawn JPH0740466U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 詰め替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740466U (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000313421A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え用ボトル |
JP2000313422A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 被詰め替え用容器体との連結構造を備えた詰め替え用ボトル |
JP2002347789A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-04 | Kao Corp | 可撓袋 |
JP2006089133A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-04-06 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 詰め替え容器用スパウトおよび詰め替え容器 |
JP2013107692A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Toppan Printing Co Ltd | 口栓 |
JP2018065607A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社江商 | 詰め替え液体用容器 |
JP2018065608A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社江商 | 詰め替え液体用容器連結構造および詰め替え液体用容器 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP7317793U patent/JPH0740466U/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018065608A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社江商 | 詰め替え液体用容器連結構造および詰め替え液体用容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |