JPH0739201A - トラクタの油圧ケース - Google Patents

トラクタの油圧ケース

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JPH0739201A
JPH0739201A JP19349093A JP19349093A JPH0739201A JP H0739201 A JPH0739201 A JP H0739201A JP 19349093 A JP19349093 A JP 19349093A JP 19349093 A JP19349093 A JP 19349093A JP H0739201 A JPH0739201 A JP H0739201A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
hydraulic
lift
case
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP19349093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Watabe
勉 渡部
Kunihiko Iegi
邦彦 家木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0739201A publication Critical patent/JPH0739201A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタの油圧リフトシリンダ4を内装する油
圧ケース3の共用化を図る。 【構成】油圧ケース3の左右外側部に、メインリフトコ
ントロールバルブ5とサブコントロールバルブ6とを取
付け、上側部には、水平制御切替バルブ9及びチェック
バルブ10を取付け、前側部には、スローリターンチェ
ックバルブ11、セフティリリーフバルブ12、及び分
流バルブ13を各々配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの油圧ケー
スに関し、リフトアームを昇降するためのコントロール
バルブや、作業機の水平制御を行うためのコントロール
バルブ等、これらの油圧制御弁の機構を、ミッションケ
ース上部に構成する油圧ケースの回りに取付けることに
よって、油圧ケース及び油圧回路を簡潔化するものであ
る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタの油圧ケースは、ミッションケース上部の開口部に
着脱自在に取付けられるが、油圧リフトシリンダの操作
を行う油圧回路のコントロールバルブがメカニカル的な
形態であるか、電子的な形態であるかによって、これら
仕様に応じた油圧ケースを用意したものである。従っ
て、コスト高となり易い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、アーム軸1
の回りに上下回動のリフトアーム2を支持した油圧ケー
ス3内に油圧リフトシリンダ4を有し、この油圧ケース
3の左右外側部には、該油圧リフトシリンダ4伸縮用の
メインリフトコントロールバルブ5と外部油圧用のサブ
コントロールバルブ6を取付け、油圧ケース3の上側部
には、水平制御シリンダ7により作業機8の左右水平姿
勢を制御する水平制御切替バルブ9及び水平制御シリン
ダ7用のチェックバルブ10を取付け、油圧ケース3の
前側部には、該油圧リフトシリンダ4によるリフトアー
ム2の下降を制御するスローリターンチェックバルブ1
1、セフティリリーフバルブ12、及び水平制御用の分
流バルブ13を設けてなるトラクタの油圧ケースの構成
とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】油圧ポンプの駆動によって油
圧リフトシリンダ4及び水平制御シリンダ7の油圧回路
へ油圧が送られる。外部作業機を連結しているときは、
サブコントロールバルブ6を操作することによって、こ
の外部作業機の昇降、作動等の操作を行わせることがで
きる。
【0005】リフトアーム2を上下動させて作業機8を
昇降制御するときは、メインリフトコントロールバルブ
5を操作することによって、油圧リフトシリンダ4を作
動させてアーム軸1及びリフトアーム2を回動し、作業
機8が昇降される。この油圧リフトシリンダ4の油圧回
路には、スローリターンチェックバルブ11やセフティ
リリーフバルブ12等があって、リフトアーム2の下降
速度を遅くしたり、温度の油圧力に対してはセフティリ
リーフバルブ12で圧力吸収できる。
【0006】又、作業機8の左右水平姿勢の制御を行う
ときは、分流バルブ13から供給される油圧によって水
平制御シリンダ7が伸縮される。車体の左右傾斜を検出
する水平センサによって水平制御切替バルブ9が作動さ
れて、チェックバルブ10を介して水平制御シリンダ7
に油圧の給排が行われる。このようなリフトアーム2の
昇降回動制御や、水平制御シリンダ7の制御作動を行う
各バルフは、油圧リフトシリンダ4を内装する油圧ケー
ス3の外部に配設された状態にあるため、トラクタの仕
様によって各バルブの数や形態が異なる場合でも、所定
の位置に着脱すればよく、油圧ケースの共用化を図り、
コストダウンすることができ、これら各バルブ等を接近
させて配置し油圧回路の構成を簡潔化できる。
【0007】
【実施例】トラクタ車体14は、ステアリングハンドル
15によって操向自在の前車輪16、ミッションケース
17の左右両側のリヤアクスルハウジングに軸装する後
車輪18、左右フェンダー19間の操縦席20、及び前
部のボンネット21下のエンジン等を有し、このエンジ
ンの駆動によって四輪駆動走行形態の構成とする。
【0008】車体14の後部には動力取出軸22を連動
し、左右のロアリンク23とトップリンク24との後端
に、ロータリ耕耘爪25を有した耕耘作業機8を連結し
て、耕耘作業を行うことができる。26は均平板で、耕
深制御を行うときはこの均平板26の上下回動によって
耕深を検出できる。前記ミッションケース17の上側部
には油圧ケース3が着脱可能に取付けられる。この油圧
ケース3の内部には油圧リフトシリンダ4が設けられ、
後部を横方向に亘って軸支されたアーム軸1との間を、
ピストンロッド27で連動して、この油圧リフトシリン
ダ4の伸縮によってリフトアーム2が昇降回動される。
このリフトアーム2は左右一対に突設され、左右一側の
リフトアーム2とロアリンク23との間は一定長さのリ
フトロッド28で連結しているのに対して、他側のリフ
トアーム2とロアリンク23との間を連結するリフトロ
ッドには油圧力で伸縮される水平制御シリンダ7が設け
られ、この水平制御シリンダ7の伸縮によって一側のロ
アリンク23に対して他側のロアリンク23が上下動さ
れて、作業機8を車体14に対して左右へローリングさ
せて、車体14の傾斜に拘らず作業機8を左右水平状の
姿勢に維持制御できる。
【0009】油圧回路29,30は、エンジンによって
駆動される油圧ポンプP1,P2によって、ミッション
ケース17内をタンクポートTとして潤滑油を用いて油
圧供給する。油圧回路29には、メインリリーフバルブ
31、前記外部取付の作業機を操作しうる作業機シリン
ダ32を制御するサブコントロールバルブ6、分流バル
ブ13を介して、水平制御切替バルブ9、及びパイロッ
トチェックバルブ10を経て伸縮される水平制御シリン
ダ7等を有し、更に、手動操作によるメカニカルのメイ
ンコントロールバルブ33、スローリターンチェックバ
ルブ11、及びセフティリリーフバルブ12等を経て油
圧リフトシリンダ4を設けている。
【0010】作業機シリンダ32は、サブコントロール
バルブ6の操作によって作動されるが、ロアリンク23
に連結される作業機8は該メインコントロールバルブ3
3の操作によって昇降される。このとき作業機8を下降
されると、これに伴ってスローリターンチェックバルブ
11によって下降速度が規制されて、接地衝撃を小さく
する。
【0011】又、水平制御シリンダ7は、水平センサの
傾斜検出によって出力され、車体14が左右に傾斜する
と耕耘作業機8を左右ほゞ水平状に維持制御するもの
で、片側のロアリンク23の上下回動によって作業機8
の片側を上下動して傾斜姿勢を左右水平状に制御する。
前記メカニカルのメインコントロールバルブ33は、こ
れに代えて電子的のメインコントロールバルブ5を連結
して、マイクロコンピュータを有するコントローラから
の出力によって出力制御することができる。このメイン
コントロールバルブ5を装着するときは、油圧ケース3
の外側面に取付けて油圧回路29に連結する。
【0012】しかしながら、メカニカルのメインコント
ロールバルブ33を用いる仕用では、前記水平制御シリ
ンダ7を設けない構成とすることがあり、従って、水平
制御切替バルブ9や分流バルブ13等も不要であるか
ら、このメカニカルのメインリフトコントロールバルブ
33を、該水平制御切替バルブ9の位置に取付けるもよ
い。
【0013】なお、図6において、電子的メインコント
ロールバルブ5は、昇降レバー44の操作角を検出する
ポテンショメータによって、上げ下げ比例ソレノイドバ
ルブ45,46を作動して、油圧リフトシリンダ4を昇
降作動できる。47はアンロードバルブ、48,49は
パイロットバルブ、50,51はチェックバルブ、52
は絞りである。Cはシリンダポートである。
【0014】なお、他の油圧回路30には、油圧ポンプ
P2を有し、パワステアリング34、減圧バルブ35を
介して、走行リバーサの油圧クラッチ36を切替える電
子リバーサバルブ37、動力取出軸22の油圧クラッチ
38を入り切りするPTOクラッチ制御バルブ39、フ
ルタイム四WDの油圧クラッチ40を入り切りする四W
Dクラッチ制御バルブ41、及び、メインチエンジシフ
タ42を電子的に切替えるメインチエンジバルブ43等
を設ける。
【0015】図7〜図10において、上例と異なる点
は、昇降レバー44による作業機8の上げ高さH1調整
と、トラクタが後退するときに作業機8を自動的に上昇
させるバックアップ時の上げ高さH2調整とを独立して
調整可能とし、バックアップ時の上限調整位置H2を昇
降レバー44での上げ高さH1以下に規制したことを特
徴とする。これによって、操作性が向上し、バツクアッ
プ時は、昇降レバー44による上げ高さH1以上には上
昇しないため、誤って、トラクタ部分や作業機8等を損
傷することがない。
【0016】電子的メインコントロールバルブ5を有す
る仕様のトラクタでは、昇降レバー44に、この回動操
作角を検出するポテンショメータ53を有し、フェンダ
ー19の操作パネル54には、前記上げ位置H1(上
限)調整設定器55と、バックアップ高さH2調整設定
器56とを独立に調整自在に設け、リフトアーム2のア
ーム軸1の回動角を検出するリフトアームセンサ57を
設け、又、ダッシュボード部には、前記リバーサの油圧
クラッチ36制御用のリバースバルブ37を操作するリ
ニアレバー58によって、この耕深操作位置でONされ
るバックアップスイッチ59等を設けている。
【0017】これら各種の検出センサやスイッチ等の入
力をコントローラCPUで受けて、前記メインリフトコ
ントロールバルブ5へ出力する構成としている。このと
き、前記上げ位置H1とバックアップ高さH2との関係
は、各設定器55,56によってH1≧H2の傾斜にな
るように設定する。なお、昇降レバー44の操作による
作業機の昇降、即ちポジション制御は、昇降レバー44
の角度をポテンショメータ53で読み取り、これによっ
てメインリフトコントロールバルブ5を出力して、リフ
トアーム2を昇降回動し、このリフトアーム2の回動を
リフトアームセンサ57が検出しながらフィードバック
して、このリフトアームセンサ57の検出値がポテンシ
ョメータ53からの入力値と一致したとき、メインリフ
トコントロールバルブ5を中立位置に切替えて、リフト
アーム2の昇降を停止する。
【0018】又、昇降レバー44で上げたときは、上げ
位置調整器55による上げ位置H1と、リフトアームセ
ンサ57の検出値とを比較して出力する。バックアップ
スイッチ59がONしたときは、バックアップ高さH2
とリフトアームセンサ57の検出値とを比較して出力す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ケースの平面図。
【図2】その右側面図。
【図3】その左側面図。
【図4】その正面図。
【図5】トラクタの側面図。
【図6】油圧回路図。
【図7】一部別実施例を示す制御ブロック図。
【図8】一部別実施例を示す制御ブロック図。
【図9】リフトアーム部の側面図。
【図10】操作パネル部の平面図。
【符号の説明】
1 アーム軸 2 リフトアーム 3 油圧ケース 4 リフトシリンダ 5 メインリフトコントロールバルブ 6 サブコントロールバルブ 7 シリンダ 8 作業機 9 切替バルブ 10 チェックバルブ 11 スローリターンチェックバルブ 12 セフティリリーフバルブ 13 分流バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム軸1の回りに上下回動のリフトア
    ーム2を支持した油圧ケース3内に油圧リフトシリンダ
    4を有し、この油圧ケース3の左右外側部には、該油圧
    リフトシリンダ4伸縮用のメインリフトコントロールバ
    ルブ5と外部油圧用のサブコントロールバルブ6を取付
    け、油圧ケース3の上側部には、水平制御シリンダ7に
    より作業機8の左右水平姿勢を制御する水平制御切替バ
    ルブ9及び水平制御シリンダ7用のチェックバルブ10
    を取付け、油圧ケース3の前側部には、該油圧リフトシ
    リンダ4によるリフトアーム2の下降を制御するスロー
    リターンチェックバルブ11、セフティリリーフバルブ
    12、及び水平制御用の分流バルブ13を設けてなるト
    ラクタの油圧ケース。
JP19349093A 1993-08-04 1993-08-04 トラクタの油圧ケース Pending JPH0739201A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148653A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタ
JP2012200161A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 移動農機
JP2014155468A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Iseki & Co Ltd 作業車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148653A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタ
JP2012200161A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 移動農機
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