JPH073855B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH073855B2
JPH073855B2 JP60166439A JP16643985A JPH073855B2 JP H073855 B2 JPH073855 B2 JP H073855B2 JP 60166439 A JP60166439 A JP 60166439A JP 16643985 A JP16643985 A JP 16643985A JP H073855 B2 JPH073855 B2 JP H073855B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 絶縁破壊接続方式のPROMの形成方法であつて、ドレイン
およびソース領域の一方の領域のみ窓開けして、導電性
膜およびブレークダウン用絶縁膜を形成し、次いで、ド
レインおよびソース領域の他方の領域を窓開きする。そ
うすると、良好なオーミック接続が得られる。
[産業上の利用分野] 本発明は半導体装置の製造方法のうち、特に、PROMの形
成方法に関する。
マイクロコンピュータなどの出現より、プログラム用の
固定メモリとして各種のROM(Read Only Memory)が汎
用されており、そのようなROMの中で、需要者が自由に
プログラムを作成できるPROM(Programmable ROM)が知
られており、それには、例えば、予め形成しておいたフ
ューズを溶断するフューズ切断方式や、初めに形成して
おいた絶縁膜を破壊する絶縁破壊接続方式等があり、そ
れによつてプログラムが可能になるROMである。
このようなPROMにおいて、そのプログラム部分を含む形
成方法は、高品質が維持されて、且つ、形成工程の簡単
なことが望ましい。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 第2図は絶縁破壊接続方式のPROMの断面図を示してお
り、1はp型シリコン基板,2はフィールド絶縁膜,3はド
レイン領域,4はソース領域,5はゲート電極,6は燐シリケ
ートガラス(PSG)膜,7はドレイン電極,8はソース電極,
9はゲート電極であるが、ドレイン電極7は導電性多結
晶シリコン膜71と、膜厚百数十Åの二酸化シリコン(Si
O2)膜72と、アルミニウム膜73とを積層した電極で、最
初、このドレイン電極はSiO2膜72で絶縁されているが、
プログラム時にこのドレイン電極7に20ボルト程度の電
圧を印加すると、絶縁膜が破壊されて導電性となり、か
くして、‘0'または‘1'に対応させることができるROM
である。
ところで、このような構造に形成するために、従前は第
3図(a)〜(c)の形成工程順断面図に示すような方
法で形成していた。即ち、第3図(a)に示すように、
p型シリコン基板1にフィールド絶縁膜2,ゲート絶縁膜
およびゲート電極5を形成して、薄いSiO2膜10を生成し
た後、n型不純物イオンを注入してドレイン領域3およ
びソース領域4を形成し、更に、全面にPSG膜6を被着
し、次に、これをエッチングして、ドレイン領域とソー
ス領域にコンタクト窓11を形成する。
次いで、第3図(b)に示すように、コンタクト窓11を
含む全面に導電性多結晶シリコン膜71を被着し、次い
で、同図(c)に示すように、この導電性多結晶シリコ
ン膜71をパターンニングして、ドレイン領域のコンタク
ト窓にのみ導電性多結晶シリコン膜を残存させる。
しかる後、導電性多結晶シリコン膜71を表面酸化して、
SiO2膜72(ブレークダウン用絶縁膜)を生成し、次い
で、ドレイン領域のみに選択的に酸化膜を残し、ソース
領域の電極コンタクト窓部からは除去し、更に、アルミ
ニウム膜を被着しパターンニングして、第2図に示すよ
うな断面に完成させる。
しかし、この形成方法において、上記の第3図(c)に
示す工程で導電性多結晶シリコン膜71をパターンニング
する際、導電性多結晶シリコン膜のエッチング剤によつ
て、コンタクト窓内のソース領域4がエッチングされる
と云う問題がある。そのように、ソース領域がエッチン
グされると、コンタクト抵抗が大きくなり、甚だしい場
合は、オーミックな接続が得られなくなる。
従つて、最近では、第4図(a)〜(f)の形成工程順
断面図に示すような形成方法によつて作成されている。
その形成方法を説明すると、まず、同図(a)に示すよ
うに、p型シリコン基板1にフィールド絶縁膜2,ゲート
絶縁膜およびゲート電極5を形成して、薄いSiO2膜10を
生成した後、n型不純物イオンを注入してドレイン領域
3およびソース領域4を形成し、更に、全面にPSG膜6
を被着し、次に、これをエッチングして、ドレイン領域
とソース領域にコンタクト窓11を形成する。この工程は
第3図(a)と同様で、既に公知の製法である。
次いで、第4図(b)に示すように、熱酸化してコンタ
クト窓11にSiO2膜12,12′を生成する。次いで、同図
(c)に示すように、ドレイン領域上のコンタクト窓の
SiO2膜12′を除去する。
次いで、第4図(d)に示すように、全面に導電性多結
晶シリコン膜71を被着し、次いで、同図(e)に示すよ
うに、フォトプロセスを用いて、導電性多結晶シリコン
膜を残存させ、その導電性多結晶シリコン膜71をパター
ンニングして、ドレイン領域のコンタクト窓にのみ導電
性多結晶シリコン膜71を表面酸化して、SiO2膜72(ブレ
ークダウン用絶縁膜)を生成する。
次いで、第4図(f)に示すように、再びフォトプロセ
スを用いて、ソース領域上のコンタクト窓12のSiO2膜12
を除去する。しかる後、アルミニウム膜を被着しパター
ンニングして、第2図に示すような断面に完成させる。
ところが、このような形成方法は、その工程が第3図で
説明した形成工程に比べて大変長くなり、例えば、フォ
トプロセスを適用する工程は3回から4回に増加して、
これはPROMの品質上からも決して好ましいものではな
い。
本発明は、上記の形成方法に代わり、その欠点を除去し
た絶縁破壊接続方式のPROMの形成方法を提案するもので
ある。
[問題点を解決するための手段] その問題は、フィールド絶縁膜およびゲート電極を形成
し、更に、ドレインおよびソース領域を形成した後、全
面に絶縁膜を被着し、該絶縁膜をエッチングして、ドレ
インおよびソース領域の一方の領域にコンタクト窓を形
成する工程、次いで、導電性膜を被着し、パターンニン
グして、前記コンタクト窓に導電性膜を残存し、更に、
該導電性膜の表面にブレークダウン用絶縁膜を形成する
工程、次いで、前記絶縁膜をエッチングして、ドレイン
およびソース領域の他方の領域にコンタクト窓を形成す
る工程が含まれる半導体装置の製造方法によつて達成さ
れる。
[作用] 即ち、本発明は、PSG膜にドレイン領域とソース領域と
のコンタクト窓を同時に形成せず、例えば、ドレイン領
域上のコンタクト窓のみ窓開きして、例えば、導電性多
結晶シリコン膜とその上にSiO2膜からなるブレークダウ
ン用絶縁膜を形成する。その後、ソース領域上のコンタ
クト窓を窓開けして、電極を形成する。
そうすれば、ソース領域がエッチングされることなく、
且つ、形成工程が短かくなる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例によつて詳細に説明する。
第1図(a)〜(e)は本発明にかかる形成工程順断面
図を示している。まず、第1図(a)に示すように、p
型シリコン基板1にフィールド絶縁膜2,ゲート絶縁膜お
よびゲート電極5を形成して、薄い膜厚1000Å程度のSi
O2膜10を生成した後、n型不純物イオンを注入してドレ
イン領域3およびソース領域4を形成し、更に、全面に
PSG膜6を被着し、次に、このPSG膜をパターンニングし
エッチングして、ドレイン領域のみにコンタクト窓13を
形成する。
次いで、第1図(b)に示すように、コンタクト窓13を
含む全面に膜厚2000Å程度の導電性多結晶シリコン膜71
を被着する。次いで、同図(c)に示すように、導電性
多結晶シリコン膜71をパターンニングして、ドレイン領
域のコンタクト窓にのみ導電性多結晶シリコン膜を残
し、更に、その導電性多結晶シリコン膜71を800〜900℃
で低温酸化して、膜厚百数十Å位のSiO2膜72(ブレーク
ダウン用絶縁膜)を生成する。
次いで、第1図(d)に示すように、再びPSG膜にパタ
ーンニングしエッチングして、ソース領域にコンタクト
窓14を形成する。しかる後、同図(e)に示すように、
アルミニウム膜を被着しパターンニングして、ドレイン
電極7およびソース電極8を形成する。
このように形成すれば、第4図で説明した形成方法より
も工程が短縮され、且つ、第3図で説明した形成方法の
ようなソース領域がエッチングされる問題はなくなる。
尚、第1図(e)には第2図に示すゲート電極9は図示
せず、また、第3図および第4図で説明した形成工程に
もゲート電極9は説明していないが、ゲート電極9はソ
ース電極8と同時に形成されるもので、説明を簡潔する
ため省いたものである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば良好な
オーミックコンタクトが得られて、且つ、工程が短縮さ
れ、PROMの高品質化,コストダウンに顕著な効果のある
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明にかかる形成工程順断面
図、第2図は絶縁破壊接続方式のPROMの断面図、第3図
(a)〜(c)および第4図(a)〜(f)は従来の形
成工程順断面図である。 図において、 1はp型シリコン基板、2はフィールド絶縁膜、3はド
レイン領域、4はソース領域、5はゲート電極、6はPS
G膜、7はドレイン電極、8はソース電極、71は導電性
多結晶シリコン膜、72はSiO2膜(ブレークダウン用絶縁
膜)、73はアルミニウム膜、10,12,12′はSiO2膜、11,1
3,14はコンタクト窓、を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィールド絶縁膜およびゲート電極を形成
    し、更に、ドレインおよびソース領域を形成した後、全
    面に絶縁膜を被着し、該絶縁膜をエッチングして、ドレ
    インおよびソース領域の一方の領域にコンタクト窓を形
    成する工程、 次いで、導電性膜を被着し、パターンニングして、前記
    コンタクト窓に導電性膜を残存し、更に、該導電性膜の
    表面にブレークダウン用絶縁膜を形成する工程、 次いで、前記絶縁膜をエッチングして、ドレインおよび
    ソース領域の他方の領域にコンタクト窓を形成する工程
    が含まれてなることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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JP3559580B2 (ja) * 1993-12-17 2004-09-02 財団法人国際科学振興財団 半導体装置
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