JPH0738287U - 樹脂製u字溝 - Google Patents

樹脂製u字溝

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JPH0738287U
JPH0738287U JP6982593U JP6982593U JPH0738287U JP H0738287 U JPH0738287 U JP H0738287U JP 6982593 U JP6982593 U JP 6982593U JP 6982593 U JP6982593 U JP 6982593U JP H0738287 U JPH0738287 U JP H0738287U
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JP
Japan
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shaped groove
resin
anchor
groove
ground
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Pending
Application number
JP6982593U
Other languages
English (en)
Inventor
清 斎藤
Original Assignee
鳥居化成株式会社
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Publication date
Application filed by 鳥居化成株式会社 filed Critical 鳥居化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 U字溝の施工用の敷設溝の溝幅を広くせず
に、浮上防止機能付を有する。 【構成】 合成樹脂製で断面U字状のU字溝本体12か
らなるU字溝10において、地中に固定するアンカー1
8と、該アンカー18とU字溝本体12とを連結する連
結材16とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浮上防止機能付き樹脂製U字溝に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から運搬や施工の容易さ、簡便さを図るためU字溝の軽量化を図った合成 樹脂製U字溝が知られている。しかしながら、樹脂製U字溝を埋設した場合、土 圧と浮力が作用してU字溝が浮き上がってしまうという課題があった。このU字 溝の下端に例えば幅方向へ延出したアングルや板等を用いた浮上防止板を取り付 けた樹脂製U字溝が知られている。このU字溝を用いると、U字溝を埋設する際 浮上防止板の上に土砂が載せられるため、その土砂の重量でU字溝全体の浮き上 がりの防止が図られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の浮上防止板では、アングルや板等が剛性を有する材料で あったため取扱、運送の際に邪魔なにってしいた。また、U字溝を施工する際に 掘る地面の敷設溝も、U字溝の幅にさらに両幅方向に延出する浮上防止板の長さ を加えた幅の溝を掘ることが必要となり、従来の2倍以上の幅の敷設溝を掘るこ ととなり、工事が大がかりとなってしまう。その後の整地作業にも手間がかかり 、作業能率が極めて悪くなってしまう。
【0004】 そこで、本考案は、U字溝の施工用の敷設溝の溝幅を広くせずに、浮上防止機 能付を有する樹脂製U字溝を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、合成樹脂製で断面U字状のU字溝本体からなるU字溝において、地 中に固定するアンカーと、該アンカーとU字溝本体とを連結する連結材とを具備 することを特徴とする。また、U字溝本体の延出片に、連結材を介して、地中に 固定するアンカーを連結するようにしても良い。さらに、延出片をアンカーで直 接地中に固定するようにしても良い。
【0006】
【作用】
次に、作用について説明する。 U字溝を埋設する埋設溝を堀り、U字溝本体を配置するとともに、アンカーを 地中に固定し、該アンカーとU字溝本体とを連結して固定する。その後、土砂を 埋め戻す。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面に基づいて詳細に説明する。図 1はU字溝を溝内に配置した状態を示す断面説明図である。図2は樹脂製U字溝 の本体の斜視図である。
【0008】 10は本考案に係る合成樹脂製のU字溝である。このU字溝10を構成するU 字溝本体12は、断面U字状であり、例えば中密度ポリエチレン等の合成樹脂に より形成されている。このU字溝本体12は所定長さに形成され、複数を長さ方 向に接続することにより流路を構成することができる。
【0009】 U字溝本体12の開口縁には、階段状の支持縁12a、12aが形成されてい る。この支持縁12a、12aには、グレーチング等を載置することができるも のである。
【0010】 U字溝本体12の底面から側方に延出する延出片14・・・が形成されている 。この延出片14は、ボルト(図示せず)等を介して固定しても良く、一体的に 形成していても良い。また、この延出片14は、支持縁12a、12aの幅Lよ り突出していない。
【0011】 前記延出片14の先端には連結材としてのワイヤー16が連結されるとともに 、このワイヤー16にはアンカー18が連結されている。このワイヤー16およ びアンカー18は、延出片14にあらかじめ連結しておいても良いし、現場で連 結しても良い。また、アンカー18の先端はフック状に形成され、抜け止め構造 となっている。
【0012】 なお、延出片14・・・は剛性を有するものでも、可撓性を有するものでも良 い。可撓性を有する延出片14・・・の場合には、U字溝10を重ねて運送、保 管することができる。
【0013】 ここで、図1を参照しつつ樹脂製U字溝10の埋設方法について説明する。 地面20に、U字溝10を施工するために、敷設溝22を掘削する。この敷設 溝22は、従来のU字溝を施工する場合と同様の幅であれば良い。
【0014】 前記敷設溝22内に、U字溝10を配置して長手方向に連結する。そして、ア ンカー18・・・を地中に打ち込み、ワイヤー16を介して延出片14・・・を 固定する。次に、敷設溝22を埋め戻して埋設する。
【0015】 前記敷設溝22にU字溝10を埋設した後、U字溝10の側面等に土圧が加わ ったとしても、アンカー18・・・がU字溝10の浮き上がりを防止することと なる。
【0016】 前記延出片14、14の幅MがM≦Lであれば、U字溝10の埋設の際に、敷 設溝22を従来と同等の敷設溝22の幅でよい。さらに、延出片14を貫通して アンカー18を地中に打ち込むようにしても良い。このとき、延出片14は、M >Lであっても良い。
【0017】 上記実施例では、延出片14を底面に沿って側方に延出したが、側面の中途部 に設けてもよいなど位置は上記実施例に限定されない。また、延出片14には、 ワイヤー16を固定するために、孔を穿設しておくと良い。さらに、延出片14 は網体であってもよく、この場合には孔を穿設する必要がない。
【0018】 前記U字溝本体12に延出片14・・・を設けず、ワイヤー16を支持縁12 a、12aに固定するようにしても良い(図1参照)。この場合には、敷設溝2 2の底面でなく、側面へのアンカー18の打ち込みも可能である。さらに、U字 溝10を埋設したあと、ワイヤー16を支持縁12aに連結して、アンカー18 で固定することもできる。
【0019】 以上本考案の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本考案は上記実施例に限 定されるものでなく、アンカーの形状、アンカーの数は特に限定されないなど考 案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る樹脂製のU字溝は、敷設溝を従来のU字溝を敷設するのと同程度 で十分であり、多くの労力を必要としない。また、アンカーを用いるため、敷設 溝の底面に限らず側面、あるいは埋設後に地表面から固定することもできる等の 著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹脂製U字溝の埋設状態を示す説
明図である。
【図2】本考案に係る樹脂製U字溝のU字溝本体の斜視
図である。
【符号の説明】
10 U字溝 12 U字溝本体 14 延出片 16 ワイヤー 18 アンカー 20 地面 22 敷設溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製で断面U字状のU字溝本体か
    らなるU字溝において、 地中に固定するアンカーと、該アンカーとU字溝本体と
    を連結する連結材とを具備することを特徴とする樹脂製
    U字溝。
  2. 【請求項2】 U字溝本体に、該U字溝本体の幅方向に
    外方に延出する延出片を有する樹脂製U字溝において、 前記延出片に、連結材を介して、地中に固定するアンカ
    ーを連結することを特徴とする樹脂製U字溝。
  3. 【請求項3】 U字溝本体に、該U字溝本体の幅方向に
    外方に延出する延出片を有する樹脂製U字溝において、 前記延出片をアンカーで地中に固定するようにしたこと
    を特徴とする樹脂製U字溝。
JP6982593U 1993-12-27 1993-12-27 樹脂製u字溝 Pending JPH0738287U (ja)

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JPH0738287U true JPH0738287U (ja) 1995-07-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60109438A (ja) * 1983-11-17 1985-06-14 タキロン株式会社 仮設側溝の施工方法
JPH0215688B2 (ja) * 1983-07-22 1990-04-12 Sekisui Jushi Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215688B2 (ja) * 1983-07-22 1990-04-12 Sekisui Jushi Kk
JPS60109438A (ja) * 1983-11-17 1985-06-14 タキロン株式会社 仮設側溝の施工方法

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