JP3611937B2 - 掘削孔の仮埋構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、掘削孔の仮埋構造に関し、さらに詳しくは、ガス管等の埋設管工事のために掘削された孔を一時的に埋め戻すための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス管や水道管あるいは通信ケーブルを挿通する通信管等の導管を地中に埋設する場合には、その導管の敷設方向に沿って路面を掘削し、所定長さの導管を地上より降ろして配置し、導管同士の端部を溶接等により接合して連続させることが行われている。
ところで、導管埋設のために掘削された孔は、なるべく交通の妨げにならないようにすることが望ましい。そこで、例えば、夜間や休日等を理由として一時的に工事が中断されるような場合には、放置されるのでなく、道路として復元させておく必要がある。このため、従来では、掘削した孔を土砂により埋め戻し、工事再開時に、再度掘り起こして埋め戻しに用いられた土砂を排除することが行われていた。
しかし、このような仮埋方法では、埋め戻しや掘り起こしに多大な労力とともに時間が必要となり、作業時間を短縮できないという問題があった。
そこで、掘削孔内部に発泡樹脂からなる仮埋素材を充填して掘削孔内の空間を埋め尽くすようにした方法が提案されている(例えば、特公平1ー14365号公報)。
上記公報には、掘削孔内部に突出している導管の周囲に発泡樹脂からなる仮埋素材を多数充填し、仮埋素材の上面に仕切り板を配置して舗装のための路盤として用いるための土砂を敷き詰めて舗装するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の仮埋方法には、次のような問題があった。
つまり、掘削孔内に雨水や地下水が侵入した場合、掘削孔内に充填されている仮埋素材が浮動し、最悪の場合には路面側に押し上げられて路面を隆起させる虞がある。
特に、上記公報に開示されているように、通水小孔を多数有する仕切り板を用いた場合には、掘削孔内での浸水により非透水性の仮埋素材が浮力を受けて上昇しやすくなり、路面に向けた浮き上がり減少が起こりやすくなる。
【0004】
本発明の目的は、上記従来の仮埋方法における問題に鑑み、掘削孔内への浸水時に、掘削孔内に充填された仮埋素材の浮き上がりを防止して路面の変形を防ぐことができる仮埋構造を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するため、請求項1記載の発明は、埋設管を配置するために路面を掘削して形成された埋設用孔の仮埋構造であって、上記埋設用孔の内側面に打設されている矢板を用いた山留め部材と、上記埋設用孔内部で上記埋設管の周囲に配置されて該埋設用孔を埋め尽くすことが可能な発泡樹脂からなる1個または複数個の充填ブロックと、上記充填ブロックの上部で上記山留め部材の上端に横架される仕切板と、上記仕切板の上面に敷き詰められて上面に路面と同様な舗装を施される砕石とを備え、上記仕切板は、上記充填ブロックの浮き上がりを防止する構造を備えていることを特徴としている。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、上記仕切板は、上記山留め部材に設けられている押さえ部材により浮上を阻止される構造を備えていることを特徴としている。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、上記仕切板は、上記山留め部材により一部が該山留め部材と一体化される構造を備えていることを特徴としている。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、上記仕切板は、上記山留め部材よりも拡幅された端部を有し、その端部が上記掘削孔の近傍に位置する路床部に突き立てられる釘部材により路面に向けた移動を阻止される構造を備えていることを特徴としている。
【0009】
【作用】
請求項1乃至4記載の発明では、仕切板によって充填ブロックの浮き上がりが防止できる。特に、請求項2記載の発明では、仕切板が山留め部材に設けられている押さえ部材により路面に向けた移動を阻止される構造によって充填ブロックの浮き上がりが防止でき、請求項3記載の発明では、仕切板が山留め部材に一部を一体化される構造によって充填ブロックが浮き上がるのを防止でき、さらに請求項4記載の発明では、仕切板が掘削孔近傍の路床部に打ち付けられる釘部材にを設けた構造により充填ブロックが浮き上がるのを防止できる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の詳細を図示実施例により説明すると次の通りである。
図1は、本発明による仮埋構造により仮埋された状態の掘削孔の断面図であり、同図において、導管等の埋設管(以下、導管2という)の埋設用孔に相当する掘削孔1は、埋設される導管2の端部を接合する際の作業用ピットをなし、導管下回りの溶接を可能にするための空間に相当する会所1aが形成された立坑で構成されている。
導管2は、所定長さのものが連続して埋設され、その端部同士が溶接されて接合されるようになっている。導管2の端部は、掘削孔1内に突出させてあり、掘削孔1内で次に埋設される導管2の端部と突き合されて接合される。
【0011】
掘削孔1の内部において、導管2の内側面には、矢板を用いた山留め部材3が打設されている。山留め部材3は、本実施例の場合、図2に示すように、波状鋼板で構成され、その下端が地中に埋め込まれて立設されている。山留め部材3の上端は、図3に示すように、舗装用空間として路床部4が掘削されている凹部4aの底面に露呈するように位置決めされている。
【0012】
掘削孔1の内部には、導管2の周囲に発泡樹脂からなる複数個の充填ブロック4、5が配置され、掘削孔1内の空間を埋めつくしている。
充填ブロック4、5は、掘削孔1の上面で山留め部材3の上端と略同じ高さあるいは山留め部材3の上端よりも僅かに低い位置に上端が位置するように各ブロック毎の大きさが選択されている。これにより、充填ブロック4、5の上面位置は、路面6よりも低い位置とされており、路面6の表面との間の空間を舗装用空間として用いることができるようになっている。
【0013】
山留め部材3の上端および充填ブロック4、5の上面には、仕切板7が配置されている。
仕切板7は、本実施例の場合、路面に加わる荷重に対する剛性を備えた鋼板が用いられ、図3に示すように、導管2の敷設方向と直角な方向での両端が山留め部材3の上端に載置されて横架されている。
山留め部材3に載置されている仕切板7の両端は、図3に示すように、掘削孔1よりも拡幅されており、拡幅された部分が路床部8に形成されている凹部8aの底面に載置されている。これにより、仕切板7に作用する路面からの荷重は、山留め部材3のみでなく路床部8に分散されることになる。なお、仕切板7の構造として、波板構造としたり、下面に膨出部を設けることで断面剛性を高めるようにしてもよい。
【0014】
仕切板7の上面には、砕石9が敷き詰められ、その砕石9が舗装のための路盤とされている。路盤をなす砕石9の上面には、路面と同様な舗装10が施される。
【0015】
本実施例は以上のような掘削孔1において、仮埋が次の手順により実行される。
掘削孔1が形成されると、その上端に連続して路床部8に凹部8aが掘削される。掘削孔1および路床部8の凹部8aが掘削されると、掘削孔1の内側面に導管2の敷設方向に沿って矢板を用いた山留め部材3が打設される。山留め部材3は、上端の位置が路床部8の凹部8aの底面に位置するように打設量が規定される。
山留め部材3の打設完了後、掘削孔1の内部に突出している導管2の端部の周囲に充填ブロック4、5が配置され、掘削孔1の内部空間を埋めつくす。充填ブロック4、5の上面は、路床部8の凹部8aの底面に一致若しくは僅かに低い位置に位置決めされる。路床部8の凹部8aの底面よりも僅かに低い位置は、仕切板7が路面からの荷重によって撓みを生じた場合でも、撓んだ仕切板7の下面の略全域にわたって当接することができる位置が好ましい。これにより、仕切板7が撓んだ際に、充填ブロック4、5の一部に荷重が集中するのを防止することができる。
充填ブロック4、5により掘削孔1の内部空間が埋めつくされると、充填ブロック4、5の上面に仕切板7を配置し、その仕切板7を山留め部材3および路床部4の凹部8a底面に載置して横架する。仕切板7は、重量物であるので、山留め部材3から食み出た端部にフック等(図示されず)の懸垂支持部を設けておくことが好ましい。
仕切板7が山留め部材3および路床部8の凹部8a底面に載置されると、仕切板7の上面に砕石9を敷き詰め、その上面にアスファルト舗装10を施す。
【0016】
一方、工事再開時には、アスファルト舗装10を除去し、仕切板7を懸垂持上げして砕石9とともに仕切板7を取り除き、掘削孔1の内部に装填されている充填ブロック4、5を取り出す。なお、砕石9は、吸引等の手法によって仕切板7とは別に取り除くようにしてもよい。
【0017】
上記仕切板7は、充填ブロック4、5の浮き上がりを防止するために次のような構造を備えている。
図4は、充填ブロック4、5の浮き上がりを防止する構造の一例を示しており、この構造では、仕切板7が山留め部材3に設けられている押さえ部材11によって上面を押圧されるようになっている。つまり、図4において、山留め部材3は導管2の敷設方向に沿って所定長さのものが並列されているが、その並列方向の一部(図4中、符号3aで示す部分であり、以下、高伸張部分という)が他の部分(図4中、符号3bで示す部分であり、以下、低伸張部分という)よりも高くされて、図5に示すように、舗装用空間内に延び出している。
高伸張部分3aは、山留め部材3が波板形状の場合、掘削孔1の内側に膨出する板部が選択され、その内側面には押さえ部材11が取り付けられている。
【0018】
押さえ部材11は、アングル片で構成され、立ち上がり片を高伸張部分3aに締結されて固定されるようになっている。押さえ部材11の固定時期は、仕切板7が山留め部材3の低伸張部分3bの上端に載置された後とされ、山留め部材3の高伸張部分3aに固定されることにより下片を仕切板7の上面に当接させることができる。
仕切板7は、高伸張部分3aと対応する端部に切り欠き部7aが形成されており、高伸張部分3aに嵌合できるようになっている。
【0019】
本実施例は以上のような構成であるから、掘削孔1の内部空間が充填ブロック4、5により埋め尽くされると、図5に示すように、仕切板7が充填ブロック5の上面で山留め部材3のうちの低伸張部分3bの上端に載置される。
仕切板7が、その切り欠き部7aを山留め部材3の高伸張部分3aに嵌合されると、押さえ部材11が高伸張部分3aの内側面に締結されて固定される。
押さえ部材11は、高伸張部分3aに固定されると、仕切板7の上面に当接するので、充填ブロック4、5の浮き上がりを阻止することができる。
【0020】
工事再開時には、舗装を除去し、砕石9の一部を取り除いて押さえ部材11を取り外すためのスペースを設け、押さえ部材11を山留め部材3の高伸張部分3aから取り外した後、仕切板7を砕石9とともに持上げて充填ブロック4、5の取り出しを可能にする。なお、本実施例では、山留め部材3が波板形状の場合を対象としているが、平板の場合には、上記実施例のように、内側に膨出している部分を選択して押さえ部材11を取り付ける必要はない。
【0021】
次に、図6において充填ブロック4、5の浮き上がりを防止する構造の変形実施例を説明する。
図6に示された構造は、仕切板7を山留め部材3と一体化することを特徴としている。
すなわち、図6において、山留め部材3は、図4に示した構造と違って、高さの違いがない。
山留め部材3が波板形状である場合、掘削孔1の内壁に向け膨出している部分の外表面に支持ブラケット12が設けられている。
支持ブラケット12は、上向きアングル片で構成され、その上片が山留め部材3の上端と同一面に位置決めされている。支持ブラケット12の上片には、一例として、雌ネジ12aが形成されている。
山留め部材3は、打接に際して予め支持ブラケット12が締結あるいは溶接によって一体化されており、打設された際には、図7に示すように、支持ブラケット12を路床部8の凹部8a底面に食い込ませられる。これにより、仕切板7を山留め部材3および路床部8の凹部8aとに載置されることができる。
一方、仕切板7は、図4に示した実施例と違って、切り欠き部を備えていない。その代わり、山留め部材3の並列方向に沿った長手方向を有する長孔7bが、支持ブラケット12の雌ネジ12aに対応する位置に形成されている。
【0022】
本実施例は以上のような構成であるから、山留め部材3の打設前に、予め支持ブラケット12を山留め部材3に一体化する。
支持ブラケット12が一体化された山留め部材3が打設され、充填ブロック4、5により掘削孔1が埋め尽くされると、その上端に仕切板7が載置される。
仕切板7は、長孔7bの位置を支持ブラケット12の雌ネジ12aに対応させて締結されることで、山留め部材3と一体化される。仕切板7が山留め部材3と一体化されると、前述した例と同様に、砕石9が敷き詰められて舗装が施される。
仕切板7は、山留め部材3と一体化されているので、充填ブロック4、5が浮き上がろうとするのを抑止することができる。
工事再開時には、舗装を排除して砕石9の一部を取り除くことにより仕切板7と山留め部材3との締結を解除し、仕切板7を取り外して充填ブロック4、5を取り出す。
【0023】
次に、図8において充填ブロック4、5の浮き上がりを防止する構造のさらに他の変形実施例を説明する。
図8に示された構造は、仕切板を直接路床部によって浮き上がるのを防止することを特徴としている。
すなわち、この場合の山留め部材3は、図6に示した例と同様に、上端の高さが全て同じとされている。
一方、仕切板7は、山留め部材3間よりも拡幅された端部を有し、その端部には、傾斜孔7cが穿たれている。傾斜孔7cは、断面形状が裾広がり状の向きに穿たれており、開口を備えたフック13aを頭部に有する釘部材13が挿通されるようになっている。
【0024】
本実施例は以上のような構成であるから、仕切板7が山留め部材3の上端に載置されると、仕切板7の傾斜孔7cに釘部材13が打込まれる。釘部材13は、仕切板7の傾斜孔7cの向きに沿って路床部8の凹部8a底面に傾斜して入り込む。このため、路面6に向け浮き上がろうとする仕切板7は、釘部材13により係止されることになるので、充填ブロック4、5の浮上が防止される。
工事再開時には、舗装を排除して砕石9の一部を除き、フック13の頭部に牽引手段等を掛けて引き抜き、仕切板7を取り除いて充填ブロック4、5を取り出す。なお、釘部材13は、軸方向の外径が同一の円柱形状ではなく、所謂、楔形状とすると、打込みの際の抵抗力の軽減および抜け止めに有効である。
【0025】
なお、上記実施例では、仕切板7の端部のみを対象として固定する構造を説明したが、このような構造に限らず、図6に示した支持ブラケットにより仕切板7の上面を横断する押さえ板やロッド部材を支持するようにした構造とすることも可能である。
【0026】
以上のような実施例においては、仕切板7を充填ブロックの上部に配置することにより、図9に示すように、埋め戻した掘削孔の舗装面に車両の片輪が載っているような場合に、輪荷重(P)を分散させることも可能であり、これによって、仮埋め部の強度を損ねないようにすることができる。
さらに、仕切板7の上面に配置される砕石9を取り除くために、図10に示すように、パワーショベル等の重機を使用した場合でも、仮埋めに用いられる充填ブロック5が損傷されないようにできるので、砕石除去に要する時間を短縮して作業効率を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上、請求項1乃至4記載の発明によれば、仕切板によって充填ブロックの浮き上がりを防止して路面の変形を未然に防止することが可能になる。特に、請求項2記載の発明によれば、仕切板が山留め部材に設けられている押さえ部材が仕切板の浮上に対して邪魔部材として作用するので、仕切板の浮上を確実に阻止することが可能になる。また、請求項3記載の発明によれば、仕切板が山留め部材の一部に一体化されるので、仕切り板および山留め部材により掘削孔を閉断面構造にして掘削孔の崩れに対する剛性を増強できるとともに、その構造を利用して充填ブロックが浮き上がるのを防止することも可能になる。
さらに請求項4記載の発明では、仕切板が掘削孔近傍の路床部に打ち付けられる釘部材を設けた構造により、仕切板と山留め部材との間に特別な支持構造あるいは浮き上がり防止構造を設けることなく充填ブロックの浮き上がりを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仮埋構造が適用される埋設用孔の断面図である。
【図2】図1中、符号II−II線で示す方向の矢視断面図である。
【図3】図1中、符号III−III線で示す方向の矢視断面図である。
【図4】図1に示した仮埋構造での充填ブロックの浮き上がり防止構造を説明するための要部斜視図である。
【図5】図4中、符号V−V線で示す方向の矢視断面図である。
【図6】図1に示した仮埋構造での充填ブロックの浮き上がり防止構造の変形例を示す断面図である。
【図7】図6中、符号VII−VII線で示す方向の矢視断面図である。
【図8】図1に示した仮埋構造での充填ブロックの浮き上がり防止構造の他の変形例を示す断面図である。
【図9】図1に示した仮埋構造に用いられる仕切板の作用を説明するための模式図である。
【図10】ず1に示した仮埋構造に用いられる仕切板の他の作用を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 埋設用孔に相当する掘削孔
2 埋設管に相当する導管
3 山留め部材
3a 高伸張部分
3b 低伸張部分
4、5 充填ブロック
6 路面
7 仕切板
7a 切り欠き部
7b 長孔
7c 傾斜孔
8 路床部
8a 路床部に形成された凹部
9 砕石
10 舗装
11 押さえ部材
12 支持ブラケット
12a 雌ネジ
13 釘部材
Claims (4)
- 埋設管を配置するために路面を掘削して形成された埋設用孔の仮埋構造であって、
上記埋設用孔の内側面に打設されている矢板を用いた山留め部材と、
上記埋設用孔内部で上記埋設管の周囲に配置されて該埋設用孔を埋め尽くすことが可能な発泡樹脂からなる1個または複数個の充填ブロックと、
上記充填ブロックの上部で上記山留め部材の上端に横架される仕切板と、
上記仕切板の上面に敷き詰められて上面に路面と同様な舗装を施される砕石とを備え、
上記仕切板は、上記充填ブロックの浮き上がりを防止する構造を備えていることを特徴とする掘削孔の仮埋構造。 - 請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、
上記仕切板は、上記山留め部材に設けられている押さえ部材により浮上を阻止される構造を備えていることを特徴とする掘削孔の仮埋構造。 - 請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、
上記仕切板は、上記山留め部材により一部が該山留め部材と一体化される構造を備えていることを特徴とする掘削孔の仮埋構造。 - 請求項1記載の掘削孔の仮埋構造において、
上記仕切板は、上記山留め部材よりも拡幅された端部を有し、その端部が上記掘削孔の近傍に位置する路床部に突き立てられる釘部材により路面に向けた移動を阻止される構造を備えていることを特徴とする掘削孔の仮埋構造。
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