JPS5862225A - 法面保護工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積みブロックマットに関する％Ｏである。本発
明によれば、簡便Ｋｆｉ傾斜妹画０４１１１護岸勢【な
し得る積みブロックマットが得られる従来、緩傾斜法面
の保饅、護岸等線プ璽ツタマット工法、連結プロツク工
法、法枠プ■ツＩ工法等、大規模で比較的簡便な法面保
護工法が用いられてきた。

然し、都市近郊又は農山村地帯においては、用地の入手
難又は狭少の為、法面勾配がＪ−ｊ分鴨度Ｏ島傾斜法面
も多く、前述の大規模で簡便な法面保護工法は適用でき
ない。従来、このような急傾斜法面の保１１には、割石
、関知石、ブロック轡ｔ＊面に積んてい〈工法が用いら
れている。然し、用地に小Ｉｌり部や曲線部が多い為、
割石、関知石、ブロック等管大型化し、機械化施工をは
かや、施工性を改棗することは困難でありＳコ０〜ｊｕ
ｔｅｓ＠度の大暑さの割石等を人手によ〕−個一個順次
に積上げていく必要があり、施工性が極めて悪かつえ。

會た、積上げ後の割石等を長期に亘シ形崩れなく維持す
る為には、−個一個の割石、ブロック等０ＩＩＫＩＩ場
でモルタル又はコンクリートを打ち込み、全体管一体化
することが必要である上、この場合には同時に法面裏側
の土中水を排水する必要がある為、裏込め栗石詰め、法
面表面への排水パイプの敷設勢の排水工も必要であり、
この点からも施工性が極めて犀かった。

本発明は、従来のかかる問題点を解決することを目的と
する。

本発明は透水性及び可撓性を有する繊維シートの一辺上
に、その辺の端縁に沿って多数０：ｙンクリートブロッ
クを列設した状態で、；ンタリートブ四ツクと繊維シー
トとを固着してなる積率ブロックマットである。

端縁とコンクリートブロックとの聞には余白部【設ける
仁となく、コンクリ−ドブ四ツタ會列設することが好ま
しい。

コンクリートブロックの列設は一列であることが好ま“
しい。これは経済的に安価である上に、曲面状の法面に
適合して設置し易い為である。

コンクリートブロック相互間Ｋａ余白Ｉｌｔ設けること
が好ましい。これ線積みブロックマットを軽量低摩とす
る上、積みプロツクマット會積重ねえ場合に法面裏側の
土中水の排水に役立ち、さらに曲面状の法面に適合して
設置し易い為である。

コンクリートブロックｔ１繊繍シートＯ略々端縁で縦方
向最大寸法を有する平面形状とし、この最大寸法を与え
る部分で上方に向って隆起し友側□面形状（横方向形状
）とすることが好宜しい（ＩＩ／＠Ｂ及び第１図ム参照
）。これは下方の積みブロックマットが上方の積みブロ
ックマットを確実に支承し、法面裏側の土中水を排水し
ながら上下に積重ねえ積みプルツクマット間の間−から
の土壌の流出を防止することを可能とする為であり且つ
法面が曲面の場合に法面形状に良好に適合し易くする為
である。

なお、本発明において繊維シート又はコンクリートブロ
ックについて、縦方向とはコンクリ−ドブ繋ツクを法面
に沿うように列設した繊維シート０辺に平行の方向奮い
い、また横方向とは縦方向に直角方向をいうものとする
。

繊−シートは横方向（コンクリートブロックを列設した
辺に直角方向）の長さｔコンクリ−ドブルックの横方向
長さより長くして、施工される傾斜法面と蝶反対側の辺
に余白部を設けることが好ましい（第１−４図参照）。

これ祉余白部上に土壊が存在することにより、積重ねた
積みブロックマット相互の位１ｔｔｉｉ＊に安定とし、
且つ、法面裏側の奥渫〈の土壊中の土中水を透水性の繊
維シ−トにより確実に法面から外方に排水できる為であ
る。余白部の横方向長さはコンクリートブロックの横方
向長さの約１ｏ−ｔｏリ一が好適である。

次に本発明を図面につきさらに詳１ＩＩＫＩ！！明する
。

第１図は本発明の積みブロックマットの一例を示す側面
図である。コンクリ−ドブ四ツクｌと綾維ジートコとは
、接着剤又は未硬化のモルタル若しくはセメントペース
トによって、繊維ジートコの一辺に沿って固着されてい
る。各ブロック社積−みブロックマットが曲面状の法面
に適合し得るように、隆起部３を回転中心として上下方
向に若干回転できるとともに、最大寸法部参を回転中心
として横方向に相対的に若干回転できる形状になってい
る。

本発明の積みブロックマットは、コンタダートブロック
正面を法面の表側にして順次下から上へ敷き並べ、各々
の積みブロックマット及びブロック間に未硬化のコンク
リート又はモルタル！流し込み、硬化させ、全体を一体
化させる。或いは１また、土質又は法面勾配蝉の条件が
良い場合に蝶、土砂・會裏に詰めることにより、簡便に
急傾斜法面を表函保饅することが可能である。

コンクリートブロックｌは一列の多数個が繊維ジートコ
に固着されている為、繊維シートλの両端をり２ンプ等
の締結機具で挾みクレーン等の機械で吊上げ、法面表面
に順次に一枚ずつ積み上げていけば、迅速に多数の積み
ブロックマットが敷設される。

コンクリートブロック／は、繊維シート−の法面側の端
縁近辺で縦方向最大寸法を有する平面形状とし、この最
大寸法を与える部分で上方に向って隆起した横方向形状
としである（１！／図Ｂ及び＠／図ム参照）。

法面が横方向に曲面でる１１１１１面の曲率中心が法面
の内側にある場合、即ち法面が外方に向って凸の場合社
、コンクリートブロック→の形状ｋｇ／ｌ１ＩＢ及び第
７図ムの如く構成しておけばコンクリートブロックｌ相
互が衝合することがな応ので、内側の繊維シートを若干
重ね合せて敷設して竪固な法面ｔ−影形成ることができ
る（第１図Ｃ参照）。

法面が横方向に曲面であり曲面の一率中心が法面の外側
にある場合、即ち法面が外方に向って凹の場合は、コン
クリートプロッタ／’１ＩＩｉＩＬが衝合することがな
いので、法面の一率半径が大きいうち蝶、繊維シートは
繊維シート固有の伸長性により比較的簡単に伸長ずゐ２
為、曲率に舎わせて繊維シートの円方端縁を若干伸長し
た状１１Ｋして敷設する。法面の曲率半径が小さいとき
は、繊維シートの内方端部に部分的に切れ目を入れるこ
とにより敷設できる（纂１図り参照）。

コンクリートブロックｌと繊維ジートコとの固着は、接
着剤又扛モルタル會用いて行なっである。

或いはまた、コンクリートプロン１１０１４形時に未硬
化コンクリート會尚接する繊維シートに浸透させた後、
又は当接する繊維シートの一部分若しくは全体を未硬化
コンクリ−）Ｋｌｌ込ん＊ｉｉ、コンクリートを硬化さ
せることにより行なりてあゐ。

繊維シートは、施工時打設する；ンＩリート、モルタル
又は土砂によｐ内部−関會完食Ｅｌｌめられることはな
いので、土中水を法面に＃京する能・力がある。従って
、通常の積みブロック工法のとＩｆＫ行なわれている裏
込めの栗石詰め又轄表面への排水パイプの設置が不要で
ある。

繊維ジートコの横方向長さは、コンクリ−ドブ四ツクｌ
の横方向長さよシ長くしである。このようにするととに
より、コンクリートブロックｌ背面の土中水！有効に排
水できるようにしである。

繊維ジートコはコンクリートブロックｌよシも通常の裏
込め栗石屡の厚さ又は排水パイプの埋込み課さ程度以上
長くするのが土との充分な摩擦力を発生させるのに都合
良く、繊維シートの余白部はコンクリートブロックｌの
横方向長さより約１０〜２００％長くするのが好ましく
、第１図ムに示す例においても通常約１０〜λ０ａ１１
以上長くしてらる。

コンクリートブロックｌの横方向長さは通常約／ｅｌ〜
ｐｏｅｔｓであり、縦方向長さは通常約２０−１０調で
ある。

法面中の湧水等水の影響が大きい場合は裏込めの栗石詰
め、排水バイブ設置１従来の安τ全策の併用が可能なの
は勿論である。

繊維ジートコをコンクリートブロック／より長くして、
法面の土中に埋込むことによ）、繊維シー）、２社±と
の摩擦力によシ拘束されている。従って、繊維シート−
に固着されているコンクリ−ドブルック／は、法面の表
面から脱離することがない。従って、従来の積みブロッ
ク等で行なわれているブロック間隙へのコンクリート等
の打ち込みは、必ずしも必要ではなく、省略することも
できる。

図で、上下の積みブロックマット間は裏詰めのコンクリ
ート、モルタル又は土砂！が鮪めである。

第３図は法面を平滑とするべく、ブロック表面に法面勾
配と同一勾配を付けた例で６５％纂ギ図は繊維シートの
可撓性【利用してブーツタｌＩ！面が法面表向と平行に
なるよう施工し九例でＴｏる。

第５図は繊維シートを法面内部に憂く孤長して施工した
例である。このようにすれば、繊維シートと土壊の摩擦
力により繊維シートが法面を補強する作用が大きくなる
ので、従来の補強土工法と同様の効果も得られる。従っ
て軟弱な土ａｔ用い・て盛土する場合にも、急傾斜で盛
土高の高い法面を充分安定に且つ堅固に表面保護して施
工することが可能である。

第１図はコンクリートブロックの一部に空胴り會穿設し
て、客土し、植生、植栽した例である。

かくて本発明によれば、狭小で急傾斜の法面ｔ１簡便迅
速に且つ極めて堅固に保護する積みブロックマットが得
られる。

以上本発明上特定の例及び数値につき説明したが、本発
明はこれらの例のみに駆足されるもので壜く、本発明の
広汎な精神と視野全逸脱することなく種々のｔ更と修整
が可能なこと勿論である。

例えば、ブロックの正面形状は通常四角形であるが、四
角形だけではなく、積上げ後のブロックマットに意匠的
美観を与える為、本発明の範囲内で三角形以上の多角形
等及びその他の任意の形状とすることができる。三角形
とし大場合は三角形Ｏ゛コンクリートブロツク鮫の歯状
に組合さるように積み、上段の繊維シートと次に設置す
る積みブロックマットの繊維シートとを適宜接着すると
・とが好ましい。

法面内部に埋め込まれる所謂控部Ｏ−Ｓンクｙ−ドブロ
ックの形状も、繊維シー）Ｋ１１着する面のみ平担とす
るが、他の面は本発明の範囲内で任意に構成し得る。例
えば、第１図に点線で示す隆起部６又は第１図に点線で
示す側方凸部６．７ｆ設けて、積上げた積みプロ？クマ
ットの安定化とコンクリートブロック／の繊維ジートコ
からの脱離を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ムは本発明の積みブロックマットの一例を線図的
に示す側面図、第１ｖＡＢは本発明の積みブロックマッ
トの他の例を線図的に示す線図的平面図、第１図Ｏ及び
第１図りは夫々本発明の積みブロックマツ）１−曲面状
の法ＩｉＫ施工した場合の積みブロックマットの状態を
示す線■的−視図及び平面図、＠コ図〜纂６図は夫々本
発−の積みブロックマットの施工状態を示す線図的断面
図である。 ｌ・・・コンクリートブロック、コ・・・繊維シート、
！−・コンクリートブロックｌの隆起部、発・・・コン
クリートブロックｌの縦方向最大寸法部、！・・・充填
材、４，７・・・コンクリートブロックｌの凸出部、ｌ
・・・繊維ジートコの切れ目、？・・・コンクリ−ドブ
ルックｌの孔部。 特許出願人　　菱和産資株式会社 同　出願人　　三菱油化株式会社 第２図　　　　　　第８図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、透水性及び可撓性を有すゐ繊維シートの一辺上に、
   その辺の端縁に沿って多数のコンクリートブロックを列
   設した状態で、コンクリートブロックと繊維シートとを
   固着してなる積みブロックマット。 ２、　　％許精求の範Ｗ！Ａ１記載の積みブーツクマッ
   トにおいて、端縁にコンクリ−ドブ璽ツク【端縁との間
   に余白部を設けることなく列設したこと。 ５、Ｉ￥１許請求の範囲１又は２記載の積みブロックマ
   ットにおいて、列設コンタダートブロックが一列である
   こと。 ４、特許請求の範ｆｉ１．２Ｘ線Ｓ記霞の積みブロック
   マットにおいて、コンタＩＦ−）ツーツク相互間に余白
   部上膜けえこと。 ５、％許請求の範囲１，２．！Ｓ又は４１５＠０積みブ
   ロックマットにおいて、コンタダートプロッタを、繊維
   シートの略々端縁で縦方向最大寸法を有する平面形状と
   し、この最大寸法【与える部分で上方に向って隆起した
   側面形状とし九こと。 ６、特許請求の範［５１，２，Ｓ、４又は５記載の積み
   ブーツクマットにおいて、接着剤又嬬未硬化のモルタル
   若しくはセメントペーストを用いて、コンクリートブロ
   ックと繊維シートとｔａ着したこと。 ７４９許請求の範！８６記載の積みブロックマットＫｓ
   Ｐいて、コンクリートブロックの成形時に、未硬化コン
   クリ−）ｌ当接する繊維シートに浸透させた後、又は当
   接する繊維シートの一部分若しくは全体管未硬化コンク
   リートＫｌｌめ込んだ後、コンクリート！硬化させるこ
   とにより、コンクリートブロックと繊維シードとｔｉ１
   着したこと。 ８、　４１１許請求Ｏ範囲１．２．　！、　４．　Ｓ、
   　６又は７記叡Ｏ積みブーツタマットにおいて、繊維シ
   ートの横方向長さｔコンクリ−ドブルックの・。 横方向長さより長くしたこと。 ９．特許請求の範囲１　、２．３．４．５．４．７又は
   ８記載の積みブロックマツ）において、繊維シートには
   、コンクリ−ドブ四ツタの施工される傾斜法面とは反対
   側に余白部を設けたこと。 １０、特許請求の範囲９記載の積みブロックマットにお
   いて、繊維シートの余白部の長さがコンクリートブロッ
   クの横方向長さの約１０〜ｚｏｏ　＠であること。