JPH0115736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115736Y2 JPH0115736Y2 JP17526384U JP17526384U JPH0115736Y2 JP H0115736 Y2 JPH0115736 Y2 JP H0115736Y2 JP 17526384 U JP17526384 U JP 17526384U JP 17526384 U JP17526384 U JP 17526384U JP H0115736 Y2 JPH0115736 Y2 JP H0115736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow pipe
- retaining wall
- retaining walls
- road
- road crossing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は、道路を横断して構築される農業用水
路、道路排水路などの道路横断暗渠に関する。
路、道路排水路などの道路横断暗渠に関する。
b 従来の技術
一般に、道路を横断して暗渠を構築する場合に
は、路肩の崩落を防止するためにその呑口、吐口
に擁壁が設けられている。
は、路肩の崩落を防止するためにその呑口、吐口
に擁壁が設けられている。
従来の擁壁は、水路の両岸に渉つてコンクリー
トを打込むことにより、現場にて構築していた。
トを打込むことにより、現場にて構築していた。
c 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の道路横断暗渠
にあつては、現場にて擁壁の打設および養生を行
なつていたので、その構築完成までに長い日数が
必要となり、そのため、長期間にわたつて交通を
遮断しなければならなかつた。また、コンクリー
ト擁壁は重量が嵩むので、軟弱地盤では不等沈下
が生ずるおそれがあり、これを防ぐため、杭打
ち、コンクリートベース等の基礎工事を行なう必
要があり、施工費のコスト高を招来するという問
題があつた。
にあつては、現場にて擁壁の打設および養生を行
なつていたので、その構築完成までに長い日数が
必要となり、そのため、長期間にわたつて交通を
遮断しなければならなかつた。また、コンクリー
ト擁壁は重量が嵩むので、軟弱地盤では不等沈下
が生ずるおそれがあり、これを防ぐため、杭打
ち、コンクリートベース等の基礎工事を行なう必
要があり、施工費のコスト高を招来するという問
題があつた。
本考案は、上記従来技術の有する問題点を解決
するためになされたものであつて、その要旨は、
水路内に敷設された流通管の両端部に、該流通管
と独立して成形した少なくとも一対の擁壁体を、
その貫通孔において嵌合し、該擁壁体を上記流通
管に一体的に結合するとともに、上記擁壁体間の
流通管外周部を道路構成部材にて埋設した構造に
ある。
するためになされたものであつて、その要旨は、
水路内に敷設された流通管の両端部に、該流通管
と独立して成形した少なくとも一対の擁壁体を、
その貫通孔において嵌合し、該擁壁体を上記流通
管に一体的に結合するとともに、上記擁壁体間の
流通管外周部を道路構成部材にて埋設した構造に
ある。
d 問題点を解決するための手段
以下、本考案を図示の実施例に基いて詳細に説
明する。
明する。
第1図〜第5図は本考案の1実施例を示すもの
で、図において、1は正面翼状に形成された擁壁
体、2は水路3内に敷設される流通管である。
で、図において、1は正面翼状に形成された擁壁
体、2は水路3内に敷設される流通管である。
上記擁壁体1は、プラスチツク、FRP、レジ
ンコンクリート、GRC等の高強度、耐食性材料
より構成され、完全な製造設備をもつ工場によつ
て流通管2と独立して成形されている。この擁壁
体1は正面翼状に形成された平板上の壁本体4を
有しており、該壁本体4の上縁部にはほぼ直角に
屈曲する屈曲部5が一体的に延設され、また、そ
の下縁部には両方向へほぼ直角に屈曲する逆T字
形の基台部6が一体的に延設されている。
ンコンクリート、GRC等の高強度、耐食性材料
より構成され、完全な製造設備をもつ工場によつ
て流通管2と独立して成形されている。この擁壁
体1は正面翼状に形成された平板上の壁本体4を
有しており、該壁本体4の上縁部にはほぼ直角に
屈曲する屈曲部5が一体的に延設され、また、そ
の下縁部には両方向へほぼ直角に屈曲する逆T字
形の基台部6が一体的に延設されている。
上記壁本体4のほぼ中央部には流通管2の支持
部となる貫通孔7が形成され、その背面側には鉛
直方向に延びる補強用のリブ8が複数個突設され
ている。
部となる貫通孔7が形成され、その背面側には鉛
直方向に延びる補強用のリブ8が複数個突設され
ている。
一方、上記上縁部には壁本体4と屈曲部5にわ
たつてL字状の保持部材9が長手方向に埋設さ
れ、該保持部材9の両端には水路3の両岸に埋め
込むべき土圧防護用板10が連結されている。こ
の土圧防護用板10は、道路横断暗渠の構築後に
おいて、一対の擁壁体1間の流通管2の外周部を
埋設する土砂11の圧力などによつて、擁壁体1
が転倒または押出されるのを防止するために用い
るものである。なお、上記擁壁体1の転倒防止手
段に代えて、第3図および第4図に示すように、
タイロツド12を用いて両擁壁体1を締結するこ
とにより、箱状体を構成して擁壁体の転倒防止を
行なうことも可能である。
たつてL字状の保持部材9が長手方向に埋設さ
れ、該保持部材9の両端には水路3の両岸に埋め
込むべき土圧防護用板10が連結されている。こ
の土圧防護用板10は、道路横断暗渠の構築後に
おいて、一対の擁壁体1間の流通管2の外周部を
埋設する土砂11の圧力などによつて、擁壁体1
が転倒または押出されるのを防止するために用い
るものである。なお、上記擁壁体1の転倒防止手
段に代えて、第3図および第4図に示すように、
タイロツド12を用いて両擁壁体1を締結するこ
とにより、箱状体を構成して擁壁体の転倒防止を
行なうことも可能である。
13は擁壁体1の貫通孔7の周壁と流通管2と
の間に配設される弾力性を有するガスケツトであ
つて、ガスケツト13は上記貫通孔7の周壁と流
通管2との間より水などが侵入するのを防ぎ、侵
入水によつて起る道路横断暗渠の崩落を防止する
ために用いるものである。14は水路3内に堀削
した溝15に埋設される切込砕石または砂であつ
て、道路横断暗渠の基礎をなすものである。
の間に配設される弾力性を有するガスケツトであ
つて、ガスケツト13は上記貫通孔7の周壁と流
通管2との間より水などが侵入するのを防ぎ、侵
入水によつて起る道路横断暗渠の崩落を防止する
ために用いるものである。14は水路3内に堀削
した溝15に埋設される切込砕石または砂であつ
て、道路横断暗渠の基礎をなすものである。
上記構成による道路横断暗渠の構築は次のよう
にして行なう。
にして行なう。
第5図に示す如く、水路3内に堀削した溝15
内に切込砕石14を10〜30cmの厚さに敷きつめ、
これを慣用手段にて転圧したのち、その上に流通
管2を敷設する。次いで、流通管2の両端部より
内方へ軸心方向の一定長さを除き、管頂付近まで
道路構成部材たる土砂11を埋め戻してこれを突
固める。続いて、流通管2の両端部を擁壁体1の
貫通孔7内に嵌合するように一対の擁壁体1をそ
れぞれ移動配置し、ガスケツト13を介して擁壁
体1と流通管2とを一体的に結合する。そのの
ち、擁壁体1の基台部6を切込砕石14によつて
埋め込み、根固めを行なうとともに、全体を土砂
11で埋め戻して突固めることにより道路横断暗
渠を構築する。
内に切込砕石14を10〜30cmの厚さに敷きつめ、
これを慣用手段にて転圧したのち、その上に流通
管2を敷設する。次いで、流通管2の両端部より
内方へ軸心方向の一定長さを除き、管頂付近まで
道路構成部材たる土砂11を埋め戻してこれを突
固める。続いて、流通管2の両端部を擁壁体1の
貫通孔7内に嵌合するように一対の擁壁体1をそ
れぞれ移動配置し、ガスケツト13を介して擁壁
体1と流通管2とを一体的に結合する。そのの
ち、擁壁体1の基台部6を切込砕石14によつて
埋め込み、根固めを行なうとともに、全体を土砂
11で埋め戻して突固めることにより道路横断暗
渠を構築する。
以上、本考案の実施例につき述べたが、本考案
は既述の実施例に限定されるものでなく、本考案
の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が
可能である。
は既述の実施例に限定されるものでなく、本考案
の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が
可能である。
e 考案の効果
上述の如く、本考案に係る道路横断暗渠は、水
路内に敷設される流通管と独立して成形した特殊
形状の擁壁体を流通管に一体的に結合して構築さ
れるので、擁壁構築に際しての基礎工事は全く必
要とせず、経済的に有利である。また、擁壁体は
工場で製造することが可能となるから、品質が一
定で、かつ軽量なものを使用することができ、従
つて道路横断暗渠の耐久性を高めることができる
とともに、現場作業を極めて迅速に進捗させるこ
とができる。さらに、流通管自体もFRPM管
(繊維補強プラスチツク管)等の軽量で強度の高
い管を採用することにより、道路横断暗渠全体の
重量を著しく軽くすることができるので、軟弱地
盤においても不等沈下のおそれがなく構築するこ
とができる。
路内に敷設される流通管と独立して成形した特殊
形状の擁壁体を流通管に一体的に結合して構築さ
れるので、擁壁構築に際しての基礎工事は全く必
要とせず、経済的に有利である。また、擁壁体は
工場で製造することが可能となるから、品質が一
定で、かつ軽量なものを使用することができ、従
つて道路横断暗渠の耐久性を高めることができる
とともに、現場作業を極めて迅速に進捗させるこ
とができる。さらに、流通管自体もFRPM管
(繊維補強プラスチツク管)等の軽量で強度の高
い管を採用することにより、道路横断暗渠全体の
重量を著しく軽くすることができるので、軟弱地
盤においても不等沈下のおそれがなく構築するこ
とができる。
第1図〜第5図は本考案に係る道路横断暗渠の
1実施例を示すものであつて、第1図は上記道路
横断暗渠に用いる擁壁体の正面図、第2図は上記
擁壁体の縦断面図、第3図および第4図は他の擁
壁体転倒防止手段を示す正面図および縦断面図、
第5図は水路内に構築された道路横断暗渠を概念
的に示す縦断面図である。 1……擁壁体、2……流通管、3……水路、7
……貫通孔、11……土砂。
1実施例を示すものであつて、第1図は上記道路
横断暗渠に用いる擁壁体の正面図、第2図は上記
擁壁体の縦断面図、第3図および第4図は他の擁
壁体転倒防止手段を示す正面図および縦断面図、
第5図は水路内に構築された道路横断暗渠を概念
的に示す縦断面図である。 1……擁壁体、2……流通管、3……水路、7
……貫通孔、11……土砂。
Claims (1)
- 水路内に敷設された流通管の両端部に、該流通
管と独立して成形した少なくとも一対の擁壁体
を、その貫通孔において嵌合し、該擁壁体を上記
流通管に一体的に結合するとともに、上記擁壁体
間の流通管外周部を道路構成部材にて埋設してな
る道路横断暗渠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17526384U JPH0115736Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17526384U JPH0115736Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193527U JPS6193527U (ja) | 1986-06-17 |
JPH0115736Y2 true JPH0115736Y2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=30732867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17526384U Expired JPH0115736Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0115736Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP17526384U patent/JPH0115736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6193527U (ja) | 1986-06-17 |
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