JPH0324541B2 - - Google Patents

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JPH0324541B2
JPH0324541B2 JP57230534A JP23053482A JPH0324541B2 JP H0324541 B2 JPH0324541 B2 JP H0324541B2 JP 57230534 A JP57230534 A JP 57230534A JP 23053482 A JP23053482 A JP 23053482A JP H0324541 B2 JPH0324541 B2 JP H0324541B2
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JP
Japan
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peripheral wall
water tank
wall
tank wall
bottom slab
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57230534A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59122642A (ja
Inventor
Hitoshi Sasayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP57230534A priority Critical patent/JPS59122642A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防火貯水槽、受水槽などに用いられ
る地下貯水槽における底版の構築方法に関する。
地震や火災などに備えて地下に貯水槽を構築す
る場合、騒音や振動の防止、工事期間の短縮およ
び建築現場のスペースの縮小などの目的から、地
上での貯水槽の側壁をなす貯水槽壁を構築し、貯
水槽壁内の土を掘削しながら、この貯水槽壁を地
下に沈設するいわゆる潜函工法によつて構築する
方法が最近多く採られるようになつてきた。
ところで、このような潜函工法による従来の地
下貯水槽では、貯水槽壁と底版との打ち継ぎ部の
液密化を図るため、貯水槽壁内の底版の取り合い
位置に継目を補強しかつ底版と一体化させるため
の鉄筋を突出させておき、この鉄筋をアンカとし
て底版と一体化させていた。
ところが、このような鉄筋を突出させておくも
のでは、鉄筋を型枠から出して貯水槽壁を形成す
るので、型枠に鉄筋を差し通すなどの手間がかか
り、また鉄筋だけによつて打ち継ぎ部を補強する
ものであるから貯水槽壁と底版との強固な一体化
および打ち継ぎ部の液密性の向上を図ることが容
易でなかつた。しかも、鉄筋が貯水槽壁内周面に
突出しているため、掘削時の作業の邪魔になると
いつた問題もあつた。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、貯水槽壁に対し軸
方向に貫通して配されるPC鋼材の下端の定着部
を底版内に位置させ、底版のコンクリート硬化
後、前記PC鋼材にプレストレスを導入すること
によつて、底版と貯水槽壁との打ち継ぎ部の一体
化が容易にでき、また打ち継ぎ部の液密性を向上
できる地下貯水槽における底版の構築方法を提供
することにある。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第1
実施例を示すもので、この貯水槽壁1は、リング
状の周壁2と、この周壁2の下端に垂設され周壁
2の肉厚よりも薄い補助周壁3とから構成されて
いる。
そして、前記周壁2は、従来の地下貯水槽と同
様、工場等において予め一定の寸法、形状に規格
化して生産された例えばプレキヤストコンクリー
ト等からなる円弧板状の上部セグメント4および
下部セグメント5を使用してリング状に組み立て
られており、また周壁2の内部には、軸方向およ
び周方向に貫通してPC鋼材6が配設されている
(軸方向のみ図示)。
一方、前記補助周壁3は、円弧板状の鋼製補助
セグメント7を使用して前記周壁2の外周径とほ
ぼ同径のリング状に組み立てられてなり、前記周
壁2の下端外周部にその上部がボルト8を介して
取り付けられている。また、前記鋼製補助セグメ
ント7は、外周面を形成するスキンプレート7a
と下面を形成する底板7bとから構成され、全体
として円弧板状に形成されている。
また、図中9は、前記PC鋼材6の下端の定着
部であつて、この定着部9は、PC鋼材6の下端
に螺着されたナツト10と、PC鋼材6に嵌合し
た支圧板11とから構成されている。
なお、前記周壁2は、第1実施例のように、二
種類のセグメント4,5を組み立てて構築される
いわゆるプレハブ構造のものに限らず、型枠成形
による現場打ちのコンクリートによつて形成する
構造のものであつても良い。
次に、以上のように構成された貯水槽壁1を用
いた地下貯水槽における底版の構築方法について
第1図を参照して説明する。
まず、前述した貯水槽壁1を、構築現場の地盤
上に置き、貯水槽壁1内の土を掘削し外部に搬出
して貯水槽壁1の自重により地中に沈下せしめ、
決められた位置に設置する。なお、貯水槽壁1
は、これを設置する地盤が、通常の地盤の場合に
は、先に地盤に穴を掘つてこの穴の中に設置する
方法をとつても良い。
次いで、貯水槽壁1を地中における所定の位置
に沈設した後は、底版の施工に先だつて下から栗
石、割石等の基礎材12および捨てコンクリート
としての基礎コンクリート13などを施していわ
ゆる地盤固めを行なう一方、周壁2の軸方向に貫
通して配されるPC鋼材6の下端の定着部9を周
壁下端2aより下方に位置させる。このとき、前
記周壁2の下端には、周壁2より薄肉の補助周壁
3が垂設されているため、この補助周壁3によつ
て貯水槽壁1下部に連続した凹溝Aが形成され、
周壁下端2aが地中に埋まることはなく、前記
PC鋼材6の定着部9を周壁下端2aより下方に
位置させるのに支障はない。また前記凹溝Aが底
版15の取り合い位置となる。
そして、地盤固めおよびPC鋼材6の下端の定
着部9の配置を終えた後は、底版15を補強する
主鉄筋16と配力筋17を配筋し、前記定着部9
を覆う如く貯水槽壁1底部にコンクリートを打設
して底版15を形成する。なお、その底版15
は、前記凹溝Aに対し液密に嵌合一体化してその
上下位置が決められる。
前記底版15のコンクリート硬化後、前記PC
鋼材6にプレストレスを導入する。このプレスト
レスの導入にあたつては、前記周壁2の上端で
PC鋼材6を緊張することにより行なう。
このプレストレスの導入によつて、前記底版1
5と周壁下端2aとが互いに圧接する方向に作用
するので、底版15と周壁2との打ち継ぎ部の液
密性が向上し、また一体化を図りやすい。しか
も、従来の地下貯水槽では構造上できなかつた底
版15へのプレストレスの導入が容易にでき、底
版15および打ち継ぎ部の強度を高めることがで
きる。また周壁2の軸方向へのプレストレスの導
入が潜函工事後、行なうことができ、作業能率を
高めることができる。
第2図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第2
実施例を示すもので、この実施例の貯水槽壁1
は、周壁下端2aが傾斜面に形成されており、こ
のようにすることによつて、底版15のコンクリ
ート打設後における気泡の発生も傾斜面に沿つて
外部に逃げるので底版15の形成が一層好都合で
ある。
第3図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第3
実施例を示すもので、この実施例の貯水槽壁1
は、周壁下端2aに断面コ字形状の鋼製補助セグ
メント20を連結してこの補助セグメント20に
よつて補助周壁3を組み立てたものであり、この
補助セグメント20では、上板20aがあるので
周壁2の連結がやり易い。
第4図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第4
実施例を示すもので、この貯水槽壁1では、周壁
2の下端外周側に補助周壁23を一体に形成した
から、補助周壁を連結する必要がなく、現場での
作業を容易にできる。
第5図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第5
実施例を示すもので、この貯水槽壁1では、補助
周壁に円弧板状に形成したコンクリート製補助セ
グメント25が連結されており、このようなコン
クリート製セグメントでも鋼製セグメントと同様
の効果を奏することができる。
以上詳述したように、本発明は、周壁に対し軸
方向に貫通して配されるPC鋼材の下端の定着部
を、周壁下端より下方に位置させ、この定着部を
覆う如くコンクリートを打設して底版を形成し、
底版のコンクリート硬化後、PC鋼材にプレスト
レスを導入することを特徴とするものであるか
ら、底版と貯水槽壁との間の打ち継ぎ部の一体化
を容易に図ることができ、また打ち継ぎ部の液密
化を高めることができるとともに、特に鉄筋など
を突出させる必要がないので、作業能率等を向上
できる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられる貯水槽壁の第1
実施例を示す半判面図、第2図は貯水槽壁の第2
実施例を示す要部断面図、第3図は貯水槽壁の第
3実施例を示す要部断面図、第4図は貯水槽壁の
第4実施例を示す要部断面図、第5図は貯水槽壁
の第5実施例を示す要部断面図である。 1……貯水槽壁、2……周壁、2a……下端、
3……補助周壁、6……PC鋼材、9……定着部、
15……底版。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周壁とこの周壁の下端に垂設され周壁の肉厚
    よりも薄い補助周壁とからなる貯水槽壁を地中に
    設置した後、前記周壁に対し軸方向に貫通して配
    されるPC鋼材の下端の定着部を周壁下端より下
    方に位置させておき、次いで、貯水槽壁の底部に
    前記PC鋼材の下端の定着部を覆う如くコンクリ
    ートを打設して底版を形成し、この底版のコンク
    リート硬化後、前記PC鋼材にプレストレスを導
    入することを特徴とする地下貯水槽における底版
    の構築方法。
JP57230534A 1982-12-27 1982-12-27 地下貯水槽における底版の構築方法 Granted JPS59122642A (ja)

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JP57230534A JPS59122642A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 地下貯水槽における底版の構築方法

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JPS59122642A JPS59122642A (ja) 1984-07-16
JPH0324541B2 true JPH0324541B2 (ja) 1991-04-03

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ID=16909249

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JPS618587U (ja) * 1984-06-20 1986-01-18 株式会社 創進テクノ 防火水槽
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