JPH0235929Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0235929Y2
JPH0235929Y2 JP1930083U JP1930083U JPH0235929Y2 JP H0235929 Y2 JPH0235929 Y2 JP H0235929Y2 JP 1930083 U JP1930083 U JP 1930083U JP 1930083 U JP1930083 U JP 1930083U JP H0235929 Y2 JPH0235929 Y2 JP H0235929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
waterway
fish
products
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1930083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59125524U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1930083U priority Critical patent/JPS59125524U/ja
Publication of JPS59125524U publication Critical patent/JPS59125524U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0235929Y2 publication Critical patent/JPH0235929Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は比較的水路幅の大きい常水の水路に
於いて同一製品を対称に組合せて中央に魚床を構
成させる様にしたコンクリートプレキヤスト水路
にかかわる。
農地に於ける幹線水路工事、又は基盤用水路工
事に於いて進められる水路設計は1/10排水量(10
年確率降雨量で計算された流量)で計算される流
量とするため河川支流近くや湖に近い個所ではそ
の幅が比較的大きく、2500mm以上、8000mm迄も広
くせざるを得ない。
この様に広い水路に成るとどうしても北国では
その構造計算に凍上モーメントと雪庇モーメント
を加える事が必要であると共に過去の柵梁の多く
の事故より側壁と底版の有効断面厚は比較的厚い
製品が要求されている。但し2000mm以上の幅を有
するU字型状のプレキヤスト製品は、工場に於け
る製作時の脱型荷重、又はストツク等の取扱い衝
撃による半製品に生ずるクラツクのため不良品も
多いので、U字型状で製作出来る経済的分岐点は
型枠の回転数、施工現場の土質、施工取扱い機械
の種類にもよるがその幅が2000mm〜2500mmが限度
とされている。
又最近自然保護で常水の水路勾配1/1000以下の
水路に於いては魚を棲息させる事が時代のニーズ
とされている事をも鑑み考案されたのが本考案製
品である。
以下本考案の実施態様を添付図面で示すものに
ついて説明すると、本考案の概要を理解していた
だくために第2図で示す一実施例の施工断面斜視
図を参考にしながら第1図でその構成を説明す
る。図面に於いて、一段高い本体側壁部1を土留
外壁とし、これと同時製作される底版2を介して
本体側壁部1と平行に対応する小壁部1′を設け
る。小壁部1′の高さは常水以下でH′=H/3以
下とし、天端部4は外側へ突出させ、同一製品を
対称に施工組合せた時にこの天端部4の突出によ
り魚床となる空胴部3を構成させるものである。
この小壁部1′の両端に溝5を設け延長方向に
製品が連結された時にここが魚の通過孔5′と成
る様にする。(中央に単独に通過孔5′を設ける時
もある)。
製品の施工ジヨイントに当つてはその使用目的
により (1) 製品の主鉄筋を露出させジヨイント鉄筋6と
し、対称に施工される製品のジヨイント鉄筋6
と合着させ中詰コンクリート7で一体化する。
(第2図) (2) 重荷重を受る超大型の製品でクツシヨン材8
を利用して中央ヒンジ構造として製品間をボル
トジヨイントで一体化する。(第3図、第4図、
第5図) (3) 水路高Hの1/2を排水路製品として利用、中
詰も玉石9を敷いてこの空隙より伏流水の浸透
をはかり、玉石9間の空隙を洗浄させ魚の産卵
場として最適とするための空施工とする。棲息
する魚種により図示していないが、魚床を構成
する空胴部3の適位に大石を詰め、小魚は通過
出来るが大きな魚は通過出来ない個所を適所に
設ける等の配慮は必要である。
この様な使用目的をもつて製作される本考案製
品は、 ◎ 従来の大型フリユームの型枠の一方の側壁部
1に仕切版と外型枠の交換により製作が容易に
出来る。
◎ ストツクヤードとトラツク運搬で積み重ねが
出来るので従来の大型フリユーム位いのストツ
クヤードとトラツクスペスで十分であり空間が
少ない。
◎ 水路幅が大きく変化しても中間ブロツクBを
追加して自由に構成する事が可能である。
◎ 同一型状製品の組合せのため施工が容易であ
る。
◎ 水路中央ジヨイント部がヒンジの役目をする
ので伸縮によるクラツクは製品本体に入らず、
この部分に集中するか緩和される。
◎ 小壁部1′の組合せ天端部が梁天端を構成す
るので水路内の足場とする事が出来る。
◎ 魚床が水路中央に位置するので魚の棲息状態
を側壁より離れて観賞出来、人の心に安らぎを
与えるものである。
以上の如く本考案の組合せ魚床水路は経済的に
自然保護をも考慮した時代のニーズに即するコン
クリートプレキヤスト製品である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の斜視図。第2図は、一実施
例の施工断面斜視図。第3図は、水路幅が大きく
中間ブロツクを使用した時の一実施例の断面図。
第4図は、側壁が重荷重を受ける時のバツトレス
リブ側壁を有する本考案の一実施例の断面図。第
5図は、側壁が階段を有する本考案の一実施例の
断面図。第6図は、排水路の一実施例の断面図。 図中、1……側壁部、1′……小壁部、2……
底版、3……空胴部(魚床)、4……天端部、5
……溝、5′……通過孔、6……ジヨイント鉄筋、
7……中詰コンクリート、8……クツシヨン材、
9……玉石、10……ウイツプホール、A……ブ
ロツク本体、B……中間ブロツク、H……側壁
高、H′……小壁高、H.H.W.L……1/10確率最高
水位、L.W.L……低水位、C……コンクリート又
は砂基礎、G……基礎栗石、i……ボルト孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートブロツク本体Aの一段高い側壁部
    1を土留壁とし、低版2を介してこの側壁1と並
    行に対設し1個以上の魚類通過孔5を有する小壁
    1′を一体化して設ける、この小壁1′の天端4を
    外側へ突出させ、施工時製品を対称に組合せて、
    縦設貫通の空胴部3を構成させ水路魚床とする事
    を特徴とするコンクリートプレキヤスト組合せ魚
    床水路。
JP1930083U 1983-02-12 1983-02-12 コンクリ−トプレキヤスト組合せ魚床水路 Granted JPS59125524U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1930083U JPS59125524U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 コンクリ−トプレキヤスト組合せ魚床水路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1930083U JPS59125524U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 コンクリ−トプレキヤスト組合せ魚床水路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59125524U JPS59125524U (ja) 1984-08-23
JPH0235929Y2 true JPH0235929Y2 (ja) 1990-10-01

Family

ID=30150455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1930083U Granted JPS59125524U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 コンクリ−トプレキヤスト組合せ魚床水路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59125524U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59125524U (ja) 1984-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5087150A (en) Method of constructing a seawall reinforcement or jetty structure
US4843658A (en) Swimming pool and method of construction
US4365451A (en) Poured adobe building construction and method of forming same
US3225548A (en) Retaining wall and section thereof
JPH0235929Y2 (ja)
CN111305152A (zh) 台阶式三维立体加筋桥台锥坡生态防护的施工方法
JP4227356B2 (ja) 構築用長尺ブロック
KR102159375B1 (ko) 논두렁 구축용 조립식 블록
JPH03247801A (ja) 道路構築工法
KR102249603B1 (ko) 옹벽 시공방법
JP2001107442A (ja) コンクリートブロックおよびこのコンクリートブロックからコンクリート構築物を構築する工法
JPS6323475Y2 (ja)
KR102194854B1 (ko) 변형축조블록을 이용한 생태통로가 구비된 수로 구조물
JP3016040U (ja) 前面空積み背面練り積み土留擁壁
JPS632537Y2 (ja)
KR100950092B1 (ko) 콘크리트블록을 이용한 친환경 옹벽구조물 및 그 시공방법
JPH0115736Y2 (ja)
JPS6338277Y2 (ja)
KR20030025366A (ko) 조립식 강재틀을 이용한 성토방법
JPS6322184Y2 (ja)
JP2799845B2 (ja) 地下浸透型側溝の構築工法
KR200228770Y1 (ko) 도로 측구용 조립식 소형 수로
KR920008713B1 (ko) 옹벽블럭 시공방법과 그 옹벽블럭
JPS6215325Y2 (ja)
JP2781166B2 (ja) 土工用木製カプセル、及びこれを用いた土木施工法