JP2763506B2 - 地下貯水槽 - Google Patents

地下貯水槽

Info

Publication number
JP2763506B2
JP2763506B2 JP7085421A JP8542195A JP2763506B2 JP 2763506 B2 JP2763506 B2 JP 2763506B2 JP 7085421 A JP7085421 A JP 7085421A JP 8542195 A JP8542195 A JP 8542195A JP 2763506 B2 JP2763506 B2 JP 2763506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underground water
storage tank
water storage
segment
segments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7085421A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08284461A (ja
Inventor
昌 仙波
哲夫 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANEDA KONKURIITO KOGYO KK
Original Assignee
HANEDA KONKURIITO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HANEDA KONKURIITO KOGYO KK filed Critical HANEDA KONKURIITO KOGYO KK
Priority to JP7085421A priority Critical patent/JP2763506B2/ja
Publication of JPH08284461A publication Critical patent/JPH08284461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2763506B2 publication Critical patent/JP2763506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、団地、マンション、
工場等の生活用水や防火用水、或いは非常時の飲料用を
蓄えておくために使用される、耐震性にすぐれた地下貯
水槽に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、公園、団地、或いはマンション、工場等の敷地内に
は、生活用水や防火用水、或いは非常時の飲料水を蓄え
ておくための地下貯水槽が設置されている。従来、この
種の地下貯水槽は、おもに場所打ち鉄筋コンクリートや
プレキャスト鉄筋コンクリートによって構築されてい
る。
【0003】しかし、前者は設置場所を広く必要とし、
また、山留め等の安全工事に余計な費用がかかり、ま
た、工期の長期化も免れず、しかも、水漏れ等が生じや
すく、品質管理及び施工管理に改善すべき課題が多々あ
った。
【0004】一方、後者は設置場所に所定の大きさ、深
さの根切りを行い、山留め等の安全工事を行った後に、
基礎コンクリートを打設し、この基礎コンクリートの上
にボックス・カルバートを横置し、その両端を鉄筋コン
クリート板を添え付け、PC鋼棒で締め付けてボックス
・カルバートと一体構造とするものであるが、山留め等
の安全工事に余計な費用がかかり、また、平面横方向に
長くなるため、設置場所を広く必要とし、交通の障害に
なる等の課題があった。また、平面横方向に長いため、
地震に弱い等の課題があった。
【0005】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、施工が容易で、かつ、耐震性にすぐれ
た地下貯水槽を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の地下貯水槽は
所定深さに掘削された根切り底に構築され、地下貯水槽
の床部を構成する基礎スラブと、この基礎スラブの周囲
に設置され、地下貯水槽の壁部を構成する複数枚のセグ
メントと、前記壁部の上端部に設置され、地下貯水槽の
屋根部を構成する複数枚の屋根パネルとを備えてなる円
筒形の地下貯水槽であって、前記基礎スラブを場所打ち
コンクリートによって構築し、下部セグメントの内側部
と基礎スラブ周囲との間には止水板が水平に介在され、
かつ下部セグメントの内側部に水平に突設されたアンカ
ーボルトは基礎スラブのコンクリート巾の配筋と連結さ
れ、前記壁部を前記地下貯水槽の円周方向に正三等分に
成形された複数枚のセグメントを前記基礎スラブの周囲
に前記地下貯水槽の円筒方向及び上下方向に接合部間に
跨る複数枚の内外の接合プレートと複数本の接合ボルト
とによって接合しつつ組み立てて構築してなる。
【0007】地下貯水槽の壁部を構成するセグメントど
うしの接合部に、その内側と外側とに位置してシール材
を接着性樹脂を塗布しつつ複数層に張り付け、かつ、前
記接合部にシール用の充填材を充填してなる。
【0008】またセグメントの接合面部に前記セグメン
トの周方向に連続して凹溝部を設け、この凹溝部にシー
ル用の充填材を充填してなる。
【0009】さらに基礎スラブの上面及びセグメントの
内側面をシート材で被覆してなる。
【0010】
【実施例】実施例1. 図1〜図6は、この発明に係る地下貯水槽の一実施例を
示し、図において、符号1は、所定深さに掘削された根
切り底に場所打ちコンクリートによって所定の厚さに構
築され、地下貯水槽の床部を構成する基礎スラブ、2、
3及び4はこの基礎スラブ1の周囲に地下貯水槽の円周
方向及び上下方向に接合しつつ円筒形に組み立てられ、
地下貯水槽の壁部を構成するセグメント(以下、それぞ
れ「下部セグメント2」、「中部セグメント3」、「上
部セグメント4」という)、5は円筒形に組み立てられ
た上部セグメント4の上端部に架け渡され、地下貯水槽
の屋根部を構成する屋根パネル、そして、符号6は屋根
パネル5に形成されたマンホール5aに取付けられ、地
下貯水槽にマンホール5aを介して取水する取水口であ
る。
【0011】また、符号7は下部セグメント2どうしの
突き合せ部、中部セグメント3どうしの突き合せ部及び
上部セグメント4どうしの突き合せ部にそれぞれ地下貯
水槽の円周方向に沿って添え付けられ、後述する接合ボ
ルト9とで下部セグメント2どうし、中部セグメント3
どうし及び上部セグメント4どうしをそれぞれ円周方向
に接合する接合プレート、8は下部セグメント2と上部
セグメント3との突き合せ部及び中部セグメント3と上
部セグメント4との突き合せ部にそれぞれ地下貯水槽の
上下方向に沿って添え付けられ、接合ボルト9とで下部
セグメント2と中部セグメント3及び中部セグメント3
と上部セグメント4とをそれぞれ上下方向に接合する接
合プレート、9は下部セグメント2、中部セグメント3
及び上部セグメント4の縁端部にそれぞれ螺合され、接
合部間に跨る接合プレート7と8を下部セグメント2、
中部セグメント3及び上部セグメント4の縁端部にそれ
ぞれボルト止めする接合ボルトである。
【0012】なお、接合プレート7と8は下部セグメン
ト2、中部セグメント3及び上部セグメント4の内側と
外側との両側に添え付けられ、また、接合ボルト9は下
部セグメント2、中部セグメント3及び上部セグメント
4の内側と外側との両側に螺合され、接合部間に跨るこ
の接合プレート7及び8と接合ボルト9とによって、各
パネルどうしは内側と外側とから二重に接合されてい
る。また、接合プレート7及び8と接合ボルト9とによ
る接合は、構築される地下貯水槽の規模に応じて、円周
方向及び上下方向の複数個所例えば2〜3個所において
なされている。
【0013】基礎スラブ1は所定の深さに掘削された根
きり底に割り栗石10を敷き詰め、この割り栗石10の
上に捨てコンクリート11を打設し、この捨てコンクリ
ート11の上に場所打ちコンクリートを打設することに
より構築されている。また、基礎スラブ1の所定位置に
集水ピットaが形成されている。集水ピット1aは屋根
パネル5のマンホール5aの真下に位置して形成されて
いる。
【0014】下部セグメント2は基礎スラブ1の周囲に
立設されている。また、下部セグメント2の内側部に複
数本のアンカーボルト12が水平に突設され、このアン
カーボルト12と基礎スラブ1のコンクリート中に配筋
された補強鉄筋(図省略)とが溶接されて下部セグメン
ト2が基礎スラブ1の周囲に一体的に固定されている。
【0015】なお、アンカーボルト12は下部セグメン
ト2のコンクリート中に埋設されたインサートナット1
3に螺合することにより突設されている。
【0016】また、下部セグメント2の内側部と基礎ス
ラブ1周囲との間には、ゴム若しくはプラスチック等か
らなる止水板14が水平に介在され、この止水板14に
よって下部セグメント2と基礎スラブ1との間の止水処
理が完全になされている。
【0017】なお、止水板14は、基礎スラブ1のコン
クリートを打設する前に、下部セグメント2の内側部に
形成され凹溝部15に一端を嵌着して突設されている。
【0018】中部セグメント3は下部セグメント2の上
に立設され、この中部セグメント3の上に上部セグメン
ト4が立設されている。
【0019】また、中部セグメント3と上部セグメント
4は円周方向に一定量(60°程度)ずらして設置さ
れ、パネルどうしの接合部(目地部)が上下方向に連続
しないようにすることにより、強度の向上が図られてい
る。
【0020】また、下部セグメント2、中部セグメント
3及び上部セグメント4は、いずれも地下貯水槽の円周
方向に正三等分に成形されている。
【0021】下部セグメント2、中部セグメント3及び
上部セグメント4が正三等分に成形されていることによ
り、各セグメントには面内応力のみが発生し、面外応力
(曲げ応力)は生じないので、板厚を薄くできるなどし
て構造的に有利となる。
【0022】また、セグメントの組み立てに際して自立
性を有するので、セグメントの組み立てがし易くなる。
【0023】さらに、下部セグメント2、中部セグメン
ト3及び上部セグメント4は、いづれもプレキャストコ
ンクリートによって凹曲板状に成形されている。また、
下部セグメント2、中部セグメント3及び上部セグメン
ト4の縁端部にインサートナット13が埋設され、この
インサートナット13に接合ボルト9が螺合されてい
る。
【0024】インサートナット13はアンカー鉄筋13
aによって各パネルのコンクリート中に強固に固定され
ている。また、インサートナット13の周囲に凹部17
が形成され、この凹部17に接合プレート7と8がそれ
ぞれ添え付けられ、接合プレート7及び8が表面に突出
しないように工夫されている。
【0025】また、下部セグメント2、中部セグメント
3及び上部セグメント4の接合部には、その外側と内側
との両側にシール材16が片側につき二重ないし三重に
張り付けられ、かつ、接合部のシール材16と16との
間にシール用の充填材18が充填されてセグメント接合
部の止水処理が確実になされている。
【0026】シール材16は、ガラス繊維、炭素繊維等
の化学繊維からなる織布より形成され、その表面に例え
ばエポキシ樹脂等の接着性の樹脂を塗着しながら張り付
けられている。また、充填材18には例えばウレタン樹
脂等が使用されている。
【0027】なお、各セグメントの接合端面に半円形、
三角径ないし台形状の凹溝部19を所定深さに形成し、
この凹溝部19にシール用の充填材18を充填すれば、
充填材18を確実に行うことができる。
【0028】各セグメントの接合部をこのように形成す
ることにより、弾性硬化継ぎ手のピンジョイントとする
ことができる。
【0029】また、下部セグメント2、中部セグメント
3及び上部セグメント4の外側面と内側面には、全面に
わたってエポキシ樹脂等の塗料を塗着して防水処理がな
されている。
【0030】なお、食品・化学工場等の処理・排水そう
・温泉の貯水槽等として使用される場合には、セグメン
トのコンクリートに悪影響を与えないように、基礎スラ
ブ1及び各セグメントの内側にゴム等の弾性材からなる
シート(図省略)が添え付けられている。
【0031】屋根パネル5は2分割ないし3分割程度に
分割して形成され、かつ、それぞれが扇形に形成されて
いる。また、隣接する屋根パネル5どうしは、例えば双
方の接合面部に凹部(図省略)を形成し、この凹部にア
ンカー鉄筋(図省略)を突設し、コンクリートを充填す
る等して接合されている。
【0032】また、屋根パネル5と上部セグメント4と
は、例えば下部セグメント2と中部セグメント3と接合
する場合同様の構成により、接合プレート8と接合ボル
ト9とで接合されている。
【0033】また、上部セグメント4と屋根パネル5と
の接合面部には止水用のパッキン(図省略)が介在さ
れ、かつ、セグメント接合部と同様の止水処理がシール
材16と充填材18とによって止水処理がなされてい
る。
【0034】なお、隣接する屋根パネル5どうしも接合
プレートと接合ボルトとによって接合してもよい。
【0035】取水口6はプレキャストコンクリートによ
って円筒形に成形され、その下端部に凹部6aが形成さ
れ、かつ、この凹部6aにアンカー金具20が突設され
ている。そして、このアンカー金具20を屋根パネル5
のマンホール5aの周囲に埋設されたインサートナット
13に螺合される取付ボルト21で固定することによ
り、取水口6は屋根パネル5に取り付けられている。
【0036】次に、この発明に係る地下貯水槽の構築工
法を説明すると、 (1)最初に地上において、下部セグメント2、中部セ
グメント3及び上部セグメント4を円筒形に組み立て
る。同時に各セグメントの接合部の止水処理及び各セグ
メントの内側及び外側の防水処理を行う。
【0037】(2)次に、円筒形に組み立てられたセグ
メントの内側の地盤を掘削しながら、円筒形に組み立て
られたセグメントを徐々に地盤中に沈下させるすなわち
オープンウェル工法による。
【0038】この場合、セグメントと周囲地盤との摩擦
を考慮する必要があるが、下部セグメント2の外形Wを
下端部より10〜100cm程度の高さHに渡って一回
り大きく(2〜20cm程度)形成することにより(図
1参照)、周囲地盤との摩擦を小さくして比較的スムー
ズに沈下させることができる。
【0039】係る場合の下部セグメント2の外径及び下
端からの高さは、周囲地盤の土質より最適の値とする。
【0040】例えば、周囲地盤が粘土質の場合は、外径
を小さくし、高さを高くし、粘土質の場合は、外径を大
きくし、高さを低くする。
【0041】(3)次に、円筒形に組み立てられたセグ
メントを所定の深さまで沈下できたら、根切り底を整地
し、その上に割り栗石を敷き詰め、捨てコンクリートを
打設し、その上に基礎スラブの補強鉄筋を配筋し、か
つ、コンクリートを打設して基礎スラブを構築する。
【0042】なお、コンクリートを打設する前に、下部
セグメントの内側部に止水板を取り付けておく。
【0043】また、必要に応じて、捨てコンクリートの
上に透水材や透水マット等を敷き詰めて、浸透可能な構
造とする。
【0044】(4)次に、円筒形に組み立てられた上部
セグメントの上に屋根パネルを設置して屋根部を構成す
るとともに、屋根部に取水口6を取り付ける。そして最
後に、周囲を埋め戻し、充分に転圧して工事を完了す
る。
【0045】
【発明の効果】この発明に係る地下貯水槽は、以上説明
した構成からなり、特に、壁部が複数枚のセグメントを
地下貯水槽の接合部間に跨り、かつ円周方向及び上下方
向に複数枚の内外接合プレートと複数本の接合ボルトと
によって接合し組み立てて構築されているので、セグメ
ントの位置決めが容易であり、工程が組み易く、施工も
容易となり、現場施工の省力化及び工期の短縮化等が図
れ、かつ、耐震性のきわめて高い地下貯水槽を提供でき
る効果がある。
【0046】また、各セグメントは地下貯水槽の円周方
向に正三等分に成形されているので、各セグメントには
面内応力のみが発生し、面外応力は生じないので、板厚
を薄くできるなどして構造的に有利になり、また、セグ
メントが湾曲しているので組み立てに際して自立性を有
するので、セグメントの組み立てがし易くなるなどの効
果がある。
【0047】また、地下貯水槽の壁部を構成するセグメ
ントどうしの接合部に、その内側と外側とに位置してシ
ール材を接着性樹脂を塗布しつつ二重ないし三重に張り
付け、かつ、前記接合部にシール用の充填材を充填し、
さらに、セグメントの接合面部に前記セグメントの周方
向に連続して凹溝部を設け、この凹溝部にシール用充填
材を充填し、また、基礎スラブと最下段に設置されるセ
グメントとの間には止水板を介在してなるので、セグメ
ントどうしの接合部及びセグメントと基礎スラブとの接
合部の止水性を確実になされ、水漏れ及び有害物質の浸
入等を確実に防止できる効果がある。
【0048】この発明に係る地下貯水槽の構築工法は、
地上において、複数枚のセグメントを円筒形に組み立て
て地下貯水槽の壁部を構成し、次に、円筒形に組み立て
られたセグメントの内側部の地盤を掘削しながら沈下さ
せるので、セグメントの組み立て及び接合部の止水処理
等を確実に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る地下貯水槽の一実施例の側面図
である。
【図2】図1に示す地下貯水槽の縦断面図である。
【図3】図2におけるA部拡大図である。
【図4】(a)は図1及び図2におけるB部拡大図、
(b)はそのイ−イ線断面図である。
【図5】(a)は図1及び図2におけるC部拡大図、
(b)はそのロ−ロ線断面図である。
【図6】(a)は図2におけるD部拡大図、(b)はそ
のハ−ハ線断面図である。
【符号の説明】
1…基礎スラブ、2…下部セグメント、3…中部セグメ
ント、4…上部セグメント、5…屋根パネル、6…取水
口、7,8…接合プレート、9…接合ボルト、10…割
り栗石、11…捨てコンクリート、12…アンカーボル
ト、13…インサートナット、13a…アンカー鉄筋、
14…止水板、15…凹溝部、16…シール材、17…
凹部、18…充填材、19…凹溝部、20…アンカー金
具、21…取付ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 7/18 B65D 88/06 B65D 88/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定深さに掘削された根切り底に構築さ
    れ、地下貯水槽の床部を構成する基礎スラブと、この基
    礎スラブの周囲に設置され、地下貯水槽の壁部を構成す
    る複数枚のセグメントと、前記壁部の上端部に設置さ
    れ、地下貯水槽の屋根部を構成する複数枚の屋根パネル
    とを備えてなる円筒形の地下貯水槽であって、前記基礎
    スラブを場所打ちコンクリートによって構築し、下部セ
    グメントの内側部と基礎スラブ周囲との間には止水板が
    水平に介在され、かつ下部セグメントの内側部に水平に
    突設されたアンカーボルトは基礎スラブのコンクリート
    巾の配筋と連結され、前記壁部を前記地下貯水槽の円周
    方向に正三等分に成形された複数枚のセグメントを前記
    基礎スラブの周囲に前記地下貯水槽の円筒方向及び上下
    方向に接合部間に跨る複数枚の内外の接合プレートと複
    数本の接合ボルトとによって接合しつつ組み立てて構築
    してなることを特徴とする地下貯水槽。
  2. 【請求項2】 地下貯水槽の壁部を構成するセグメント
    どうしの接合部に、その内側と外側とに位置してシール
    材を接着性樹脂を塗布しつつ複数層に張り付け、かつ、
    前記接合部にシール用の充填材を充填してなることを特
    徴とする請求項第1項記載の地下貯水槽。
  3. 【請求項3】 セグメントの接合面部に前記セグメント
    の周方向に連続して凹溝部を設け、この凹溝部にシール
    用の充填材を充填してなることを特徴とする請求項第2
    項記載の地下貯水槽。
  4. 【請求項4】 基礎スラブの上面及びセグメントの内側
    面をシート材で被覆してなることを特徴とする請求項第
    1項、記載の地下貯水槽。
JP7085421A 1995-04-11 1995-04-11 地下貯水槽 Expired - Fee Related JP2763506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7085421A JP2763506B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 地下貯水槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7085421A JP2763506B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 地下貯水槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08284461A JPH08284461A (ja) 1996-10-29
JP2763506B2 true JP2763506B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=13858363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7085421A Expired - Fee Related JP2763506B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 地下貯水槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2763506B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108678143A (zh) * 2018-07-27 2018-10-19 盘锦大奔金蚁橡胶制品有限公司 模块化可拆装循环利用防腐蚀橡胶蓄液池

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52122915A (en) * 1976-04-09 1977-10-15 Ishikawajima Kenzai Kogyo Kk Method of fabricating circular waterrstoring tanks
JPS5658934A (en) * 1979-10-20 1981-05-22 Sumitomo Metal Ind Ltd Waste heat recovering method in sintered ore cooler
JPS5952272A (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 Akagi:Kk コピ−によるのし紙の製法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
特公 昭59−52272

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08284461A (ja) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101193896B1 (ko) 토사 일체화 합벽구조를 갖는 구조물용 피씨 월
US4836714A (en) Enclosed structures of very large cross-section, such as conduits, silos or shelters
US20200256048A1 (en) Retaining Structure
KR20110132909A (ko) 기성 콘크리트 말뚝을 이용한 지하차도 및 그의 시공방법
JP2763506B2 (ja) 地下貯水槽
KR101676997B1 (ko) 캡 모듈, 옹벽 및 그 시공 공법
JPS601458B2 (ja) プレキヤストコンクリ−ト地下室の構築工法
JP2971810B2 (ja) 立体駐車場の地下構造物の構築方法
JP2905449B2 (ja) 地下貯水そう及びその構築工法
JPS5811754Y2 (ja) 耐震性鋼製地下タンク
KR100302684B1 (ko) 관로 밸브실 시공공법 및 밸브실의 벽 구조물
JPH0324541B2 (ja)
KR102637537B1 (ko) 벽체 구조물 및 그의 시공방법
JPH084033A (ja) 建物地下外周耐圧壁の構築方法
JPS621930A (ja) 地下建造物の基礎部の構造
CA1039903A (en) Swimming pool construction
JPH1037215A (ja) 立体駐車場の地下構造物およびその構築方法
JP2538759B2 (ja) 地下室および地下室の構築方法
JPH08291636A (ja) 組立式プールおよびその施工方法
JP3538743B2 (ja) 鋼製ガレージ
JP2676128B2 (ja) 複合建築物
JPH04315620A (ja) 鉄骨造建築物の基礎構造
JPH0627595Y2 (ja) 貯水槽における底設ピット
JPH0348273Y2 (ja)
JPH06330529A (ja) 現場打ちコンクリート布基礎とプレキャストコンクリート壁版との取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980224

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080327

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090327

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees