JPH0738030U - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JPH0738030U
JPH0738030U JP7339693U JP7339693U JPH0738030U JP H0738030 U JPH0738030 U JP H0738030U JP 7339693 U JP7339693 U JP 7339693U JP 7339693 U JP7339693 U JP 7339693U JP H0738030 U JPH0738030 U JP H0738030U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、フレーム本体と回転ローラーを脱
着自在にし、フレーム本体やベルトの清掃のみならず、
回転ローラーも洗浄ができ衛生性に優れるとともに、互
換性を有しベアリング等の破損時に他のものと容易に交
換することができ、また、ベルトコンベヤを設置場所に
応じてその機長を調整でき、更にメンテナンスの作業性
を著しく改善することのできる低原価で量産性に優れた
ベルトコンベヤの提供を目的とする。 【構成】 本考案のベルトコンベヤ1は、脚部9と、脚
部9に配設固定された長尺のフレーム4と、フレーム4
の一端部又は両端部に脱着自在に固定されたローラブラ
ケット軸受ユニットからなるテールローラー2,ヘッド
ローラー3と、前記ローラブラケット軸受ユニットAの
ロール間に張着されたベルトと、ベルトを駆動させる駆
動部5と、を備えた構成を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はローラブラケット軸受ユニットが脱着自在でかつベルトの清掃や取り 換えが容易なベルトコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種産業界で原料や製品等の搬送にベルトコンベヤが使用されている。 例えば食品業界においても生産ラインに各種ベルトコンベヤが使用されている。 しかし、従来のベルトコンベヤは加工食品の製造中にベルトやフレーム等に付着 した食品等のくずや欠け等を取り除く際、フレーム等を分解しなければベルトの 清掃や取り換えができず、ベルトの清掃等に多大の労力と時間を要し、作業性に 劣りひいては生産性を阻害するという問題点を有していた。 そこで、このような問題点を解決するものとして、実公平5−33459号公 報が開示されている。 以下に従来のベルトコンベヤについて説明する。 図5は従来のベルトコンベヤの回転ローラー部の要部平面図である。 50はステンレス鋼からなる長尺状のフレーム、フレーム50は、本体フレー ム51と、本体フレーム51の一端部に連結される補助フレーム52とに分割さ れている。補助フレーム52には、回転ローラー53が配置され、また、補助フ レーム52は、本体フレーム51に対して回動自在とされている。即ち、補助フ レーム52の両側には、本体フレーム51側に突出して、側板54が溶接等によ り固着されており、側板54は、突出部55において、この側板54及び本体フ レーム51を貫通する支持軸56により回動自在に支持されている。 また、側板54の支持軸56より延出する突出部55端には、切欠溝57が形 成されており、この切欠溝57には、本体フレーム51に螺着される固定螺子5 8が挿通されている。 更に、側板54の補助フレーム52には、テークアップフレーム59が配置さ れており、このテークアップフレーム59の先端には、回転ローラー53が回転 自在に配置されている。 テークアップフレーム59には、長孔60が形成されており、この長孔60に は、補助フレーム52に螺着される固定螺子61が挿通されている。テークアッ プフレーム59の本体フレーム51側には、突出部62が形成されており、この 突出部62は、ブラケット63に螺着されるテークアップ螺子64により、回転 ローラー53側に押圧されている。 以上のように構成された従来のベルトコンベヤについて、以下その動作を説明 する。 図6は補助フレームの回動時の要部側面図である。 ベルトコンベヤの使用時には、図5及び図6に示したように、本体フレーム5 1の延長面上に補助フレーム52が位置され、この位置において、補助フレーム 52は、固定螺子65により本体フレーム51に固定されている。そのため、補 助フレーム52の突出部(側板54の突出部55端側)は、本体フレーム51の 側部の一部を覆う状態となり、補助フレーム52の回転ローラー53側からの力 によって、浮き上げるような力が作用しても、補助フレーム52の動きを阻止す ることができる。 一方、ベルトコンベヤの清掃時等には、固定螺子65が緩められ、図 に二点 鎖線で示したように、本体フレーム51に対して補助フレーム52が適当な角度 で回動され、これによりベルト66に緩みが生ずることとなる。 これにより、フレーム50の清掃を容易に行うことが可能になる。 一方、清掃後には、補助フレーム52を水平位置まで回動し、固定螺子65に より側板54を締め付けるだけで良く、テークアップフレーム59によるベルト 66の張力の調節を不要とすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、ベルトを緩めてフレーム等の拭き取り作業 は容易に行えるが、しかし、テールローラーやヘッドローラー等の回転ローラー の軸部の埃や塵はとることができないので、雑菌が繁殖し易く衛生上の問題点を 有するとともに、ベルトコンベヤそのものを解体して行わねばならず作業性に欠 けるという問題点があった。また、ベルトが原料で汚れたり破損したりして他の ベルトに代えるときも同様であり、取り換え作業に時間を要し、多大の労力を要 すという問題点を有していた。 更に、従来のベルトコンベヤは本体フレームと補助フレームが一体に形成され ているのでベルトコンベヤの機長は一定の長さしか有さないため作業環境や作業 内容等が変わった場合、それらに応じてそれらに適合したベルトコンベヤを設置 しなければならずベルトコンベヤの機長の自在性に欠けるという問題点を有して いた。 また、ベルトコンベヤの生産時、テールローラーやヘッドローラーがフレーム と一体に組み立てる方式なので、生産の自在性に欠け生産性に欠けるとともに品 質管理に多大の労力を要すという問題点を有していた。 一方、顧客がベルトコンベヤを使用中にヘッドローラー等のベアリング部等が 破損した場合、該ローラー等がベルトコンベヤ本体と一体に作製されているため 、現場で部品の交換等を強いられ取り替え作業に多大の作業工数を要すとともに 、その間生産ラインを停止させねばならないという問題点があった。
【0004】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、テールローラー等の回転ローラ ーをローラブラケット軸受ユニットにすることによりフレーム本体と脱着自在に したので、フレーム本体やベルトの清掃のみならず、回転ローラーをも洗浄がで き衛生性に優れるとともに、ローラブラケット軸受ユニットが互換性を有するの で、ベアリング等の破損時に他のものと容易に交換することができ、更に、ベル トコンベヤの機長の長さを設定場所や作業内容に応じて自由調整することができ るとともにメンテナンスの作業性を著しく改善することができる低原価で量産性 に優れたベルトコンベヤを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のベルトコンベヤは次の構成を有している。 請求項1に記載のベルトコンベヤは、脚部と、前記脚部に配設固定された長
尺 のフレームと、前記フレームの一端部又は両端部に脱着自在に固定されたローラ ブラケット軸受ユニットと、前記ローラブラケット軸受ユニットのロール間に張 着されたベルトと、前記ベルトを駆動させる駆動部と、を備えた構成を有してい る。 請求項2に記載のベルトコンベヤは、請求項1において、前記ローラブラケッ ト軸受ユニットが、左右一対のブラケット軸受板の一端部にローラー軸止部と、 他端部に前記フレームの両側部に形成された凹部又は凸部からなるフレーム嵌合 部に回動自在で、かつ嵌着自在に嵌合する凸部又は凹部からなるブラケット嵌合 部と、下部に前記フレームと脱着自在に嵌合して前記フレームの固定部で固定さ れる固定用凹部と、前記ロール軸止部に前記ベルトの張力を調整するベルト調整 部と、を備えた構成を有している。 請求項3に記載のベルトコンベヤは、請求項1又は2の内いずれか1において 、前記脚部が立壁部と底壁部で構成され前記立壁部に直交状に固定された横架材 を有し、前記フレームが前記フレームの長手方向の側部に形成された横架材挿入 孔で挿着固定され、前記フレーム本体が断面略コの字型に形成されている構成を 有している。
【0006】 ここで、脚部はフレームの両側部に支柱を配設した門型や立壁部と底部とから なるL字型等でもよい。尚、L字型脚部の場合ベルトを立壁部のないフレームの 側部から簡単に脱着できるので好ましい。L字型脚部の場合、フレーム挿着用の 横架材を立壁部に固定しておくと、フレームも容易に脱着できるので、ベルトコ ンベヤを分解でき組立や搬出等の作業性を著しく向上させることができるととも に、現場にベルトコンベヤを据え付けた後は、清掃作業やメンテナンス作業の作 業性を向上させることができる。ローラブラケット軸受ユニットは、ヘッドロー ラー駆動方式の場合はテールローラーのみに採用してもよく、また、センタード ライブ方式の場合は、テールローラー及びヘッドローラーのいずれか一方または 両方を互換できるようにしてもよい。 ローラブラケット軸受ユニットのローラー軸止部はブラケット軸受板の一端部 に穿孔された長孔若しくはブラケット軸受板の一端部に開口した長溝等で形成さ れる。尚、長溝の場合、開口部側に傾斜部を形成すると回転ローラーの装着が容 易になるとともに装着作業の際のローラーの転がりによる脱落を防止できる。 ブラケット軸受板は補強ステーの種類を変えることにより各種長さのローラー を使用することができる。
【0007】
【作用】
この構成によって、テールローラー等の回転ローラーがローラブラケット軸受 ユニットになっているので、脱着自在であり、かつ互換性を有することから以下 の作用をする。すなわち、 a.フレームやベルトの清掃も容易に行うことができるとともに、ローラブラ ケット軸受ユニットを消毒液に直接浸漬できるので完全に消毒できる。 b.アタッチメントを取り替えることで、従来のコンベヤがナイフエッジとし て使用することができるので、より小さなワークを確実にしかも形をくずさない ようにベルトコンベヤ間等で乗り移りをさせることができる。 c.長さの異なるローラブラケット軸受ユニットと取り代えることによりベル トコンベヤの機長の長さを自由に調整することができる。 d.生産ラインが従来の一体組立方式から分割組立方式にすることができ、生 産性を著しく向上させることができるとともに、生産管理も容易にすることがで き、更に、品質管理を向上させることができる。 e.従来は、ヘッドローラー及びテールローラー等の回転ローラーのベアリン グ等が破損した際、ベルトコンベヤ本体と一体型のため、生産ラインを停止しベ ルトコンベヤの設置場所で部品の交換を強いられていたが、回転ローラーがロー ラブラケット軸受ユニットで独立しているため、その部分のみを新品と取り換え るか、その部分のみを作業台上に移し、修理をすることができるので、生産ライ ンの停止時間を著しく短縮化することができる。また、メンテナンス作業の作業 時間の短縮化を図ることができる。更に、従来、回転ローラーの取り替え時にロ ーラーが回転するため手を滑らせて、ローラーを床面に落としローラーの二次破 損や作業者の事故が絶えなかったが、これらの発生を防止できる。 f.その他、フレームと脚部からなるフレーム本体が略コの字型に形成されて いるため、ローラブラケット軸受ユニットをフレーム嵌合部で回動させフレーム 本体側に倒すだけで容易にベルトの取り換えやベルトとフレームの清掃を行うこ とができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 (実施例1) 図1は本考案の第1実施例のベルトコンベヤの要部斜視図であり、図2はロー ラブラケット軸受ユニットの斜視図である。 1は本考案の第1実施例のセンタードライブ方式のベルトコンベヤ、2はロー ラブラケット軸受ユニットAからなるテールローラー、3はローラブラケット軸 受ユニットAからなるヘッドローラー、4はベルト(図示せず)を支持する長尺 状のフレーム本体、5はフレーム本体4の側部に配設された駆動部、6は駆動部 5の回転をベルトに伝える駆動ローラー、7は駆動ローラーを軸着する駆動ロー ラー軸受板、8は駆動ローラー軸受板7の案内溝に嵌脱自在に軸支されたテンシ ョンローラー、9はL字状に形成された脚部、10はフレーム本体4の両端部に 溶接等で固定された側板、11は側板10の後部に突設されたフレーム嵌合部、 12は側板10に螺合され螺子で固定したり解除したりする固定部である。 図2において、Aはローラブラケット軸受ユニット、13は左右一対に形成さ れたブラケット軸受板、14はブラケット軸受板13の先端部にブラケット軸受 板13と平行に長孔状に穿孔して形成されたローラー軸止部、15はローラー軸 止部14に軸着されたローラー、16はローラー軸止部14の後部に突設形成さ れたベルトの張力を調整するローラー調整部、17はローラー調整部16に螺着 されローラーの位置を調整する調整螺子であり、本実施例では、ベルト調整部は ローラ調整部16と調整螺子17で構成したが、他の公知のもので構成してもよ い。18はブラケット軸受板13の後部に凹部状に形成されたフレーム嵌合部1 1に回動自在で、かつ嵌着自在に嵌合されるブラケット嵌合部、19はブラケッ ト軸受板13の下部に形成されたフレームの固定部12に嵌合して固定される固 定用凹部、20は螺子20a等でブラケット軸受板13を補強間に固定されブラ ケット軸受板13を補強する補強ステーである。
【0009】 以上のように構成された本実施例のベルトコンベヤについて、以下のその動作 を説明する。 図3は本考案の第1実施例におけるローラブラケット軸受ユニットのフレーム 本体への装着状態を示す要部側面図である。 まず、ローラブラケット軸受ユニットAをフレーム本体4に装着する場合につ いて説明する。 ローラブラケット軸受ユニットAのブラケット軸受板13を両手で持ち、ブラ ケット嵌合部18の凹部をフレーム本体4の側板10の突起状のフレーム嵌合部 11に嵌合させる。図3に示す矢印a方向にフレーム嵌合部11を中心として回 動させフレーム4にもたせかける。次いで、図1に示すように、脚部9の立壁部 のない方からベルト(図示せず)を入れテールローラー2,ヘッドローラー3及 び駆動ローラー6にかけわたした後、テールローラー2を図3の矢印b方向に回 動させてテールローラー2を倒し側板10の固定部12にブラケット軸受板13 の固定用凹部19を嵌合させた後、フレーム4の両側部の固定部12の螺子を締 めてローラブラケット軸受ユニットAからなるテールローラー2を図1中のヘッ ドローラー3のように固定する。次いで、テンションローラー8をテンションロ ーラー案内溝8aに嵌合させ、ベルトを均一に張設する。 次に、ローラブラケット軸受ユニットAの洗浄時や互換時について説明する。 食品工業で作業が終了してベルト等を洗浄・消毒する場合は、まず、ローラブ ラケット軸受ユニットAの調整螺子17を緩めローラー軸止部14内にローラー 15を遊嵌状態にするか、テンションローラー8をテンションローラー案内溝8 aから外した後、固定部12の螺子を解除してローラブラケット軸受ユニットA を図3の矢印a方向にフレーム嵌合部11を中心として回動させフレーム本体4 側に倒してフレーム本体4に係止した後、ベルト(図示せず)を外す。次いで、 ブラケット軸受板13を手で持ってフレーム4から外し、他のローラブラケット 軸受ユニットと交換するか、ローラブラケット軸受ユニットAを消毒液につけ消 毒する。また、ベルトやフレーム4を消毒液で掃き取る。ローラブラケット軸受 ユニットAをフレーム本体4に装着するときは、前記と同様にして行う。
【0010】 以上のように本実施例によれば、ローラブラケット軸受ユニットを簡単に取り 外しや装着ができるので、生産ラインでの作業終了後の洗浄・消毒作業を容易に 行うことができる。また、回転ローラーのベアリング等が損傷した場合やメンテ ナンス作業もローラブラケット軸受ユニットが脱着自在なので簡単に行うことが でき、生産ラインの運転に支障を来すことがない。また、フレーム本体が略コの 字型に形成されているためベルトの脱着を極めて容易に行うことができる。 更に、生産ラインの都合でのベルトコンベヤの機長の長さを長くしたり短くし たりする必要が生じたときでもローラブラケット軸受ユニットが互換性を有して いるので、最適の長さのブラケット軸受板のローラブラケット軸受ユニットに代 えるだけで対処することができる。
【0011】 (実施例2) 図4は本考案の第2実施例のベルトコンベヤのローラブラケット軸受ユニット のフレーム本体への装着状態を示す要部側面図である。 図3の第1実施例のローラブラケット軸受ユニットAと異なる点は、 (1)ローラブラケット軸受ユニットBのローラー軸止部14aがブラケット 軸受板13の先端で開口した長溝で形成され、先端部が案内角度αで上向きに形 成されている点と、(2)固定用凹部19aが案内角度βでフレーム本体4の固 定部12に嵌合が容易になるように形成されている点である。 ここで、案内角度αは3°±3°に形成されるのが望ましい。ローラーの嵌着 作業を容易にするとともにローラーの転落を防止するためである。この角度以下 ではローラーが転落し易く、また、この角度以上ではローラーの装着時に開口部 を損傷し易いので好ましくない。 案内角度βは20°±20°で形成されるのが望ましい。ブラケット軸受板の 長さが短いときはβは0°でもよいが0°以下だと装着ができず、またβ>40 °ではローラブラケット軸受ユニットの装着時、装着作業が困難となるので好ま しくない。
【0012】 以上のように本実施例によれば、第1実施例の作用効果を有するとともにロー ラー軸止部14aが案内角度αで長溝状に形成されているのでローラブラケット 軸受ユニットをフレーム本体4に固定したままローラーを脱着することができる る。また、固定用凹部12aが案内角度αで形成されているので、ブラケット軸 受板の脱着作業を容易に行うことができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案のベルトコンベヤはフレーム本体とL型脚部で略コの字型 に形成され、かつローラブラケット軸受ユニットがベルトコンベヤ本体に脱着自 在で、かつ互換性があるので、次のような優れた効果を実現できるものである。 a.ローラブラケット軸受ユニットを回動させるだけで容易にベルトを脱着で き、ベルトやフレーム本体の清掃を簡単に行うことができる。 b.ローラブラケット軸受ユニットが脱着自在なので、部品が破損した時に新 品と簡単に取り換えることができるので修理の時間を著しく短縮化できるととも に、故障品は工場に持ち帰って修理できるのでメンテナンス作業性を著しく向上 させることができる。 c.ローラブラケット軸受ユニットとフレーム本体の生産ラインを分割できる ので、生産ラインの利用率を高めることができるとともに生産管理や品質管理の 管理性を向上させることができる。 d.ベルトを脚部のない側から容易に取り換えることができるのでベルトの取 り換え作業の作業性を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるベルトコンベヤの要
部斜視図
【図2】本考案の第1実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットの斜視図
【図3】本考案の第1実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットのフレーム本体への装着状態を示す要部側
面図
【図4】本考案の第2実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットのフレーム本体への装着状態を示す要部側
面図
【図5】従来のベルトコンベヤの回転ローラー部の要部
平面図
【図6】従来のベルトコンベヤの補助フレームを回動さ
せた状態を示す要部側面図
【符号の説明】 1 第1実施例のベルトコンベヤ 2 テールローラー 3 ヘッドローラー 4 フレーム本体 5 駆動部 6 駆動ローラー 7 駆動ローラー軸受板 8 テンションローラー 8a テンションローラー案内溝 9 脚部 10 側板 11 フレーム嵌合部 12 固定部 13 ブラケット軸受板 14 ローラー軸止部 14a ローラー軸止部 15 ローラー 16 ローラー調整部 17 調整螺子 18 ブラケット嵌合部 19 固定用凹部 19a 固定用凹部 20 補強ステー 50 フレーム 51 本体フレーム 52 補助フレーム 53 回転ローラ 54 側板 55 突出部 56 支持軸 57 切欠溝 58 固定螺子 59 テークアップフレーム 60 長孔 61 固定螺子 62 突出部 63 ブラケット 64 テークアップ螺子 65 固定螺子 66 ベルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部と、前記脚部に配設固定された長尺
    のフレームと、前記フレームの一端部又は両端部に脱着
    自在に固定されたローラブラケット軸受ユニットと、前
    記ローラブラケット軸受ユニットのローラー間に配設さ
    れたベルトと、前記ベルトを駆動させる駆動部と、を備
    えたことを特徴とするベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記ローラブラケット軸受ユニットが、
    左右一対のブラケット軸受板の一端部に形成されたロー
    ラー軸止部と、前記ブラケット軸受板の他端部に前記フ
    レームの両側部に突起状に形成されたフレーム嵌合部に
    回動自在でかつ嵌着自在に嵌合する溝部等からなるブラ
    ケット嵌合部と、前記ブラケット軸受板の下部に前記フ
    レームの両側部に形成された固定部に嵌着自在に嵌合し
    て固定されるブラケット固定部と、前記ローラー軸止部
    に前記ベルトの張力を調整するベルト調整部と、前記ロ
    ーラー軸止部に装着された回転ローラーと、を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のベルトコンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記脚部が立壁部と底壁部で構成され前
    記立壁部に直交状に固定された横架材を有し、前記フレ
    ームが前記フレームの長手方向の側部に形成された横架
    材挿入孔で挿着固定され、前記フレーム本体が断面略コ
    の字型に形成されていることを特徴とする請求項1又は
    2の内いずれか1に記載のベルトコンベヤ。
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