JP2005324070A - 循環還流システムで使用する玉供給装置 - Google Patents

循環還流システムで使用する玉供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005324070A
JP2005324070A JP2005232533A JP2005232533A JP2005324070A JP 2005324070 A JP2005324070 A JP 2005324070A JP 2005232533 A JP2005232533 A JP 2005232533A JP 2005232533 A JP2005232533 A JP 2005232533A JP 2005324070 A JP2005324070 A JP 2005324070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
belt
roller
upper roller
ball supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005232533A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukuda
義明 福田
Tamotsu Ariga
保 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sayama Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sayama Precision Ind Co Ltd filed Critical Sayama Precision Ind Co Ltd
Priority to JP2005232533A priority Critical patent/JP2005324070A/ja
Publication of JP2005324070A publication Critical patent/JP2005324070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract


【課題】本発明は、凸部付揚送ベルト(搬送ベルト)の交換作業が容易に素早く行えることにより作業者のメンテナンスする時間が短縮され、組立て時においても短時間で組立てることにより、組立て費用が低減し、製品のコストダウンを図ることが出来る、玉供給装置を提供する。
【解決手段】玉供給装置は、回転軸を軸支した上方の上部ローラと、回転軸を軸支した下方の下部ローラと、上部ローラと下部ローラとに巻回する凸部付揚送ベルトと、下部ローラの回転軸を嵌合させるリフト本体部と、両側面に設けた溝部に上部ローラの回転軸を嵌合させてリフト本体部に取付ける上部ローラ固定カバーと、凸部付揚送ベルトを覆う背面カバーと、凸部付揚送ベルトを駆動させる駆動モータと、から構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技島に複数台列設されたパチンコ遊技機及び遊技媒体貸出機と、上部タンクを設けた玉揚送装置と、遊技島内に玉貯留タンクとを備えて循環還流させるように成した循環還流システムに関わり、パチンコ玉を下方から傾斜姿勢にて揚送して排出させる循環還流システムで使用する玉供給装置に関する。
パチンコ遊技店の遊技島は、例えば複数台15台乃至20台程度のパチンコ遊技機を片面または両面に直線状に列設(横方向)させて配設した複数列の遊技島と、この複数列の遊技島に対向する位置に少し幅広の通路(中通路)を挟んで前後方向に配設した複数列の遊技島と、から構築されている。
遊技島においては、片面の所謂壁島の場合、略15万発程度の、また両面の所謂両面島の場合は、略30万発程度のパチンコ玉が使用(保有)され、循環還流するように成っており、各パチンコ遊技機及び各遊技媒体貸出機に対して上部の補給樋からパチンコ玉が補給される。この遊技島には上部タンクを備えてパチンコ玉を磨きながら揚送する玉揚送装置と、島内に多量のパチンコ玉を貯留させる玉貯留タンクとが備えられ、該玉貯留タンク内に貯留した玉を循環還流(システム)が提供されている。
上記遊技島において、島内に貯留した玉を循環還流させるシステムは、例えば遊技島内に多量のパチンコ玉を貯留させる玉貯留タンクと、この玉貯留タンクの端部の玉排出口に設けられた玉供給装置と、この玉供給装置若しくは各パチンコ遊技機から回収樋に排出されたパチンコ玉を上方に磨きながら揚送する玉揚送装置と、この玉揚送装置の上部には揚送されたパチンコ玉を一時貯留(貯留部)させておく上部タンクと、この上部タンクから各パチンコ遊技機や各遊技媒体貸出機に対してパチンコ玉を補給する補給樋と、上部タンクから溢れたパチンコ玉を玉貯留タンクに戻すためのオーバーフロー樋と、から大略構成され、島内のパチンコ玉が循環還流するようにし、営業に支障(補給トラブル等)がないようにしている。
上記循環還流させるシステムにおいて、遊技島内に貯留した玉貯留タンクの玉排出口から排出するように玉供給装置が設けられている。
循環還流させるシステムで使用される玉供給装置は、垂直姿勢と成し、駆動モータにより駆動する二本の揚送ベルトにパチンコ玉を挟持して揚送する構成としたものや、傾斜姿勢と成し複数の凸部を形成し、駆動モータにより駆動する桟付揚送ベルトの凸部にパチンコ玉を乗せて揚送する構成としたものが提供されている。
上記したうち、傾斜姿勢と成し、桟付揚送送ベルトの表面の凸部にパチンコ玉を乗せて揚送する構成の玉供給装置が例えば、下記の特許文献1にて開示されている。
特開平8−89648号公報
特許文献に示した玉供給装置(遊技球揚送装置)の構成を記載すれば、回転駆動源と、この回転駆動源により、回転駆動する第1ベルト車と、第2ベルト車と、これら第1ベルト車と第2ベルト車の間に張設された駆動ベルトと、第2ベルト車と同軸に固定された駆動車と、従動車と、これら駆動車と従動車の間に張設された搬送ベルト、とから構成されている。
また、この搬送ベルトの表面には、搬送ベルトの幅とほぼ同じ幅の桟部材が、その長手方向が搬送ベルトの張設の方向に垂直になるように設けられている。
しかしながら、上記した玉供給装置(遊技球揚送装置)の構成においては、長年使用していると、搬送ベルトの表面の桟部材にパチンコ玉を乗せて揚送するため、搬送ベルトの表面が汚れてくる。また、搬送ベルトが亀裂して切断してしまうことがあり、搬送ベルトを交換しなくてはならない。搬送ベルトを交換するにあたっては、第1ベルト車と第2ベルト車の間に張設された駆動ベルトを外した後に駆動車と従動車の間に張設された搬送ベルトを外すため、交換が面倒で作業し難く素早く交換することが出来なかった。
また、組立てる作業においても、多大の時間を要しまいコストアップとなっていた。つまり、軸支されている駆動車と従動車とを工具にて外す作業、元に戻す作業等をしなくてはならなかった。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、目的は、凸部付揚送ベルト(搬送ベルト)の交換作業が容易に素早く行えることにより作業者のメンテナンスする時間が短縮され、組立て時においても短時間で組立てることにより、組立て費用が低減し、製品のコストダウンを図ることが出来る、玉供給装置を提供する。
本発明の構成は、遊技島に備え、パチンコ玉を下方から傾斜姿勢にて揚送して排出させる玉供給装置において、上記玉供給装置は、回転軸を軸支した上方の上部ローラと、回転軸を軸支した下方の下部ローラと、前記上部ローラと前記下部ローラとに巻回する凸部付揚送ベルトと、前記下部ローラの回転軸を嵌合させるリフト本体部と、両側面に設けた溝部に前記上部ローラの回転軸を嵌合させて前記リフト本体部に取付ける上部ローラ固定カバーと、前記凸部付揚送ベルトを覆う背面カバーと、前記凸部付揚送ベルトを駆動させる駆動モータと、から構成したことによって達成される。
以上、本発明の構成によれば、玉供給装置において長年使用している凸部付揚送ベルト(搬送ベルト)の交換作業が容易に素早く行えることで作業者のメンテナンスする時間が短縮され、組立て時においても短時間で組立てることにより、組立て費用が低減し、製品のコストダウンを図ることが出来ることで、所期の目的を果たすことが出来る。
以下、図面に示した実施形態を詳細に説明していく。図1は循環還流システムで使用する玉供給装置の構成を示す外観斜視図であり、図2は玉供給装置の正面カバーとベルトカバーを外した時の状態を示す外観斜視図であり、図3は本発明の玉供給装置の各構成を分解した状態を示す外観分解斜視図である。
先ず始めに、図4に基づいて遊技島に配備された循環還流システムの構成について説明する。
遊技島は、複数台のパチンコ遊技機及び遊技媒体貸出機(周知なので共に不図示)列設されており、後述する循環還流システム1の各構成が配備されている。図4に示す遊技島は主に中央付近の玉揚送装置6より一方側(右側半分)のみを図示している。また、他方側(左側半分)にも同様の構成(玉貯留タンク7、玉供給装置20等)が備えられているが、図は略されている。尚、本発明の循環還流システムの構成に限定されるものでない。
循環還流システム1は、各遊技島に複数台列設されたパチンコ遊技機及び遊技媒体貸出機と、パチンコ玉を磨きながら揚送する上部タンク5を備えた玉揚送装置6と、遊技島内に多量のパチンコ玉を貯留する玉貯留タンク7(例えば、メイン玉貯留タンク7A及びサブ玉貯留タンク7B)とが備えられ、該玉貯留タンク7から排出したパチンコ玉を上記玉揚送装置6により上部タンク5内に揚送され、該上部タンク5から各パチンコ遊技機及び各遊技媒体貸出機に補給樋8により補給され、該上部タンク5内にて余剰したパチンコ玉を再び玉貯留タンク7に戻すためのオーバーフロー樋10にて循環還流するように構成されている。
また、上部タンク5の側面には隣接した遊技島の上部タンク5へ供給したり、受給したりすることができる一本又は二本のバランス樋(不図示)が掛け渡され、各遊技島の玉貯留量に応じて、バランス樋にて供給、受給することで、隣接した遊技島内の玉貯留量を均等化にさせることが出来るようにしている。
パチンコ遊技店の遊技島においては、複数台15台乃至20台程度のパチンコ遊技機を片面または両面に直線状に列設させ左右方向に配設した複数列の遊技島と、この複数列の遊技島に対向する位置に少し幅広の中通路を挟んで前後方向に同じように左右方向に配設した複数列の遊技島と、から構築されている(図5参照)。また、図示しないが、何れかの遊技島の端縁には、遊技客が獲得した景品玉を計数する、景品玉計数機(不図示)が設置され、この景品玉計数機に投入されたパチンコ玉は計数後、回収樋にて回収される。
左右方向に配設した遊技島とは、片面または両面に横方向に配設され、パチンコ遊技機毎に椅子が設置され、僅かな通路が形成された遊技島のことを言う。
また、中通路とは、少し幅広の通路に形成され、各遊技島の島端には遊技設備(玉計数機や両替機やカード発券機等)が設置されている通路のことを言う。
前後方向に配設した遊技島とは、上述した中通路を挟んで対向した位置に左右方向に配設した遊技島のことを言う。
図4に示した遊技島内には、略15万発程度の、また両面の両面島の場合は、略30万発程度のパチンコ玉が島内の玉貯留タンク7内に貯留(保有)されている。上記した玉貯留タンク7は、遊技島に列設されるパチンコ遊技機の台数によって設置個数(少なくとも一個以上)、多量のパチンコ玉を貯留する長さが異なるものを備えるようになっていて、ここでは、一つのメイン玉貯留タンク7A(長めの略長方形状と成し、約10万個収納可能)と、このメイン玉貯留タンク7Aに順次に接続される一つのサブ玉貯留タンク7B(メイン玉貯留タンク7Aより少し短めの略長方形状と成し、約5万個収納可能)との二個の玉貯留タンク7が備えられている(ここでは、他方側は省略)。
さらに、遊技島の各設備品について説明する。
枠体で構築された遊技島には、複数台のパチンコ遊技機と遊技媒体貸出機とが交互に配設されている。このパチンコ遊技機の下方には、排出されたパチンコ玉(アウト玉)を回収する回収樋9が玉揚送装置6に向かって傾斜状に設けられている。略中央付近には回収したパチンコ玉を揚送する玉揚送装置6(例えば、布磨き揚送装置)が備えられ、磨きながら上部タンク5に揚送させている。パチンコ遊技機の上方には、磨かれた上部タンク5内のパチンコ玉を補給する補給樋8が端部に向かって傾斜状に設けられている。尚、上部タンク5内において余剰したパチンコ玉はオーバーフロー樋10にて島内に戻される。
玉揚送装置6の上部タンク5は、パチンコ玉を一時貯留しておく貯留部(空間)が設けられていて、上部タンク5に設けた各々の排出口に補給樋8が、またオーバーフロー樋10が接続されている。上部タンク5内には複数位置に検知部5a(検出SW)が設けられ、該検知部5aにて貯留量が減少していき検知すると、島内の玉供給装置20を駆動させるようにしている。遊技島内の玉揚送装置6の両側には複数の玉貯留タンク7が備えられている。該各々の玉貯留タンク7は、多量のパチンコ玉を貯留させておく、長さを有した略長方形状に形成されている。また、各々の玉貯留タンク7には側壁に検知部7a、7b(例えば、上限検出SW7a、下限検出SW7b)が各々の高さの位置に設けられている。
島内の玉揚送装置6寄りの玉貯留タンク7には小型の玉供給装置20が隣接して設けられている。この玉供給装置20が駆動すると、玉貯留タンク7内のパチンコ玉が回収樋9へと排出され、玉揚送装置6にて揚送され、上部タンク5内にて一時貯留される。このように玉貯留タンク7内の下方寄りに貯留しているパチンコ玉を順次玉供給装置20によって、僅かに持ち上げて放出することが出来るようにしている。
次に、本発明の要旨である玉供給装置20の構成について説明する。
図1乃至図3に基づいて玉供給装置20の細部の構成を詳述する。
玉供給装置20は、下部両側面に下部ローラ取付け用の溝部22aを設けた傾斜姿勢のリフト本体部22と、両側面に上部ローラ取付け用の溝部21aを設けた上部ローラ固定カバー21と、回転軸23aを軸支した上方の上部ローラ23と、回転軸25aを軸支した下方の下部ローラ25と、上部ローラ23と下部ローラ25とを巻回する凸部付揚送ベルト24と、該凸部付揚送ベルト24を駆動させる駆動モータ27(駆動機構含む)と、背面の背面カバー28と、下方の玉受けガイドカバー29と、正面の正面カバー30と、から大略構成されている。
上部ローラ23は、円筒形状のローラと成し、該ローラに回転軸23aが軸支されている。下部ローラ25も、円筒形状のローラと成し、該ローラに回転軸25aが軸支され、さらに駆動プーリー25bも軸支されている。
リフト本体部22は、下部が僅かな垂直と成した垂直部位22bを有し、該垂直部位22bから傾斜した姿勢の断面コの字状に形成され、玉貯留タンク7の排出口の取付具に隣接して取付けられる。このリフト本体部22の垂直部位22bの両側面に下部ローラ取付け用の溝部22a(凹部)が設けられている。この溝部22aに下部ローラ25(駆動プーリー25b)が軸支された両側の回転軸25aが溝部22aに嵌合し係止される。このリフト本体部22の垂直部位22bに、上面を湾曲に形成した玉受けガイドカバー29が取付けられる。該玉受けガイドカバー29は、パチンコ玉が下(床面)に零れ落ちないようにするためのものである。
また、リフト本体部22には、背面側に凸部付揚送ベルト24を覆う長方形と成した背面カバー28が取付けられている。該背面カバー28は、排出しなかったパチンコ玉を戻す通路と成すことで、パチンコ玉が下(床面)に零れ落ちないようにしている。
さらに正面側には凸部付揚送ベルト24を覆う長方形と成し、透明状の正面カバー30が取付けられている。該正面カバー30を透明にすることにより、凸部付揚送ベルト24の駆動状況が見られる。
リフト本体部22の側面の中央付近には、凸部付揚送ベルト24が正常に回転しているか、異常かを検知する検知部24b(回転検知SW)設けられている(図1参照)。例えば、上部タンク5内に設けた検知部5a(検出SW)にて貯留量が減少していき検知すると何れか側の玉供給装置20が駆動する。要求出力があると、玉供給装置20の凸部付揚送ベルト24は、駆動モータ27によって回転駆動するように成しているが、長年使用していると駆動モータ27の故障や、凸部付揚送ベルト24の切断等のトラブルが生じる。このような時、検知部24bにて異常と検知すると、玉供給装置20が駆動トラブルを発生している報知されることで店員が早期に発見し、修復作業を行うことができる。尚、検知部24bにて検知した場合は、トラブルとして外部表示に報知している。
リフト本体部22の側面には、当該リフト本体部22の傾斜姿勢を支えて支持するモータ取付け板26の一端が取付けられている。当該モータ取付け板26は、リフト本体部22を支持するほかに、駆動機構である駆動モータ27を軸支するために矩形状に形成されている。また該モータ取付け板26の端縁(リフト本体部取付け側)には三箇所の長孔26aに螺子26bが、また、凹部に張力調整部が設けられている。この三箇所の長孔26aと、張力調整部により、モータ取付け板26がスライドして後述する駆動モータ27の駆動プーリー27aと下部ローラ25とに巻回した駆動ベルト27b(タイミングベルト)の張り具合を調整することができる。なお、図1は、駆動ベルト27bにベルトカバー27cが被せられ状態を示し、図2はベルトカバー27cを外した状態を示している。ベルトカバー27cを被せることにより、店員が駆動時に作業する際の怪我が防げる。
このように、リフト本体部22とは別のモータ取付け板26に駆動モータ27を取付けることにより、駆動モータ27が故障した時の交換作業が容易に行える。
次に、上部ローラ固定カバー21について説明する。上部ローラ固定カバー21は、コの字状に形成され、下部両側面に上部ローラ取付け用の溝部21a(凹部)が設けられている。そして、リフト本体部22の上方で上部ローラ23の両側の回転軸23aを溝部21aに嵌合して被せて支持させた後にリフト本体部22の上端に取付けられる。また、リフト本体部22の開口付近の上端両側には張力調節部が設けられている。張力調節部は、折曲片22cと螺子22dから成し、該折曲片22cに螺子22dをねじ込み、該螺子22dの先端が上部ローラ23の両側の回転軸23aに当接することで調節するようにしている。この張力調節部を調節することにより、リフト本体部22に巻回した後に凸部付揚送ベルト24の張り具合を調節することが出来る。
次に、凸部付揚送ベルト24について説明する。
凸部付揚送ベルト24は、リフト本体部22の長さと略同じ長さを有していて、エンドレスの揚送ベルトと成している。揚送ベルトの表面には適宜間隔(例えば、三センチ間隔の隙間)をおいて凸部24a(桟部材)が全周に渡ってゴム材等から形成されている。凸部24aはベルト面に対して垂直に立設されているため、該凸部24aにパチンコ玉を乗せることが出来る。凸部付揚送ベルト24がリフト本体部22に組み込まれ、複数設けた各凸部24aにパチンコ玉を複数個乗せて下方位置から上方位置に揚送させて回収樋9へと排出させることが出来るため、短時間で多量のパチンコ玉が揚送される。なお、凸部付揚送ベルト24の回転速度は駆動モータ27の制御により、回転する速度が制御される。
以上で説明した、玉供給装置20に組み込まれた凸部付揚送ベルト24の交換作業の手順について説明する。ここでは、リフト本体部22から凸部付揚送ベルト24を外す作業手順のみ説明し、組み立てる作業手順は逆の手順作業を行えば良いので、説明は省略する。また、中通路バランスを行う玉供給装置40においても傾斜滑り台41以外は同様なので説明は省く。
長年使用し、亀裂や汚れ等にて凸部付揚送ベルト24を交換する場合、先ず、店員(修理作業者等)は、リフト本体部22の上方の上部ローラ固定カバー21を外す(螺子を外す)。次いでリフト本体部22の下方の玉受けガイドカバー29も外す(螺子を外す)。次いで背面側の背面カバー28も外す(螺子を外す)。そうすると、上部ローラ23と下部ローラ25との張力が解除されることにより、上部ローラ23が凸部付揚送ベルト24から抜き取ることが出来、リフト本体部22から凸部付揚送ベルト24が取り外せる。そして、新しい凸部付揚送ベルト24を装着することが出来る。このように凸部付揚送ベルト24がリフト本体部22から容易に素早く取り出すことが出来るため店員(修理作業者等)のメンテナンスする時間が短縮される。
上述したように新しい凸部付揚送ベルト24を交換する場合、玉貯留タンク7から流出するパチンコ玉を止める必要がある。そこで、玉貯留タンク7の排出口付近に玉止め機構50が設けられている。
次に、玉止め機構50の構成について説明する。
図7及び図8に示すように、玉止め機構50は略矩形形状の玉止め板51と、玉止め支持板52とから大略構成されている。玉貯留タンク7の排出口付近に折曲に形成した玉止め支持板52が取付けられ、該玉止め支持板52の上端に螺子52aが取付けられている。折曲した両側の玉止め支持板52を挟んでスライドする玉止め板51が装着されている。該玉止め板51の両側面にはスライド長孔51aが設けられ、このスライド長孔51aに沿って上記した螺子52aが嵌合されることで、玉止め板51が固定したまま水平姿勢から垂直姿勢へと姿勢変化することが出来る。このような姿勢変化する玉止め機構によれば、地震等で誤って自然落下し、営業中に玉止めトラブルが生じることがない。
なお、操作は手作業によって行われる。この作業時において玉止め板51が固定されているため、紛失することがない。
玉止め機構50の操作は、図7のように玉止め板51が水平姿勢の時(開けた状態)は、玉貯留タンク7からパチンコ玉が流出し、図8のように玉止め板51が垂直姿勢の時(閉じた状態)は、玉貯留タンク7の排出口を塞ぐことによりパチンコ玉が流出しない。つまり、玉止めしていることとなる。
次に、上記した玉供給装置を循環還流システムの他で使用する実施形態を説明する。
図5に示すように玉供給装置40が中通路を挟んだ遊技島の上方端部の架台13にそれぞれ固定されている。
ここでの玉供給装置40の構成について説明する。
該玉供給装置40は、リフト本体部42に備えた凸部付揚送ベルト24及び該ベルトを回転駆動させる駆動モータ27(駆動機構等)と、傾斜滑り台41とから大略構成されている。つまり、この玉供給装置40は、リフト本体部42の上端に軸支され、下方に向かって傾斜する傾斜滑り台41が備えられている(よって、リフト本体部42(22)の構造が共通部品として使えるのでコスト低減となる)。
玉供給装置40の傾斜滑り台41の先端側は支持部材15に固定され、傾斜滑り台41と支持部材15の間には水平状のバランス樋12にて隣島から転動してきたパチンコ玉を受け入れる開口した隙間(不図示)が設けられ、該隙間から受け入れたパチンコ玉は玉供給口(不図示)に導かれる。この玉供給口には玉供給パイプ14が接続され、玉供給パイプ14から回収樋9又は玉貯留タンク7内に供給される。
次に、ここでの玉供給装置の作用について説明する。
玉供給装置40の傾斜滑り台41は、上述した凸部付揚送ベルト24で放出されたパチンコ玉をバランス樋12に送り出して転動させるためのもので、傾斜した姿勢(約60度)の通路と成している。該傾斜滑り台41の上端と、リフト本体部42の上端とを軸支して略正三角形の傾斜した姿勢にして架台13に固定されている。このような姿勢の角度に備えることにより、供給樋11から供給されたパチンコ玉は玉供給装置40の凸部付揚送ベルト24にて揚送し、上方から放出したパチンコ玉にさらに勢いを付け、この勢いを維持させたまま滑っていくようにしている。よって、中通路を挟んで遊技島において玉貯留量が増減した場合、何れか側の玉供給装置40を駆動させることにより、バランス樋12にてパチンコ玉を供給、受給することが可能となる。
本発明の玉供給装置の構成を示す外観斜視図である。 玉供給装置の正面カバーと、ベルトカバーを外した状態を示す外観斜視図である。 本発明の玉供給装置の各構成を分解した状態を示す外観分解斜視図である。 本発明の玉供給装置が取付けられる遊技島を示す図ある。 本発明の玉供給装置を他の実施で使用する状態の遊技島を示す図である。 玉貯留タンクに隣接して取付けられた玉供給装置を示す図である。 玉貯留タンクに設けた玉止め機構の動作のうち開けた状態を示す図である。 玉貯留タンクに設けた玉止め機構の動作のうち閉じた状態を示す図である。
符号の説明
1 循環還流システム
5 上部タンク
6 玉揚送装置
7 玉貯留タンク
20 玉供給装置(遊技島内用)
21 上部ローラ固定カバー
21a 溝部(凹部)
22 リフト本体部
22a 溝部(凹部)
23 上部ローラ
24 凸部付揚送ベルト
25 下部ローラ
27 駆動モータ(駆動機構)
40 玉供給装置(中通路バランス用)
50 玉止め機構

Claims (1)

  1. 遊技島に備え、パチンコ玉を下方から傾斜姿勢にて揚送して排出させる玉供給装置において、
    上記玉供給装置は、回転軸を軸支した上方の上部ローラと、回転軸を軸支した下方の下部ローラと、前記上部ローラと前記下部ローラとに巻回する凸部付揚送ベルトと、前記下部ローラの回転軸を嵌合させるリフト本体部と、両側面に設けた溝部に前記上部ローラの回転軸を嵌合させて前記リフト本体部に取付ける上部ローラ固定カバーと、前記凸部付揚送ベルトを覆う背面カバーと、前記凸部付揚送ベルトを駆動させる駆動モータと、から構成したことを特徴とする循環還流システムで使用する玉供給装置。
JP2005232533A 2005-08-10 2005-08-10 循環還流システムで使用する玉供給装置 Pending JP2005324070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232533A JP2005324070A (ja) 2005-08-10 2005-08-10 循環還流システムで使用する玉供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232533A JP2005324070A (ja) 2005-08-10 2005-08-10 循環還流システムで使用する玉供給装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003307068A Division JP2005073883A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 循環還流システムで使用する玉供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005324070A true JP2005324070A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35470842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005232533A Pending JP2005324070A (ja) 2005-08-10 2005-08-10 循環還流システムで使用する玉供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005324070A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072339A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Meiryu Kagaku:Kk パチンコ機の遊技球搬送装置
JP2009160036A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Ebis Work:Kk 遊技球供給装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112820U (ja) * 1991-03-19 1992-10-01 株式会社トーキン ベルトコンベア装置
JPH06296750A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Takeya:Kk 玉揚送機における揚送ベルトの張力調節装置
JPH0738030U (ja) * 1993-12-22 1995-07-14 株式会社テムス ベルトコンベヤ
JPH0889648A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Daito Seisakusho:Kk 遊技球揚送装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112820U (ja) * 1991-03-19 1992-10-01 株式会社トーキン ベルトコンベア装置
JPH06296750A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Takeya:Kk 玉揚送機における揚送ベルトの張力調節装置
JPH0738030U (ja) * 1993-12-22 1995-07-14 株式会社テムス ベルトコンベヤ
JPH0889648A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Daito Seisakusho:Kk 遊技球揚送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072339A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Meiryu Kagaku:Kk パチンコ機の遊技球搬送装置
JP2009160036A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Ebis Work:Kk 遊技球供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005324070A (ja) 循環還流システムで使用する玉供給装置
JP2005073883A (ja) 循環還流システムで使用する玉供給装置
JP5072354B2 (ja) パチンコ玉研磨装置
JP6068943B2 (ja) 遊技機島
JP4197348B2 (ja) 遊技球揚送装置
JP6251376B2 (ja) 遊技機島
JP4469574B2 (ja) 遊技島相互におけるパチンコ玉供給機構
JP4297134B2 (ja) パチンコ島台
JP4121058B2 (ja) 遊技媒体清浄装置
JPH1024164A (ja) 遊技機島
JP5647304B2 (ja) 清浄揚送装置
JP2008167809A (ja) 遊技施設の遊技媒体補給システム
JP4135804B2 (ja) 遊技島
JP5444438B2 (ja) パチンコ玉研磨装置
JP5123734B2 (ja) 遊技球供給装置
JP4864131B2 (ja) 遊技球補給装置
JP4206138B2 (ja) 遊技装置
JPH0525518B2 (ja)
JP5870178B2 (ja) 揚送装置
JP5707426B2 (ja) 揚送装置
JP5022732B2 (ja) パチンコ玉磨き装置
JP4284041B2 (ja) 遊技媒体収納箱の搬送装置
JP4846006B2 (ja) 遊技球搬送装置
JP2001340618A5 (ja)
JP4284040B2 (ja) 遊技媒体洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20091023

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100615