JP2009072339A - パチンコ機の遊技球搬送装置 - Google Patents

パチンコ機の遊技球搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009072339A
JP2009072339A JP2007243421A JP2007243421A JP2009072339A JP 2009072339 A JP2009072339 A JP 2009072339A JP 2007243421 A JP2007243421 A JP 2007243421A JP 2007243421 A JP2007243421 A JP 2007243421A JP 2009072339 A JP2009072339 A JP 2009072339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
game ball
pachinko machine
game
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007243421A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kishi
佳久 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEIRYU KAGAKU KK
Original Assignee
MEIRYU KAGAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEIRYU KAGAKU KK filed Critical MEIRYU KAGAKU KK
Priority to JP2007243421A priority Critical patent/JP2009072339A/ja
Publication of JP2009072339A publication Critical patent/JP2009072339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】
パチンコ機の裏面側の裏機構の配置自由度を高め、パチンコ機裏面側のスペースを効率的に使用すること。
【解決手段】
パチンコ機3外から流下される遊技球を貯留する賞球タンク30に連結されるとともにパチンコ機3内の下流側に遊技球を搬送するパチンコ機3の遊技球搬送装置40において、遊技球が搬送される球搬送路66と、無端状の搬送ベルト48と、搬送ベルト48に等間隔に多数取り付けられ、球搬送路66内を搬送方向に移動されて遊技球を搬送する球送り板50と、搬送ベルト48を駆動するモーターを設けた。また、球排出路66の下流側に球感知用センサー69を設けた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ機外から流下された遊技球をパチンコ機内の下流側に誘導するためのパチンコ機の遊技球搬送装置に関する。
図18に示すように、従来、パチンコ機100の裏側には、パチンコ機100上方の球揚送装置(図示省略)などから遊技球が供給される賞球タンク101が取り付けられており、この賞球タンク101の下流側には、遊技球を整列させてさらに下流側へ遊技球を流下させるタンクレール102が取り付けられている。また、タンクレール102の下流側には、貸球操作時や入賞時に所定個数の貸球や賞球を計数して払い出す遊技球払出装置103が設けられている。そして、タンクレール102は、下流側に遊技球を流下させるために、下流側が下った下り傾斜に形成されている。また、賞球タンク101から流下されて上下に積み重なった多数の遊技球を整列させるために、遊技球を崩す球均し装置104が取り付けられることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−57129号公報(図1)
前述した従来のタンクレール102では、下り傾斜に形成する必要があるため上下方向に一定以上の高さが必要とされる。また、球均し装置104を取り付けるために、この装置分の高さも必要とされる。したがって、従来のタンクレール102は、パチンコ機100裏面側の上下方向のスペースを大きく必要とするため、タンクレール102下方に配置される裏機構の高さを狭めるなど、裏機構の配置自由度を妨げる要因となっていた。
本各発明は上記した従来のタンクレールの問題点を解消するものであり、パチンコ機の裏面側の裏機構の配置自由度を高め、パチンコ機裏面側のスペースを効率的に使用することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段を以下に説明する。本発明のパチンコ機の遊技球搬送装置は、パチンコ機外から流下される遊技球を貯留する賞球タンクに連結されるとともにパチンコ機内の下流側に遊技球を搬送するパチンコ機の遊技球搬送装置であって、遊技球が搬送される球搬送路と、無端状の搬送手段と、前記搬送手段に等間隔に多数取り付けられ、前記球搬送路内を搬送方向に移動されて遊技球を搬送する球送り部と、前記搬送手段を駆動する駆動装置とが、備えられたことを特徴とするパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項1)である。
賞球タンクに連結される遊技球搬送装置を前述のように構成することにより、従来のタンクレールのように遊技球を流下させるための傾斜を必要とすることなく遊技球を移動することができる。よって、この遊技球搬送装置の高さを抑えることができる。また、タンクレール内の球均し装置も必要としないので、この点からも遊技球搬送装置の高さを抑えることができる。
本発明において、「無端状の搬送手段」とは、例えば、ループ状に設けられたベルト、チェーン、紐などの手段を広く指す。「球送り部」とは、遊技球を搬送するために、搬送手段に取り付けられて遊技球を転動、載置移動などして搬送方向に送るための部位であり、例えば、搬送手段に取り付けられた板状、突起状、皿状、遊技球を保留可能な穴を備えたものなどの部位・部品を広く指す。「駆動装置」は代表的にはモーターを指すが、クランク機構を用いてソレノイドにより駆動するものでも良い。また、搬送手段が懸架されるプーリ内にモーターが内蔵されるモータープーリを用いると装置全体のより一層の小型化を実現することができる。
前記搬送手段がベルトであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項2)とすることもできる。
ベルトを用いることにより、チェーンなどと比較して搬送手段を安定的に駆動することができる。よって、遊技球の搬送を確実に行うことができるので、遊技球の搬送間隔をより正確にすることができ、また、球搬送路内での球詰まりのおそれを低減することができる。
前記球排出路の下流側に球感知用センサーが備えられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項3)とすることもできる。
球感知用センサーを備え、所定個数の遊技球が搬送手段により搬送された時点で搬送手段を停止させることが可能となる。よって、従来、貸球操作時や入賞時に所定個数の遊技球を払い出すためにパチンコ機に設けられる遊技球払出装置として本遊技球搬送装置を兼用することができる。したがって、従来設けていた遊技球払出装置を省略することができる。
前記球搬送路の上流端側の開口部において、搬送方向と反対側の部位に、逆流防止部を突設したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項4)とすることもできる。
球搬送路の上流端側の開口部に流下した遊技球が搬送方向と逆方向に逆流すると、この遊技球が球送り部により搬送方向に移動される際に、次いで流下されてくる遊技球と球詰まりを生じ易くなるなど、遊技球の搬送に支障を生ずるおそれがある。本発明のように逆流防止部を設けることにより、このような遊技球の搬送の支障を抑えることができる。「逆流防止部」は、搬送方向と反対側への遊技球の移動を規制する突片や突起などの規制部を広く指すものである。
前記搬送手段のキャリア側外方を前記球搬送路とするとともに、前記搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の鉛直方向に沿って配設されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項5)とすることもできる。
球搬送路の幅は少なくとも遊技球の直径以上を確保する必要がある。搬送手段のキャリア側外方を球搬送路とすることにより、球搬送路及び搬送手段の幅を少なくとも遊技球の直径程度に抑えることができる。搬送手段の回転軸を遊技球搬送装置の鉛直方向に沿って配設することにより、球搬送路及び搬送手段の高さを抑え、よって、遊技球搬送装置の高さをより一層抑えることができる。
前記搬送手段のキャリア側外方を前記球搬送路とするとともに、前記搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の水平方向に沿って配設されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項6)とすることもできる。
前述のように、搬送手段のキャリア側外方を球搬送路とすることにより、球搬送路及び搬送手段の幅を少なくとも遊技球の直径程度に抑えることができる。搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の水平方向に沿って配設されることにより、球搬送路及び搬送手段の奥行きを抑え、よって、遊技球搬送装置の奥行きを抑えることも同時に可能となる。
前記球送り部の突設部の上端が球搬送路内に位置する遊技球の上端よりも低い高さに設けられたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項7)とすることもできる。
ここで「突設部」は「球送り部」のうち遊技球に当接するなどして遊技球を移動させる部位を言う。上方に配置される賞球タンクからは、遊技球が上下方向に連なって順次球搬送路内に流下される。一方、突設部は球送り部本体とともに球搬送路内を搬送方向に移動されている。突設部の高さが球搬送路内の遊技球の上端よりも高い位置にまで設けられていると、搬送方向に移動される突設部を遊技球が乗り越える際に、上方に配設された賞球タンクにむけて上方に連なる遊技球を押し戻すように球送り部が動くことになり、遊技球の円滑な流下を妨げるおそれがある。本発明のように突設部の上端を低く設けることにより、球搬送路内に流下されるよう待機している遊技球が上方に押し戻されないようにすることができる。
前記搬送手段及び球搬送路がそれぞれ同数二つ以上設けられたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項8)とすることもできる。
搬送手段及び球搬送路を二つ以上設けることにより、単位時間当たりの遊技球の搬送個数を二倍以上に増加させることができる。よって、貸球や賞球の払出を迅速に行うことができ、遊技者に対して、払出の遅れによるストレスを感じさせない。
遊技球が排出される排出口が、前記球搬送路にそれぞれ別個に設けられたことを特徴とする請求項8に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項9)とすることもできる。
球搬送路を搬送される遊技球をそれぞれの球搬送路に対応して排出口にそれぞれ均等数で流下させることが可能となる。よって、同時に搬送される多数の遊技球を一つの排出口にて流下させなくても良いので、排出口において球詰まりを少なくし、また、遊技球の排出速度を速めることができる。
前記球搬送路の上方に賞球タンクが備えられ、該賞球タンクの開口部に遊技球を1個ずつ通過させる球崩し部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項10)とすることもできる。
遊技球が多数貯留された賞球タンクから球搬送路に遊技球を流下するに際し、遊技球を1個ずつ通過させるようにする球崩し部を設けることとすると、球搬送路への遊技球の流下を円滑に行うことができる。「球崩し部」は、賞球タンク本体の一体に形成されて供給口を狭小に形成する部位や上方から揺動自在に吊架さて賞球タンク本体とは別体に形成された装置などを広く含む。
前記球崩し部は、遊技球が1個のみ通過可能な内径に形成された前記供給口であることを特徴とする請求項10に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置(請求項11)とすることもできる。
供給口を球崩し部として用いることにより、別途に装置などを必要とせず球崩し部を簡易・安価に備えることができる。
本発明のパチンコ機の遊技球搬送装置は前述のように構成されており、従来のタンクレールと比較して遊技球搬送装置の高さを抑えることができるので、パチンコ機の裏機構の配置自由度を高め、パチンコ機裏面側のスペースを効率的に使用することができ、パチンコ機正面側の遊技領域デザインのより一層の自由度などを実現することが容易となる。
また、特に請求項2のパチンコ機の遊技球搬送装置では、遊技球の円滑な流下や球詰まりを少なくすることができるので、パチンコ機のメンテナンス作業の低減することもできる。
また、特に請求項3のパチンコ機の遊技球搬送装置では、従来の遊技球払出装置を省略することもできるので、パチンコ機の横方向においても裏面側のスペースを効率的に使用することができ、より一層パチンコ機正面側の遊技領域デザインのより一層の自由度などを実現することが容易となる。
また、特に請求項4のパチンコ機の遊技球搬送装置では、逆流防止部を設けたので、パチンコ機のメンテナンス作業を低減することもできる。
また、特に請求項5のパチンコ機の遊技球搬送装置では、遊技球搬送装置の高さをさらに抑えることができるので、遊技領域デザインのより一層の自由度などを実現することが容易となる。
また、特に請求項6のパチンコ機の遊技球搬送装置では、搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の水平方向に沿って配設されているので、遊技球搬送装置の奥行き方向においてもスペースを効率的に使用することができる。
また、特に請求項7のパチンコ機の遊技球搬送装置では、球送り部の突設部の上端が球搬送路内に位置する遊技球の上端よりも低い高さに設けられており、球詰まりなどを生じ難くされているので、パチンコ機のメンテナンス作業を低減することもできる。
また、特に請求項8のパチンコ機の遊技球搬送装置では貸球や賞球の払出を迅速に行うことができるので、興趣を損なわないパチンコ機とすることもできる。
また、特に請求項9のパチンコ機の遊技球搬送装置では、パチンコ機のメンテナンス作業を低減することもできる。
また、特に請求項10のパチンコ機の遊技球搬送装置では、球搬送路への遊技球の流下を円滑に行うことができるので、パチンコ機のメンテナンス作業を低減することもできる。
また、特に請求項11のパチンコ機の遊技球搬送装置では、遊技球搬送装置の製造コストを低減させることもできる。
次に、本発明のパチンコ機3の遊技球搬送装置40の実施の形態を図を参考にして詳細に説明する。図1に示すように、本発明に係るパチンコ機3はいわゆる「第一種パチンコ機」と呼ばれる、特別図柄表示装置(図示省略)を備え、図柄が特定の態様に揃った場合には、遊技盤6下部の可変大入賞口装置(図示省略)の開閉扉が開成されて多数の遊技球を入賞することができる、いわゆる「大当たり」と呼ばれる特別遊技状態を生起するパチンコ機である。
[パチンコ機全体の構成]
図1に示すように、パチンコ機3は、いわゆる「第一種パチンコ機」と呼ばれるパチンコ機である。パチンコ機3正面の遊技領域13の中央に特別図柄表示装置を備え、図柄が特定の態様に揃った場合には遊技盤6下部の可変大入賞口装置の開閉扉が開成されて多数の遊技球を入賞することができる。
パチンコ機3の機枠1は、パチンコ機3の本体2を遊技ホールの設置場所(いわゆる「島設備」)に固定するためのものであり縦長長方形状の木製の枠部材から構成されている。機枠1の前面には、機枠1に対してヒンジ機構によって開閉自在に取付固定された前面枠4が設けられている。
また前面枠4のさらに前面側上部には、ガラス扉枠5が開閉自在に取付固定されている。ガラス扉枠5の背面側には遊技盤6が配設されており、ガラス扉枠5の内側に取り付けられたガラス板を透過して遊技盤6を視認することができる。また、前面枠4の前面側下部には前面扉7が開閉自在に取付固定されている。
前面扉7の前面には、所定数の貸球や賞球を貯留する球受け皿8が設けられている。また球受け皿8の下方には、球受け皿8の余剰球を貯留するための余剰球受け皿9や、発射装置を駆動して遊技球を遊技領域に向けて発射するための操作ハンドル10が取り付けられている。
遊技盤6の前面には、遊技盤6の周辺付近に全体がほぼ円形状に配設されたガイドレール12が取り付けられており、このガイドレール12に囲まれた区画が遊技領域13とされている。遊技領域13には、図示は省略するが、特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、始動入賞口、可変大入賞口装置、通過チャッカー、各種の一般入賞口、アウト口、風車及び多数の釘などが取り付けられている。
図2に示すように、本発明の遊技球搬送装置40はパチンコ機3の裏面側上部寄りに取り付けられている。パチンコ機3の裏面側の最上部、上部の機枠1の直下には、パチンコ機3上方から球揚送装置(図示省略)により揚送されてパチンコ機3内に流下される遊技球を貯留する賞球タンク30が取り付けられている。この賞球タンク30の下方に、本遊技球搬送装置40が取り付けられている。
遊技球搬送装置40の下流側には、1列毎にそれぞれ遊技球を流下させるとともに流下された遊技球をパチンコ機3正面側の球受け皿8に排出する2列の排出樋34がそれぞれ接続されている。これらの排出樋34は、途中で一つにまとめられて球受け皿8の上皿口14に接続されている。また、排出樋34の途中には、遊技ホールの営業時間が終了した後などに、遊技球搬送装置40より上流側に貯留されていた遊技球を排出するための球抜き通路35が接続されている。また、球抜き通路35の下端には、遊技球をパチンコ機3外に排出する球抜き口38が開口されている。球抜き通路35の接続部には、通常時には上皿口14に遊技球を流下させる一方、球抜き時には球抜き通路35に遊技球を流下させるように切り替え可能な切替弁37が取り付けられている。また、上皿口14のすぐ上流側には、余剰球受け皿9の下皿口15に接続されるオーバーフロー通路36が接続されており、球受け皿8に多数の遊技球が貯留された場合に、上皿口14よりも上流側にあふれた余剰遊技球が余剰球受け皿9に流下されるように設けられている。
[遊技球搬送装置1の構成]
次いで遊技球搬送装置40の詳細について説明する。図3から図5に示すように、遊技球搬送装置40には、二つの搬送コンベア42が内蔵された搬送ユニット45と、「駆動装置」の一例であるモーターが内蔵された駆動ユニット74とが備えられ、また、その上方には、賞球タンク30が取り付けられている。
搬送コンベア42は、遊技球搬送装置40の長手方向に沿って平行に取り付けられている。搬送コンベア42には、駆動プーリ44と従動プーリ46と、これらのプーリ44,46に取り付けられた搬送ベルト48とが備えられている。駆動プーリ44は取付ベース60の左端寄りに、従動プーリ46は右端寄りに、それぞれ取付ベース60に対して垂直方向に回転軸を向けて回転自在に軸着されている。よって、搬送ベルト48は外周面を水平方向に向けて走行されるように設けられている。
搬送ベルト48は無端帯状に形成されたゴム製であり、その幅は遊技球の直径(約11mm)とほぼ同様に設けられている。図示は省略するが、搬送ベルト48には、プーリ44,46外側面から突設された嵌合部が嵌合される嵌合孔が等間隔に設けられており、搬送ベルト48は、この嵌合孔と嵌合部との嵌合によりプーリ44,46に固定されている。なお、本搬送ベルト48ではゴム製のものを用いたが、樹脂製やフェルト製のものを用いることも可能である。また、ベルトではなく、無端チェーンを用いたチェーンコンベアを用いることも可能である。
搬送ベルト48の外周面には等間隔に多数の球送り板50が突設されている。この球送り板50は本発明にいう「球送り部」の一例である。図6及び図7に示すように、球送り板50は全体が「L字」状の薄板形状に形成されている。薄板形状に形成することにより搬送ベルト48の搬送距離あたりの遊技球の搬送個数を多くすることができる。球送り板50は、長板状に形成されるとともに搬送ベルト48の外周面に当接固定される取付部52と、この当接部52の下端から当接部52の長手方向に対して直交する方向に搬送ベルト48の外周面から立ち上がるように片持ち梁状に突設される突設部54とから構成され、前述のように全体が「L字」状の薄板形状に形成されている。
取付部52はその長手方向が搬送ベルト48の幅及び遊技球の直径よりも若干短く設けられている(具体的には約8mmの長さに設けられている)。取付部52の下端から連設された突設部54は、その上端が取付部52の長手方向の中央よりもやや上方から連設されている。後述するように、この突設部54の上端の高さは搬送される遊技球の中心部の近辺に位置するように設けられており(具体的には取付部52の下端から約4.5mmの高さに設けられている)、搬送される遊技球が突設部54を乗り越えて球詰まりを起こさないように設けられている。一方、搬送ベルト48の上端よりも下方に突設部54の上端を下げることにより、賞球タンク30の開口部89から流下される遊技球が搬送方向前後の二つの突設部54間に流下される際の障害と成り難くすることができ、遊技球の流下をスムーズに行うことができるように設けられている。
また突設部54の先端は、図6に示すように、搬送される遊技球の中心部から取付部52と反対方向にやや突出した位置まで延設されており(具体的には搬送ベルト48の外周面から約12mmの長さに設けられている)、遊技球の搬送を確実に行わせるように設けられている。そしてこれらの球送り板50の遊技球収納スペースは約12mmの間隔で等間隔に搬送ベルト48の外周面に取り付けられている。球送り板50は遊技球を一個ずつ保持可能な間隔に設けられているので、後述するように遊技球を所定個数払い出ししたい場合に、搬送ベルト48の駆動を制御することにより1個単位で払い出すことが可能である。
なお、球送り板50は前述の態様に限らず、他の種々の形状に変更することも可能である。また、球送り板50は遊技球を転がして搬送するものであったがこれに限らず、例えば、遊技球を1個ずつ貯留可能な「皿」形状の球送り部として、排出口68に至った際にこの球送り部が下方に折曲して遊技球を落下させるような別の態様も可能である。
このように構成された二つの搬送コンベア42が、並列して取付ベース60上に固定されており、手前側の搬送コンベア42は上方から見て時計回りに、奥側の搬送コンベア42は上方から見て反時計回りに回転駆動される。そして、二つの搬送コンベア42の互いのキャリア側41が両搬送コンベア42間で向かい合い、リターン側43が外側に向くようにして固定されている。また、図8に示すように、搬送ベルト48は、球送り板50が、搬送方向において遊技球半個分ずつずらして駆動されるように設けられており、各球搬送路66の最下流部にそれぞれ設けられた排出口68から交互に遊技球が流下されるように構成されている。
次いで取付ベース60について説明する。取付ベース60は平面視矩形状の板状に形成されている。図5及び図8に示すように、取付ベース60上に、搬送ベルト48内側に沿って上方に突設されたガイド部62が形成されており、搬送ベルト48が内方に撓むことを防止している。また、搬送コンベア42のキャリア側41が向き合う中央には、搬送コンベア42の長手方向に沿って立設された隔壁64が形成されている。隔壁64の両側の搬送面65上であって、搬送コンベア42のキャリア側41との間に設けられたスペースが球搬送路66として用いられる。
球搬送路66の搬送方向下流側端部の搬送面65には、搬送された遊技球が排出される排出口68がそれぞれ開口されている。また、これらの排出口68の下方には、図2に示すように排出口68から排出される遊技球を感知するための球感知用センサー69が取り付けられており、所定個数の遊技球の排出を感知した際に搬送コンベア42が停止されることにより、所定個数の遊技球を排出可能に設けられている。また、前述のように、二つの搬送ベルト48は、球送り板50が搬送方向において遊技球半個分ずつずらして駆動されるように設けられており、排出口68から交互に遊技球が流下されるように構成されているので、2つの排出口68を備えていても遊技球の排出個数を1個単位で制御可能に設けられている。また、球搬送路66の搬送方向上流側端部付近の上部寄りには、上方の賞球タンク30から遊技球を受け入れる開口部67が上方に向けて開口されている。また開口部67の搬送方向と反対側には、下方に向けて突設されるとともに、下方及び側方に球送り板50が通過可能なスペースを有する逆流防止板70が形成されている。
図3から図5に示すように、遊技球搬送装置40の正面視左寄りの取付ベース60上には、モーターを収納した駆動ユニット74が取付固定されている。二つの駆動プーリ44は単一のモーターによって駆動されており、二つの搬送コンベア42の搬送同期を取りやすく構成しつつ駆動装置のコストを低減させている。なお、二つの搬送コンベア42の同期を取ると共にそれぞれ別途のモーターなどの駆動装置により駆動することとしても良い。また、モーターに限らず、クランク機構を用いたソレノイドやモータープーリなど別の駆動装置を利用することも可能である。
次いで賞球タンク30について説明する。図3から図5に示すように、賞球タンク30は上部が開口された平面視矩形状の有底箱形に形成されている。賞球タンク30の底面80は、正面視奥側の貯留部82と、正面視手前側の流下部84とから構成されている。貯留部82は底面80の奥側から約6分の5程度の幅まで設けられた平面視長方形状に形成されている。また、貯留部82は、流下部84に向けて緩やかに下り傾斜して形成されており、貯留部82内の遊技球が流下部84方向に導かれるように設けられている。また、貯留部82は、賞球タンク30の右側に向けて緩やかに下り傾斜して形成されており、貯留部82内の遊技球が流下部84の基端側85に向けて導かれるように設けられている。
流下部84は、床面80の奥側から約6分の1程度の幅に形成され、平面視細長の長方形状に設けられている。流下部84は、賞球タンク30の右側寄りの部位の基端側85が高く、左側寄りの先端側86の部位が低くなるように設けられており、基端側85から先端側86に向かって遊技球が流下されるように設けられている。また、基端側85の高さは貯留部82の右端の正面側端部と同じ高さに設けられており、貯留部82の右端正面側端部に向けて集まってくる遊技球が基端側85上に円滑に流下されるように設けられている。そして先端側86の先には球搬送路66に連通して開口される開口部89が開口されている。
図3及び図5に示すように、流下部84の長手方向に沿って、基端側85から先端側86にかけて、その先端側約3分の2に、流下部84の奥行き方向中央には、隔壁87が立設されている。隔壁87は、基端側85方向から徐々に高さを増すようにして形成されている。奥行き側及び手前側の壁面から隔壁87までは遊技球の直径より若干大きな幅に形成されており、それぞれ遊技球が1列に流下可能に設けられている。このようにして、基端側85から流下してくる遊技球を先端側86にかけて2列に整列させることができるように構成されている。
また、図4及び図5に示すように、先端側86の開口部89上方には、遊技球が上下に重なり合わないようにするために、遊技球が上下に重なりあった場合に上方の遊技球を崩す球崩し部88が設けられている。球崩し部88は、先端側86の上方に、基端側85に向けて突出して形成されている。図4に示すように、球崩し部88は正面視縦断面形状が緩やかな「S字」状に形成されており、重なり合った遊技球を確実に崩しつつ、下方に向けて開口する開口部89に遊技球が円滑に流下されるように構成されている。そしてこの球崩し部88が、隔壁87の両側にまたがって先端側86の幅方向全体に設けられている。なお、球崩し部88は、このような態様に限らず、上方から揺動自在に吊架された球崩し部などを用いることとしても良い。
このように構成された遊技球搬送装置40による遊技球の搬送方法について説明する。まず、パチンコ機3上方の球揚送装置によって運ばれて賞球タンク30の貯留部82に流下された多数の遊技球は、貯留部82の傾斜により流下部84の基端側85方向へと導かれる。流下部84内に導かれた遊技球は、隔壁87によって横方向に2列に整列される。また、上下に遊技球が重なった場合には、球崩し部88によって上下方向に1列に崩される。このようにして、賞球タンク30内の遊技球は、球搬送路66の開口部67にそれぞれ1個ずつ流下される。
ついで球搬送路66に設けられた逆流防止板70の作用について説明する。図6及び図7に示すように、球崩し部88から下方に連設されるように、逆流防止板70が形成されている。図6に示すように、逆流防止板70は、下方に突設部54が通過可能な高さに下端が形成され、側方に取付部52が通過可能な切り欠き71が形成されている。また、搬送方向と逆方向への遊技球の移動を防止するために、その下端は、球搬送路66の搬送面65から遊技球の直径よりも低い位置にまで形成されている。また、逆流防止板70は、開口部67の搬送方向上流側の端部から下方にそのまま延設されるようにして形成されている。よって、図11に示すように、遊技球Bは、開口部67から球送り板50間に流下される際に、逆流防止板70に当接されるので、搬送方向と反対側の球送り板50の位置まで搬送方向と逆向きに移動することはない。よって、上方に待機する次の遊技球Cが、球搬送路66に流下した遊技球Bの搬送方向下流側に進入することはない。したがって、球搬送路66に流下した遊技球Bが、遊技球Bの搬送方向上流側に進入した遊技球と球噛みを生ずることを防止することができ、搬送コンベア42の誤停止を回避することができる。
また、突設部54の高さを搬送面65内に保持される遊技球の最上部よりも低く設けることにより、開口部67から流下される遊技球が、突設部54によって開口部67上方に押し戻される動きを抑制することができる。よって、遊技球が押し戻されることによって生ずる流下部84の先端側86にて行われるべき球崩しへの干渉を防止することができる。これを具体的に説明すると、図9から図12に示すように、搬送ベルト48の移動により開口部67から流下されてくる遊技球Bは、その前に流下された遊技球Aに当接しながら、遊技球Aが搬送されるにしたがって徐々に下方に移動し(図9)、突設部54上端に当接するまで移動される(図10)。そして、球送り板50がさらに移動して開口部67下方に徐々にスペースが生じてくると、遊技球Bはさらに下方に移動する(図11)。ここで、突設部54の上端が低く設けられているので、球送り板50の移動の際に、遊技球Bが突設部54の上端を乗り越えるために上方に向けて逆戻りすることはない。そして、開口部67下方に遊技球の直径よりも大きなスペースが生ずると、遊技球Bは搬送面65にまで到達する(図12)。したがって、遊技球Bは、開口部67から流下して搬送面65に到達するまでに、上流側に逆戻りすることがない。
前述のようにして順次球搬送路66の球送り板50間に1個ずつ収容された遊技球は、球搬送路66下流側に搬送される。二つの球搬送路66によって搬送されるので、単位時間当たりの遊技球の搬送数を多くすることができ、貸球操作時や入賞時に、遊技者にストレスを感じさせることなく、迅速に遊技球の払出を行うことができる。そして、球搬送路66の下流側端部に設けられた排出口68から交互に排出される。所定数の排出が球感知用センサー69によって感知された時点でモーターが停止される。排出された所定数の遊技球は、前述のように、排出樋34を通って上皿口14方向に流下される。球搬送路66から流下される遊技球を排出口68にそれぞれ排出し、また、排出樋34にそれぞれ均等数で流下させることが可能であるので、同時に搬送される多数の遊技球を一つの排出樋にて流下させなくても良い。よって、排出口68や排出樋における球詰まりを少なくし、また、遊技球の流下速度を速めることができる。
このように構成された遊技球搬送装置40は、従来のタンクレールに比べてその高さを抑えることができる。よって、図2に示すように、従来のタンクレールを用いたパチンコ機に比べて、遊技球搬送装置40の下方のスペースを拡大することができ、遊技球搬送装置40の下方に配設される制御基盤その他の裏機構の配置自由度を増すことができる。また、裏機構の配置自由度を増すことにより、パチンコ機3正面側の遊技領域13を拡大することなどもできる。また、本遊技球搬送装置40では、搬送コンベア42の駆動軸を縦向きにすることにより、搬送コンベア42の搬送ベルト48の部位の高さを、遊技球の直径と同程度に抑えることができる。よって、遊技球搬送装置40の高さをより一層抑えることができる。
また、本遊技球搬送装置40では、搬送コンベア42に球感知用センサー69を備えることにより、予め定められた所定個数の遊技球のみを排出樋34に排出することができる。よって、従来、パチンコ機3裏面側の右側寄りに配置されるとともに所定個数の遊技球の払出を行う遊技球払出装置を省略することができるので、裏機構のパチンコ機3左右方向の配置スペースを拡大することができる。したがって、遊技球搬送装置40の下方に配設される制御基盤その他の裏機構の配置自由度をさらに増すことができる。
[遊技球搬送装置2の構成]
次いで、第2の遊技球搬送装置について説明する。なお、第1の遊技球搬送装置40と共通する構成については、第1の遊技球搬送装置40と同一の符号を図に付して説明を省略する。また、賞球タンクについては図示を省略する。図13に示すように、本遊技球搬送装置40’は、搬送コンベア90の回転軸を水平方向にして設置したものである。このように設置することにより、第1の遊技球搬送装置40とは逆に、遊技球搬送装置40’の奥行き方向の幅を抑えることができる。取り付けられるパチンコ機3の態様に応じて、奥行き方向の幅を抑えることが求められる場合には本遊技球搬送装置40’が好適である。この遊技球搬送装置40’では、搬送ベルト91のキャリア側92の外周面は上方に向けられており、この搬送ベルト91のキャリア側92外周面上が球搬送路66として用いられる。
図14及び図15に示すように、搬送ベルト91外周面には、矩形薄板状の球送り板93が立ち上がるようにして等間隔で取り付けられている。球送り板93の幅は、搬送ベルト91の幅及び遊技球の直径よりも若干短く設けられている(具体的には約8mmの長さに設けられている)。また、球送り板93の上部に設けられた突設部97の上端の高さは搬送される遊技球の中心部の近辺に位置するように設けられている(具体的には搬送ベルト91から約5mmの高さに設けられている)。
また、球搬送路66の下流側端部は、図16に示すように、側面視半円状に形成されており、その途中から、外径方向に向けて開口された排出口94が形成されている。そして、この排出口94の下流側には、図示は省略するが、球感知用センサーが取り付けられている。また、駆動ユニット74は、駆動プーリ44の横に配設されており、同軸上に配設した搬送コンベア90a,90bの二つの駆動プーリ44を駆動するように取り付けられている。
なお、本遊技球搬送装置40’では、前述した球送り板93の態様に限らず、例えば、図17に示すように、搬送ベルト94の外周面を山形に成形して、この山部95を「球送り部」としても良い。
図13に示すように、遊技球搬送装置40’では、前述のように搬送ベルト91の上方に球搬送路66が配置されて、二つの球搬送路66を遊技球が搬送され、排出口94から遊技球が交互に排出されることになる。
なお、本発明は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前述した遊技球搬送装置40,40’の例では、球感知用センサー69も備えることにより、従来の遊技球払出装置を省略するように設けていたが、これに限らず、遊技球払出装置を備えたパチンコ機に遊技球搬送装置40,40’を用いることとしても良い。この態様においては、球感知用センサー69を省略することができるとともに従来の遊技球払出装置が用いられているパチンコ機に遊技球搬送装置40,40’を用いることも可能である。また、本態様であっても、遊技球搬送装置の下方のスペースを拡大することができ、遊技球搬送装置の下方に配設される制御基盤その他の裏機構の配置自由度を増すことができることは、前述の遊技球搬送装置40,40’と同様である。
また、前述した遊技球搬送装置40,40’の例では、その横幅をパチンコ機3の機枠1内の横幅のほぼ全体に近い長さに設ける態様としたが、これに限らず、裏機構の配置構成などに応じて、例えば、機枠1の横幅の半分程度に設けるなど、他の大きさにすることも可能である。
本発明の遊技球搬送装置を取り付けたパチンコ機の正面図である。 本発明の遊技球搬送装置を取り付けたパチンコ機の背面図である。 遊技球搬送装置の平面図である。 図3の遊技球搬送装置のA−A’線縦断面図である。 遊技球搬送装置の一部破断斜視図である。 球送り板周辺の要部拡大右側面図である。 球送り板周辺の要部拡大正面図である。 遊技球搬送装置の一部透視平面図である。 球送り板周辺の要部拡大正面図である。 球送り板周辺の要部拡大正面図である。 球送り板周辺の要部拡大正面図である。 球送り板周辺の要部拡大正面図である。 別の遊技球搬送装置の一部斜視図である。 別の遊技球搬送装置の要部拡大右側面図である。 別の遊技球搬送装置の要部拡大正面図である。 別の遊技球搬送装置の縦断面図である。 さらに別の遊技球搬送装置の要部拡大正面図である。 従来のパチンコ機の背面図である。
符号の説明
1;機枠、2;本体、3;パチンコ機、4;前面枠、5;ガラス扉枠、6;遊技盤、7;前面扉、8;球受け皿、9;余剰球受け皿、10;操作ハンドル、12;ガイドレール13;遊技領域、14;上皿口、15;下皿口、30;賞球タンク、34;排出樋、35;球抜き樋、36;オーバーフロー通路、37;切替弁、38;球抜き口、40,40’;遊技球搬送装置、41;キャリア側、42;搬送コンベア、43;リターン側、44;駆動プーリ、45;搬送ユニット、46;従動プーリ、48;搬送ベルト、50;球送り板、52;取付部、54;突設部、60;取付ベース、62;ガイド部、64;隔壁、65;搬送面、66;球搬送路、67;開口部、68;排出口、69;球感知用センサー、70;逆流防止板、71;切り欠き、74;駆動ユニット、80;底面、82;貯留部、84;流下部、85;基端側、86;先端側、87;隔壁、88;球崩し部、89;開口部、90;搬送コンベア、91;搬送ベルト、92;キャリア側、93;球送り板、94;排出口、95;山部、97;突設部、100;パチンコ機、101;賞球タンク、102;タンクレール、103;遊技球払出装置、104;球均し装置。

Claims (11)

  1. パチンコ機外から流下される遊技球を貯留する賞球タンクに連結されるとともにパチンコ機内の下流側に遊技球を搬送するパチンコ機の遊技球搬送装置であって、
    遊技球が搬送される球搬送路と、
    無端状の搬送手段と、
    前記搬送手段に等間隔に多数取り付けられ、前記球搬送路内を搬送方向に移動されて遊技球を搬送する球送り部と、
    前記搬送手段を駆動する駆動装置とが、備えられたことを特徴とするパチンコ機の遊技球搬送装置。
  2. 前記搬送手段がベルトであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  3. 前記球排出路の下流側に球感知用センサーが備えられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  4. 前記球搬送路の上流端側の開口部において、搬送方向と反対側の部位に、逆流防止部を突設したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  5. 前記搬送手段のキャリア側外方を前記球搬送路とするとともに、前記搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の鉛直方向に沿って配設されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  6. 前記搬送手段のキャリア側外方を前記球搬送路とするとともに、前記搬送手段の回転軸が遊技球搬送装置の水平方向に沿って配設されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  7. 前記球送り部の突設部の上端が球搬送路内に位置する遊技球の上端よりも低い高さに設けられたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  8. 前記搬送手段及び球搬送路がそれぞれ同数二つ以上設けられたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  9. 遊技球が排出される排出口が、前記球搬送路にそれぞれ別個に設けられたことを特徴とする請求項8に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  10. 前記球搬送路の上方に賞球タンクが備えられ、該賞球タンクの開口部に遊技球を1個ずつ通過させる球崩し部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
  11. 前記球崩し部は、遊技球が1個のみ通過可能な内径に形成された前記供給口であることを特徴とする請求項10に記載のパチンコ機の遊技球搬送装置。
JP2007243421A 2007-09-20 2007-09-20 パチンコ機の遊技球搬送装置 Pending JP2009072339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243421A JP2009072339A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 パチンコ機の遊技球搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243421A JP2009072339A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 パチンコ機の遊技球搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009072339A true JP2009072339A (ja) 2009-04-09

Family

ID=40607974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007243421A Pending JP2009072339A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 パチンコ機の遊技球搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009072339A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06277348A (ja) * 1994-02-04 1994-10-04 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH09276503A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Adachi Raito Kogyosho Kk パチンコ機の入賞球処理装置
JP2001190816A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 遊技球揚上装置
JP2002143401A (ja) * 2000-11-14 2002-05-21 Heiwa Corp 遊技機の球検出装置
JP2005027791A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Ace Denken:Kk 遊技球補給装置
JP2005261679A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Newgin Corp 遊技球の揚送研磨装置
JP2005319202A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Samii Kk 縦型弾球遊技機の球供給補助装置
JP2005324070A (ja) * 2005-08-10 2005-11-24 Sayama Precision Ind Co 循環還流システムで使用する玉供給装置
JP2007151629A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Sayama Precision Ind Co 遊技島

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06277348A (ja) * 1994-02-04 1994-10-04 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH09276503A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Adachi Raito Kogyosho Kk パチンコ機の入賞球処理装置
JP2001190816A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 遊技球揚上装置
JP2002143401A (ja) * 2000-11-14 2002-05-21 Heiwa Corp 遊技機の球検出装置
JP2005027791A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Ace Denken:Kk 遊技球補給装置
JP2005261679A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Newgin Corp 遊技球の揚送研磨装置
JP2005319202A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Samii Kk 縦型弾球遊技機の球供給補助装置
JP2005324070A (ja) * 2005-08-10 2005-11-24 Sayama Precision Ind Co 循環還流システムで使用する玉供給装置
JP2007151629A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Sayama Precision Ind Co 遊技島

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013111484A (ja) パチンコ遊技機
EP3373257B1 (en) Coin processing apparatus and coin depositing/dispensing machine
JP2008264260A (ja) 貯留タンク一体型玉払出装置
JP2010273704A (ja) 遊技機
JP4549746B2 (ja) メダル補給装置
JP5215451B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4677830B2 (ja) 玉払出装置及び遊技機
JP2009072339A (ja) パチンコ機の遊技球搬送装置
JP2008237683A (ja) 遊技媒体補給装置
JP2009028125A (ja) 弾球遊技機
JP4865836B2 (ja) 遊技機
JP5138301B2 (ja) 弾球遊技機
JP5395877B2 (ja) 遊技機
JP2010233750A (ja) ゲーム装置
JP5351949B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4245570B2 (ja) 遊技島
JP5351950B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5351951B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2901924B2 (ja) パチンコ玉搬送装置
JP2008036186A (ja) パチンコ遊技機
JP2010094407A (ja) スロットマシン
JP2006314505A (ja) 貯留タンク、及びこれを用いた遊技機
JP2006212157A (ja) 遊技島
JP3941237B2 (ja) パチンコ玉整列装置、パチンコ玉賞球排出装置、およびパチンコ遊戯機
JP5631473B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20100720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120718

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02