JP2010233750A - ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦向きに設置された筒状体の内部に球状体を下方から突き上げて順次格納していくことで球状体を搬送する搬送機構において、新たな球状体を挿入する際の横逃げの問題を解決する。
【解決手段】メダルゲーム装置1000の抽選球搬送機構100には、第1の緩斜面部120aと、急斜面部120bと、第2の緩斜面部120cとによる屈折構造をなす傾斜通路部120が設けられている。第2の緩斜面部120cは、下端入口位置130aに位置した抽選球Sの逆流を阻止する長さに構成されている。下端入口位置130aに案内された抽選球Sは、突き上げ部140によって、抽選球収納部130の内部に収納される。この際、抽選球Sは第2の緩斜面部120cに逆流しようとするが、第2の緩斜面部120cの最上流に位置している抽選球Sが急斜面部120bとの屈折部分に当接することで、抽選球Sを押し戻す反作用の力が働き、抽選球Sの逆流が阻止される。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定の球状体を搬送する搬送機構を具備し、前記搬送機構により搬送された球状体を遊技媒体として利用するゲーム装置に関する。
従来、ゲーム装置の一種として、プッシャー型のメダルゲーム装置が知られている。近年では、プッシャー型のメダルゲーム装置において、メダルとは別種の特別遊技媒体を固定テーブル上に供給するものも知られている。例えば、特許文献1のメダルゲーム装置では、固定テーブル上に供給された特別遊技媒体が固定テーブル上に載置されたメダルとともに運ばれてメダル獲得口に落下すると、メダルと仕分けされて回収機構及び搬送機構によって搬送されて抽選の媒体とされる。
特開2009−45289号公報
特別遊技媒体としては、例えば球状の遊技媒体(以下、「球状体」という。)が一般的である。しかしながら、摩擦抵抗が少ないという球状体の特性ゆえに、搬送機構の構成によっては不具合が生ずる場合がある。例えば、縦向きに設置された筒状体の内部に、球状体を下方から突き上げて順次収納していく場合、新たに挿入しようとする球状体に対する突き上げ力の方向や接触面積等によって、当該球状体が筒状体内方に押し込まれずに横逃げしてしまう“空打ち”、“空振り”のような事態が生じ得る。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、縦向きに設置された筒状体の内部に球状体を下方から突き上げて順次格納していくことで球状体を搬送する搬送機構において、新たな球状体を挿入する際の横逃げの問題を解決することにある。
以上の課題を解決するための第1の発明は、
所定の球状体(例えば、図4の抽選球S)を搬送する搬送機構(例えば、図4の抽選球搬送機構100)を具備し、前記搬送機構により搬送された球状体を遊技媒体として利用するゲーム装置(例えば、図1のメダルゲーム装置1000)であって、
前記搬送機構は、
球状体1つが通過可能な内寸を有し、縦向きに設置された筒状体(例えば、図4の抽選球収納部130)と、
前記筒状体の下方から突端部を突き上げるように変位させることで、前記筒状体の下端入口位置(例えば、図4の下端入口位置130a)に位置する球状体を前記筒状体内部に突き上げる突き上げ部(例えば、図4の突き上げ部140)と、
前記筒状体内部に積み上げられた最下位の球状体に当接して、当該球状体の下方から上方への移動を許容し、逆方向への移動を防止して、前記筒状体内部に積み上げられた球状体の落下を防止する落下防止部(例えば、図4の落下防止部150)と、
球状体1つが通過可能な内寸を有し、球状体を1列に貯留して前記下端入口位置に向けて傾斜した傾斜通路部(例えば、図4の傾斜通路部120)と、
を備え、
前記傾斜通路部は、
前記下端入口位置へ球状体を導入する導入部分が、急斜面部(例えば、図4の急斜面部120b)と、当該急斜面部に続いて横から前記下端入口位置へ球状体を導入する緩斜面部(例えば、図4の第2の緩斜面部120c)とによる屈折構造をなし、
前記緩斜面部の長さが、球状体の直径との関係で、前記下端入口位置に位置した球状体が前記突き上げ部の突き上げ力によって当該緩斜面部内方向に逆流しようとした際に、当該緩斜面部に位置していた球状体が前記急斜面部に続く屈折部分に当接することで、前記下端入口位置に位置した球状体の当該緩斜面部内方向への逆流を阻止する長さに構成されている、
ゲーム装置である。
この第1の発明によれば、球状体を搬送する搬送機構は、筒状体と、筒状体の下端入口位置に位置する球状体を筒状体内部に突き上げる突き上げ部と、筒状体内部に積み上げられた球状体の落下を防止する落下防止部と、球状体を1列に貯留して下端入口位置に向けて傾斜し、急斜面部と緩斜面部とによる屈折構造をなす傾斜通路部とを備えて構成される。そして、突き上げ部が下端入口位置に位置した球状体を突き上げる際に、突き上げ力によって球状体が緩斜面部内方向に逆流しようとした際に、既に緩斜面部に位置していた球状体が急斜面部に続く屈折部分に当接することで、下端入口位置に位置した球状体の当該緩斜面部内方向への逆流が阻止される。
球状体は摩擦抵抗が少ないために動き易い。このため、球状体を筒状体内部に突き上げようとする際の突き上げ力の方向や、突き上げ力を受けた接触位置・接触面積によっては球状体が横逃げする場合が生じ得る。しかし、第1の発明によれば、横逃げしようとする部分である緩斜面部には他の球状体が位置しているため、球状体が玉突き状に緩斜面部内方を逆流するように動こうとする。ところが、緩斜面部に位置していた球状体が急斜面部の屈折部分に当接することで、それ以上逆流方向には移動できない。結果、新たに挿入しようとする球状体は、突き上げ力から逃れて横逃げすることができず、そのまま上方に移動して筒状体に収納される。
また、第2の発明として、第1の発明のゲーム装置の突き上げ部を、前記下端入口位置に位置する球状体の前記傾斜通路部寄りの偏心位置を突き上げる(例えば、図6のプッシュロッド140aの突き上げ位置)ように配置構成してもよい。
この第2の発明によれば、球状体が受ける突き上げ力には、傾斜通路部と反対側の成分が含まれることとなるため、突き上げる際の球状体の傾斜通路部側への移動を抑制することができる。
また、第3の発明として、第1又は第2の発明のゲーム装置の突き上げ部を、突端部が、前記傾斜通路部とは反対側に傾斜する傾斜面を有してなる(例えば、図6のプッシュロッド140aの突端部)ように構成してもよい。
この第3の発明によれば、第2の発明と同様、球状体が受ける突き上げ力には、傾斜通路部と反対側の成分が含まれることとなるため、突き上げる際の球状体の傾斜通路部側への移動を抑制することができる。
また、第4の発明として、第1〜第3の何れかの発明のゲーム装置であって、
前記突き上げ部は、偏心位置(例えば、図7の偏心位置HP)で軸支された円板部(例えば、図7の偏心カム240a)を縦方向に回転させる駆動部(例えば、図7のステッピングモータ240b)を有し、前記円板部の側面を前記突端部として前記下端入口位置に位置する球状体を突き上げるように変位させる、
ゲーム装置を構成することも可能である。
また、第5の発明として、
メダル投入口(例えば、図1のメダル投入器10)からメダル(例えば、図2のメダルM)が投入されることでゲームフィールド(例えば、図1の固定テーブル6)にメダルを放出し、前記ゲームフィールドからメダル獲得口(例えば、図1のメダル獲得口4)にメダルが落下することでメダルを払い出すプッシャー型のメダルゲーム装置でなる第1〜第4の何れかの発明のゲーム装置(例えば、図1のメダルゲーム装置1000)であって、
少なくとも第1及び第2の抽選体落下口部(例えば、図1の第1の抽選球落下口部36、第2の抽選球落下口部37)を有し、前記搬送機構により搬送された前記球状体を所定の投入位置(例えば、図1の抽選球投入部35)から投入して、何れの抽選体落下口部に落下するかによって抽選を行う抽選システム(例えば、図2の抽選システム20)と、
前記第1の抽選体落下口部に落下した抽選体を前記ゲームフィールド上或いは前記メダル獲得口に案内して排出する排出案内部(例えば、図1の普通当たり抽選球案内レール75)と、
前記第2の抽選体落下口部に落下した抽選体を回収して前記搬送機構の前記傾斜通路部に案内する外れ用回収部(例えば、図1の抽選球回収穴59)と、
前記メダル獲得口に落下したメダル及び抽選体の中から抽選体を選別する選別部と、
前記選別部により選別された抽選体を回収する回収部と、
を具備し、前記回収部により抽選体が回収された場合に、当該抽選体を前記搬送機構の前記傾斜通路部に案内するとともに、所定数のメダルをボーナスメダルとして払い出す或いは前記ゲームフィールドに放出するゲーム装置を構成してもよい。
この第5の発明によれば、抽選システムにおいて、搬送機構により搬送された球状体が所定の投入位置から投入されて、何れの抽選体落下口部に落下するかによって抽選が行われる。そして、抽選球が第1の抽選体落下口部に落下すると、ゲームフィールド上或いはメダル獲得口に案内されて排出されるが、抽選球が第2の抽選体落下口部に落下すると、回収されて搬送機構の傾斜通路部に案内される。また、メダル獲得口に抽選球が落下すると、抽選球は選別部により選別されて回収部に回収される。そして、回収部により抽選体が回収された場合に、当該抽選体が搬送機構の傾斜通路部に案内されて、所定数のメダルがボーナスメダルとして払い出されるか或いはゲームフィールドに放出される。
より具体的には、筒状体内部に球状体が積み上げられた状態で、筒状体の下端入口位置に搬送された球状体が突き上げ部により筒状体内部に突き上げられると、筒状体の最上位の球状体は、抽選体として所定の投入位置から抽選システムに投入される。そして、抽選体が抽選システムの第2の抽選体落下口部に落下して回収されるか、メダル獲得口に落下して回収されると、再び搬送機構の傾斜通路部に案内され、筒状体の下端入口位置へと搬送される。第1〜第4の発明の作用効果を奏する搬送機構を用いて球状体を搬送することで、抽選システムによる抽選機能を有するメダルゲーム装置において、球状体を抽選体としてメダルゲーム装置内部で循環させることが可能となる。
第1実施形態におけるメダルゲーム装置の構成を示す正面外観図。 第1実施形態におけるメダルゲーム装置の主要部の縦断面図。 第1実施形態におけるメダル投入器及びその周辺を拡大した部分拡大図。 第1実施形態におけるメダルゲーム装置の背面の縦断面図。 第1実施形態における傾斜通路部の機能及び突き上げ部の動作の説明図。 第1実施形態における傾斜通路部の機能及び突き上げ部の動作の説明図。 第2実施形態におけるメダルゲーム装置の背面の縦断面図。 第2実施形態における突き上げ部の動作の説明図。 第2実施形態における突き上げ部の動作の説明図。 第2実施形態における突き上げ部の動作の説明図。 変形例における突き上げ部の構成図。 変形例における突き上げ部の構成図。
以下、図面を参照して、ゲーム装置の一種であるメダルゲーム装置に本発明を適用した場合の実施形態について説明する。尚、以下のメダルゲーム装置の説明における方向は、遊技を行う遊技者の視点に立った方向を指すものとし、手前側を前、奥側を後、ゲーム装置に向かった上下左右それぞれの方向を上下左右それぞれの方向とする。
1.第1実施形態
1−1.概略構成
図1は、第1実施形態におけるメダルゲーム装置1000の構成を示す正面外観図であり、図2は、メダルゲーム装置1000の主要部の縦断面図である。メダルゲーム装置1000は、透明カバーガラス2及び支持板3で囲まれた遊技空間GSを画成し、この遊技空間GS内に前端がメダル獲得口4の上方に向かって延設された固定テーブル6と、この固定テーブル6の上面に沿って周期的に往復動されるプッシャーテーブル8とを備えて構成されている。メダルゲーム装置1000は、いわゆる「プッシャー型」のメダルゲーム装置に分類される。
メダルゲーム装置1000は、遊技者が新たなメダルMを投入するためのメダル投入器10を左右に1つずつ備えている。また、メダルゲーム装置1000は、立設盤SBの下部であって、メダル投入器10のメダル放出口10eから放出されたメダルが衝突する位置近傍にルーレット装置15を備えるとともに、立設盤SBの内部にいわゆる物理抽選を行う抽選システム20を備える。ルーレット装置15は、ルーレットゲームを行い、その成否に応じて抽選システム20による抽選を発動させる権利を付与するか否かを決定するための装置である。
遊技開始前には、メダルゲーム装置1000の管理人らによって、固定テーブル6並びにプッシャーテーブル8の上面に多数のメダルMが予め載置される。そして、遊技の進行に伴い、遊技者によりメダル投入器10に新たなメダルMが投入され、プッシャーテーブル8の上面に次々とメダルMが載置されることになる。
プッシャーテーブル8は、固定テーブル6上にスライド移動可能に載置されている。台座内には、図2に示すように、ステッピングモータ9aを具備した往復動機構9が設けられており、ステッピングモータ9aの動作により、プッシャーテーブル8が立設盤SBの下部に開口する挿通孔7から出入りするように前後方向に周期的に往復運動する。
プッシャーテーブル8が、固定テーブル6上をスライドするようにして後進(退行)すると、その上面に載置されているメダルMも載置されたまま一緒に後進する。プッシャーテーブル8が後進に伴って挿通孔7に引き込まれると、後進した分だけプッシャーテーブル8の延出長が短くなり、プッシャーテーブル8の上面後方に載置されていたメダルMが挿通孔7の周縁に当って相対的に前方に押される格好になる。すると、プッシャーテーブル8に載置されていた他のメダルMも玉突き状に連鎖的に前方へ押され、ついには前端側に載っているメダルMが固定テーブル6上に落下する。
その後、プッシャーテーブル8の前進(押出動作)に伴ってその前方端面が押出部として機能し、固定テーブル6の上面に落下して固定テーブル6に載置されたメダルMは前方に押される(プッシュされる。)。すると今度は、固定テーブル6に載置されているメダルMが玉突き状に前方へ押され、固定テーブル6の手前側に載置されているメダルMから順にメダル獲得口4に落下する。
メダル獲得口4の下部は、落下したメダルMの通過を検出する通過センサ11を備えた通路に連通している。通過センサ11は、物体の通過を検出する手段であって、例えば投光素子と受光素子とが対向配置された遮光によって物体の通過を検出するセンサや、超音波の反射時間から距離を計測する距離センサなどによって実現できる。通過する物体に接触して揺動する揺動スイッチなどでも良い。メダル獲得口4に落下したメダルMは、この通路を通ってメダル払出口13に案内され、遊技者に払い出される。
抽選システム20は、球状の抽選体である抽選球Sを用いて抽選を行う。抽選システム20による最終的な抽選結果が“大当たり”である場合は、大当たり抽選球案内レール70によって抽選球Sがメダル獲得口4に案内される。メダル獲得口4の下部には、メダル獲得口4に落下したメダルM及び抽選球Sの中から抽選球Sを選別する公知の選別機構(不図示)と、選別機構により選別された抽選球Sを貯留部に回収する公知の回収機構(不図示)とが備えられている。そして、メダル獲得口4に抽選球Sが落下したことが検知されると、特典として、所定枚数(例えば30枚)のメダルMがボーナスメダルとしてメダル払出口13から払い出される。
尚、“大当たり”でなくとも、メダルの流れに乗って固定テーブル6上の抽選球Sがメダル獲得口4に落下する場合があるのは勿論である。“大当たり”の場合には、直接、抽選球Sがメダル獲得口4に落下することとなり、ボーナスメダルが即座に支給されることとなるため、遊技者は“特別な幸運”を得ることになる。
他方、抽選結果が“普通当たり”の場合には、普通当たり抽選球案内レール75によって抽選球Sが固定テーブル6上に案内され、抽選結果が“外れ”の場合には、抽選球回収穴59に抽選球Sが回収される。
ルーレット装置15は、図3に示すように、左右方向に一列に配列されたルーレットランプ(ルーレットLED)RLを備えて構成され、点灯させるランプを所定の移動表示速度で高速に切り替えることで標的表示を左右に往復するように移動表示させる、ルーレットの出目の移動制御(以下、「ランプ移動制御」という。)を行う。そして、後述する停止タイミングにおいてランプ移動制御を停止する。もし、当該停止タイミングにおいて点灯しているランプが当たりランプRsであればルーレットゲームは「成功」であるとして、抽選システム20による抽選権利を付与して、抽選システム20による抽選を開始する。一方、外れランプRfであればルーレットゲームを「失敗」として、抽選権利が与えられず、抽選システム20による抽選が行われない。
立設盤SBの左下部及び右下部であって、左右に備えられたメダル投入器10のメダル放出口10eから放出されたメダルが衝突する部位には、所定のマークMKが描画されている。マークMKは、メダルMの当接位置を遊技者に示すとともに、マークMKにメダルMが当接した時がルーレット装置15によるランプ移動制御の停止タイミングである旨を示している。
制御ユニット80には、CPU(Central Processing Unit)82やICメモリ84などの電子・電気部品が実装されており、ICメモリ84に予め記憶されていたプログラムに従ってCPU82が各種演算処理を実行してメダルゲーム装置1000の各部の制御を実行する。
スピーカ90は、遊技中におけるBGMを出力したり、ルーレット装置15によるルーレットゲームの成否に応じた演出音声を出力したり、抽選システム20による抽選結果に応じた演出音声を出力したりする音出力装置である。
1−2.メダル投入器の構成
図2及び図3を参照しつつメダル投入器10の構成について説明する。図3は、メダルゲーム装置1000に備えられた右側のメダル投入器10及びその周辺を拡大した部分拡大図である。メダル投入器10は、メダルMを立てた状態で、メダルMが自重により手前方から奥方に向けて回転落下するメダル投入レール10cを備えて構成されている。メダル投入レール10cは、メダルMを立てた状態に維持しつつ回転落下方向をガイドする壁面部とメダルMの落下面を形成する床面部とによって樋状の溝を形成している。メダル投入レール10cは、奥側が手前側よりも低くなるように傾斜しており、溝の幅がメダルMの幅よりも僅かに広くなっているため、メダルMはメダル投入レール10cを手前方から奥方に向けて回転しながら落下する。
メダル投入器10の一端(手前側)は、支持板3に設けられたメダル投入口10aでなり、このメダル投入口10aは、連結通路10bを介してメダル投入レール10cに連通している。メダル投入口10aは、その幅がメダルMの幅よりも僅かに広くなっており、遊技者がメダルMを立てた状態で1枚ずつ投入可能に構成されている。
メダル投入口10aに投入されたメダルMは、連結通路10bを通過してメダル投入レール10cに導かれるが、連結通路10bは、図2に示すようにメダル投入口10aに投入されたメダルMの進行方向を鉛直下向きに変化させた後にメダル投入レール10cに導く、Z字状に屈曲したクランク形状をなしている。このため、メダルMは、投入時の勢いが減殺されて一旦落下させられた後に、メダル投入口10aの下方に設けられたメダル投入レール10cに案内される。このように、メダル投入器10は、勢いをつけてメダルMが投入された場合にも、メダル投入レール10cを回転落下し始める速度をほぼ同一として、常に同じような速度でメダルMを回転落下させる機構となっている。
メダル投入器の他端(奥側)の開口はメダル放出口10eとなっており、樋状のメダル投入レール10cを転動してメダル放出口10eから放出されたメダルMが、ルーレットランプRLの下方に描画されたマークMKに当接するように、メダル投入器10が位置決めされている。
また、メダル投入レール10cのメダル放出口10eよりも僅かに手前側には、メダルMの通過を検出する通過センサ10dが配置されている。通過センサ10dは、例えば投光素子と受光素子とが対向配置された遮光によって物体の通過を検出するセンサや、超音波の反射時間から距離を計測する距離センサなどによって実現できる。通過する物体に接触して揺動する揺動スイッチなどでもよい。
本実施形態では、通過センサ10dによりメダルMの通過が検知されて後、予め規定された経過時間(以下、「規定経過時間」という。)が経過したタイミングを停止タイミングとして、ルーレット装置15のランプ移動制御を停止させる制御を行う。この規定経過時間は、通過センサ10dによりメダルMの通過が検出されてからメダルMがマークMKに当接するまでの時間である。
前述したように、メダル投入レール10cは、メダルMの投入時の勢い如何に関わらず、常に同じ速度でメダルMを回転落下させるため、メダルMが通過センサ10dにより検出されてからマークMKに当接するまでの時間は一定である(厳密には多少の誤差はあるが、人間が視覚的に認知できる時間としては一定と言える)。そのため、メダルゲーム装置1000の製造段階において、実際にメダルMをメダル投入器10に投入して試験を行い、投入されたメダルMが通過センサ10dにより検出されて後、当該メダルMがメダル放出口10eから放出されてマークMKに当接するまでの時間を測定することで、規定経過時間が設定される。
特徴的であることの1つは、実際にメダルMがマークMKに当接したタイミングを検出してランプ移動制御を停止させるのではなく、通過センサ10dによりメダルMの通過が検出されてから規定経過時間が経過したタイミングでランプ移動制御を停止させる点である。この制御により、あたかもメダルMがマークに当接した瞬間にランプ移動制御が停止したかのように遊技者を錯覚させることが可能となる。
1−3.抽選システムの構成
次に、本実施形態における抽選システム20の構成について説明する。抽選システム20は、遊技空間GSの奥に立設された立設盤SBに設けられた2台の抽選装置である第1の抽選装置30と第2の抽選装置40とが上下方向に並べて配置されるとともに、第1の抽選装置30及び第2の抽選装置40を連結する連結通路50を備えて構成される。
第1の抽選装置30は、立設盤SBの上部に設けられた正面視円形の窪み32に嵌め込むように形成された第1の抽選ホイール部31と、第1の抽選ホイール部31を回転駆動する第1のステッピングモータ33とを備えて構成される。第1のステッピングモータ33は、制御ユニット80からの駆動制御信号に従って、第1の抽選ホイール部31を指定される回転方向(時計回り/反時計回り)及び回転速度で回転させる。
第1の抽選ホイール部31の外周側面は円滑面で形成されているが、抽選球Sが出入りする開口部が4箇所等間隔に設けられている。そのうちの3箇所の開口部は、竪穴型のポケット部である竪穴ポケット部31aの開口部である。竪穴ポケット部31aの深さは、抽選球1個がちょうど収まる深さとなるように設計されている。また、残る1箇所の開口部は、屈曲型のポケット部である屈曲ポケット部31bの開口部である。屈曲ポケット部31bは、竪穴の底部に図1に向かって時計回り方向に横穴を有した長靴を模した形状を有しており、この屈曲ポケット部31bを形成する竪穴及び横穴の長さは、抽選球1個がちょうど収まるような長さとなるように設計されている。
図1において、立設盤SBには、第1の抽選ホイール部31の時計文字盤で言う10時の位置に抽選球投入部35が設けられている。抽選球投入部35は、立設盤SBの左部に鉛直方向に形成された抽選球収納部130の上端と連通して一体的に形成されており、抽選球収納部130の上端部から下方に向けて傾斜する傾斜通路でなる。
抽選球収納部130は、詳細は後述するように、抽選球Sの直径よりやや大きく、抽選球S1つのみが通過可能な内径を有する筒状の通路でなり、抽選球収納部130の下部には抽選球Sの落下を阻止する落下防止部150や、下方から新たな抽選球Sを突き上げる突き上げ部140が具備されている。抽選球収納部130の通路内に抽選球Sが積み上げられた状態で、突き上げ部140により当該通路の下方から新たな抽選球Sが1つ突き上げられると、積み上げられている抽選球S全体が更に上方に押し上げられる。そして、抽選球収納部130の上端に達した抽選球Sが、傾斜通路をなす抽選球投入部35に落下する。
抽選球投入部35に落下してきた抽選球Sは、第1の抽選ホイール部31の外周側面に当接してその位置に留まるが、第1の抽選ホイール部31の回転によって、竪穴ポケット部31a或いは屈曲ポケット部31bの開口部が、抽選球投入部35の対向位置に到来すると、その開口部を通じて、当該ポケット部に転落する。抽選球投入部35は下方に向けて開口しており、これに対向するように、第1の抽選ホイール部31の外周側面に形成された何れかの開口部が到来することで、当該開口部が上方を向く位置となって、抽選球Sが当該ポケット部に転落する。
図1において、立設盤SBには、第1の抽選ホイール部31の時計文字盤で言うところの8時の位置に第1の抽選球落下口部36が設けられている。第1の抽選球落下口部36は、第1の抽選ホイール部31と第2の抽選ホイール部41とを連結する連結通路50の上端と連通している。第1の抽選ホイール部31の竪穴ポケット部31a或いは屈曲ポケット部31bの開口部が第1の抽選球落下口部36の対向位置に到来すると、その開口部を通じて、抽選球Sが第1の抽選球落下口部36に転落する。そして、抽選球Sは、連結通路50を通って第2の抽選ホイール部41へと導かれる。
図1において、立設盤SBには、第1の抽選ホイール部31の時計文字盤で言うところの4時の位置に第2の抽選球落下口部37が設けられている。第2の抽選球落下口部37は、抽選結果が“外れ”として抽選球Sを回収するための抽選球回収穴59に抽選球Sを導く案内通路58の上端に連結している。抽選球回収穴59に回収された抽選球Sは、立設盤SBの内部に形成された抽選球搬送機構100を通じて抽選球の貯留部に搬送される。
第1の抽選ホイール部31は、上述したように立設盤SBの上部に設けられた正面視円形の窪み32に嵌め込むように形成されている。そのため、第1の抽選ホイール部31の竪穴ポケット部31a或いは屈曲ポケット部31bの開口部は、第1の抽選球落下口部36又は第2の抽選球落下口部37の対向位置に到来する場合を除き、窪み32の外周壁面と対向することになる。そのため、窪み32の外周壁面が抽選球Sの落下防止部として機能し、第1及び第2の抽選球落下口部以外での抽選球Sの落下が防止される。
第2の抽選装置40は、第1の抽選装置30と略同一の構成を有する抽選装置である。そのため、詳細な説明を省略して主要な構成を説明する。第2の抽選装置40は、図2に示すように、立設盤SBの下部に設けられた正面視円形の窪み42に嵌め込むように形成された第2の抽選ホイール部41と、第2の抽選ホイール部41を回転駆動する第2のステッピングモータ43とを備え、制御ユニット80からの駆動制御信号に従って第2の抽選ホイール部41の回転方向(時計回り/反時計回り)及び回転速度が可変に制御される。第2の抽選ホイール部41は、第1の抽選ホイール部31と同様、3つの竪穴ポケット部41aと1つの屈曲ポケット部41bとを有して構成される。
図1において、立設盤SBには、第2の抽選ホイール部41の時計文字盤で言うところの10時の位置に抽選球投入部45が設けられている。抽選球投入部45は、連結通路50の下端と連通して一体的に形成されている。また、時計文字盤で言うところの8時の位置に第1の抽選球落下口部46が設けられている。第1の抽選球落下口部46は、大当たり抽選球案内レール70の一端に連通しており、大当たり抽選球案内レール70の他端は、メダル獲得口4の上方に位置している。すなわち、第1の抽選球落下口部46に転落した抽選球Sは、大当たり抽選球案内レール70の上を転動してメダル獲得口4に直接落下することとなる。
図1において、立設盤SBには、第2の抽選ホイール部41の時計文字盤で言うところの4時の位置に第2の抽選球落下口部47が設けられている。第2の抽選球落下口部47は、普通当たり抽選球案内レール75の一端と連通しており、普通当たり抽選球案内レール75の他端は、固定テーブル6の上方に位置している。すなわち、第2の抽選球落下口部47に転落した抽選球Sは、普通当たり抽選球案内レール75の上を転動して固定テーブル6上に落下することとなる。
以上の構成をなす第1の抽選ホイール部31及び第2の抽選ホイール部41は、それぞれ第1のステッピングモータ33及び第2のステッピングモータ43によって、図1に向かって時計回りの方向に回転するように駆動制御される。そして、抽選システム20による抽選は次のように行われる。
先ず、抽選球搬送機構100により抽選球収納部130の下方から新たな抽選球Sが挿入され、積み上げられた抽選球Sの列が上方に押し上げられると、最上位に位置する抽選球Sが抽選球投入部35の傾斜通路に沿って落下する。第1の抽選ホイール部31は常時回転制御されているため、最初に到来したポケット部に抽選球Sが転落・投入されることとなるが、竪穴ポケット部31aに投入された場合には、時計回りに回転して竪穴ポケット部31aの開口部が第2の抽選球落下口部37の対向位置に到来したときに、抽選球Sは当該竪穴ポケット部31aから第2の抽選球落下口部37に転落し、抽選球回収穴59に回収される。この場合の抽選結果が“外れ”である。
一方、抽選球Sが屈曲ポケット部31bに投入された場合には、時計回りに回転して、当該屈曲ポケット部31bの開口部が第2の抽選球落下口部37の対向位置に到来しても、抽選球Sは第2の抽選球落下口部37には転落しない。屈曲ポケット部31bには時計回り方向に横穴が形成されている。第1の抽選ホイール部31が時計回り方向に回転している間に、屈曲ポケット部31bの開口部の向きが図1に向かって真上〜右上〜右〜右下〜下〜左下の順に変位するが、開口部の向きが真上〜右となる間に、屈曲ポケット部31bの横穴は、下向きとなる。従い、この間に抽選球Sは屈曲ポケット部31bの横穴に移動することとなる。そして、開口部の向きが右〜右下〜下となる間は、横穴が逆さになることがないため、抽選球Sは依然として横穴の中に留まるのである。第2の抽選球落下口部37は、時計文字盤で言うところの4時の位置にあるため、屈曲ポケット部31bの開口部が第2の抽選球落下口部37の対向位置に位置したとしても、抽選球Sは横穴に留まり、転落することはない。
第1の抽選ホイール部31が更に時計回り方向に回転して、屈曲ポケット部31bの開口部の向きが下〜左下となると、横穴が逆さになり、横穴に留まっていた抽選球Sが屈曲ポケット部31の竪穴に落下し、開口部に位置するようになる。そして、当該開口部が第1の抽選球落下口部36の対向位置に位置すると、抽選球Sは、第1の抽選球落下口36に落下し、連結通路50を通って第2の抽選ホイール部41の抽選球投入部45に案内される。
抽選球投入部45に案内された抽選球Sは、第1の抽選ホイール部31と同様、第2の抽選ホイール部41の何れかのポケット部に投入されることとなる。このとき、抽選球Sが竪穴ポケット部41aに投入されると、当該竪穴ポケット部41aの開口部が第2の抽選球落下口部47の対向位置に到来したときに、当該竪穴ポケット部41aから第2の抽選球落下口部47に転落して、普通当たり抽選球案内レール75によって固定テーブル6上へと案内される。この場合の抽選結果が“普通当たり”である。
一方、抽選球Sが屈曲ポケット41bに投入されると、第1の抽選ホイール部31と同様の原理により、当該屈曲ポケット部41bの開口部が第2の抽選球落下口部47の対向位置を超えて、第1の抽選球落下口部46の対向位置に到来したときに第1の抽選球落下口46に落下し、大当たり抽選球案内レール70によって直接メダル獲得口4へと案内される。この場合の抽選結果が“大当たり”である。
第1の抽選ホイール部31は、3つの竪穴ポケット部31aと1つの屈曲ポケット部41bとを有しているため、抽選球Sが第1の抽選ホイール部31から第2の抽選ホイール部41へと案内される確率は「1/4」である。第2の抽選ホイール部41へ抽選球Sが案内された場合、必ず“普通当たり”か“大当たり”となる。従って当選確率は「1/4」と言える。
また、第2の抽選ホイール部41も、3つの竪穴ポケット部41aと1つの屈曲ポケット部41bとを有しているため、抽選球Sが第2の抽選ホイール部41からメダル獲得口4へと案内される確率も「1/4」である。従って、“大当たり”となる確率は「1/16」、“普通当たり”となる確率は「3/16」と言える。
1−4.抽選球搬送機構の構成
次に、図4〜図6を参照して、抽選球搬送機構100の構成について説明する。
図4は、メダルゲーム装置1000の背面側から見た縦断面図である。立設盤SBの内部には、抽選球搬送機構100が形成されている。抽選球搬送機構100は、図4に向かって立設盤SBの左部に縦向きに形成された鉛直通路部110と、鉛直通路部110を落下した抽選球Sを抽選球収納部130の下端入口位置130aに案内する傾斜通路部120と、図4に向かって立設盤SBの右部に縦向きに設置された抽選球収納部130と、抽選球収納部130の下方に形成された突き上げ部140と、抽選球収納部130に積み上げられた抽選球Sの落下を防止する落下防止部150とを備えて構成される。
鉛直通路部110は、抽選球Sの直径よりやや大きく、抽選球S1つのみが通過可能な内径を有する筒状の通路である。鉛直通路部110の上部は抽選球回収穴59と連通しており、下端は傾斜通路部120の上流端部と連通して一体的に形成されている。第1の抽選ホイール部31から案内通路58に落下して抽選球回収穴59に回収された抽選球Sは、鉛直通路部110内を落下して、傾斜通路部120へと導かれる。
傾斜通路部120は、抽選球Sの直径よりやや大きく、抽選球S1つのみが通過可能な内径を有し、図4に向かって左方から右方に全体として右肩下がりに傾斜した通路であり、鉛直通路部110を落下した抽選球Sを1列に貯留する。傾斜通路部120の上流端部は、鉛直通路部110の下端部と連通しており、傾斜通路部120の下流端部は、抽選球収納部130の下端入口位置130aと連通している。傾斜通路部120は、図4に示すように抽選球Sの進行方向を略鉛直下向きに変化させた後に下端入口位置130aへと導く、Z字状に屈曲したクランク形状をなしている。
具体的に説明する。傾斜通路部120は、第1の緩斜面部120aと、急斜面部120bと、第2の緩斜面部120cとによる屈折構造をなしている。特に、下端入口位置130aへ抽選球Sを導入する導入部分が、急斜面部120bと、第2の緩斜面部120cとによる屈折構造をなしているのが大きな特徴の1つである。
第1の緩斜面部120aは、例えば「10°〜20°」程度の勾配を有しており、その長さは、例えば抽選球7〜8個が収納可能に構成されている。
急斜面部120bは、第1の緩斜面部120a及び第2の緩斜面部120cそれぞれよりも急な勾配、例えば「70°〜80°」程度の勾配を有しており、その長さは、例えば抽選球1〜3個が収納可能な長さに構成されている。
第2の緩斜面部120cは、第1の緩斜面部120aと同様、例えば「10°〜20°」程度の勾配を有している。そして、第2の緩斜面部120cの長さは、抽選球Sの直径との関係で、下端入口位置130aに位置した抽選球Sの第2の緩斜面部120c内方向への逆流を阻止する長さに構成されている。具体的には、下端入口位置130aに抽選球Sが位置し、その抽選球Sから順次当接するように抽選球SをN個並べた長さが好適であり、より好適にはN=1〜3程度の長さである。
突き上げ部140は、抽選球収納部130の下端入口位置130aに位置する抽選球Sを下方から突き上げるように動作し、当該抽選球Sを抽選球収納部130の内部に押し込むようにして収納させる突き上げ機構であり、プッシュロッド140aと往復動機構140bとを備えて構成される。
プッシュロッド140aは、往復動機構140bによって上下方向に往復動するように動作制御され、抽選球収納部130の下端入口位置130aの底面に形成された開口部130bから出入りして、下端入口位置130aに位置する抽選球Sを下方から突き上げる棒状体である。
プッシュロッド140aは、下端入口位置130aの中心よりやや傾斜通路部120寄りの位置に貫通された穴部を通って往復動するように配置構成されている。やや傾斜通路部120寄りの位置としているのは、下端入口位置130aに位置した抽選球Sの中心から図4に向かってやや左寄りの位置を押し上げることで、傾斜通路部120側への横逃げを抑制するためである。また、プッシュロッド140aの突端部には、傾斜通路部120と反対側に傾斜面が形成されており、抽選球Sに当接した場合に抽選球Sの曲面に沿った形状となるように構成されている。
往復動機構140bは、抽選球収納部130の下方からプッシュロッド140aの突端部を突き上げるように変位させることで、プッシュロッド140aを上下方向に往復動させる直動機構である。往復動機構140bは、例えばラック・アンド・ピニオン機構により実現され、ラックやピニオン等の部材や、モータ等の動力源を備えて構成される。
落下防止部150は、抽選球収納部130の下部であって下端入口位置130aから抽選球1個分上方に設けられ、抽選球収納部130内に収納された最下位の抽選球Sにローラ150aが当接して下支えして抽選球収納部130からの落下を防止する落下防止機構である。
落下防止部150は、先端にローラ150aを柩支した揺動アーム150bを揺動軸150cで揺動自在に備えている。ローラ150aの一部は、抽選球収納部130の内部にせり出すように配置構成されている。また、揺動アーム150bはスプリング150dによって図4に向かって反時計回り方向に常時付勢されているが、突き上げ部140によって新たな抽選球Sが突き上げられた場合には、その突き上げ力に従って時計回り方向に所定角度回転して当該抽選球Sを抽選球収納部130内方へ案内する。そして、抽選球収納部130内に抽選球Sが位置した場合には、スプリング150dの引張力に従って反時計回り方向に回転して図4の位置に戻る。従い、落下防止部150によって、抽選球Sの下方から上方への移動が許容されるとともに逆方向への移動が防止され、抽選球収納部130の内部に積み上げられた抽選球Sの落下が防止される。
1−5.動作及び原理
図5及び図6を参照して、本実施形態における抽選球収納部130への抽選球Sのリフトアップの動作及び原理について説明する。本実施形態の特徴を分かり易くするため、傾斜通路部が単一の斜面部で構成される比較例と比較して説明する。
図5は、傾斜通路部が単一の斜面部で構成される比較例のリフトアップの説明図である。本実施形態のプッシュロッド140aは下端入口位置130aの中心よりやや傾斜通路部120寄りを往復動するように構成されているが、比較例のプッシュロッド540aは下端入口位置130aの中心を通過して往復動するように構成されている。また、プッシュロッド540aには、本実施形態のプッシュロッド140aとは異なり、突端部に傾斜面が設けられていない。
図5(a)に示すように抽選球収納部130の下端入口位置130aに抽選球S1が位置している状態で、プッシュロッド540aが往動して抽選球S1が突き上げられると、プッシュロッド540aが抽選球S1に当接した当接位置や、突き上げ力が抽選球S1に作用した力の方向、抽選球S1とローラ150aとの配置関係等から、抽選球S1が鉛直上方に移動せず、斜面部520内に逆流するように横逃げする場合がある。
この場合、図5(b)に示すように、斜面部520には他の抽選球S2〜S4が位置しているが、突き上げ力を受けた抽選球S1によって斜面部520の内方に玉突き状に押し戻される。そして、プッシュロッド540aが復動すると、図5(c)に示すように、抽選球S1〜S4が再び斜面部520を自重により転動して、最下位の抽選球S1が再び下端入口位置130aに位置する事態となる。
すなわち、図5のような事象が発生することで、新たな抽選球Sがなかなか抽選球収納部130内に押し上げられず、抽選球を搬送できないという問題が発生する。
図6は、本実施形態における抽選球Sのリフトアップの説明図である。本実施形態では、抽選球収納部130の下端入口位置130aに抽選球S1が位置している状態で、プッシュロッド140aが往動して抽選球S1を突き上げると、抽選球S1は第2の緩斜面部120cに逆流せずに上方に押し上げられる。抽選球S1が第2の緩斜面部120cに逆流できない理由は次の通りである。
まず第1の理由は、急斜面部120bと第2の緩斜面部120cとによる屈折構造にある。
図6(a)に示すように第2の緩斜面部120cは、N個(図6の例では3個)の抽選球Sが収まる長さに形成されているため、第2の緩斜面部120cには斜面を転動してきたN個(3個)の抽選球S2〜S4が丁度収まっている。この状態で、第2の緩斜面部120cの最左部の抽選球S4は、急斜面部120bへの屈折部分RPに近接乃至当接した位置にある。一方、抽選球S1が逆流しようとして後続する抽選球S2に衝突すると、抽選球S2〜S4が第2の緩斜面部120cを逆流しようと玉突き状の状態となる。
しかし、図6(b)に示すように、抽選球S4は屈折部分RPにより押し返されるため、抽選球S4は逆流できず、結局、抽選球S1も第2の緩斜面部120c内方には逆流できないのである。そのため、抽選球S1は、図6(c)〜(d)に示すように、抽選球収納部130内に押し上げられて収納されることとなる。
第2の理由は、プッシュロッド140aが往復動する位置にある。プッシュロッド140aは、下端入口位置130aの中心よりやや第2の緩斜面部120c寄りの位置を通過して上下に往復動する。このため、プッシュロッド140aの突端部は、図6(a)〜図6(d)に示すように、抽選球S1の下端よりも第2の緩斜面部120c寄りの位置を押し上げることとなる。この結果、抽選球S1が受ける押し上げ力は、鉛直上方の方向成分の他に、第2の緩斜面部120cとは反対側の方向成分を含んだ力となり、抽選球S1は、第2の緩斜面部120cの方向には移動しにくくなる。すなわち抽選球S1の横逃げが抑制される。
第3の理由は、プッシュロッド140aの突端部に形成された傾斜面にある。プッシュロッド140aの突端部には、第2の緩斜面部120cの方向とは反対側に傾斜面が形成されている。このため、抽選球S1が受ける押し上げ力は、鉛直上方の方向成分の他に、第2の緩斜面部120cとは反対側の方向成分を含んだ力となり、抽選球S1は、第2の緩斜面部120cの方向には移動しにくくなる。すなわち抽選球S1の横逃げが抑制される。
1−6.作用効果
メダルゲーム装置1000では、球状の抽選体である抽選球Sが、抽選システム20による物理抽選に用いられる。抽選システム20による抽選結果が“外れ”である場合は、抽選球Sは抽選球回収穴59に回収され、貯留部である傾斜通路部120に貯留される。抽選球搬送機構100は、鉛直通路部110と、傾斜通路部120と、抽選球収納部130と、突き上げ部140と、落下防止部150とを備えて構成されている。
傾斜通路部120は、第1の緩斜面部120aと、急斜面部120bと、第2の緩斜面部120cとによる屈折構造をなし、抽選球Sを1列に貯留する貯留部として機能する。第2の緩斜面部120cは、抽選球Sの直径との関係で、下端入口位置130aに位置した抽選球Sの第2の緩斜面部120c内方向への逆流を阻止する長さ(例えば抽選球3個が収納可能な長さ)に構成されている。
第2の緩斜面部120cを通過した抽選球Sは、抽選球収納部130の下端入口位置130aに案内された後、突き上げ部140によって突き上げられて、抽選球収納部130の内部に収納される。この際、突き上げ力によって抽選球Sは第2の緩斜面部120cに逆流しようとするが、第2の緩斜面部120cに位置する抽選球Sのうちの最上流側に位置する抽選球Sが急斜面部120bとの屈折部分RPに当接することで、抽選球Sの逆流が阻止される。かかる構成により、抽選球Sの横逃げを効果的に防止し、抽選球Sを1個1個確実に抽選球収納部130下方から押し込んで搬送することが可能となる。
また、突き上げ部140は、抽選球Sの下端よりも第2の緩斜面部120c寄りの位置を突き上げるように構成されており、加えて、突端部には第2の緩斜面部120cの方向とは反対側に傾斜面が形成されている。かかる構成により、抽選球Sは、突き上げ部140による突き上げによって、第2の緩斜面部120cと反対側の成分を含む突き上げ力を受けることになり、抽選球Sが突き上げられる際の第2の緩斜面部120cへの横逃げが効果的に防止される。
2.第2実施形態
図7は、第2実施形態におけるメダルゲーム装置2000の背面側から見た縦断面図である。また、図8〜図10は、傾斜通路部120及び抽選球収納部130を断面で示した突き上げ部240の動作の説明図である。図8〜10の(a)は、背面側から突き上げ部240を見た図であり、図8〜10の(b)は、対応する各図の(a)のA−A、B−B、C−C断面図である。尚、図4のメダルゲーム装置1000と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、メダルゲーム装置1000とは異なる部分について説明する。
メダルゲーム装置2000の抽選球搬送機構200は、メダルゲーム装置1000の突き上げ部140の代わりに、突き上げ部240を備えて構成されている。
突き上げ部240は、偏心位置HPで軸支され、縦方向に回転するように構成された円板体である偏心カム240aと、偏心カム240aを回転駆動するステッピングモータ240bと、ステッピングモータ240bの軸回転力を偏心カム240aに伝達するカップリング240cとを備えて構成される。ステッピングモータ240bは、例えばステッピングモータ240bから偏心カム240aに向かって時計回り方向に偏心カム240aを回転駆動する。
偏心カム240aは、突き上げ部140のプッシュロッド140aと同様に、下端入口位置130aの中心よりも僅かに傾斜通路部120寄りの位置に側面が露出・回転するように位置決めされている。また、偏心カム240aの側面は、プッシュロッド140aと同様に、傾斜通路部120と反対側に傾斜する傾斜面となっている。抽選球収納部130の下部には、回転する偏心カム240aが通過可能であり、抽選球Sの直径よりも開口幅が短い開口部130cが形成されている。
図8〜図10に示す通り、ステッピングモータ240bにより偏心カム240aが時計回り方向に回転駆動されると、抽選球S1が偏心カムの側面に当接した状態で上方向に押し上げられる際に、抽選球S1が第2の緩斜面部120c内方に逆流しようとしても、第2の緩斜面部120cには抽選球S2〜S4が位置しているため、第1の実施形態と同様の原理により逆流は阻止される格好となる。
3.変形例
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、発明の主旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成の追加・省略・変更を行うことができる。
3−1.突き上げ部の構成
第1実施形態では、突き上げ部140のプッシュロッド140aが、下端入口位置130aの中心よりも僅かに傾斜通路部120寄りの位置を突き上げるように位置決めされているものとして説明したが、図11に示すように、下端入口位置130aの中心位置を突き上げるように位置決めされていることとしてもよい。また、プッシュロッド140aの突端部には、横逃げ防止用の傾斜が付けられているものとして説明したが、図11に示すように傾斜を付けず、平坦な突端部としてもよい。これは、傾斜通路部120の屈折構造だけでも、抽選球Sの横逃げを防止する十分な効果が発揮されるものと考えられるためである。
尚、第2実施形態で説明した突き上げ部240を構成する偏心カム240aについても同様であり、図12に示すように、偏心カム240aの突端部の位置を下端入口位置130aの中心位置としたり、突端部である側面を平坦に構成することにしてもよい。
3−2.傾斜通路部
上述した実施形態では、傾斜通路部120の第2の緩斜面部120cは、抽選球3個が収納可能な長さに構成されているものとして説明したが、抽選球2個が収納可能な長さに構成されていてもよいし、抽選球1個が収納可能な長さに構成されていてもよい。何れにせよ、第2の緩斜面部120cの最上流に位置する抽選球Sが、急斜面部120bとの屈折部分RPに当接乃至近接するように構成されている限り、上述した実施形態と同様の作用効果が発揮される。
10 メダル投入器
20 抽選システム
30 第1の抽選装置
40 第2の抽選装置
50 連結通路
70 大当たり抽選球案内レール
75 普通当たり抽選球案内レール
100 抽選球搬送機構
110 鉛直通路部
120a 第1の緩斜面部
120b 急斜面部
120c 第2の緩斜面部
130 抽選球収納部
130a 下端入口位置
130b 開口部
140 突き上げ部
140a プッシュロッド
140b 往復動機構
150 落下防止部
150a ローラ
150b 揺動アーム
150c 揺動軸
150d スプリング
GS 遊技空間
M メダル
S 抽選球
RL ルーレットランプ
MK マーク

Claims (5)

  1. 所定の球状体を搬送する搬送機構を具備し、前記搬送機構により搬送された球状体を遊技媒体として利用するゲーム装置であって、
    前記搬送機構は、
    球状体1つが通過可能な内寸を有し、縦向きに設置された筒状体と、
    前記筒状体の下方から突端部を突き上げるように変位させることで、前記筒状体の下端入口位置に位置する球状体を前記筒状体内部に突き上げる突き上げ部と、
    前記筒状体内部に積み上げられた最下位の球状体に当接して、当該球状体の下方から上方への移動を許容し、逆方向への移動を防止して、前記筒状体内部に積み上げられた球状体の落下を防止する落下防止部と、
    球状体1つが通過可能な内寸を有し、球状体を1列に貯留して前記下端入口位置に向けて傾斜した傾斜通路部と、
    を備え、
    前記傾斜通路部は、
    前記下端入口位置へ球状体を導入する導入部分が、急斜面部と、当該急斜面部に続いて横から前記下端入口位置へ球状体を導入する緩斜面部とによる屈折構造をなし、
    前記緩斜面部の長さが、球状体の直径との関係で、前記下端入口位置に位置した球状体が前記突き上げ部の突き上げ力によって当該緩斜面部内方向に逆流しようとした際に、当該緩斜面部に位置していた球状体が前記急斜面部に続く屈折部分に当接することで、前記下端入口位置に位置した球状体の当該緩斜面部内方向への逆流を阻止する長さに構成されている、
    ゲーム装置。
  2. 前記突き上げ部は、前記下端入口位置に位置する球状体の前記傾斜通路部寄りの偏心位置を突き上げるように配置構成されてなる請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記突き上げ部は、突端部が、前記傾斜通路部とは反対側に傾斜する傾斜面を有してなる請求項1又は2に記載のゲーム装置。
  4. 前記突き上げ部は、偏心位置で軸支された円板部を縦方向に回転させる駆動部を有し、前記円板部の側面を前記突端部として前記下端入口位置に位置する球状体を突き上げるように変位させる、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のゲーム装置。
  5. メダル投入口からメダルが投入されることでゲームフィールドにメダルを放出し、前記ゲームフィールドからメダル獲得口にメダルが落下することでメダルを払い出すプッシャー型のメダルゲーム装置でなる請求項1〜4の何れか一項に記載のゲーム装置であって、
    少なくとも第1及び第2の抽選体落下口部を有し、前記搬送機構により搬送された前記球状体を所定の投入位置から投入して、何れの抽選体落下口部に落下するかによって抽選を行う抽選システムと、
    前記第1の抽選体落下口部に落下した抽選体を前記ゲームフィールド上或いは前記メダル獲得口に案内して排出する排出案内部と、
    前記第2の抽選体落下口部に落下した抽選体を回収して前記搬送機構の前記傾斜通路部に案内する外れ用回収部と、
    前記メダル獲得口に落下したメダル及び抽選体の中から抽選体を選別する選別部と、
    前記選別部により選別された抽選体を回収する回収部と、
    を具備し、前記回収部により抽選体が回収された場合に、当該抽選体を前記搬送機構の前記傾斜通路部に案内するとともに、所定数のメダルをボーナスメダルとして払い出す或いは前記ゲームフィールドに放出するゲーム装置。
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