JPH0738252Y2 - ベルトコンベアー - Google Patents
ベルトコンベアーInfo
- Publication number
- JPH0738252Y2 JPH0738252Y2 JP1989115291U JP11529189U JPH0738252Y2 JP H0738252 Y2 JPH0738252 Y2 JP H0738252Y2 JP 1989115291 U JP1989115291 U JP 1989115291U JP 11529189 U JP11529189 U JP 11529189U JP H0738252 Y2 JPH0738252 Y2 JP H0738252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- pulley
- tension adjusting
- holding member
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Drives For Endless Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動組立機械等に部品を供給するベルトコ
ンベアーに関する。
ンベアーに関する。
[従来の技術] 従来、ベルトコンベアーには、コンベアーの一端部にベ
ルト駆動モーターを取り付けたものと、コンベアーの途
中の下面にベルト駆動モーターを取り付けたセンタード
ライブ型のものがあった。このセンタードライブ型のも
のは、ベルトのテンション調節機構を駆動部に備えてい
るので、端部にベルト駆動モーターがあるもののよう
に、コンベアー長の変動がないという特長がある。
ルト駆動モーターを取り付けたものと、コンベアーの途
中の下面にベルト駆動モーターを取り付けたセンタード
ライブ型のものがあった。このセンタードライブ型のも
のは、ベルトのテンション調節機構を駆動部に備えてい
るので、端部にベルト駆動モーターがあるもののよう
に、コンベアー長の変動がないという特長がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、センタードライブ型のものは、ベルト交
換時に駆動部の支持機構を分解しないとベルトを外せな
いという欠点がある。これは、駆動部支持機構内にルー
プ状のベルトを掛け渡すためであり、少なくともプーリ
の一方の側の支持部材を外さないと、ループ状のベルト
を取り外すことができないからである。
換時に駆動部の支持機構を分解しないとベルトを外せな
いという欠点がある。これは、駆動部支持機構内にルー
プ状のベルトを掛け渡すためであり、少なくともプーリ
の一方の側の支持部材を外さないと、ループ状のベルト
を取り外すことができないからである。
これによって、作業時の迅速なベルト交換ができなかっ
たり、ベルト交換時の駆動部の分解組立の繰り返しによ
って、駆動部のがたつきや位置ずれ等が、長期の使用に
よって生じるという問題がある。
たり、ベルト交換時の駆動部の分解組立の繰り返しによ
って、駆動部のがたつきや位置ずれ等が、長期の使用に
よって生じるという問題がある。
この考案は上記従来の技術の問題に鑑みてなされたもの
で、ベルト交換が容易なセンタードライブ型のベルトコ
ンベアーを提供することを目的とする。
で、ベルト交換が容易なセンタードライブ型のベルトコ
ンベアーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、ベルトが掛け渡されたフレームの一方の側
面に駆動部保持部材が片持ち構造で取り付けられ、この
駆動部保持部材に駆動モーター取り付けられ、さらに両
端支持状態でベルト駆動プーリとテンション調節プーリ
が駆動部保持部材に保持され、上記テンション調節プー
リが、駆動部保持部材に対してガイド溝に沿って着脱自
在に設けられているとともに、テンション調節手段によ
りガイド溝の所定位置に上記テンション調節プーリが保
持されているベルトコンベアーである。
面に駆動部保持部材が片持ち構造で取り付けられ、この
駆動部保持部材に駆動モーター取り付けられ、さらに両
端支持状態でベルト駆動プーリとテンション調節プーリ
が駆動部保持部材に保持され、上記テンション調節プー
リが、駆動部保持部材に対してガイド溝に沿って着脱自
在に設けられているとともに、テンション調節手段によ
りガイド溝の所定位置に上記テンション調節プーリが保
持されているベルトコンベアーである。
[作用] この考案のベルトコンベアーは、片持ち構造の駆動部保
持部材と着脱自在なテンション調節プーリによって、テ
ンション調節プーリを取り外すだけでループ状のベルト
を交換できるようにしたものである。しかも、テンショ
ン調節プーリは、両端支持状態で保持され、ベルトの不
安定な走行がないようにしたものである。
持部材と着脱自在なテンション調節プーリによって、テ
ンション調節プーリを取り外すだけでループ状のベルト
を交換できるようにしたものである。しかも、テンショ
ン調節プーリは、両端支持状態で保持され、ベルトの不
安定な走行がないようにしたものである。
[実施例] 以下この考案の一実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
この実施例のベルトコンベアーは、自動組立機械等に部
品を供給するもので、アルミニウム等のフレーム1の両
端に各々プーリ2が取り付けられ、この一対のプーリ2
間にループ状のベルト3が掛け渡されている。
品を供給するもので、アルミニウム等のフレーム1の両
端に各々プーリ2が取り付けられ、この一対のプーリ2
間にループ状のベルト3が掛け渡されている。
このベルトコンベアーのフレーム1の中間部下方には、
ベルト駆動部材4が取り付けられている。このベルト駆
動部材4は、フレーム1に沿って設けられた一方の駆動
部保持部材である支持板5を有し、その上端部がボルト
6によってフレーム1に固定されているもので、この支
持板5に駆動部保持部材である連結板7が固定され、連
結板7に駆動モーター8が取り付けられている。さら
に、支持板5とフレーム1を挟んで対抗する位置に、他
方の駆動部保持部材であるプーリ保持板9が設けられ、
このプーリ保持板9の上端は、フレーム1と連結され
ず、ベルト3の通過が容易な程度のわずかな隙間Dをあ
け、連結板7の一端部に固定されて取り付けられてい
る。
ベルト駆動部材4が取り付けられている。このベルト駆
動部材4は、フレーム1に沿って設けられた一方の駆動
部保持部材である支持板5を有し、その上端部がボルト
6によってフレーム1に固定されているもので、この支
持板5に駆動部保持部材である連結板7が固定され、連
結板7に駆動モーター8が取り付けられている。さら
に、支持板5とフレーム1を挟んで対抗する位置に、他
方の駆動部保持部材であるプーリ保持板9が設けられ、
このプーリ保持板9の上端は、フレーム1と連結され
ず、ベルト3の通過が容易な程度のわずかな隙間Dをあ
け、連結板7の一端部に固定されて取り付けられてい
る。
また、支持板5とプーリ保持板9との間には、ベルト駆
動プーリ10、テンション調節プーリ11、アイドラー12が
軸支されている。ベルト駆動プーリ10には、従動ギア13
が固定され、駆動モーター8の駆動ギア14に従動ギア13
が咬み合っている。このベルト駆動プーリ10とテンショ
ン調節プーリ11は、一体的に連結された支持板5とプー
リ保持板9に、各々両端支持状態で保持されている。
動プーリ10、テンション調節プーリ11、アイドラー12が
軸支されている。ベルト駆動プーリ10には、従動ギア13
が固定され、駆動モーター8の駆動ギア14に従動ギア13
が咬み合っている。このベルト駆動プーリ10とテンショ
ン調節プーリ11は、一体的に連結された支持板5とプー
リ保持板9に、各々両端支持状態で保持されている。
そして、支持板5とプーリ保持板9とのテンション調節
プーリ11の軸支部は、テンション調節プーリ11の軸受け
16が嵌る程度の幅の長溝状のガイド溝15が形成されてい
る。このガイド溝15は、支持板5とプーリ保持板9との
一方の端縁部まで伸びて開放端となっている。そして、
テンション調節プーリ11の軸受け16には、テンション調
節ビス17の先端が当接し、テンション調節ビス17は、取
り付け板18に螺合されている。さらに、取り付け板18
は、支持板5とプーリ保持板9との端縁に、ビス19で固
定されている。これらのベルト駆動部材4の構成は、す
べて支持板5に支持されているもので、フレーム1にボ
ルト6によって取り付けられただけの片持ち構造となっ
ている。
プーリ11の軸支部は、テンション調節プーリ11の軸受け
16が嵌る程度の幅の長溝状のガイド溝15が形成されてい
る。このガイド溝15は、支持板5とプーリ保持板9との
一方の端縁部まで伸びて開放端となっている。そして、
テンション調節プーリ11の軸受け16には、テンション調
節ビス17の先端が当接し、テンション調節ビス17は、取
り付け板18に螺合されている。さらに、取り付け板18
は、支持板5とプーリ保持板9との端縁に、ビス19で固
定されている。これらのベルト駆動部材4の構成は、す
べて支持板5に支持されているもので、フレーム1にボ
ルト6によって取り付けられただけの片持ち構造となっ
ている。
このベルト駆動部材4に対してベルト3は、ベルト駆動
プーリ10を経て、テンション調節プーリ11に巻回され、
アイドラー12によってベルトコンベアの裏面に出てくる
ように取り付けらている。
プーリ10を経て、テンション調節プーリ11に巻回され、
アイドラー12によってベルトコンベアの裏面に出てくる
ように取り付けらている。
この実施例のベルトコンベアーは、ベルト3のテンショ
ン調節をテンション調節ビス17によって行なうことがで
きるとともに、ビス19を外すことによりテンション調節
プーリ11をガイド溝15に沿って取り外すことができる。
そして、テンション調節プーリ11を取り外すと、ベルト
3は、プーリ保持板9とフレーム1との隙間Dから容易
に取り外すことができる。さらに、テンション調節プー
リ11は、支持板5とプーリ保持板9に両端支持状態で保
持され、ベルト3の張力により傾くことがなく、ベルト
3の不安定な走行が生じないようにしたものである。
ン調節をテンション調節ビス17によって行なうことがで
きるとともに、ビス19を外すことによりテンション調節
プーリ11をガイド溝15に沿って取り外すことができる。
そして、テンション調節プーリ11を取り外すと、ベルト
3は、プーリ保持板9とフレーム1との隙間Dから容易
に取り外すことができる。さらに、テンション調節プー
リ11は、支持板5とプーリ保持板9に両端支持状態で保
持され、ベルト3の張力により傾くことがなく、ベルト
3の不安定な走行が生じないようにしたものである。
この実施例のベルトコンベアーによればベルト交換が必
要なときに簡単にベルトを外して新しいものと交換する
ことができ、作業効率が良く、機械を止める時間も少な
くて済む。しかも、長期間に渡って、安定したベルト3
の走行状態を維持することができるものである。
要なときに簡単にベルトを外して新しいものと交換する
ことができ、作業効率が良く、機械を止める時間も少な
くて済む。しかも、長期間に渡って、安定したベルト3
の走行状態を維持することができるものである。
なお、この考案のベルトコンベアーのテンション調節プ
ーリの保持手段は、取り付け板をビス止めするもののほ
か、取り付け板を駆動部保持部材に形成した溝等に差し
込んで固定するものであっても良い。
ーリの保持手段は、取り付け板をビス止めするもののほ
か、取り付け板を駆動部保持部材に形成した溝等に差し
込んで固定するものであっても良い。
また、テンション調節ビスは、他の調節手段に置き換え
ても良く、テンション調節プーリの位置を微調節できる
ものであれば良い。
ても良く、テンション調節プーリの位置を微調節できる
ものであれば良い。
[考案の効果] この考案のベルトコンベアーは、ベルト駆動部材を片持
ち構造にするとともに、テンション調節プーリを簡単に
取り外すことができるようにしたので、これを外すだけ
で容易にベルトを外して取り替えることができる。した
がって、ベルト交換時間を大きく短縮することができる
とともに、分解による部品の位置ずれやがたつきをなく
すことができる。特に、テンション調節プーリは、駆動
部保持部材に、両端支持状態で保持され、ベルトの張力
により傾くことがなく、ベルトの不安定な走行が生じな
いものである。しかも、長期間に渡って、安定したベル
トの走行状態を維持することができるものである。
ち構造にするとともに、テンション調節プーリを簡単に
取り外すことができるようにしたので、これを外すだけ
で容易にベルトを外して取り替えることができる。した
がって、ベルト交換時間を大きく短縮することができる
とともに、分解による部品の位置ずれやがたつきをなく
すことができる。特に、テンション調節プーリは、駆動
部保持部材に、両端支持状態で保持され、ベルトの張力
により傾くことがなく、ベルトの不安定な走行が生じな
いものである。しかも、長期間に渡って、安定したベル
トの走行状態を維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案のベルトコンベアーの一実施例の部分
破断側面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
第1図のベルトコンベアーからテンション調節プーリを
外した状態を示す部分破断側面図である。 1……フレーム、3……ベルト、4……ベルト駆動部
材、5……支持板、8……駆動モーター、10……駆動プ
ーリ、11……テンション調節プーリ、15……ガイド溝
破断側面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
第1図のベルトコンベアーからテンション調節プーリを
外した状態を示す部分破断側面図である。 1……フレーム、3……ベルト、4……ベルト駆動部
材、5……支持板、8……駆動モーター、10……駆動プ
ーリ、11……テンション調節プーリ、15……ガイド溝
Claims (1)
- 【請求項1】フレームの両端に設けられた一対のプーリ
間にループ状のベルトが掛け渡され、このフレームの途
中にベルト駆動部材が取り付けられたベルトコンベアー
において、上記フレームの一方の側面に駆動部保持部材
が片持ち構造で取り付けられ、上記フレームの他方の側
面と上記駆動部保持部材とはベルトの厚みより広い隙間
を開けて設けられ、この駆動部保持部材に駆動モーター
が取り付けられているとともに、ベルト駆動プーリとテ
ンション調節プーリが上記駆動部保持部材に各々両端支
持状態で保持され、上記テンション調節プーリが上記駆
動部保持部材に対してガイド溝に沿って着脱自在に設け
られているとともに、上記テンション調節プーリの位置
決めをするテンション調節手段により上記ガイド溝の所
定位置に上記テンション調節プーリが保持されているこ
とを特徴とするベルトコンベアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989115291U JPH0738252Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ベルトコンベアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989115291U JPH0738252Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ベルトコンベアー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353916U JPH0353916U (ja) | 1991-05-24 |
JPH0738252Y2 true JPH0738252Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31663623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989115291U Expired - Fee Related JPH0738252Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ベルトコンベアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738252Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5468329B2 (ja) * | 2009-08-18 | 2014-04-09 | 三機工業株式会社 | ベルトコンベヤ装置 |
JP5605775B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2014-10-15 | Nke株式会社 | ベルトコンベヤ |
JP6185774B2 (ja) * | 2013-07-01 | 2017-08-23 | 大森機械工業株式会社 | 搬送装置及び包装機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631618A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ベルトコンベア |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP1989115291U patent/JPH0738252Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353916U (ja) | 1991-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |