JPH0340806Y2 - - Google Patents

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JPH0340806Y2
JPH0340806Y2 JP16020086U JP16020086U JPH0340806Y2 JP H0340806 Y2 JPH0340806 Y2 JP H0340806Y2 JP 16020086 U JP16020086 U JP 16020086U JP 16020086 U JP16020086 U JP 16020086U JP H0340806 Y2 JPH0340806 Y2 JP H0340806Y2
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drive
unit
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belt
roller
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はベルト駆動ローラコンベヤに関し、特
にコンベヤを搬送ユニツトと駆動ユニツトに別体
に形成し、これらを着脱自在とした分解形ベルト
駆動ローラコンベヤに係わる。
[従来の技術] ベルト駆動ローラコンベヤは小形軽量の搬送物
を移送するコンベヤとして従来より広く用いられ
ており、例えば食品関連分野では加工食品あるい
はその素材等を移送するコンベヤとして使用され
ている。
ところで通常この種のコンベヤは、コンベヤの
基枠を構成する左右のフレーム間に軸支させた多
数のフリーローラの下面に帯状のベルトを圧接さ
せ、またコンベヤの下側に設けられた駆動部ユニ
ツトによつて駆動ベルト及び前記ローラ群を駆動
させる構成となつていたものである。
[考案が解決しようとする問題点] ところが食品を移送するコンベヤにおいては、
その搬送面であるローラ上面が汚れやすく、その
ため衛生上の見地から、雑菌類の繁殖を防止する
ため、使用後または作業終了のつどローラ面を水
洗いまたは洗剤で清掃する必要があつた。
しかしながら、これら清掃時には前記洗浄水が
駆動ベルトやその駆動ユニツトにかかり、ベルト
スリツプ等の原因や錆が発生し、腐食等の原因と
なり、またモータに水が浸入して故障の原因とな
る等の問題があつた。
そこで、この問題を解決すべく、前記駆動部分
の上面にカバー板を設けて、これによりモータ等
を保護する等の対策が試みられているが、それで
も駆動部分を完全に保護することができないうえ
に、構造上ローラ下面のベルトやこのベルトを圧
接する押えローラをカバー板で覆いかくすことは
できず、水濡れ等による悪影響を避けることがで
きないのが現状であつた。
[考案の目的] 本考案はこのような従来技術の欠点を解消し
て、ベルトスリツプの発生を防止し、また錆、腐
食の発生を著しく減少せしめると共に、モータを
含む駆動部ユニツトを水濡れから完全に保護する
ことのできるベルト駆動ローラコンベヤを提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため本考案は、ベルト駆
動ローラコンベヤを駆動部ユニツトと搬送ユニツ
トに分けて別体に形成し、駆動ユニツトに搬送ユ
ニツトを着脱自在に取付け、清掃の際などには必
要に応じて搬送ユニツトを駆動ユニツトから簡単
に取外すことができるようにしたものである。
[実施例] 以下、本考案について図示の実施例に基づき具
体的に説明する。
第1図乃至第3図において符号1は本考案の分
解形ベルト駆動ローラコンベヤであつて、駆動ユ
ニツト2、搬送ユニツト3により構成される。
先づ駆動ユニツト2は、第2図に示すように一
対の平行する枠体4,4を適宜箇所で、これと直
交する複数の連結材5で連結して梯子状フレーム
6が構成され、このフレーム6には脚部7が取付
けられている。また前記連結材5の上面で、しか
も一方の枠体4の外側、また他方の枠体4の内側
には略台形の受け部材8が、その先端をやや内側
に湾曲した状態で固着されている(第3図参照)。
さらに、前記枠体4の一方の内端には、所定の間
隔毎に多数の圧力ローラ9が軸支されており、こ
の圧力ローラ9を上下から挟み込むようにして駆
動ベルト10が張設されている。この駆動ベルト
10はフレーム6の下側に設けたモータMを駆動
源として走行し、駆動プーリ11、絞りプーリ1
2、ターンローラ13及び頭部及び尾部ローラ1
4によつて走行軌道が形成されている。
一方、搬送ユニツト3は第3図及び第4図に示
すように一対の平行なチヤンネル状枠体15,1
5上面に多数の分割された搬送ローラ16が軸支
されており、さらにこの搬送ローラ16の軸端の
一方には、各々ドライブローラ17が軸支されて
いる。また、前記平行な一対の枠体15,15は
搬送ユニツト3を駆動ユニツト2上に載置組合せ
た時、駆動ユニツト2に設けた受け部材8に対応
する位置に係合部材18が設けられている。この
係合部材18は、第4図に示すように枠体15,
15に直交するように取付けられた一対の棒状体
18a,18aであつて、枠体15,15を平行
に結合させると共に、その間隔lは、駆動ユニツ
ト2に設けた受け部材8の幅Wよりも若干大きく
形成されている。
さて、上記の構成の搬送ユニツト3は、ドライ
ブローラ17が駆動ユニツト2に張設した駆動ベ
ルト10に圧接するようにして、搬送ユニツト3
下面に設けた係合部材18と駆動ユニツト2の受
け部材8とを結合して駆動ユニツト2に組合せる
(第3図及び第5図参照)。そして、このようにし
て両者が組合せられた状態においては、圧力ロー
ラ9とドライブローラ17が互いに千鳥状に位置
するようにし、両ローラに挟まれた駆動ベルト1
0が両者に圧接し、ドライブローラ17が確実に
駆動ベルト10によつて回動するようにする。
なお、第1図及び第3図において、符号20は
コンベヤの一側部に取付けられたカバーである。
次いで上記実施例に示す分解型ベルト駆動コン
ベヤの作用について説明すると、まず、前記のよ
うに駆動ユニツト2と搬送ユニツト3が確実に組
合されていることを確認した後、適宜のスイツチ
ング操作によりモータMを起動させる。すると、
駆動ベルト10が物品の搬送方向とは逆に走行
し、これに上から圧着している搬送ユニツト3の
ドライブローラ17を回転させると共に、同軸に
取付けられている搬送ローラ16を回転させる。
そこで、この搬送ローラ16上に物品を供給すれ
ば、ローラの回転に従つて物品は搬送されるもの
である。また所定の搬送作業が終了したのちは、
駆動ユニツト2から搬送ユニツト3を取外し、清
掃、保守作業を行うものである。
なお、前記実施例においては、駆動ユニツト2
上に配置する搬送ユニツト3を一つのユニツトと
して形成したが、第6図乃至第7図に示すように
これを長手方向に複数個分割して小ユニツト1
9,19とし、これを順次駆動ユニツト2上に組
合せ配置するようにしてもよく、この場合、搬送
ユニツト3の取外し、持ち運びが更に簡易とな
る。
[考案の効果] 本考案は上記のように構成したので、搬送ロー
ラ面を水洗いまたは洗剤等で清掃する必要が生じ
た時には、搬送ユニツトを持ち上げて、簡単に駆
動ユニツトから取外し、搬送ユニツトのみを水洗
い・洗剤等で清掃することが可能である。従つ
て、洗浄水が駆動ユニツトにかかるのを未然に防
ぐことができ、水濡れによるモータの故障、ベル
トのスリツプ、金属部の錆、腐食の発生を防止
し、コンベヤ自体の寿命を延長させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
側面図、第2図は同上の一部破断した平面図、第
3図は第1図におけるA−A線における断面図、
第4図は搬送ユニツトの一部を示す一部破断した
平面図、第5図は駆動ユニツトと搬送ユニツトの
係合状態を示す側面図、第6図乃至第7図は他の
実施例を示す側面図である。 1……駆動ローラコンベヤ、2……駆動ユニツ
ト、3……搬送ユニツト、4……枠体、5……連
結材、6……フレーム、7……脚部、8……受け
部材、9……圧力ローラ、10……駆動ベルト、
11……駆動プーリ、12……絞りプーリ、13
……ターンローラ、14……頭尾部ローラ、15
……枠体、16……搬送ローラ、17……ドライ
ブローラ、18……係合部材、18a……棒状
体、19……小ユニツト、20……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一対の枠体を複数の連結材で連結すると共
    に、前記連結材上面に受け部材が形成された梯
    子状フレームと、前記枠体の一側に軸支した多
    数の圧力ローラと、これらの圧力ローラの上面
    に張設した駆動ベルトと、前記駆動ベルトを走
    行させる駆動装置とを有する駆動ユニツトと、 一対の平行な枠体と、この枠体の上面に軸支
    された多数の搬送ローラと、前記搬送ローラの
    一側軸端に軸着されたドライブローラとを有
    し、前記枠体の下面には前記駆動ユニツトの受
    け部材に対応する位置に、受け部材と係合する
    係合部材が設けられた搬送ユニツトからなり、 搬送ユニツトに設けた係合部材を駆動ユニツ
    トに設けた受け部材に係合させ、かつ搬送ユニ
    ツトのドライブローラが駆動ユニツトの駆動ベ
    ルトに圧接するようにして、搬送ユニツトを駆
    動ユニツト上に着脱自在に載置した分解形ベル
    ト駆動ローラコンベヤ。 2 搬送ユニツトは、枠体の長手方向に複数個に
    分割されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の分解形ベルト駆動ローラコンベヤ。
JP16020086U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0340806Y2 (ja)

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JP16020086U JPH0340806Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JP16020086U JPH0340806Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JPS6367513U JPS6367513U (ja) 1988-05-07
JPH0340806Y2 true JPH0340806Y2 (ja) 1991-08-28

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