JPH0344733Y2 - - Google Patents

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JPH0344733Y2
JPH0344733Y2 JP9311387U JP9311387U JPH0344733Y2 JP H0344733 Y2 JPH0344733 Y2 JP H0344733Y2 JP 9311387 U JP9311387 U JP 9311387U JP 9311387 U JP9311387 U JP 9311387U JP H0344733 Y2 JPH0344733 Y2 JP H0344733Y2
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JP
Japan
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roller
chain
recesses
shaft
sides
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JP9311387U
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JPS63116411U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ローラコンベヤに関するものであ
る。
(従来の技術) 食品加工ライン等に使用するローラコンベヤ
は、作業後に、搬送ローラを中心に洗浄すること
が行なわれる。この際、搬送ローラ自体は、外部
に露出して乾燥し易いので問題は無いが、搬送ロ
ーラの両端軸部とフレームの軸受部の間は、水が
溜り易く、空気の流通も悪いため、乾燥し難く、
しかも、水が溜り易く、空気の流通が悪いという
ことは、洗浄に際しての洗浄水の流通も悪いとい
うことができ、洗浄効果も上がり難く、非衛生的
である。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、ローラコンベヤの洗浄等にお
いて、搬送ローラの両端軸部とフレームの軸受部
の間は、水が溜り易く、空気の流通も悪いため、
乾燥し難く、しかも、洗浄水の流通も悪く、洗浄
効果も上がり難いため、非衛生的であるという問
題があつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ローラコンベヤにおいて、搬送ローラの両端
軸部とフレームの軸受部の間の水切れを良くする
ものである。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案のローラコンベヤは、両側の側枠1,2
と、この両側の側枠1,2に側枠1,2の長さ方
向に沿つて取付けられ上部にほぼU字状の凹部1
1を所定間隔で形成するとともにこの凹部11の
底部に側方に向かつて傾斜した溝12を形成した
複数のブラケツト5,6と、この両側のブラケツ
ト5,6の凹部11に両端軸部17を嵌合した搬
送ローラ16とを具備ものである。
(作用) 本考案のローラコンベヤは、搬送ローラ16の
両端軸部17を嵌合して軸支するブラケツト5,
6の凹部11の底部に溝12を形成し、溝12の
傾斜によつて、排水、水切れを良くするものであ
る。
(実施例) 本考案のローラコンベヤの実施例を図面を参照
して説明する。
第1図において、1,2は一側及び他側に平行
状に配設された側枠で、この両側の側枠1,2
は、その下部を複数のステー3及びねじ4で連結
され、各側枠1,2の内側上部にはそれぞれ複数
のブラケツト5,6がねじ7で取付けられてい
る。
そして、上記両側のブラケツト5,6の上部に
は、第2図及び第3図に示すように、多数のU字
状の凹部11が所定の間隔をおいて対称的に設け
られ、この各凹部11の底部には排水等を目的と
して内側に向かつて傾斜した溝12が形成され、
さらに、一側の側枠1に取付けたブラケツト5の
下部には、2つの凹部11に対して1つずつの軸
受ブツシユ13が、2つの凹部11を結ぶ直線を
底辺とした二等辺三角形の頂点に位置して、圧入
されている。
そして、上記両側のブラケツト5,6の対応し
た凹部11にはそれぞれ搬送ローラ16の両端軸
部17が軸受ブツシユ18を介して回動自在に嵌
合され、また、一側のブラケツト5の各軸受ブツ
シユ13には支軸19が回動自在に嵌合され、こ
の各支軸19の内側端部には幅の狭い駆動ローラ
20が固着され、これによつて、搬送ローラ16
と駆動ローラ20が2対1の割合で配設されて、
各駆動ローラ20が2本の搬送ローラ16の下部
に当接し、さらに、各支軸19の外側端部は上記
一側の側枠1の外側に突設され、この各支軸19
の外側端部にはスプロケツトホイール21が固着
されている。
また、上記一側の側枠1の外側下部にはチエー
ン受け24が上記各スプロケツトホイール21の
下部に沿つてねじ25で取付けられ、各スプロケ
ツトホイール21の上部に駆動用の無端状のチエ
ーン26の上側回行部が噛合されているととも
に、このチエーン26の下側回行部がチエーン受
け24上に支持され、さらに、この一側の側枠1
の外側上部にはチエーン26との当接音の低減及
び防水性の向上を目的としたチエーンガイド27
がチエーン26の上側回行部に沿つて嵌合されて
いるとともに、この一側の側枠1の外側部にはチ
エーンガイド27の上部から各スプロケツトホイ
ール21及びチエーン26の外側部を覆うカバー
28が図示しないねじで取付けられている。
なお、上記構成において、各側枠1,2、ステ
ー3、搬送ローラ16、支軸19、チエーン受け
24及びカバー28等はステンレススチール等の
腐蝕しにくい金属で形成され、各ブラケツト5,
6、スプロケツトホイール21及びチエーンガイ
ド27等は合成樹脂で形成され、駆動ローラ20
は弾性を有するウレタンゴム等で形成されてお
り、また、チエーン受け24上には耐摩耗性及び
低摩擦性に優れたシート29が貼着されている。
そうして、このローラコンベヤは、チエーン2
6を図示しない駆動機構で回行することによつ
て、各スプロケツトホイール21を回動し、支軸
19を介してこの各スプロケツトホイール21と
一体に回動する各駆動ローラ20で各搬送ローラ
16を駆動し、この搬送ローラ16上に品物を支
持して搬送するものであるが、搬送ローラ16や
駆動ローラ20が水等で濡れたり、搬送ローラ1
6や駆動ローラ20を洗浄したりしても、搬送ロ
ーラ16の駆動は駆動ローラ20によつて確実に
行なわれ、駆動ローラ20に駆動力を伝えるチエ
ーン26及びスプロケツトホイール21は搬送部
の搬送ローラ16の外側つまり両側の側枠1,2
の外側に配置して側枠1により搬送部の搬送ロー
ラ16から隔離するとともに、このチエーン26
及びスプロケツトホイール21のある駆動力の伝
動部をカバー28で覆い、チエーンガイド27で
防水性を高めたので、伝動部が水等から保護され
る。
そして、搬送ローラ16等の洗浄に際して、ブ
ラケツト5,6の凹部11に水が入つても、この
凹部11内の水は溝12から排水され、しかも、
この溝12が傾斜しているため、この溝12内に
も水が残り難く、排水、水切れが良く、乾燥が速
くなり、そして、このように排水、水切れが良い
ということは、洗浄水の流通も良くなるというこ
となので、洗浄効果も上がり、衛生的である。
なお、駆動力の伝動形式は、第1図に示したよ
うな、チエーン26から支軸19に取付けたスプ
ロケツトホイール21に伝動するものの他、第4
図に示すように、無端状のタイミングベルト31
から支軸19に取付けたタイミングプーリ32に
伝動するものでもよく、第5図に示すように、シ
ヤフト33から無端状の丸ベルト34を介して支
軸19に伝動するものでもよい。
また、この実施例では、1本の搬送ローラ16
で搬送路の全幅をカバーしたが、これに限らず、
複数の短円筒状の搬送ローラを用い、この複数の
搬送ローラをシヤフトの外側に回動自在に軸支す
るとともに、このシヤフトの両端部を軸受ブツシ
ユ18を介して両側の側枠1,2の各ブラケツト
5,6に可動自在に軸支し、駆動ローラ20に対
する搬送ローラだけをシヤフトに固定してもよ
く、このようにすると、1つの短い搬送ローラを
介してシヤフトが回動されるとともに、他の搬送
ローラがシヤフトとの摩擦により回動するので、
搬送中の品物を自由に停止することができる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、搬送ローラ
を濡らしたり、搬送ローラを洗浄したりした際
に、ブラケツトの凹部に水が入つても、この凹部
内の水は溝から排水され、しかも、この溝が傾斜
しているため、この溝内にも水が残り難く、排
水、水切れが良く、乾燥が速くなり、そして、こ
のように排水、水切れが良いということは、洗浄
水の流通も良くなるということなので、洗浄効果
も上がり、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のローラコンベヤの実施例を示し、
第1図はその縦断面図、第2図はその一部の側面
図、第3図は第2図の−視断面図であり、第
4図及び第5図はそれぞれその変形例を示す要部
の縦断面図である。 1,2……側枠、5,6……ブラケツト、11
……凹部、12……溝、16……搬送ローラ、1
7……軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側の側枠と、この両側の側枠に側枠の長さ方
    向に沿つて取付けられ上部にほぼU字状の凹部を
    所定間隔で形成するとともにこの凹部の底部に側
    方に向かつて傾斜した溝を形成した複数のブラケ
    ツトと、この両側のブラケツトの凹部に両端軸部
    を嵌合した搬送ローラとを具備したことを特徴と
    するローラコンベヤ。
JP9311387U 1987-06-17 1987-06-17 Expired JPH0344733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9311387U JPH0344733Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9311387U JPH0344733Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63116411U JPS63116411U (ja) 1988-07-27
JPH0344733Y2 true JPH0344733Y2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=30955415

Family Applications (1)

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JP9311387U Expired JPH0344733Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JPS63116411U (ja) 1988-07-27

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