JPH0322175Y2 - - Google Patents

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JPH0322175Y2
JPH0322175Y2 JP1986022720U JP2272086U JPH0322175Y2 JP H0322175 Y2 JPH0322175 Y2 JP H0322175Y2 JP 1986022720 U JP1986022720 U JP 1986022720U JP 2272086 U JP2272086 U JP 2272086U JP H0322175 Y2 JPH0322175 Y2 JP H0322175Y2
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net belt
belt
steamed
conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数の行程機を連設した製茶ライン
において蒸し処理を受けた茶葉を次の粗揉機や葉
打機等へ投入する輸送機に関するもので、特にそ
の輸送過程でのムレを防止するために透気性のネ
ツトベルトを使用し、また省スペースのために全
体を略Z字状に構成した、いわゆる蒸葉ネツトコ
ンベヤに係わるものである。
〔従来技術〕
従来から、蒸葉ネツトコンベヤには、その輸送
途上において葉がこぼれ、これが下に落下して溜
るという問題が発生した。そこで、この葉こぼれ
問題を解消するものとして、第1図に示す構造の
ものがある。すなわち、ほぼ水平な上方辺と下方
辺とを傾斜した中間辺にて連結してなる略Z字状
のフレームの各辺には、夫々流し1,2,3が添
設され、その中間辺の流し2の下方には一側に向
かつて傾斜した堰板4が立設され、その堰板4の
下方向には該流し2と連通する細い箱型の回収通
路5が連設される。又、前記フレームの各屈曲箇
所には案内輪6,7,8,9が左右一対づつ軸架
され、更に上下各辺の先端にはスプロケツト1
0,11が軸架される。そうして、これら案内輪
とスプロケツトにはチエーン12,12に装着し
た透気性のネツトベルトAを上下循環させる。す
なわち、このネツトベルトAはその自体十分な可
撓性を有する部材からなり、該チエーン12,1
2間に適当間隔で架設した取付板13群にその途
中途中を係止されて、取付板間で波形凹部14を
連続的に形成したものであり、各波形凹部14自
体も上下反転可撓性を有する。前記の流し1,
2,3、堰板4、回収通路5はネツトベルトAに
付着して先端放出部以外の場所で振り落とされた
蒸葉を回収しようとするものであるが、その根本
的な原因であるネツトベルトAへの蒸葉の付着を
防止するものではない。そこで、何故ネツトベル
ト波形凹部にまだ振り落とされるだけの葉が付着
してしまうのか検討してみたところ、各波形凹部
がコンベヤ先端放出部で往路から復路へと転向す
る際に、第2図に示すように波形凹部が充分反転
されないことがあり、このときにネツトベルトの
ネツト面に蒸葉が付着したまま残ることがわかつ
た。
ネツトコンベヤの先端放出部におけるネツトベ
ルトの反転を円滑に行うことにより、搬送する物
品を完全に排出しようとするものに、実公昭47−
19100号広報に見られる装置がある。
〔本考案が解決しようとする課題〕
しかし、この装置は、各波形凹部の間に波形凹
部と同じ数だけの受板5(放出補助装置)を配設
しなくてはならず、部品点数、製品重量、組立工
数、メンテナンスの手間が全て増大し、非常に扱
いにくいものになる。しかも、搬送する物品が付
着しにくいものであればよいが、蒸葉のように小
片の集合からなり高水分で付着力、粘着力が強い
ものを搬送しようとすると、使用するにつれてネ
ツトベルトからこぼれ落ちた蒸葉が受板5に付着
して、ネツトベルトの円滑な循環を阻害する等、
余分な負荷を生じる。特に、先端放出部において
受板5は互いに重なり合うような格好となるの
で、受板をねじ曲げる等、故障の原因にもなる。
よつて、本考案は、上述のように扱いにくい蒸
葉を対象とし、簡単な構造で蒸葉のネツトベルト
への付着を防止することが可能な蒸葉ネツトコン
ベヤにおける放出補助装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の蒸葉ネツトコンベヤにおける放出補助
装置は、上下反転可撓性を有するネツトベルトを
略Z字型のフレーム上の各屈曲箇所に配設された
案内輪に沿つて循環させた蒸葉ネツトコンベヤに
おいて、ネツトベルトの先端放出部の回転中心軸
の上方かつ先方に、ネツトベルトの各波形凹部に
当接し底部を順次隆起させて反転を促進する、前
記回転中心軸と平行なロールを配したことを特徴
とする。
〔作用〕
ネツトベルトの各波形凹部は、先端放出部で往
路から復路へと転向する際に、回転中心軸の上方
かつ先方に配設された回転中心軸と平行なロール
に当接しその底部が順次隆起されるとともに、ロ
ールの回転によつて円滑に反転させられて、搬送
する蒸葉を確実に放出する。
〔実施例〕
ネツトコンベヤの全体構造については本考案の
要旨とするところではないので、それらについて
は前述の従来技術の説明をもつて援用し、要部の
み図示実施例に基づいて説明する。
すなわち、第3図においては、12はチエー
ン、14,14,14……はネツトベルトで構成
される各波形凹部である。15はネツトコンベヤ
先端放出部の駆動スプロケツト10を装着した駆
動軸であつて、本考案の回転中心軸に相当する。
16はネツトコンベヤのフレーム上方辺の適宜
箇所に取り付けられたガイド部材であり、その先
端にはネツトベルトと略同じ幅のロール17が軸
着される。すなわち、ロール17は、ネツトベル
トの先端放出部の回転中心軸(駆動軸15)の上
方かつ先方であつて、ネツトベルトの各波形凹部
に当接し、その底部を順次隆起させることのでき
る位置に配設される。
そこで、運転を始めれば、ネツトベルトの各波
形凹部14は次々と蒸葉を搬送する。そして、先
端放出部に至ると、各波形凹部は、ロール17と
当接し底部を順次隆起させられ、その直後にロー
ル17自身の回転により円滑にロール17を乗り
越えるとともに、このとき波形凹部は最先端へ至
つて復路へと転向させられながら、前方に放り出
されるように反転する。よつて、搬送されている
蒸葉は確実に排出されて、ネツトベルトに付着し
たまま残すことがない。
ところで、本考案では、ネツトベルトに作用し
て反転を促す部材(放出補助装置)を簡単な構造
にするために、これをネツトベルトに直接当接す
る固定された部材とし、ネツトベルトの回転中心
軸の上方かつ先方に配した。さらに、反転を確実
にするためには、放出補助装置をある程度までネ
ツトベルトの上辺近く(チエン12近く)に配設
したいのであるが、この場合にネツトベルトと放
出補助装置との摩擦係数が高いと、波形凹部が放
出補助装置に当接しこれを乗り越えようとする際
に引つ掛かりやすく、その間にチエン12は先に
進んでしまうため、波形凹部の底部が細長く引き
ずられてひしやげてしまい、内部の蒸葉を圧縮し
付着を助長するとともに、反転作用を阻害してし
まい逆効果である。そこで、本考案においては、
放出補助装置として、ネツトベルトの回転中心軸
と平行なロール17を採用したのである。ロール
17としたことにより、ある程度までネツトベル
トの上辺(取付板13)近くに配設しても、波形
凹部がロール17に当接しこれを乗り越えようと
する際にロール17自体が回転するため、ネツト
ベルトが引つ掛かつて細長くひしやげることがな
く、波形凹部の反転は理想的に行われるのであ
る。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の蒸葉ネツトコンベヤに
おける放出補助装置によれば、簡単な構造にもか
かわらず、蒸葉のネツトベルトへの付着を防止す
ることが可能であり、ひいては葉こぼれの問題も
解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、葉こぼれ回収装置を付設した従来ネ
ツトコンベヤの全体概略斜視図、第2図は従来機
において葉こぼれの原因を説明するための要部概
略側面図、第3図は本考案の要部概略側面図を示
す。 A……ネツトベルト、10……回転中心軸(駆
動軸)、14……波形凹部、16……ガイド部材、
17……ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下反転可撓性を有するネツトベルトを略Z字
    型のフレーム上の各屈曲箇所に配設された案内輪
    に沿つて循環させた蒸葉ネツトコンベヤにおい
    て、ネツトベルトの先端放出部の回転中心軸の上
    方かつ先方に、ネツトベルトの各波形凹部に当接
    し底部を順次隆起させて反転を促進する、前記回
    転中心軸と平行なロールを配したことを特徴とす
    る、蒸葉ネツトコンベヤにおける放出補助装置。
JP1986022720U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0322175Y2 (ja)

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JP1986022720U JPH0322175Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP1986022720U JPH0322175Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS62136419U JPS62136419U (ja) 1987-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2684503B2 (ja) * 1993-02-18 1997-12-03 花王株式会社 物品の荷受方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4719100U (ja) * 1971-04-03 1972-11-02

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JPS4719100U (ja) * 1971-04-03 1972-11-02

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JPS62136419U (ja) 1987-08-27

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