JPH023713Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023713Y2 JPH023713Y2 JP19189885U JP19189885U JPH023713Y2 JP H023713 Y2 JPH023713 Y2 JP H023713Y2 JP 19189885 U JP19189885 U JP 19189885U JP 19189885 U JP19189885 U JP 19189885U JP H023713 Y2 JPH023713 Y2 JP H023713Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- separating
- rotary bucket
- roller
- separation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 11
- 235000016068 Berberis vulgaris Nutrition 0.000 claims description 4
- 241000335053 Beta vulgaris Species 0.000 claims description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 gravel Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ビートハーベスタにおける収穫物と
茎,葉,石礫,土砂などの不要物との分離装置に
関する。
茎,葉,石礫,土砂などの不要物との分離装置に
関する。
(従来技術と問題点)
従来、この種の分離装置は収穫物用コンベアの
搬出側端部上に分離板を固定的に配設していただ
けであるため、茎,葉などの繊維質の不要物がこ
れに絡みついたり、石礫や土砂などが分離板とコ
ンベアとの間に詰まつてかみこみを起こし易く、
収穫物と不要物とを十分に分離し得なかつた。
搬出側端部上に分離板を固定的に配設していただ
けであるため、茎,葉などの繊維質の不要物がこ
れに絡みついたり、石礫や土砂などが分離板とコ
ンベアとの間に詰まつてかみこみを起こし易く、
収穫物と不要物とを十分に分離し得なかつた。
本考案は上記従来技術に鑑みてなしたものであ
り、収穫物を分離板でロータリーバケツトコンベ
アへ搬出せしめ、茎,葉などの不要物を分離ロー
ラーで収穫物と分離せしめて排出し、分離効果に
すぐれる分離装置の提供を目的とする。
り、収穫物を分離板でロータリーバケツトコンベ
アへ搬出せしめ、茎,葉などの不要物を分離ロー
ラーで収穫物と分離せしめて排出し、分離効果に
すぐれる分離装置の提供を目的とする。
(問題点解決のための技術手段)
該目的を達成するための本考案の技術手段は、
作業機の後部に備えたロータリーバケツトコンベ
アに向つて収穫物用コンベアを配設し、そのコン
ベアのロータリーバケツトコンベア側搬出端部上
において、分離板の縦側片端部を上記作業機の機
枠に軸着するとともに反対側の片端部を動力で作
動するクランク機構により常時前後動自在に設
け、上記分離板の下端部に分離ローラーを上下動
自在に取付けたことである。
作業機の後部に備えたロータリーバケツトコンベ
アに向つて収穫物用コンベアを配設し、そのコン
ベアのロータリーバケツトコンベア側搬出端部上
において、分離板の縦側片端部を上記作業機の機
枠に軸着するとともに反対側の片端部を動力で作
動するクランク機構により常時前後動自在に設
け、上記分離板の下端部に分離ローラーを上下動
自在に取付けたことである。
(作用効果)
本考案は、上記技術手段からなるので、収穫さ
れたビートは分離板によつてロータリーバケツト
コンベアへ搬出される一方、茎,葉などの繊維質
からなる細長い不要物や偏平な不要物、あるいは
石礫や土砂などは軸着部と反対側の片端部がクラ
ンク機構により常時前後動する分離板に当接する
ことによつて分散され、分離板への絡みつきやコ
ンベアとの間の詰まりを起こすことなく収穫物か
ら分離される。またその分離された不要物は分離
板下端に上下動自在に取付けた分離ローラーに向
つて搬送され、該ローラーに達すると、該ローラ
ーとコンベアとの間の巻込み作用によつてローラ
ーが回転しながら上動し、小さな抵抗で不要物の
円滑な通過を助け、排出せしめる。
れたビートは分離板によつてロータリーバケツト
コンベアへ搬出される一方、茎,葉などの繊維質
からなる細長い不要物や偏平な不要物、あるいは
石礫や土砂などは軸着部と反対側の片端部がクラ
ンク機構により常時前後動する分離板に当接する
ことによつて分散され、分離板への絡みつきやコ
ンベアとの間の詰まりを起こすことなく収穫物か
ら分離される。またその分離された不要物は分離
板下端に上下動自在に取付けた分離ローラーに向
つて搬送され、該ローラーに達すると、該ローラ
ーとコンベアとの間の巻込み作用によつてローラ
ーが回転しながら上動し、小さな抵抗で不要物の
円滑な通過を助け、排出せしめる。
従つて、不要物の分離板への絡みつきや詰まり
を解消し得るとともに、コンベアにも不要物の詰
まりによる抵抗がかかることなく、コンベアの寿
命を低下させることがない。
を解消し得るとともに、コンベアにも不要物の詰
まりによる抵抗がかかることなく、コンベアの寿
命を低下させることがない。
(実施例)
本考案の実施例を図面について説明すれば、作
業機1は、後部に周知のロータリーバケツトコン
ベア3を備え、そのコンベアに向つて収穫用コン
ベア2を配設せしめ、そのコンベアの搬入端部に
備えたプラウ6によつて収穫した収穫物をロータ
リーバケツトコンベア3へ向つて搬送せしめるよ
うに構成する。収穫物用コンベア2は、一本のこ
ろコンベアで構成し、2本のコンベアを接続して
いた従来技術を排し、この従来技術にしばしば起
きていた接続部における搬送物の詰まりが起きな
いように構成する。ロータリーバケツトコンベア
3は、収穫物用コンベア2から搬出された収穫物
を収容タンク7の上方位置まで上昇せしめる周知
のコンベアである。分離板4は、収穫物が衝接す
る前面に不図示のクツシヨン材を張設し、収穫物
用コンベア2のロータリーバケツトコンベア3側
のの搬出端部上において、該ロータリーバケツト
コンベアで囲まれる垂直面内に配設し、収穫物用
コンベア2で搬送されてくる収穫物をロータリー
バケツトコンベア3へ確実に移し得るように構成
する。分離板4は、縦側片端部を作業機1の機枠
に軸着し、反対側の片端部が動力で作動するクラ
ンク機構8によつて常時前後動するように構成
し、収穫物をクツシヨン材によつて傷つける心配
少なくロータリーバケツトコンベア3へ移乗せし
めると共に、搬送されてきた茎,葉など繊維質の
不要物や石礫,土砂などが前後動する分離ローラ
ー5によつて搬出端部へ詰まることなく搬送され
るようにする。分離ローラー5は、分離板4の下
端部において収穫物用コンベア2に対向配設せし
めると共に、分離板4の後面に設けたリンク機構
9によつて上下動自在に構成し、分離板4と一緒
に前後動し、搬送されてくる不要物が到達すると
回転しながら上動して不要物をスムースに通過せ
しめ、排出を確実ならしめる。収穫物と一緒に搬
送されてくる不要物のうち、茎,葉など繊維質の
細長い物や偏平な物あるいは石礫や土砂などは、
従来技術の如く分離板が固定配設されていると、
該分離板に絡みついたり、コンベアとの間に詰ま
りやすくなるが、本考案の如く分離板4の縦側片
端部が作業機に軸着され、反対側の片端部が常時
前後動自在であり、かつ該分離板が下端部に上下
動自在な分離ローラー5を有していれば、搬送さ
れてくる上記不要物は分離板5に当接して分散さ
れ、収穫物用コンベア2と分離ローラー5との間
を詰まることなく通過して排出され、収穫物との
分離効果が改善される。
業機1は、後部に周知のロータリーバケツトコン
ベア3を備え、そのコンベアに向つて収穫用コン
ベア2を配設せしめ、そのコンベアの搬入端部に
備えたプラウ6によつて収穫した収穫物をロータ
リーバケツトコンベア3へ向つて搬送せしめるよ
うに構成する。収穫物用コンベア2は、一本のこ
ろコンベアで構成し、2本のコンベアを接続して
いた従来技術を排し、この従来技術にしばしば起
きていた接続部における搬送物の詰まりが起きな
いように構成する。ロータリーバケツトコンベア
3は、収穫物用コンベア2から搬出された収穫物
を収容タンク7の上方位置まで上昇せしめる周知
のコンベアである。分離板4は、収穫物が衝接す
る前面に不図示のクツシヨン材を張設し、収穫物
用コンベア2のロータリーバケツトコンベア3側
のの搬出端部上において、該ロータリーバケツト
コンベアで囲まれる垂直面内に配設し、収穫物用
コンベア2で搬送されてくる収穫物をロータリー
バケツトコンベア3へ確実に移し得るように構成
する。分離板4は、縦側片端部を作業機1の機枠
に軸着し、反対側の片端部が動力で作動するクラ
ンク機構8によつて常時前後動するように構成
し、収穫物をクツシヨン材によつて傷つける心配
少なくロータリーバケツトコンベア3へ移乗せし
めると共に、搬送されてきた茎,葉など繊維質の
不要物や石礫,土砂などが前後動する分離ローラ
ー5によつて搬出端部へ詰まることなく搬送され
るようにする。分離ローラー5は、分離板4の下
端部において収穫物用コンベア2に対向配設せし
めると共に、分離板4の後面に設けたリンク機構
9によつて上下動自在に構成し、分離板4と一緒
に前後動し、搬送されてくる不要物が到達すると
回転しながら上動して不要物をスムースに通過せ
しめ、排出を確実ならしめる。収穫物と一緒に搬
送されてくる不要物のうち、茎,葉など繊維質の
細長い物や偏平な物あるいは石礫や土砂などは、
従来技術の如く分離板が固定配設されていると、
該分離板に絡みついたり、コンベアとの間に詰ま
りやすくなるが、本考案の如く分離板4の縦側片
端部が作業機に軸着され、反対側の片端部が常時
前後動自在であり、かつ該分離板が下端部に上下
動自在な分離ローラー5を有していれば、搬送さ
れてくる上記不要物は分離板5に当接して分散さ
れ、収穫物用コンベア2と分離ローラー5との間
を詰まることなく通過して排出され、収穫物との
分離効果が改善される。
第1図は本考案分離装置が設けられたビートハ
ーベスタの要部縦断側面図、第2図は背面図、第
3図は分離板の作用を表わした要部の拡大平面
図、第4図は要部の拡大縦断側面図、第5図は分
離ローラーの作用を表わした同縦断側面図であ
る。 図中、1……作業機、2……収穫物用コンベ
ア、3……ロータリーバケツトコンベア、4……
分離板、5……分離ローラー、8……クランク機
構。
ーベスタの要部縦断側面図、第2図は背面図、第
3図は分離板の作用を表わした要部の拡大平面
図、第4図は要部の拡大縦断側面図、第5図は分
離ローラーの作用を表わした同縦断側面図であ
る。 図中、1……作業機、2……収穫物用コンベ
ア、3……ロータリーバケツトコンベア、4……
分離板、5……分離ローラー、8……クランク機
構。
Claims (1)
- 作業機の後部に備えたロータリーバケツトコン
ベアに向つて収穫物用コンベアを配設し、そのコ
ンベアのロータリーバケツトコンベア側搬出端部
上において、分離板の縦側片端部を上記作業機の
機枠に軸着するとともに反対側の片端部を動力で
作動するクランク機構により常時前後動自在に設
け、上記分離板の下端部に分離ローラーを上下動
自在に取付けたビートハーベスタにおける分離装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19189885U JPH023713Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19189885U JPH023713Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299925U JPS6299925U (ja) | 1987-06-25 |
JPH023713Y2 true JPH023713Y2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=31146470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19189885U Expired JPH023713Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023713Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07153182A (ja) * | 1993-11-25 | 1995-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4489123B2 (ja) * | 2008-01-08 | 2010-06-23 | 安久津 義人 | ハーベスタ後背部のコンベア出口とガイド側板間の隙間調整機構 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP19189885U patent/JPH023713Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07153182A (ja) * | 1993-11-25 | 1995-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6299925U (ja) | 1987-06-25 |
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