JP3134299B2 - コンバイン等の車台 - Google Patents
コンバイン等の車台Info
- Publication number
- JP3134299B2 JP3134299B2 JP02236027A JP23602790A JP3134299B2 JP 3134299 B2 JP3134299 B2 JP 3134299B2 JP 02236027 A JP02236027 A JP 02236027A JP 23602790 A JP23602790 A JP 23602790A JP 3134299 B2 JP3134299 B2 JP 3134299B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- partition plate
- threshing
- transfer
- traveling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Harvester Elements (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンバインやハーベスタ等の車台に係る
ものである。
ものである。
〔従来技術、及び発明が解決しようとする課題〕 穀物を収穫するコンバイン等にあっては、湿田や傾斜
面等を走行しながら作業することが多く、クローラ形態
の走行装置とするのが一般的であるが、走行装置による
泥土やわら屑等の巻き上げが多く、車体上に搭載する各
種作業装置に対して泥土等を付着させたり、又、この押
圧力によって歪むことがある。
面等を走行しながら作業することが多く、クローラ形態
の走行装置とするのが一般的であるが、走行装置による
泥土やわら屑等の巻き上げが多く、車体上に搭載する各
種作業装置に対して泥土等を付着させたり、又、この押
圧力によって歪むことがある。
この発明は、車体における走行装置の上側に仕切板を
設けて、搭載する作業装置の下面を覆って、走行装置に
よる泥土等の付着を防止するものである。
設けて、搭載する作業装置の下面を覆って、走行装置に
よる泥土等の付着を防止するものである。
また、脱穀装置下部の一番樋や二番樋、穀粒タンク下
部の穀粒移送樋から落下した穀粒やその他の被処理物の
回収を効率良く容易に実行しようとするものである。
部の穀粒移送樋から落下した穀粒やその他の被処理物の
回収を効率良く容易に実行しようとするものである。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、次の
ごとく構成する。
ごとく構成する。
即ち、請求項1記載の発明においては、車台1に搭載
する脱穀装置5下部の一番樋29と二番樋30とを開放可能
に設け、該一番樋29と二番樋30の下方には、走行装置3
の上側側方へ傾斜可能な可動仕切板22を設けたことを特
徴とするコンバイン等の車台の構成とする。
する脱穀装置5下部の一番樋29と二番樋30とを開放可能
に設け、該一番樋29と二番樋30の下方には、走行装置3
の上側側方へ傾斜可能な可動仕切板22を設けたことを特
徴とするコンバイン等の車台の構成とする。
請求項2記載の発明においては、車台1に搭載する穀
粒タンク6下部の穀粒移送樋34を開放可能に設け、該穀
粒移送樋34の下方には、走行装置3の上側側方へ傾斜可
能な可動仕切板22を設けたことを特徴とするコンバイン
等の車台。
粒タンク6下部の穀粒移送樋34を開放可能に設け、該穀
粒移送樋34の下方には、走行装置3の上側側方へ傾斜可
能な可動仕切板22を設けたことを特徴とするコンバイン
等の車台。
走行装置3の駆動によって車体1を推進しながら脱穀
装置5で脱穀選別作業を行ない、穀粒を穀粒タンク6へ
一時貯溜する。
装置5で脱穀選別作業を行ない、穀粒を穀粒タンク6へ
一時貯溜する。
請求項1記載の発明においては、走行装置3によって
泥土やわら屑等を上方へ巻き上げても、上側の可動仕切
板22によって脱穀装置5底部との間が仕切られているた
め、該脱穀装置5の底部に泥土等が直接付着することは
ない。
泥土やわら屑等を上方へ巻き上げても、上側の可動仕切
板22によって脱穀装置5底部との間が仕切られているた
め、該脱穀装置5の底部に泥土等が直接付着することは
ない。
脱穀装置5底部の一番樋29と二番樋30とは開放可能に
構成しているので、底部を開放して内部を掃除すること
ができる。このとき可動仕切板22を外側へ傾斜させる
と、一番樋29と二番樋30から掃除されて排出された穀粒
やわら屑、塵埃等を、この可動仕切板22で受けて走行装
置3の外側へ掃き出すことができる。
構成しているので、底部を開放して内部を掃除すること
ができる。このとき可動仕切板22を外側へ傾斜させる
と、一番樋29と二番樋30から掃除されて排出された穀粒
やわら屑、塵埃等を、この可動仕切板22で受けて走行装
置3の外側へ掃き出すことができる。
請求項2記載の発明においては、走行装置3によって
泥土やわら屑等を上方へ巻き上げても、上側の可動仕切
板22によって穀粒タンク6底部との間が仕切られている
ため、該穀粒タンク6の底部に泥土等が直接付着するこ
とはない。
泥土やわら屑等を上方へ巻き上げても、上側の可動仕切
板22によって穀粒タンク6底部との間が仕切られている
ため、該穀粒タンク6の底部に泥土等が直接付着するこ
とはない。
穀粒タンク6底部の穀粒移送樋34は開放可能に構成し
ているので、底部を開放して内部を掃除することができ
る。このとき可動仕切板22を外側へ傾斜させると、穀粒
移送樋34から掃除されて排出された穀粒を、この可動仕
切板22で受けて走行装置3の外側へ掃き出すことができ
る。
ているので、底部を開放して内部を掃除することができ
る。このとき可動仕切板22を外側へ傾斜させると、穀粒
移送樋34から掃除されて排出された穀粒を、この可動仕
切板22で受けて走行装置3の外側へ掃き出すことができ
る。
図例のコンバインは、左右一対のクローラ形態の走行
装置3を有する車体1の上側に、作業装置2として脱穀
装置5や穀粒タンク6等を搭載し、脱穀装置5の前方に
は刈取装置7を連結して、リフトシリンダ8の油圧によ
る伸縮によって昇降可能に装着し、又、穀粒タンク6の
前側にはエンジン8、操縦装置9、及びキャビン10等を
設けている。刈取装置7で刈取る穀稈を、脱穀装置5へ
移送供給して脱穀し、穀粒を穀粒タンク6へ移送収容す
る構成としている。
装置3を有する車体1の上側に、作業装置2として脱穀
装置5や穀粒タンク6等を搭載し、脱穀装置5の前方に
は刈取装置7を連結して、リフトシリンダ8の油圧によ
る伸縮によって昇降可能に装着し、又、穀粒タンク6の
前側にはエンジン8、操縦装置9、及びキャビン10等を
設けている。刈取装置7で刈取る穀稈を、脱穀装置5へ
移送供給して脱穀し、穀粒を穀粒タンク6へ移送収容す
る構成としている。
走行装置3は、エンジン9から走行伝動ケース11内の
伝動装置を経て、駆動軸12、及び左右両側端のスプロケ
ット13等によって連動される。
伝動装置を経て、駆動軸12、及び左右両側端のスプロケ
ット13等によって連動される。
車体1は、走行装置3の走行フレーム14によって支持
される前後方向の縦フレーム15,16と、横フレーム17等
からなり、走行装置3は、これら車体1の左右両側端部
の下側に位置して前後方向に張設される。
される前後方向の縦フレーム15,16と、横フレーム17等
からなり、走行装置3は、これら車体1の左右両側端部
の下側に位置して前後方向に張設される。
仕切板4は、これら走行装置3の上側において、前記
脱穀装置5、及び穀粒タンク6の設置下される下側に設
けられ、脱穀装置5、及び穀粒タンク6が横フレーム17
の上面に載置されるのに対して、仕切板4は下面に接近
するように沿わせて設けられる。又、仕切板4は、左右
中央部側の固定仕切板18が、車体1に対して定位置に固
定され、外側の可動仕切板22が、蝶版やヒンジ19等によ
って下側へ回動して外側へ下り傾斜になるように構成さ
れる。図例では、横フレーム17にアングル状の取付桟20
を固定し、この取付桟20に対して、ボルト、ナット等の
締付具21で固定仕切板18、及び可動仕切板22等が取付け
られ、又回動自在とされる。又、車体1と走行装置3の
上面との間には、適宜の間隔が形成されて、この間隔部
において該可動仕切板22が上下可動できる。
脱穀装置5、及び穀粒タンク6の設置下される下側に設
けられ、脱穀装置5、及び穀粒タンク6が横フレーム17
の上面に載置されるのに対して、仕切板4は下面に接近
するように沿わせて設けられる。又、仕切板4は、左右
中央部側の固定仕切板18が、車体1に対して定位置に固
定され、外側の可動仕切板22が、蝶版やヒンジ19等によ
って下側へ回動して外側へ下り傾斜になるように構成さ
れる。図例では、横フレーム17にアングル状の取付桟20
を固定し、この取付桟20に対して、ボルト、ナット等の
締付具21で固定仕切板18、及び可動仕切板22等が取付け
られ、又回動自在とされる。又、車体1と走行装置3の
上面との間には、適宜の間隔が形成されて、この間隔部
において該可動仕切板22が上下可動できる。
作業装置2のうち脱穀装置5は、下部には選別装置を
設け、上部に脱穀室23内において周面に螺旋を有する脱
穀胴24を連動回転させて、脱穀しうる構成とし、この脱
穀胴24の下側周面に沿うように設けられる脱穀受網25上
において、脱穀される脱穀物を下方の揺動選別棚26上面
に受けて揺動移送しながら漏下選別すると共に、唐箕27
から選別風路28を通して後方へ流れる選別風によって風
選して、整粒である一番物は、底部の一番樋29で集送
し、二番物は二番樋30で集送する。又、この二番樋30の
二番物は揚穀機によって脱穀室23へ還元されて再処理さ
れるが、一番樋29の一番物は揚穀機によって穀粒タンク
6へ移送される。
設け、上部に脱穀室23内において周面に螺旋を有する脱
穀胴24を連動回転させて、脱穀しうる構成とし、この脱
穀胴24の下側周面に沿うように設けられる脱穀受網25上
において、脱穀される脱穀物を下方の揺動選別棚26上面
に受けて揺動移送しながら漏下選別すると共に、唐箕27
から選別風路28を通して後方へ流れる選別風によって風
選して、整粒である一番物は、底部の一番樋29で集送
し、二番物は二番樋30で集送する。又、この二番樋30の
二番物は揚穀機によって脱穀室23へ還元されて再処理さ
れるが、一番樋29の一番物は揚穀機によって穀粒タンク
6へ移送される。
各一番樋29、二番樋30には移送用の螺旋31,32を有す
るが、底面は下方へ回動させて開くことができる。これ
ら一番樋29、二番樋30を開くことによって、移送中、乃
至残留している一番物、二番物等は、固定仕切板18、又
は可動仕切板22等の上面に受けられる。この可動仕切板
22をヒンジ19回りに傾斜回動することによって、外側へ
掃き出すことができる。
るが、底面は下方へ回動させて開くことができる。これ
ら一番樋29、二番樋30を開くことによって、移送中、乃
至残留している一番物、二番物等は、固定仕切板18、又
は可動仕切板22等の上面に受けられる。この可動仕切板
22をヒンジ19回りに傾斜回動することによって、外側へ
掃き出すことができる。
穀粒タンク6は、中央底部に沿って移送樋34及び移送
用の螺旋33を設け、この移送樋34も下方へ回動して開く
ことができる。又、この下方の可動仕切板22の外側端部
は、外側の縦フレーム16との間に適宜間隔の排出口35を
設定し、この可動仕切板22を下動させなくても、縦フレ
ーム16の上側部36から直接掃除することもできるように
構成している。
用の螺旋33を設け、この移送樋34も下方へ回動して開く
ことができる。又、この下方の可動仕切板22の外側端部
は、外側の縦フレーム16との間に適宜間隔の排出口35を
設定し、この可動仕切板22を下動させなくても、縦フレ
ーム16の上側部36から直接掃除することもできるように
構成している。
37は該移送樋34の後端部に連設する移送筒で、内部に
螺旋を回転させて、該穀粒タンク6から移送樋34等を経
て移送される穀粒を受継移送して、先端の排出口38から
排出するもので、上下左右の方向へ排出方向を選択変更
することができる。
螺旋を回転させて、該穀粒タンク6から移送樋34等を経
て移送される穀粒を受継移送して、先端の排出口38から
排出するもので、上下左右の方向へ排出方向を選択変更
することができる。
刈取装置7は、先端部の分草枠39によって分草する穀
粒をリール40の回転によって掻込み、バリカン形態の刈
刃装置41のよって刈取して、掻込装置42によって後側の
移送装置42へ集送し、この移送装置43により後方上部へ
移送しながら稈身共に脱穀室23へ供給して脱穀する全稈
供給形態の脱穀処理構成としている。
粒をリール40の回転によって掻込み、バリカン形態の刈
刃装置41のよって刈取して、掻込装置42によって後側の
移送装置42へ集送し、この移送装置43により後方上部へ
移送しながら稈身共に脱穀室23へ供給して脱穀する全稈
供給形態の脱穀処理構成としている。
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
正断面図、第2図は全体の説明用側断面図、第3図は一
部の正断面図、第4図は全体の側面図、第5図は一部に
左右側断面図を示す平面図、第6図は一部の分解斜視図
である。 (符号の説明) 1……車体、2……作業装置、3……走行装置、4……
仕切板、5……脱穀装置、6……穀粒タンク、15,16…
…縦フレーム、17……横フレーム、18……固定仕切板、
19……ヒンジ、22……可動仕切板、29……一番樋、30…
…二番樋、34……移送樋。
正断面図、第2図は全体の説明用側断面図、第3図は一
部の正断面図、第4図は全体の側面図、第5図は一部に
左右側断面図を示す平面図、第6図は一部の分解斜視図
である。 (符号の説明) 1……車体、2……作業装置、3……走行装置、4……
仕切板、5……脱穀装置、6……穀粒タンク、15,16…
…縦フレーム、17……横フレーム、18……固定仕切板、
19……ヒンジ、22……可動仕切板、29……一番樋、30…
…二番樋、34……移送樋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 67/00 A01D 41/02 A01F 12/00
Claims (2)
- 【請求項1】車台1に搭載する脱穀装置5下部の一番樋
29と二番樋30とを開放可能に設け、該一番樋29と二番樋
30の下方には、走行装置3の上側側方へ傾斜可能な可動
仕切板22を設けたことを特徴とするコンバイン等の車
台。 - 【請求項2】車台1に搭載する穀粒タンク6下部の穀粒
移送樋34を開放可能に設け、該穀粒移送樋34の下方に
は、走行装置3の上側側方へ傾斜可能な可動仕切板22を
設けたことを特徴とするコンバイン等の車台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02236027A JP3134299B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | コンバイン等の車台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02236027A JP3134299B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | コンバイン等の車台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117218A JPH04117218A (ja) | 1992-04-17 |
JP3134299B2 true JP3134299B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16994683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02236027A Expired - Fee Related JP3134299B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | コンバイン等の車台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134299B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5563879B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-07-30 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP5984656B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-09-06 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
1990
- 1990-09-05 JP JP02236027A patent/JP3134299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04117218A (ja) | 1992-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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