JPH0547135Y2 - - Google Patents

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JPH0547135Y2
JPH0547135Y2 JP1985046835U JP4683585U JPH0547135Y2 JP H0547135 Y2 JPH0547135 Y2 JP H0547135Y2 JP 1985046835 U JP1985046835 U JP 1985046835U JP 4683585 U JP4683585 U JP 4683585U JP H0547135 Y2 JPH0547135 Y2 JP H0547135Y2
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conveyor
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、円筒状の巻取紙を、直列配置した
スラツトコンベヤで移送するに用いるスラツトコ
ンベヤ間乗継装置に関する。
従来の技術 巻取紙を移送するスラツトコンベヤの乗継装置
としては、従来第6図に示すようにスラツトコン
ベヤ1,1の接続端部間に、スラツトコンベヤ1
と載荷面が一致する乗継ローラ2を軸支し、これ
をスラツトコンベヤ1のローラ軸から回転駆動す
る方法が用いられていたが、しかし、この方法に
よると、巻取紙Mが中心孔をコンベヤ1の移送方
法に向けて接続端部へ移送されたとき、巻取紙M
の移送方向長さが短かくて(短尺)、その先端が
ローラ2に届く前に巻取紙の重心がコンベヤ1の
載荷面の端を超えれば、巻取紙Mは転倒するか、
或いは下方へ傾斜して先端がローラに衝突して掬
い上げられる。そのため巻取紙Mはしわが発生し
たり、破れたりする。
それ故、短尺の巻取紙を乗継移送する場合は、
従来第7図aに示す如く、スラツトコンベヤ1
a,1bの接続端部の一側に乗継用スラツトコン
ベヤ3を設け、コンベヤ1aから3へプツシヤ4
aにより巻取紙Mを移載し、コンベヤ3からコン
ベヤ1bへはプツシヤ4bにより巻取紙Mを移載
するか、或いは第7図のようにコンベヤ1a,1
bの接続端部を互に横に接せしめて、プツシヤ4
cにより移載する方法が用いられていた。しか
し、プツシヤを用いる方法は、スラツトコンベヤ
のジグザグ配置やプツシヤの設置にスペースを要
し、また、レイアウトが複雑になる欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的は、スラツトコンベヤを一直線状に
配置して、短尺の巻取紙を移送するときもコンベ
ヤ接続部間の乗継ぎが円滑で、巻取紙の破損、し
わの発生等を防止しうるスラツトコンベヤ間乗継
装置を提案するにある。
問題点を解決するための手段 本案は、巻取紙をその中心孔方向に移送する直
列する前後のスラツトコンベヤ間を、前記スラツ
トコンベヤの鎖車より充分小径の端ローラを有し
且つ該スラツトコンベヤより載荷面が僅か低いト
ラフ形ベルトコンベヤにて接続し、該トラフ形ベ
ルトコンベヤの速度を、巻取紙進入時には予め上
流側スラツトコンベヤの基準速度の約120%に増
速し且つトラフ形ベルトコンベヤへの巻取紙移乗
完了の信号により下流側スラツトコンベヤの基準
速度の約80%に減速する駆動部を設けたことを特
徴とする。
作 用 本案トラフ形ベルトコンベヤは端ローラが小径
で、スラツトコンベヤのスラツトが鎖車に沿つて
下傾していく部分においてスラツトコンベヤの載
荷面の充分接近することができるため、短尺の巻
取紙の乗継時の動揺によるしわの発生を防ぎうる
とともに、トラフ形ベルトコンベヤの速度を、巻
取紙進入時には予め上流側スラツトコンベヤの速
度の約120%に増速し、巻取紙がトラフ形ベルト
コンベヤに移乗に終つたときは、下流側スラツト
コンベヤの基準速度の約80%に減速して、移乗中
は常に下流側コンベヤが巻取紙を前方に引きつけ
て移乗させることにより巻取紙にしわが発生する
ことを防止する。
実施例 第1図ないし第4図において、スラツトコンベ
ヤ5a,5bは互に直線状に整列し、コンベヤ5
aの駆動鎖車軸6aをコンベヤ5bの従動鎖車軸
6bは軸受7によりフレーム8上に軸承され、鎖
車9にかけたチエーン10のリンクにスラツトが
取付けられている。このスラツトは巻取紙Mをそ
の中心孔を移送方向に向けて安定に支持しうるよ
う載荷面の中央が凹下している。
コンベヤ5a,5bの接続端部間において、フ
レーム8にトラフ形ベルトコンベヤ11をコンベ
ヤ5a,5bと整列して設置する。該コンベヤ1
1は第5図に示すように、前後の端ローラ12、
中間ローラ13、プレート14及びスナツプロー
ラ15を支持する軸承台16をフレーム8にボル
ト17にて固定し、前記ローラ12,13,15
にかけたベルト18を駆動プーリ19により回転
駆動する。駆動プーリ19はコンベヤ5aの駆動
鎖車軸6aから変速制御可能な駆動部を介してチ
エーン駆動しても、或いは別に電動駆動してもよ
い。
端ローラ12は鎖車9より直径が充分小であつ
て鎖車9をまわるスラツトの通路に近接し且つコ
ンベヤ5a,5bの載荷面より低位にある。ベル
ト18はプレート14により端ローラ12から前
記載荷面より僅か低い高さまで案内される。中間
ローラ13は左右2列に配置したローラ13a
(第4図)からなり、これがV形に傾斜してベル
ト18をV形トラフ状に支持する。端ローラ12
及びプレート14のベルト支持面も中央部が落ち
こんで、ベルト18をV形トラフ状に支持する。
スラツトコンベヤ5a,5bのスラツトはチエ
ーン10の各リンクごとに設けられ、またリンク
ピツチは比較的大であつて、鎖車9の歯数は通常
8程度であるため、チエーン10の速度は脈動す
る。そのためコンベヤ5a,5bとコンベヤ11
との間の速度差によつてコンベヤ間移乗時に巻取
紙Mにしわが発生することがある。
このようなしわの発生を防止するため、巻取紙
Mがコンベヤ5aからコンベヤ11へ移乗する際
は、予めコンベヤ11の速度をコンベヤ5aの前
記脈動を除いた基準速度(平均速度)の約120%
に増速しておく。しかるとき、前記速度脈動があ
つてもコンベヤ11はコンベヤ5aと同速又はこ
れより高速となるから、巻取紙Mの前後がコンベ
ヤ11に移乗したとき、コンベヤ11はコンベヤ
5aより高速ならば巻取紙Mに対し前方にスリツ
プするからしわは発生しない。
巻取紙Mがコンベヤ11上に完全に移乗したと
きは、これはセンサで検出してコンベヤ11の速
度を前記基準速度の約80%に減速させる。これに
よりコンベヤ5bの前記速度脈動があつても、コ
ンベヤ5bはコンベヤ11と同速またはこれより
高速となるので、巻取紙Mの前部がコンベヤ5b
に移乗したときは、コンベヤ5bが巻取紙Mに対
し前記と同様に前方にスリツプし、しわを発生さ
せない。コンベヤ5bに移乗し終つたときは、前
記センサーで作動するタイマーにより適当な時間
後にコンベヤ11の速度を前記基準速度に復せし
める。
巻取紙Mを前記と反対方向に移送する場合は、
コンベヤ11の逆方向速度を上記と同様に制御す
ればよく、コンベヤ11を増速するか減速するか
は、コンベヤ5a,5b,11の正逆転信号と巻
取紙Mのコンベヤ5a,5bの移送端到着信号
と、コンベヤ11への移載完了信号との組合せに
よつて容易に定めることができる。
なお、コンベヤ11の載荷面をコンベヤ5a,
5bの載荷面より2mm低くしておけば、長尺の巻
取紙はコンベヤ11の速度に関係なくコンベヤ5
aからコンベヤ5bへ直接移載されるから、コン
ベヤ11の前記した速度制御は巻取紙Mの長尺、
短尺の区別なく実施して差支えない。
考案の効果 本案は上記のように構成されているので、直列
したスラツトコンベヤ間に巻取紙を移乗させる場
合に、スラツトコンベヤの速度に脈動があつて
も、短尺の菓子を破損したり、しわを発生させる
ことなく円滑に移乗させることができる効果があ
り、したがつて、スラツトコンベヤを一直線状に
配置して良好なレイアウトを実現しうる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の平面図、第2図は同
じく立面図、第3図は同じく側面図、第4図は第
2図のA−A線拡大断面図、第5図はトラフ形ベ
ルトコンベヤの拡大立面図、第6図は従来例の立
面図、第7図a,bは異なる他の従来例の概略平
面図である。 5a,5b……スラツトコンベヤ、9……鎖
車、11……トラフ形コンベヤ、12……端ロー
ラ、M……巻取紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取紙をその中心孔方向に移送する直列する前
    後のスラツトコンベヤ間を、該スラツトコンベヤ
    の鎖車より充分小径の端ローラを有し且つ該スラ
    ツトコンベヤより載荷面が僅か低いトラフ形ベル
    トコンベヤにて接続し、該トラフ形ベルトコンベ
    ヤの速度を、巻取紙進入時には予め上流側スラツ
    トコンベヤの基準速度の約120%に増速し且つト
    ラフ形ベルトコンベヤへの巻取紙移乗完了の信号
    により下流側スラツトコンベヤの基準速度の約80
    %に減速する駆動部を設けた、巻取紙のスラツト
    コンベヤ間乗継装置。
JP1985046835U 1985-04-01 1985-04-01 Expired - Lifetime JPH0547135Y2 (ja)

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JP1985046835U JPH0547135Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61165921U JPS61165921U (ja) 1986-10-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413743U (ja) * 1977-06-30 1979-01-29

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