JP2508148Y2 - アキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤ - Google Patents

アキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤ

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JP2508148Y2
JP2508148Y2 JP3423191U JP3423191U JP2508148Y2 JP 2508148 Y2 JP2508148 Y2 JP 2508148Y2 JP 3423191 U JP3423191 U JP 3423191U JP 3423191 U JP3423191 U JP 3423191U JP 2508148 Y2 JP2508148 Y2 JP 2508148Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【作業上の利用分野】本考案はベルト駆動のロ―ラコン
ベヤに関し、特にアキュ―ムレ―ト機能を有するロ―ラ
コンベヤに係わる。
【0002】
【従来技術】周知のように各種商品の搬送、仕分けにベ
ルト駆動のロ―ラコンベヤが使用されている。このコン
ベヤはフレ―ム上面に多数の駆動ロ―ラを軸支し、前記
ロ―ラをフレ―ムに配置した駆動ベルトで回転させた
り、あるいはフレ―ム下面に駆動ロ―ラと直交方向に軸
支した駆動軸とをベルトで連結し、前記駆動軸をモ―タ
で回動させこの回転をベルトによって駆動ロ―ラに伝動
させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記ベルト駆
動のロ―ラコンベヤで、搬送荷物を停止滞留させるとア
キュ―ムレ―ト機能がないため、コンベヤのラインプッ
シャにより荷崩れまたは荷物が落下して破損したりする
ことがある。
【0004】そこでアキュ―ムレ―ト機能を付与するた
め、例えば駆動軸に装着したベルト掛け用の駆動リング
の摩擦力を調整したりしている。しかしながら摩擦力を
小さくすると搬送ロ―ラを回転させる駆動力が弱まると
いう難点がある。本考案は、前記従来形の難点を排除す
るためになされたもので、その目的とするところは構造
簡単にして確実に搬送物をアキュ―ムレ―トでき、しか
も駆動力のあるベルト駆動のロ―ラコンベヤを提供する
ことにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】前記目的を達成するた
めに本考案のアキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤは、フレ
―ム上面に多数の駆動ロ―ラを軸支し、前記各ロ―ラを
フレ―ムに配置した駆動機構で回動させるアキュ―ムレ
―トコンベヤにおいて、フレ―ムに少なくとも一個の駆
動ロ―ラを挟み前後一対のキャリアロ―ラからなる複数
のキャリアロ―ラ群を配置し、これらのキャリアロ―ラ
を各群ごとに、巻きかけ部材で回動自在に連結したもの
である。
【0006】
【作用】前記構成のアキュ―ムレ―トコンベヤは、搬送
中の荷物が搬送面に設けたストッパに当接すると、搬送
物が乗っている前方のキャリアロ―ラが停止すると共
に、これに巻きかけ部材で連結した後方のキャリアロ―
ラも停止させ、後続荷物の衝突、落下を防止する。
【0007】
【実施例】以下図示の実施例にもとづき、本考案を具体
的に説明する。図1は本考案の一実施例を示す一部省略
した平面図、図2は要部の一部省略した斜視図で図中符
号10がアキュ―ムレ―トコンベヤである。アキュ―ムレ
―トコンベヤ10は、左右一対のコンベヤフレ―ム11,11
の上面に軸支した多数の駆動ロ―ラ12、駆動ロ―ラ12の
下面に駆動ロ―ラ12と直交方向に軸支した駆動軸13、前
記各駆動ロ―ラ12を挟むようにして軸支され、前後一対
のキャリアロ―ラ14a,14bによって形成された複数の
キャリアロ―ラ群14を主要部材とする。
【0008】各駆動ロ―ラ12は、ロ―ラの端部周面に溝
15が形成され、この溝15と後述の駆動軸13との間に丸ベ
ルト16をかけ渡している。
【0009】駆動軸13は、駆動ロ―ラ12の下面で駆動ロ
―ラの溝15に対応する位置に、駆動ロ―ラ12と直交する
ように配置されている。すなわち図1に示すようにコン
ベヤフレ―ム11,11を連結する繋ぎ材17の下面に軸受18
を固定し、この軸受18に支持させた上で、フレ―ム11に
配設したモ―タ等からなる駆動機構(図示省略)によっ
て回動させるもので、駆動ロ―ラ12の溝15と対応する個
所には図1に示すように溝付リング19を取りつけ、この
リング19と溝15間に丸ベルト16をかけ渡し、駆動軸13の
回転を駆動ロ―ラ12に伝達する。
【0010】キャリアロ―ラ群14は、図1および図2に
示すように、1個の駆動ロ―ラ12を挟んで前後に配置さ
れるキャリアロ―ラ14a,14bとからなり、アキュ―ム
レ―トコンベヤ10の搬送方向に沿って複数群配置されて
いる。各群を構成するキャリアロ―ラ14a,14bはいづ
れも駆動ロ―ラ12よりも大径で、反送面が駆動ロ―ラ12
と均一面となり、しかもキャリアロ―ラ14a,14bおよ
び駆動ロ―ラ12とが等間隔となるようにコンベヤフレ―
ム11に軸支されている。またキャリアロ―ラ14a,14b
の軸端には溝20a,20bが周設され、これらの溝20a,
20bには丸ベルト21が無端状に巻きかけられており、い
づれか一方のキャリアロ―ラ14a,14bの回動に他方が
追従回動する。
【0011】次に前記構成のアキュ―ムレ―トロ―ラコ
ンベヤ10の作用について説明する。まず適宜のスイッチ
ング操作によって駆動機構を作動させ、駆動軸13を回転
させる。この駆動軸13は丸ベルト16で駆動ロ―ラ12と連
結されているので駆動軸13の回転は駆動ロ―ラ12に伝達
され駆動ロ―ラ12が荷物搬送方向に回転する。そして駆
動ロ―ラ12の回転により荷物Gは、上流側から下流側に
向けて搬送される。この時キャリアロ―ラ14a,14bは
駆動ロ―ラ12の回動によって搬送される荷物との摩擦力
により荷物の進行方向に向けて回転する。
【0012】そして例えば、搬送面を移動してきた荷物
をアキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤ10の図4に示すキャ
リアロ―ラ群Aより下流(図4のAより右方向)部分で
アキュ―ムレ―トする必要が生じた時には、A群の前方
に配置したストッパSをシリンダ等の作動機構(図示省
略)によって搬送面に突出させる。ストッパSが搬送面
に突出すると、荷物Gは搬送を妨げられ、その場に停止
する。この時図4におけるキャリアロ―ラ群Aには、荷
物G1が中央部をキャリアロ―ラ14a、後端部を駆動ロ
―ラ12に載置して、またキャリアロ―ラ14bには後続の
荷物G2の先端側を乗せた状態となっており、駆動ロ―
ラ12,12は回動を続けている。一方キャリアロ―ラ14a
は荷物G1が走行しないので、回転せずまたこのロ―ラ
14aと丸ベルト16で連結されたキャリアロ―ラ14bも回
転しない。従って荷物G1と後続の荷物G2はその場に
停止しアキュ―ムレ―ト状態となる。
【0013】一方、荷物G1を停止させているストッパ
Sを押し下げて、ストッパを解除すると、荷物G1は駆
動ロ―ラ12,12により走行を開始し、同時にキャリアロ
―ラ14aが回動する。キャリアロ―ラ14aの回動により
これと丸ベルト16で連結されたキャリアロ―ラ14bも回
動を再開し、この回動とキャリアロ―ラB群の駆動ロ―
ラ12の回動によって荷物G2も走行を開始するものであ
る。
【0014】本実施例のアキュ―ムレ―トロ―ラコンベ
ヤ10は前記の構成としたので、アキュ―ムレ―ト中に前
方に停止滞留している搬送物にラインプレッシャを加え
ることがない。したがって、搬送物の衝突、落下を防止
し確実な搬送が可能となる。
【0015】なお、前記実施例においては、1個の駆動
ロ―ラを挟み前後一対のキャリアロ―ラからなるキャリ
アロ―ラ群を配置したが、これに限定されるものではな
く搬送物の種類、大きさによって例えば、2個、3個の
駆動ロ―ラを挟んでキャリアロ―ラ群を形成してもよ
く、またキャリアロ―ラ群の配列、個数も前記実施例に
限定されるものではない。そして、各キャリアロ―ラを
連結する巻きかけ部材は、丸ベルトに限定されるもので
はなく、タイミングベルト、チェ―ンなどでもよい。
【0016】また前記実施例においては、キャリアロ―
ラ14a,14bの径は、巻きかけ丸ベルト21が駆動ロ―ラ
12に干渉するのを避けるため、駆動ロ―ラ12より大径と
したが、図5に示すように駆動ロ―ラ30と、キャリアロ
―ラ31a,31bとを同径とし、キャリアロ―ラ31a,31
bに挟まれる駆動ロ―ラ30の長さを短くして、巻きかけ
丸ベルト32との干渉を避けるようにしてもよい。
【0017】さらに本考案は、前記実施例に限定される
ものではなく、考案の趣旨を変更しない限度において種
々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0018】
【考案の効果】本考案は前記の構成であるから、アキュ
―ムレ―ト中に前方の停止滞留している搬送物にライン
プレッシャを加えることがなく、搬送物の衝突、落下を
防止し確実な搬送が可能なコンベヤを提供することが可
能となる。しかも、キャリアロ―ラをゾ―ン毎に分けて
回転を停止させるようにしたので、アキュ―ムレ―トの
ための駆動リングの摩擦力の調整などを行う必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略した平面図で
ある。
【図2】本考案の一実施例を示す一部を省略、破断した
斜視図である。
【図3】駆動ロ―ラおよびキャリアロ―ラを示す一部省
略した側面図である。
【図4】作動状態を示す説明図である。
【図5】変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 アキュ―ムレ―トコンベヤ 11 コンベヤフレ―ム 12,30 駆動ロ―ラ 13 駆動軸 14 キャリアロ―ラ群 14a,14b,31a,31b キャリアロ―ラ 15 ベルトかけ溝 16 丸ベルト 17 つなぎ材 18 軸受 19 溝付リング 20 溝 21,32 丸ベルト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレ―ム上面に多数の駆動ロ―ラを軸支
    し、前記各ロ―ラをフレ―ムに配置した駆動機構で回動
    させるアキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤにおいて、フレ
    ―ムに少なくとも一個の駆動ロ―ラを挟み、前後一対の
    キャリアロ―ラからなる複数のキャリアロ―ラ群を配置
    し、これらのキャリアロ―ラを、各群ごとに巻きかけ部
    材で回動自在に連結したことを特徴とするアキュ―ムレ
    ―トロ―ラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 巻きかけ部材は丸ベルトである請求項1
    記載のアキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤ。
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