JP3062994B2 - ローラコンベア - Google Patents

ローラコンベア

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JP3062994B2 JP8326540A JP32654096A JP3062994B2 JP 3062994 B2 JP3062994 B2 JP 3062994B2 JP 8326540 A JP8326540 A JP 8326540A JP 32654096 A JP32654096 A JP 32654096A JP 3062994 B2 JP3062994 B2 JP 3062994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の搬送に用い
られるローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大小様々な物品の搬送ライン
を構成する際の搬送手段として、ローラコンベアが用い
られている。ローラコンベアは、図5に示すように、複
数のローラ17を並列に並べ、各ローラ17を図示しないフ
レームで回動自在に挟持した一組のローラ群18からなる
ものである。そしてこのローラ群18を複数連結すること
により搬送ラインを構成する。ところで、前記ローラ17
には、該ローラと一体回転するようにスプロケット等の
動力受渡し手段を設け、動力源につながる入力軸19との
間をチェーン20等の動力伝達手段で駆動するようになっ
ている。各ローラ17は、夫々チェーン20から駆動力を受
け、夫々が物品を搬送する為の回転をするものである。
このローラコンベアは、ローラの設定数によってその長
さを変更することが可能であり、状況に応じた長さに形
成することが可能である。
【0003】ここで、上記ローラコンベアを用いた搬送
ラインの一例として、機械式駐車装置を挙げて以下に説
明する。機械式駐車装置は、図6〜図8に示すように、
オフィスビル、店舗、倉庫等の建築物1の地下部分に設
置されている場合が多い。内部には、より多くの車両を
収容できるように、並設されたユニット2,3等を複数
組み合わせることにより形成されている。これらユニッ
ト2,3は、以下のように構成される。
【0004】一つのユニット2の内部には、走行路4
と、走行路4に架設された走行台車5の走行レール6
と、走行路の左右両側に縦列配置した複数の駐車室7と
を有している。各駐車室7は、多段(例えば二段)に配
置した駐車棚8(図8)上に形成されており、前記走行
台車5は、走行路4内において各駐車棚8に対応して複
数配置されている。なお、ユニット3も上記ユニット2
の構成と同様であり、その説明は省略する。
【0005】一方、建築物1の一階部分等に、入出庫通
路10を設定し、その途中には入庫室11と出庫室12を設け
ている。これら入庫室11および出庫室12は、昇降装置13
によってユニット2と連絡している。また、走行台車
5、駐車室7、入庫室11、出庫室12および昇降装置13に
は、相互間で車両の受け渡しを行う前輪用横送りコンベ
ア14と後輪用横送りコンベア15とを並設している。な
お、ユニット3に関しては、入庫室11、出庫室12および
昇降装置13はユニット2と共用し、昇降装置13とユニッ
ト3の走行台車5との間を、ユニット間での移送用に設
けた移送室16の前、後輪用横送りコンベア14,15で連絡
することにより、車両9の受渡しを行っている。機械式
駐車装置では、これら前、後輪用横送りコンベア14,15
に、ローラコンベアを用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記機械式
駐車装置の場合には、車両の搬送経路中で、車両9が移
動し得る全範囲に、車両の移動を円滑に行う為のローラ
コンベアを設けている。例えば、搬送経路の末端である
駐車室7の全てに対しても、前、後輪用横送りコンベア
14,15を設け、車両9の受渡しを確実に行っている。こ
の為、コンベアに係るコストは、駐車室7の設置数に応
じて増加する。そこで、車両の受渡しに支障を来すこと
なく、かつ構造を簡素化して、少しでもコスト削減を図
ることが可能なローラコンベアが望まれていた。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、搬送経路の末端に位置
するローラコンベアに対しては、その動作に支障を来す
ことなく、従来ローラコンベアに必要不可欠と思われて
いた構造を一部省略することにより、その構造を簡素化
し、搬送経路の設置に係るコストおよびその運転コスト
を低減させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明に係る手段は、複数の搬送手段を連結してなる搬
送経路の末端に位置するコンベアであって、複数のロー
ラを並列配置し夫々回動自在に支持した一組のローラ群
を形成し、該一組のローラ群の中で、隣接する搬送手段
に面する側の所定数のローラにのみ、動力受渡し手段を
設け、該ローラ群に受け入れた物品を、前記動力受渡し
手段を設けたローラと、前記動力受渡し手段を持たない
ローラとに跨るように載置して用いることを特徴とす
る。
【0009】一組のローラ群の中で、隣接する搬送手段
に面する側の諸定数のローラにのみ動力受渡し手段を設
け、該ローラ群に載置された物品を移動させる為の駆動
力を、該動力受渡し手段を有するローラで発生させる。
また、動力受渡し手段を持たないローラは、回転自在な
従動ローラとして用い、載置された物品の移動を円滑に
行う為の案内手段としての役割を持たせる。そして、該
ローラ群に受け入れた物品を、該動力受渡し手段を設け
たローラと、動力受渡し手段を持たないローラとに跨る
ようにして載置して用いることで、該ローラ群へと物品
を受け入れる際に、前記動力受渡し手段を設けたローラ
から当該物品へと制動力を付与する。また、該ローラ群
から前記隣接する搬送手段へと物品を移動させる際に、
前記動力受渡し手段を設けたローラから当該物品へと駆
動力を付与する。
【0010】また、本発明においては、前記一組のロー
ラ群の中で、動力受渡し手段を設けていないローラの少
なくとも一つに、一方向の回転のみ抑制する制動手段を
設けてなることことが望ましい。
【0011】隣接する搬送手段から該ローラ群に向けて
物品を受け入れてその上に停止させる際に、前記動力受
渡し手段を有するローラで、物品を該ローラ群に引き込
んだ後に、該動力受渡し手段によるローラの制動力、お
よび、動力受渡し手段を設けていないローラの制動手段
で発生する制動力によって、物品を停止させる。また、
物品を再び隣接する搬送手段に向けて移動させる場合に
は、前記制動手段は回転を抑制せずに自由に回転し、前
記動力受渡し手段を有するローラの駆動力による物品の
移動を阻害することなく、隣接する搬送手段に物品を受
け渡す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分若
しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい
説明を省略する。
【0013】図1には、本発明の実施の形態に係るロー
ラコンベアを、機械式駐車装置の搬送経路において末端
に当る駐車室7に用いた例を示している。本発明の実施
の形態に係るローラコンベアは、駐車室7の前、後輪用
横送りコンベア14,15として用いられており、ローラ17
を並列配置し、各ローラ17を図示しないフレームで回動
自在に挟持した一組のローラ群21からなるものである。
駐車室7が面する走行路4には、搬送手段である走行台
車5が隣接しており、ローラ群21を構成する複数のロー
ラ17の中で、この走行台車5のローラ群18と面する側の
所定数(図1の例では右側端部から数えて5つ)のロー
ラにのみ、スプロケット等の動力受渡し手段を設けてい
る。以下、動力受渡し手段を有するローラ(駆動ロー
ラ)には、17aの符号を付けて説明する。また、動力受
渡し手段を持たないローラ(従動ローラ)には、17bの
符号を付けて説明する。
【0014】駆動ローラ17aの夫々には、チェーン22が
掛け回され、入力軸19の駆動力および制動力を伝達する
ようになっている。また、従動ローラ17bには、ラチェ
ット機構等の一方向の回転のみを抑制する制動手段を設
けている。図1の例では、従動ローラ17bはこの制動手
段によって反時計回りの回転が規制され、時計回りの回
転は自由に行うことが可能となっている。すなわち、該
制動手段は、車両9を駐車室に入庫する方向に移動させ
るときには制動力を発生し、逆に出庫するときには自由
に回転するように設定されている。なお、要求される制
動力の大きさによっては、全ての従動ローラ17bにこの
制動手段を設ける必要はなく、後述する車両9の入庫作
業時において、大きな制動力が要求されない条件のとき
ほど、制動手段を設ける従動ローラ17bの数を少なくす
る。また、駐車室7に入庫した車両9は、ローラ群21の
上で、一側の車輪を従動ローラ17b上に置き、もう一側
の車輪を駆動ローラ17a上に置くような位置に停止させ
る。
【0015】ここで、一組のローラ群21を有するローラ
コンベアの動作についてを、図1ないし図4に基づいて
説明する。前述のごとくローラ群21は、全てのローラを
駆動せずに、ローラ群18に面する側のローラ17aのみを
駆動するものである。よって、車両の一側の車輪のみが
駆動ローラ17aにあるときには、車輪に伝達可能な駆動
力および制動力は、ローラ群18のように全てのローラ17
を駆動する形式のローラコンベアに比べて、略半分とな
る。そこで、この減少する駆動力および制動力を補うた
めに、次のような作動制御を行う。
【0016】図2には、車両9を駐車室7に入庫する際
の、車両9の移動距離Lに対応する移動速度vおよび加
速度aを示している。図1のごとく走行台車5に載置さ
れた車両9は、ローラ群18のローラ17とローラ群21の駆
動ローラ17aとを同一速度で、図1における反時計回り
に回転させることにより、その車輪がローラ17、駆動ロ
ーラ17aに案内されて駐車室7の方向に移動する。移動
を開始して間もない時点では、車両9の両側の車輪はロ
ーラ群18のローラ17上にあるか、若しくは、ローラ群18
のローラ17とローラ群21の駆動ローラ17aとの上に跨っ
ているので、車両の両側の車輪は、これらローラから駆
動力を受けることになる。この状態のときは、ローラ17
および駆動ローラ17aから車輪に大きな駆動トルクを与
えても(すなわち急激な加速を行っても)、車輪とロー
ラとの間にスリップを生ずることなく、十分な駆動力を
伝達することが可能である。そこで、図2のごとく車両
9に大きな加速度(加速度a)を与え、時間tの間に移
動速度をVまで高める。この加速度aを得る為の、ロー
ラ17および駆動ローラ17aに加える駆動トルクの大きさ
は、図3に示すようにTである。
【0017】そして、移動速度Vとなった車両は、図2
に示すように一定速度Vを保ったまま走行台車5から駐
車室7への移動距離を増していく。この間の移動抵抗に
よる移動速度Vの減少を補う為に、図3のごとく一定の
アシストトルクT0 をローラ17および駆動ローラ17aに
与えておく。続いて、車両の一側(図1の左側)の車輪
が、ローラ群21の駆動ローラ17aの設置範囲から従動ロ
ーラ17bの設置範囲へと移動した時点で(これを近接セ
ンサ等で検出する)、図3に示すように、駆動ローラ17
aに減速トルク1/2 Tを加える。また、従動ローラ17b
には制動手段を設けているので、車両9にはこの制動手
段により発生する制動力も付加される(従動ローラ17b
に設けた制動手段による制動力は、あくまでも車両9の
減速を補助するためのものである。)。そして、図2に
示すように、移動開始時の加速度aの半分の加速度−1/
2 aで、かつ、移動開始時の2倍の時間2tに渡って車
両9の減速を行う。車両は前述のごとく一側の車輪を
従動ローラ17b上に置き、もう一側の車輪を駆動ローラ
17a上に置いた状態(駆動ローラ17aと従動ローラ17b
とに跨った状態)で停止する。
【0018】このように、減速度を加速度の半分とし、
2倍の時間に亙って減速を行う理由は、以下の通りであ
る。減速時には、車両9の一側(図1の右側)の車輪の
みが駆動ローラ17a上に載置された状態となる。また、
車両9の減速時には、重心移動によってより多くの荷重
が従動ローラ17bに載置された側の車輪にかかることに
なる。よって、加速時と同様の減速トルクを与えると、
一側(図1の右側)の車輪だけにこの減速トルクが付加
されることにより、車輪と駆動ローラ17aとの間にスリ
ップが生じて、駆動ローラ17aからの制動力が十分に伝
達されなくなる可能性があるためである。したがって、
一側の車輪のみが駆動ローラ17a上に位置するときの加
減速を緩やかに行う必要が生ずることとなる。
【0019】次に、車両9を駐車室7から走行台車5へ
と出庫する際の、駆動ローラ17aの作動制御についての
説明を行う。前述のごとく、駐車室7に保管された車両
は、一側の車輪を従動ローラ17b上に置き、もう一側の
車輪を駆動ローラ17a上に置いた状態にある。この状態
から、車両9を移動させる際にも、減速時と同様の理由
から大きな加速トルクを与えることができない。したが
って、入庫の制御とは逆に、加速の際の駆動トルクを1/
2 Tとして、時間2tに渡って加速度1/2 aで加速を行
う。なお、従動ローラ17bに設けられた制動手段は、出
庫の際には制動力を発揮せずに自由に回転することが可
能なので、車両9の移動を阻害することはない。
【0020】そして、入庫時と同様に車両9の移動速度
をVまで高め、一定速度Vで移動させる。この際にも、
移動抵抗による移動速度Vの減少を補う為に、一定のア
シストトルクT0 をローラ17および駆動ローラ17aに与
えておく。そして、車両9が走行台車5に移動し、車両
9の両側の車輪がローラ群18上に移動した時点で(近接
センサ等によって検出する)、減速トルクTを与え、時
間tに渡って加速度−aの減速を行う。この場合には、
車両9の両側の車輪が、ローラ群18の動力受渡し手段を
有するローラ17上に位置することから、大きな減速トル
クTを与えても両側の車輪でこれを受け止め、車輪とロ
ーラ17との間にスリップを生ずることなく停止させるこ
とができる。
【0021】なお、出庫時の例で説明したように、加速
度を小さくする必要があるときには、出庫に要する時間
の増加を防ぐ為に、以下のような対策をとる。図4
(a)には、加速度aの場合の、経過時間に対応する速
度及び移動量を示している。このときの最高速度はV1
、全移動量はS1 (斜線で示される部分)となる。図
4(b)には、加速度を1/2 aとした場合の、経過時間
に対応する速度及び移動量を示している。加速度を半分
にした場合には、出庫の所要時間の増加を防ぐ為に、最
高速度をV2 まで高め、所定時間の移動量S2 がS1 と
同じになるようにしている。また、条件に関係なく加速
度を常に1/2 aに設定すると、ローラ17を駆動する為の
動力源に、低トルク高回転型のモータを用いることが可
能となる。
【0022】ところで、図1に示した例では、一組のロ
ーラ群21における駆動ローラ17aと従動ローラ17bとの
設置の割合を、1:1としたものを取り上げて説明した
が、駆動ローラ17aは、最低でも、走行路4に面する側
において、車両9の一側の車輪が載置可能な幅の分だけ
に設けられていればよい。
【0023】上記構成をなす本発明の実施の形態から得
られる作用効果は、以下の通りである。ローラコンベア
のローラ群21を、動力受渡し手段を有する駆動ローラ17
aと、動力受渡し手段を持たない従動ローラ17bとで構
成することにより、駆動ローラ17aの数が減少する。よ
って、必要となるチェーン22のコマ数が減少するので、
チェーン22の駆動抵抗を軽減することができる。このた
め、チェーン22を駆動するモータの消費電力が減少し、
運転コストの削減を図ることができる。また、駆動ロー
ラ17aの数が減少することから、スプロケット等の動力
受渡し手段の数を削減し、部品コストの減少による搬送
経路の設置コストの低減を図ることができる。
【0024】ところで、一度載置された車両9を再び移
動させるためには、一側の車輪を駆動ローラ17a上に置
いて停止させること、すなわち、車両9を駆動ローラ17
aと従動ローラ17bとに跨った状態で停止させることが
必要である。しかし、本実施の形態に係るローラコンベ
アが、搬送経路の末端である駐車室7で用いられるもの
であり、車両を一端から他端へと通過させることをその
役割とするものではないので、車両の停止位置に上記条
件が加わることになっても、他の車両の往来に支障を来
すことはない。以上のごとく、本発明の実施の形態によ
ると、機械式駐車装置の搬送経路の末端である駐車室7
において、ローラコンベアのコストを削減することが可
能となり、駐車室7の設置数が増加する程、その効果は
大きなものとなる。尚、搬送経路の構成上、多数の末端
を有するもの、例えば機械式倉庫、機械式仕分け装置等
にも、該ローラコンベアを用いることにより、これらの
運転コストおよび設置コストの削減を図ることができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。本発明の請求項1に係るローラ
コンベアは、該ローラコンベアを形成する一組のローラ
群の中で、隣接する搬送手段に面する側の諸定数のロー
ラにのみ動力受渡し手段を設け、該ローラ群に載置され
た物品を移動させる為の駆動力を、該動力受渡し手段を
有するローラで発生させる。また、動力受渡し手段を持
たないローラは、回転自在な従動ローラとして用い、載
置された物品の移動を円滑に行う為の案内手段としての
役割を持たせる。したがって、必要とされる動力受渡し
手段の数を減少させることが可能となり、設置コストの
削減を図ると共に、駆動すべきローラの数が減少するこ
とから、運転コストの削減を図ることもできる。
【0026】また、本発明の請求項2に係るローラコン
ベアは、動力受渡し手段を設けていないローラに、一方
向の回転を抑制する制動手段を設けることにより、動力
受渡し手段を有するローラ数の減少により不足する制動
力を補い、物品を所望の位置に停止させることができ
る。よって、従来のローラコンベアの全てのローラに設
けられていた動力受渡し手段を一部省略し、搬送経路の
設置に係るコストおよびその運転コストを低減させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るローラコンベアを示
す概略側面図である。
【図2】図1に示すローラコンベアにより物品を移動す
る場合の、物品の移動量に対する該物品の加速度、及び
移動速度の変化の様子を示す図である。
【図3】図2に対応する、駆動トルクの変化の様子を示
す図である。
【図4】物品の移動に要する時間を変化させることな
く、加速度を変更するための最高速度の違いを示す比較
図である。
【図5】従来のローラコンベアを示す概略側面図であ
る。
【図6】機械式駐車装置を示す平面図である。
【図7】図6のA−A線における断面図である。
【図8】図6のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
17 ローラ 17a 駆動ローラ 17b 従動ローラ 19 入力軸 21 一組のローラ群 22 チェーン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送手段を連結してなる搬送経路
    の末端に位置するコンベアであって、複数のローラを並
    列配置し夫々回動自在に支持した一組のローラ群を形成
    し、該一組のローラ群の中で、隣接する搬送手段に面す
    る側の所定数のローラにのみ、動力受渡し手段を設け
    該ローラ群に受け入れた物品を、前記動力受渡し手段を
    設けたローラと、前記動力受渡し手段を持たないローラ
    とに跨るように載置して用いることを特徴とするローラ
    コンベア。
  2. 【請求項2】 前記一組のローラ群の中で、動力受渡し
    手段を設けていないローラの少なくとも一つに、一方向
    の回転のみ抑制する制動手段を設けてなることを特徴と
    する請求項1記載のローラコンベア。
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