JPH10297736A - 台車のストレージコンベヤ装置 - Google Patents
台車のストレージコンベヤ装置Info
- Publication number
- JPH10297736A JPH10297736A JP9111169A JP11116997A JPH10297736A JP H10297736 A JPH10297736 A JP H10297736A JP 9111169 A JP9111169 A JP 9111169A JP 11116997 A JP11116997 A JP 11116997A JP H10297736 A JPH10297736 A JP H10297736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- bogie
- conveyance
- chain
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G1/00—Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
- B65G1/02—Storage devices
- B65G1/04—Storage devices mechanical
- B65G1/06—Storage devices mechanical with means for presenting articles for removal at predetermined position or level
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/24—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising a series of rollers which are moved, e.g. over a supporting surface, by the traction element to effect conveyance of loads or load-carriers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/02—Articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 台車搬送チェーンで押送される台車を台車ス
トレージ区間の任意の位置で停止させ、再発進させる。 【解決手段】 ストレージ区間の一側を無端懸回する台
車搬送チェーン３の搬送ローラ４Ａ，４Ｂ上に台車下面
のシュー部材２を支承し、ストレージ区間の他側に配置
した走行軌道上を台車の走行車輪が転動し、搬送ローラ
の回転摩擦力を走行車輪の転動摩擦力よりも大にしたコ
ンベヤ装置。
トレージ区間の任意の位置で停止させ、再発進させる。 【解決手段】 ストレージ区間の一側を無端懸回する台
車搬送チェーン３の搬送ローラ４Ａ，４Ｂ上に台車下面
のシュー部材２を支承し、ストレージ区間の他側に配置
した走行軌道上を台車の走行車輪が転動し、搬送ローラ
の回転摩擦力を走行車輪の転動摩擦力よりも大にしたコ
ンベヤ装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、台車を任意の位置
で停止貯留し、そして発進させるストレージライン、お
よび被加工物を搭載した台車を加工作業ラインに搬入
し、加工ライン上の加工作業位置で任意に停止させ、加
工作業完了後に次工程へ搬出する搬送ライン等に使用さ
れるコンベヤ装置に関する。
で停止貯留し、そして発進させるストレージライン、お
よび被加工物を搭載した台車を加工作業ラインに搬入
し、加工ライン上の加工作業位置で任意に停止させ、加
工作業完了後に次工程へ搬出する搬送ライン等に使用さ
れるコンベヤ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、台車は、無端循環駆動される台車
搬送チェーンに等間隔で取付けた台車押送爪を起倒操作
することによって、台車の押進、停止を行っていた。例
えば、特開平８−２６３７号公報に開示されたストレー
ジ装置は、加工ライン上の加工作業位置に台車を停止さ
せるため、台車押送爪を倒伏させて台車から係合離脱さ
せるカム板を出没操作可能に配置している。
搬送チェーンに等間隔で取付けた台車押送爪を起倒操作
することによって、台車の押進、停止を行っていた。例
えば、特開平８−２６３７号公報に開示されたストレー
ジ装置は、加工ライン上の加工作業位置に台車を停止さ
せるため、台車押送爪を倒伏させて台車から係合離脱さ
せるカム板を出没操作可能に配置している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例におい
ては、台車押送爪を倒伏させるカム板の設置位置が固定
化されるから、台車押送爪の倒伏開始位置が台車長さの
長短に応じて変更できず、その結果、台車の長手方向中
心位置を所定位置に停止させることができず、台車の停
止位置と停止作業位置とにずれが生ずるという問題点が
あった。
ては、台車押送爪を倒伏させるカム板の設置位置が固定
化されるから、台車押送爪の倒伏開始位置が台車長さの
長短に応じて変更できず、その結果、台車の長手方向中
心位置を所定位置に停止させることができず、台車の停
止位置と停止作業位置とにずれが生ずるという問題点が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、台車の両側前
後に取付けた走行車輪間の台車下面に、台車の左右両側
の少なくとも一側の前後方向に、該車輪の走行軌道面よ
り上方に離隔した支承面を有するシュー部材を取付け、
該シュー部材の支承面を支持して前記一側の台車荷重を
担持する多数の搬送ローラを回転自在に軸支した台車搬
送チェーンを一側に配設し、台車の前後方向他側の台車
荷重を該他側の走行車輪を介して担持する走行軌道を他
側に配設し、前記一側に配設した台車搬送チェーンの搬
送ローラの回転抵抗値を他側に配設した走行軌道を転動
する走行車輪の転動抵抗値よりも大にしたことにより、
前記課題を解決した。
後に取付けた走行車輪間の台車下面に、台車の左右両側
の少なくとも一側の前後方向に、該車輪の走行軌道面よ
り上方に離隔した支承面を有するシュー部材を取付け、
該シュー部材の支承面を支持して前記一側の台車荷重を
担持する多数の搬送ローラを回転自在に軸支した台車搬
送チェーンを一側に配設し、台車の前後方向他側の台車
荷重を該他側の走行車輪を介して担持する走行軌道を他
側に配設し、前記一側に配設した台車搬送チェーンの搬
送ローラの回転抵抗値を他側に配設した走行軌道を転動
する走行車輪の転動抵抗値よりも大にしたことにより、
前記課題を解決した。
【０００５】
【作用】台車は、台車の一側を台車搬送チェーンの搬送
ローラ上に、他側を走行車輪を介して走行軌道に、夫々
担持され、車輪の転動抵抗力より搬送ローラの回転抵抗
力が大であるから、台車搬送チェーンを懸回駆動するこ
とにより、台車は搬送ローラ上に支持されて該チェーン
とともに移動し走行車輪は走行軌道面を転動してチェー
ン駆動方向に移動する。
ローラ上に、他側を走行車輪を介して走行軌道に、夫々
担持され、車輪の転動抵抗力より搬送ローラの回転抵抗
力が大であるから、台車搬送チェーンを懸回駆動するこ
とにより、台車は搬送ローラ上に支持されて該チェーン
とともに移動し走行車輪は走行軌道面を転動してチェー
ン駆動方向に移動する。
【０００６】また、台車を外力によって停止させると、
走行車輪は走行軌道上で停止し、台車搬送チェーンの搬
送ローラは遊転して該チェーンの走行が支承なく続行さ
れることになる。したがって、台車搬送チェーンの走行
を停止させることなく、台車を外力により任意の位置に
停止させ、外力を除くことにより任意の停止位置より発
進させることができる。
走行車輪は走行軌道上で停止し、台車搬送チェーンの搬
送ローラは遊転して該チェーンの走行が支承なく続行さ
れることになる。したがって、台車搬送チェーンの走行
を停止させることなく、台車を外力により任意の位置に
停止させ、外力を除くことにより任意の停止位置より発
進させることができる。
【０００７】
【実施例】図１および図２は、本発明の概略正面図およ
び平面図であって、台車１の四隅に取付けたころがり軸
受入り車輪Ｗは搬入軌道Ｒ１，Ｒ１上を転動して作業ラ
イン入口に達すると、作業ラインの前後方向一側の駆動
スプロケットＳ１と従動スプロケットＳ２間に無端懸回
して配設された台車搬送チェーン３の搬送ローラ４Ａ，
５Ａ（図５、図６参照）上に台車の一側のシュー部材２
の支承面２’が移載され、台車の前記一側の荷重はシュ
ー部材２を介して台車搬送チェーン３の搬送ローラ４
Ａ，５Ａ上に担持されるから、台車の前記一側の台車走
行車輪の軌道は不要となる。
び平面図であって、台車１の四隅に取付けたころがり軸
受入り車輪Ｗは搬入軌道Ｒ１，Ｒ１上を転動して作業ラ
イン入口に達すると、作業ラインの前後方向一側の駆動
スプロケットＳ１と従動スプロケットＳ２間に無端懸回
して配設された台車搬送チェーン３の搬送ローラ４Ａ，
５Ａ（図５、図６参照）上に台車の一側のシュー部材２
の支承面２’が移載され、台車の前記一側の荷重はシュ
ー部材２を介して台車搬送チェーン３の搬送ローラ４
Ａ，５Ａ上に担持されるから、台車の前記一側の台車走
行車輪の軌道は不要となる。
【０００８】また、作業ラインの前後方向他側には搬入
軌道Ｒ１に接続した作業ライン軌道Ｒが設けられて台車
の他側の車輪Ｗを支持し、台車の前後方向他側の荷重を
担持している。
軌道Ｒ１に接続した作業ライン軌道Ｒが設けられて台車
の他側の車輪Ｗを支持し、台車の前後方向他側の荷重を
担持している。
【０００９】そして、台車１は台車搬送チェーン３によ
って作業ラインを矢印方向に搬送され、作業ラインの所
定作業位置又は任意所望位置で台車搬送チェーン３を移
動を許容しながら外力により台車１のみを停止させ、作
業完了後に外力を除くと、後述する台車両側に作用する
摩擦抵抗の差により台車は再発進し、作業ライン出口に
達すると、台車一側のシュー部材２は台車搬送チェーン
の搬送ローラ４Ａ，５Ａより離脱し、搬出レールＲ２上
に台車の一側の車輪が支持され、台車他側の車輪は作業
ライン軌道Ｒに接続する搬出レールＲ２に進入し、台車
は前後両側の車輪によって搬出レールＲ２上を所望の場
所に搬出される。
って作業ラインを矢印方向に搬送され、作業ラインの所
定作業位置又は任意所望位置で台車搬送チェーン３を移
動を許容しながら外力により台車１のみを停止させ、作
業完了後に外力を除くと、後述する台車両側に作用する
摩擦抵抗の差により台車は再発進し、作業ライン出口に
達すると、台車一側のシュー部材２は台車搬送チェーン
の搬送ローラ４Ａ，５Ａより離脱し、搬出レールＲ２上
に台車の一側の車輪が支持され、台車他側の車輪は作業
ライン軌道Ｒに接続する搬出レールＲ２に進入し、台車
は前後両側の車輪によって搬出レールＲ２上を所望の場
所に搬出される。
【００１０】図３および図４は、本発明の台車の実施例
を示す正面図および平面図であって、該台車１の台枠
は、長手方向中心枠材１Ａに直交する一対の横枠材１
Ｂ，１Ｂを前後部に夫々取付け、該一対の横枠材１Ｂ，
１Ｂの両端部を夫々一対の側枠材１Ｃ，１Ｃで連結した
方形枠体で構成され、該方形枠体の四隅に夫々搬送物
体、例えば自動車の車体の搭載支持板１Ｄが取付けら
れ、該支持板１Ｄの下面には、該台車１の走行車輪Ｗが
取付けられ、前記一対の側枠材１Ｃ，１Ｃの下面には、
前記走行車輪Ｗ間の前後方向両側に、前記車輪Ｗの走行
軌道面Ｒより上方に離隔した支承面２’を有するシュー
部材２が吊設されている。
を示す正面図および平面図であって、該台車１の台枠
は、長手方向中心枠材１Ａに直交する一対の横枠材１
Ｂ，１Ｂを前後部に夫々取付け、該一対の横枠材１Ｂ，
１Ｂの両端部を夫々一対の側枠材１Ｃ，１Ｃで連結した
方形枠体で構成され、該方形枠体の四隅に夫々搬送物
体、例えば自動車の車体の搭載支持板１Ｄが取付けら
れ、該支持板１Ｄの下面には、該台車１の走行車輪Ｗが
取付けられ、前記一対の側枠材１Ｃ，１Ｃの下面には、
前記走行車輪Ｗ間の前後方向両側に、前記車輪Ｗの走行
軌道面Ｒより上方に離隔した支承面２’を有するシュー
部材２が吊設されている。
【００１１】なお、該シュー部材２は前記一対の側枠材
１Ｃ，１Ｃに夫々吊設されると、台車が反転して走行す
ることも可能であるが、台車が反転走行しない場合に
は、いずれか一方の側枠材１Ｃにのみ取付けられても差
支えない。また、台車の夫々の走行車輪Ｗは車軸にころ
がり軸受を介して回転自在に取付けられ、走行軌道上を
転動する車輪の転動抵抗値を小さくしている。
１Ｃ，１Ｃに夫々吊設されると、台車が反転して走行す
ることも可能であるが、台車が反転走行しない場合に
は、いずれか一方の側枠材１Ｃにのみ取付けられても差
支えない。また、台車の夫々の走行車輪Ｗは車軸にころ
がり軸受を介して回転自在に取付けられ、走行軌道上を
転動する車輪の転動抵抗値を小さくしている。
【００１２】次に、台車の前記シュー部材２の支承面
２’を支持して台車を走行駆動する本発明の台車搬送チ
ェーン３の実施例を図５および図６に示す要部正面図お
よび平面図について説明する。
２’を支持して台車を走行駆動する本発明の台車搬送チ
ェーン３の実施例を図５および図６に示す要部正面図お
よび平面図について説明する。
【００１３】図５および図６に示す台車搬送チェーン３
は、すべり軸受により回転摩擦抵抗値を大にした搬送ロ
ーラ４Ａところがり軸受により回転摩擦抵抗値を小とし
た搬送ローラ５Ａとが混在配列されている。
は、すべり軸受により回転摩擦抵抗値を大にした搬送ロ
ーラ４Ａところがり軸受により回転摩擦抵抗値を小とし
た搬送ローラ５Ａとが混在配列されている。
【００１４】そして、該回転摩擦抵抗値の大なる搬送ロ
ーラ４Ａは、チェーンリンク連結ピンＰに外嵌し両端を
内リンクの連結ピン挿通孔に圧嵌したブシュＢと、該ブ
シュＢに回転自在に外嵌した大径の搬送ローラ４Ａと、
搬送ローラ４Ａの両側ボス部に延在形成した円筒部に夫
々回転自在に外嵌し案内レールＧ上を転動する一対の小
径の走行ローラ４Ｂ，４Ｂを有し、ブシュＢの外周面と
搬送ローラ４Ａおよび前記円筒部の内周面とはすべり軸
受により軸受され、すべり摩擦を有する回転抵抗値の大
なる搬送ローラ４Ａが形成され、また、搬送ローラ４Ａ
の前記延在円筒部外周面と走行ローラ４Ｂの内周面とで
すべり軸受が形成されて、該すべり軸受のすべり摩擦力
により走行ローラ４Ｂと搬送ローラ４Ａが略々一体に回
転することにより、搬送ローラ４Ａの外周面上に支持さ
れた搬送物体の搬送速度が走行ローラ４Ｂの走行速度よ
り増速される、所謂、倍速搬送ローラが形成される。
ーラ４Ａは、チェーンリンク連結ピンＰに外嵌し両端を
内リンクの連結ピン挿通孔に圧嵌したブシュＢと、該ブ
シュＢに回転自在に外嵌した大径の搬送ローラ４Ａと、
搬送ローラ４Ａの両側ボス部に延在形成した円筒部に夫
々回転自在に外嵌し案内レールＧ上を転動する一対の小
径の走行ローラ４Ｂ，４Ｂを有し、ブシュＢの外周面と
搬送ローラ４Ａおよび前記円筒部の内周面とはすべり軸
受により軸受され、すべり摩擦を有する回転抵抗値の大
なる搬送ローラ４Ａが形成され、また、搬送ローラ４Ａ
の前記延在円筒部外周面と走行ローラ４Ｂの内周面とで
すべり軸受が形成されて、該すべり軸受のすべり摩擦力
により走行ローラ４Ｂと搬送ローラ４Ａが略々一体に回
転することにより、搬送ローラ４Ａの外周面上に支持さ
れた搬送物体の搬送速度が走行ローラ４Ｂの走行速度よ
り増速される、所謂、倍速搬送ローラが形成される。
【００１５】次に、回転摩擦抵抗値の小なる搬送ローラ
５Ａは、前記回転摩擦抵抗値の大なる搬送ローラ５Ａと
同径であって、ころがり軸受５を介して回転し、その他
の構造の差異はない。
５Ａは、前記回転摩擦抵抗値の大なる搬送ローラ５Ａと
同径であって、ころがり軸受５を介して回転し、その他
の構造の差異はない。
【００１６】したがって、台車の左右両側の一側の荷重
をシュー部材２を介して台車搬送チェーン上の搬送ロー
ラ４Ａおよび５Ａ上で担持し、他側の荷重を走行車輪Ｗ
を介して走行軌道上で担持して台車搬送チェーン３を搬
送駆動するときは、台車搬送チェーン３にすべり軸受に
よる回転摩擦抵抗大なる搬送ローラ４Ａをころがり軸受
による回転摩擦小なる搬送ローラ５Ａ列に混在させるこ
とにより、ころがり軸受を有する台車走行車輪Ｗの転動
摩擦抵抗より台車に対する搬送ローラ４Ａ，５Ａの回転
総摩擦抵抗を大にすることができるから、台車は台車搬
送チェーン３とともに移動し前記倍速搬送ローラを用い
るときは台車が該チェーン３の移動速度より増速されて
搬送される。そして、台車を外力により停止させると、
搬送ローラ４Ａ，５Ａは遊転してシュー部材２の支承面
２’を通過し台車搬送チェーン３の移動を許容する。
をシュー部材２を介して台車搬送チェーン上の搬送ロー
ラ４Ａおよび５Ａ上で担持し、他側の荷重を走行車輪Ｗ
を介して走行軌道上で担持して台車搬送チェーン３を搬
送駆動するときは、台車搬送チェーン３にすべり軸受に
よる回転摩擦抵抗大なる搬送ローラ４Ａをころがり軸受
による回転摩擦小なる搬送ローラ５Ａ列に混在させるこ
とにより、ころがり軸受を有する台車走行車輪Ｗの転動
摩擦抵抗より台車に対する搬送ローラ４Ａ，５Ａの回転
総摩擦抵抗を大にすることができるから、台車は台車搬
送チェーン３とともに移動し前記倍速搬送ローラを用い
るときは台車が該チェーン３の移動速度より増速されて
搬送される。そして、台車を外力により停止させると、
搬送ローラ４Ａ，５Ａは遊転してシュー部材２の支承面
２’を通過し台車搬送チェーン３の移動を許容する。
【００１７】上述した実施例は、回転摩擦抵抗大なる搬
送ローラ４Ａを走行ローラ４Ｂの摩擦伝動により倍速搬
送ローラとしたものであるが、必ずしも倍速搬送ローラ
とする必要はなく、台車搬送チェーン上に搬送ローラを
回転自在に支承したトップローラ付チェーンを使用して
も差支えない。また、回転摩擦抵抗大なる搬送ローラ４
Ａの混在数は、設計的に適宜選択できるものである。
送ローラ４Ａを走行ローラ４Ｂの摩擦伝動により倍速搬
送ローラとしたものであるが、必ずしも倍速搬送ローラ
とする必要はなく、台車搬送チェーン上に搬送ローラを
回転自在に支承したトップローラ付チェーンを使用して
も差支えない。また、回転摩擦抵抗大なる搬送ローラ４
Ａの混在数は、設計的に適宜選択できるものである。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、台車下面の一側に設けたシュ
ー部材と台車搬送チェーンの搬送ローラとの摩擦係合に
よって台車の搬送駆動力が得られるものであって、台車
の走行車輪の転動摩擦抵抗力よりも搬送ローラの回転摩
擦抵抗力が大であることにより、台車に走行停止外力が
作用しない場合には、台車は台車搬送チェーンに随伴し
て走行し、停止外力が作用すると台車は停止するが、搬
送ローラは台車のシュー部材の支承面を転動して台車搬
送チェーンの通過を許容するので、台車搬送チェーンの
移動を停止させることなく、台車を任意所望の位置で停
止外力により停止させることができるから、台車の長さ
にばらつきがあっても、台車の長手方向中心位置を所望
の作業位置に正確且つ容易に停止させることができ、ま
た、台車を任意所望の位置にストレージすることもでき
る。
ー部材と台車搬送チェーンの搬送ローラとの摩擦係合に
よって台車の搬送駆動力が得られるものであって、台車
の走行車輪の転動摩擦抵抗力よりも搬送ローラの回転摩
擦抵抗力が大であることにより、台車に走行停止外力が
作用しない場合には、台車は台車搬送チェーンに随伴し
て走行し、停止外力が作用すると台車は停止するが、搬
送ローラは台車のシュー部材の支承面を転動して台車搬
送チェーンの通過を許容するので、台車搬送チェーンの
移動を停止させることなく、台車を任意所望の位置で停
止外力により停止させることができるから、台車の長さ
にばらつきがあっても、台車の長手方向中心位置を所望
の作業位置に正確且つ容易に停止させることができ、ま
た、台車を任意所望の位置にストレージすることもでき
る。
【００１９】そして、台車搬送チェーンに倍速搬送ロー
ラを取付けた場合には、台車の搬送速度が台車搬送チェ
ーンの移動速度よりも速くなるので、チェーンの移動速
度を減速させてチェーンの走行騒音を低減できるもので
ある。
ラを取付けた場合には、台車の搬送速度が台車搬送チェ
ーンの移動速度よりも速くなるので、チェーンの移動速
度を減速させてチェーンの走行騒音を低減できるもので
ある。
【図１】 本発明の実施例の概略正面図。
【図２】 図１の平面図。
【図３】 本発明の台車の実施例の概略正面図。
【図４】 図３の平面図。
【図５】 本発明の台車搬送チェーンの実施例の要部の
正面図。
正面図。
【図６】 図５の一部断面による平面図。
１ 台車 ２
シュー部材 ３ 台車搬送チェーン ４Ａ，５Ａ
搬送ローラ Ｒ，Ｒ１，Ｒ２ 台車走行軌道 Ｇ 台車搬送チェーン案内レール Ｗ 台車走行車輪 Ｓ１，Ｓ２ スプロケット
シュー部材 ３ 台車搬送チェーン ４Ａ，５Ａ
搬送ローラ Ｒ，Ｒ１，Ｒ２ 台車走行軌道 Ｇ 台車搬送チェーン案内レール Ｗ 台車走行車輪 Ｓ１，Ｓ２ スプロケット
Claims (3)
- 【請求項１】 台車の両側前後に取付けた走行車輪間の
台車下面に、台車の左右両側の少なくとも一側の前後方
向に、該車輪の走行軌道面より上方に離隔した支承面を
有するシュー部材を取付け、該シュー部材の支承面を支
持して前記一側の台車荷重を担持する多数の搬送ローラ
を回転自在に軸支した台車搬送チェーンを一側に配設
し、台車の前後方向他側の台車荷重を該他側の走行車輪
を介して担持する走行軌道を他側に配設し、前記一側に
配設した台車搬送チェーンの搬送ローラの回転摩擦抵抗
値を他側に配設した走行軌道を転動する走行車輪の転動
摩擦抵抗値よりも大にした、台車のストレージコンベヤ
装置。 - 【請求項２】 台車の両側前後に取付けた走行車輪間の
台車下面に、台車の左右両側の少なくとも一側の前後方
向に、該車輪の走行軌道面より上方に離隔した支承面を
有するシュー部材を取付けた、台車のストレージコンベ
ヤ用台車。 - 【請求項３】 ころがり軸受を介して回転自在に軸支さ
れた車輪を有する台車の下面に取付けたシュー部材の支
承面を支持する多数の搬送ローラが、すべり軸受を介し
て回転自在に軸支された搬送ローラところがり軸受を介
して回転自在に軸支された搬送ローラとを混在配列され
た、台車のストレージコンベヤ用台車搬送チェーン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111169A JPH10297736A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 台車のストレージコンベヤ装置 |
| US09/066,586 US6050196A (en) | 1997-04-28 | 1998-04-27 | Storage conveyor system for carrier car |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111169A JPH10297736A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 台車のストレージコンベヤ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297736A true JPH10297736A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14554237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9111169A Pending JPH10297736A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 台車のストレージコンベヤ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6050196A (ja) |
| JP (1) | JPH10297736A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002037438A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-02-06 | Moriya Yusoki Kogyo Kk | 自動搬送装置 |
| CN105329634A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-02-17 | 卓达新材料科技集团有限公司 | 湿板板材的移动系统 |
| CN108820729A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-11-16 | 浙江大学 | 一种搬移小车 |
| CN110406915A (zh) * | 2018-04-28 | 2019-11-05 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种废板运输装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4425000B2 (ja) * | 2004-01-06 | 2010-03-03 | 株式会社ブリヂストン | ゴム部材搬送装置、及びそれを有するゴム部材供給システム |
| FR3016356B1 (fr) * | 2014-01-15 | 2016-01-22 | Renault Sas | Convoyeur de stockage d'articles |
| CN106167161A (zh) * | 2015-08-20 | 2016-11-30 | 安徽省中坤元新型建材有限公司 | 可实现快速高效传输水泥纤维板的平模车 |
| CN106185218B (zh) * | 2016-08-30 | 2018-11-30 | 苏州康贝尔电子设备有限公司 | 一种用于pcb板移载的双层移载装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3412690A (en) * | 1963-04-04 | 1968-11-26 | Wed Entpr Inc | Passenger moving apparatus |
| US3530800A (en) * | 1967-12-15 | 1970-09-29 | Wed Enterprises Inc | Self-energizing propulsion unit for driving a vehicle |
| US3701413A (en) * | 1970-09-14 | 1972-10-31 | Rex Chainbelt Inc | Roller flight conveyor chain |
| US3912072A (en) * | 1974-02-25 | 1975-10-14 | Kornylac Co | Radius chain conveyor |
| US4564100A (en) * | 1983-06-23 | 1986-01-14 | Acco Babcock Inc. | Carrier conveyor system |
| JPH0511212Y2 (ja) * | 1989-01-19 | 1993-03-19 | ||
| JPH02120429U (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-28 | ||
| JP2721646B2 (ja) * | 1994-06-20 | 1998-03-04 | 株式会社椿本チエイン | ストレージコンベヤのストレージ装置 |
| AT403786B (de) * | 1996-03-26 | 1998-05-25 | Doppelmayr & Sohn | Anlage zum transport von personen und bzw. oder von gütern |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP9111169A patent/JPH10297736A/ja active Pending
-
1998
- 1998-04-27 US US09/066,586 patent/US6050196A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002037438A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-02-06 | Moriya Yusoki Kogyo Kk | 自動搬送装置 |
| JP4635267B2 (ja) * | 2000-07-17 | 2011-02-23 | 守谷輸送機工業株式会社 | 自動搬送装置 |
| CN105329634A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-02-17 | 卓达新材料科技集团有限公司 | 湿板板材的移动系统 |
| CN108820729A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-11-16 | 浙江大学 | 一种搬移小车 |
| CN110406915A (zh) * | 2018-04-28 | 2019-11-05 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种废板运输装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6050196A (en) | 2000-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10297736A (ja) | 台車のストレージコンベヤ装置 | |
| JP2000079878A (ja) | キャリア式搬送装置 | |
| JP4237297B2 (ja) | キャリア式台車コンベヤの乗継機構 | |
| JP3384424B2 (ja) | 搬送設備 | |
| JP2530466Y2 (ja) | 自動循環式索道の加速及び減速移送装置 | |
| JP3656509B2 (ja) | 移動体使用の搬送設備 | |
| JPH0813643B2 (ja) | 移動体搬送装置 | |
| JP3097431B2 (ja) | 洗車機 | |
| JPH0342406A (ja) | 搬送装置 | |
| JP3116770B2 (ja) | 洗車設備 | |
| JPH07279469A (ja) | 車搬送装置 | |
| JP2001048006A (ja) | 移動体使用の搬送設備 | |
| JPH0813641B2 (ja) | 自走体使用の搬送装置 | |
| JP3707338B2 (ja) | 移動体使用の搬送設備 | |
| JPH0419132B2 (ja) | ||
| JPH0753503B2 (ja) | 可動体搬送設備 | |
| JPS6124438Y2 (ja) | ||
| JPH088938Y2 (ja) | 吊下搬送装置のハンガー揺れ止め機構 | |
| JPH0752104Y2 (ja) | 四輪カゴ車のトラック移載装置 | |
| JPH01267212A (ja) | 搬送仕分け装置 | |
| JP4318521B2 (ja) | 搬送設備 | |
| JPH1017137A (ja) | 仕分設備 | |
| JPH0741137A (ja) | 可動体使用の搬送設備 | |
| JP3295067B2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
| JPH11229653A (ja) | 駐車場の搬送台車 |