JP2561425Y2 - チェーンコンベヤ - Google Patents

チェーンコンベヤ

Info

Publication number
JP2561425Y2
JP2561425Y2 JP4367092U JP4367092U JP2561425Y2 JP 2561425 Y2 JP2561425 Y2 JP 2561425Y2 JP 4367092 U JP4367092 U JP 4367092U JP 4367092 U JP4367092 U JP 4367092U JP 2561425 Y2 JP2561425 Y2 JP 2561425Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter roller
small
chain
diameter
chain conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4367092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0592224U (ja
Inventor
武雄 宮口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Daido Kogyo Co Ltd
Priority to JP4367092U priority Critical patent/JP2561425Y2/ja
Publication of JPH0592224U publication Critical patent/JPH0592224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2561425Y2 publication Critical patent/JP2561425Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、搬送物を所定の方向に
移送させるチェーンコンベヤに係り、特にチェーン速度
より搬送物の搬送速度を大きくするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の搬送物を連続して搬送する
ために、チェーンコンベヤが利用されているが、チェー
ンの走行により騒音が著しい。このため速度を落とすこ
とによって騒音の発生を防止することも可能であるが、
搬送物の搬送速度も遅くなり生産効率も悪くなる。又、
搬送物を走行途中において一時アキュームレートすると
き、チェーンはそのまま走行を続けるので、搬送物とチ
ェーンとが摺動しては不具合が生じる。
【0003】これらを解消するため、図3に示す従来の
技術においては、大径ローラ11と小径ローラ12とは
それぞれ独立してブシュ7に支えられていて、レールR
上を転動する小径ローラ12はレールRとの間に大きな
摩接抵抗を有し、チェーンの進行に従って支障なく回転
する。一方大径ローラ11は搬送物の荷重によって、ブ
シュ7との間に摩擦は生じるが、小径ローラ12の回転
にはほとんど影響がないので、搬送物を任意の場所で停
止させても、大径ローラ11は小径ローラ12の回転方
向より逆方向に空転を開始して、チェーンの進行を円滑
に継続することができる。
【0004】しかし、上記のような構成のローラチェー
ンを用いてコンベヤを構成すると、次のような問題があ
る。すなわち搬送物を所定位置で一時的に停止させ再び
搬送物を起動させたとき、たとえば、アキュームレート
解放により逆転していた大径ローラがチェーン走行時、
小径ローラとの回転摩擦力により正回転となり、搬送物
が大径ローラ上をチェーン走行速度より速く搬送に移る
のであるが、大径ローラと小径ローラ間の摩擦力は、大
径ローラの両側面に小径ローラの側面が当接して発生す
るのであるから、回転摩擦力は小さく、アキュームレー
ト解放と同時に搬送物がチェーン走行速度より早い搬送
速度は得られないという不具合を生じていた。
【0005】
【本考案が解決しょうとする課題】このように、従来の
チェーンコンベヤには上記のごとき問題がある。本考案
が解決しょうとする課題はこれら問題点であり、大径ロ
ーラと小径ローラの摩擦力を大きくして、搬送物の起動
時、すなわち、アキュームレート解放と同時に搬送物の
搬送速度を得て増速するチェーンコンベヤを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るチェーンコ
ンベヤは、図1に示すようにブシュに回転自在に円筒体
が装着され、円筒体の長さ中央凸部に搬送物担持用の大
径ローラ1を回転自在に配置し、円筒体の小径ボス部に
左右一対のレール上を転動する小径ローラ2,2を回転
自在に配置することにより、小径ローラと大径ローラと
の間の回転摩擦力の生ずる場を、小径ローラの内周面と
大径ローラ内周面、更に大径ローラ両側面に設け回転摩
擦力を大きくしたものである。
【0007】
【作用】レール上を転動する小径ローラはレールとの間
に大きな摩擦抵抗を有し、レール上を支障なく転動す
る。他方、搬送物を大径ローラに担持してチェーンを稼
働すると、チェーンの走行に伴い、小径ローラ内周面と
摩擦付勢して回転する円筒体の中央凸部と、前記大径ロ
ーラ内周面が摩擦付勢して回転する。この場合の小径ロ
ーラと大径ローラとの回転摩擦力は、大径ローラ両側面
と小径ローラ側面との間にも発生し、双方相なって大な
る回転摩擦力を得ることができる。
【0008】また、搬送物をアキュームレートする場合
は、大径ローラは円筒体凸部に回転摩擦力によって連動
しているだけであるから、大径ローラは逆転しチェーン
走行にもかかわらず搬送物との摺動はない。また、アキ
ュームレート解除と同時に大径ローラと小径ローラに作
用する回転摩擦力により、チェーン速度より速い速度で
搬送物を搬送することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図2は本考案に係るチェーンコンベヤ
の一実施例である。チェーンコンベヤは相対向する2枚
1組とした外リンクプレート8,8と、2枚を1組とし
た内リンクプレート9,9と、これら各リンクプレート
8,8及び9,9を屈曲自由に連結するピン6及びブシ
ュ7と、該ブシュ7には円筒体3が遊嵌され、該円筒体
3の長さ中央部には凸部5が形成され、該中央凸部5に
大径ローラ1が回転自在に配され、円筒体3の各小径ボ
ス部4に左右一対の小径ローラ2が回転自在に遊嵌され
ている。
【0010】そして、このような構成からなるチェーン
コンベヤを組込んだコンベヤ装置を用いて搬送物を搬送
するには、左右一対のレールR,R上に左右一対の小径
ローラ2,2をそれぞれ載置し、2列のチェーンコンベ
ヤ上にわたってプレートPを載せ、そのプレートP上に
搬送物Pを載せてチェーンコンベヤを駆動させればよ
い。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上のごとく構成したチェーン
コンベヤであり、搬送物担持用大径ローラが円筒体中央
凸部に回転自在に配置され、小径ローラが円筒体の両小
径ボス部に回転自在に配置されているので、大径ローラ
はレール上を転動する小径ローラとの回転とは別々に回
転することができる。したがって搬送物を所定位置で確
実に一時的に停止させることができる。更に円筒体の中
央に凸部を設け、その凸部に大径ローラを遊嵌し搬送物
を載置しているから円筒体と大径ローラ間の回転摩擦力
がきわめて大きくなるので、搬送物はその起動時にきわ
めて大きな力で加速され、アキュームレート解放と同時
にチェーン速度より速い速度で搬送物を搬送することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のチェーンコンベヤの垂直断面
【図2】チェーンコンベヤの使用状態を示す断面図
【図3】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1,11 …………大径ローラ 2,12 …………小径ローラ 3 …………円筒体 4 …………小径ボス部 5 …………中央凸部 6 …………ピン 7 …………ブシュ 8 …………外リンクプレート 9 …………内リンクプレート R …………レール P …………プレート(搬送物)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンクプレートを連結するブシュに対し
    て、回転自在な円筒体が装着され、該円筒体の長さ中央
    凸部に搬送物を支持する大径ローラを回転自在に遊嵌
    し、円筒体小径ボス部にガイドレール上を転動する小径
    ローラが回転自在に遊嵌されていることを特徴とするチ
    ェーンコンベヤ。
JP4367092U 1992-05-12 1992-05-12 チェーンコンベヤ Expired - Fee Related JP2561425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4367092U JP2561425Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 チェーンコンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4367092U JP2561425Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 チェーンコンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592224U JPH0592224U (ja) 1993-12-17
JP2561425Y2 true JP2561425Y2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=12670282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4367092U Expired - Fee Related JP2561425Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 チェーンコンベヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2561425Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0592224U (ja) 1993-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5846406B2 (ja) 増速アキユ−ムレ−トチエ−ンコンベヤ.
JP2561425Y2 (ja) チェーンコンベヤ
JPH0242652Y2 (ja)
JPS60148809A (ja) 搬送用チエ−ン
JP2508148Y2 (ja) アキュ―ムレ―トロ―ラコンベヤ
JPH042893Y2 (ja)
JPS597610A (ja) 駆動ロ−ラ付チエ−ンコンベヤ
JP2507835Y2 (ja) ベルトコンベヤ
JPS644729Y2 (ja)
JPH0724323Y2 (ja) アキュームレートローラコンベヤ
JPS6016575Y2 (ja) 物品集合装置
JPH0340813Y2 (ja)
JPH0620744Y2 (ja) 増速アキュムレートコンベヤチェーン
JPH09216710A (ja) 直進フィーダ
JPH0585719U (ja) チェーンコンベヤ装置
JPS638662Y2 (ja)
JP3045297B1 (ja) カーブベルトコンベヤ
JPH0330325Y2 (ja)
JPS6382204A (ja) 貯留機構付きコンベヤ装置
JPS6219608Y2 (ja)
JPH0242651Y2 (ja)
JPS6312509A (ja) コンベア装置
JP2548184B2 (ja) コンベヤにおける搬送材停止装置
JPH02175507A (ja) 搬送用ロールコンベア
JPH038642Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees