JP2548184B2 - コンベヤにおける搬送材停止装置 - Google Patents

コンベヤにおける搬送材停止装置

Info

Publication number
JP2548184B2
JP2548184B2 JP62080831A JP8083187A JP2548184B2 JP 2548184 B2 JP2548184 B2 JP 2548184B2 JP 62080831 A JP62080831 A JP 62080831A JP 8083187 A JP8083187 A JP 8083187A JP 2548184 B2 JP2548184 B2 JP 2548184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveying material
rotating body
stopper
conveyor
transfer member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62080831A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63247217A (ja
Inventor
稔 角谷
武彦 南部
国郎 堀部
博志 土山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP62080831A priority Critical patent/JP2548184B2/ja
Publication of JPS63247217A publication Critical patent/JPS63247217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548184B2 publication Critical patent/JP2548184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Conveying (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、コンベヤにおける搬送材停止装置に係り、
詳しくは搬送されるパイプ等の長尺円筒材を、スラット
等の移送部材の移動方向端で停止・滞留するストッパを
備えた搬送材停止装置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、円筒状長尺材例えばパイプを搬送するコンベ
ヤ例えばスラットコンベヤ1′は、第4図に示すよう
に、駆動側及び被動側スプロケット2,3の間にチェーン
を巻掛けていると共に、該チェーンに多数のスラット5
…が設けられ、かつ駆動側スプロケット2の駆動により
多数のスラット5…が一方向(以下前進方向という)に
移動するように構成されている。更に、スラット5…の
移動方向端には板状のストッパ6が設置されており、ま
たスプロケット2の近傍には、該ストッパ6に当接して
滞留しているパイプ7…を取上げるキッカー8が、回動
軸9を中心に一方向に回転移動するように設置されてい
る。なお、図中8aはパイプ7を取上げる積載部である。
従って、多数のスラット5…の前進時、該スラット5
…上にパイプ7が載置されると、該パイプ7はスラット
5…の前進に伴って同方向に搬送され、ストッパ6に当
接することにより、その位置にて停止・滞留され、更に
後続する他のパイプ7…は先頭のパイプ7に次々に当接
して滞留される。この際、これら滞留しているパイプ7
…は、ストッパ6又は前方のパイプ7にてそれぞれ移動
を阻止されているが、スラット5…が常時これらパイプ
7…の下方を摺動していることにより、パイプ7…はそ
れぞれ前進しようとして前方に位置するパイプ7をそれ
ぞれが押圧しながら回転しようとする。このため、これ
らパイプ7同士は該押圧力にて強く接しており、パイプ
7…の全てがスラット5…の前進に従って同一方向に回
転することができず、またスラット5…とパイプ7…と
の摩擦力が、該パイプ7…それぞれの表面性状により回
転途中で刻々と変化するため、パイプ7…のそれぞれは
スラット5…と同一方向への回転、反対方向への回転を
不定期に繰り返している。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 このため、パイプ7…の押圧力により先行しているも
の程後続からの押圧力が積算され、特にストッパ6に直
接当接している先頭のパイプ7には、後続のパイプ本数
にようても異なるが大きな押圧力が掛かっている。従っ
て、前進方向の回転力が加わると、第5図に示すよう
に、前記先頭のパイプ7がストッパ6をよじ登る現象が
発生し、またパイプ7同志でもその一方が何らかの原因
で回転しない場合には、他方が該一方をよじ登るせり上
がり現象が発生してしまう。これにより、下行程のキッ
カー8でパイプ7を取出す際、該キッカー8の積載部8a
が該パイプ7にうまく掛からずに、該パイプ7を取り落
したり1度な2本取上げてしまう等、パイプ7…の搬送
作業がスムーズに行えない不具合を生じる虞れがある。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするも
のであって、例えば第1図及び第2図に示すように、ス
プロケット2の駆動により多数のスラット等の移送部材
5…を一方向に移動して、長尺円筒状の搬送材7…を搬
送してなるコンベヤ1において、 前記移送部材5の移動方向端部分に回転自在に配置さ
れ、前記搬送材7…に当接して該搬送材を滞留させるス
トッパを構成する回転体10と、 前記搬送材を滞留するストップ位置において、該搬送材
の径に応じてその当接位置が変更するように、前記回転
体の位置を調節自在に支持する回転体支持位置変更手段
11と、 を備えてなるコンベヤにおける搬送材停止装置にある。
望ましくは、前記回転体支持位置変更手段11は、前記
回転体と搬送材の当接位置が、これらの中心点同士o1,o
2を結ぶ直線Aと水平線lとでなす角度が+15゜から−1
0゜の範囲内にあるように変更してなる。
また、前記回転体支持位置変更手段11は、平行リンク
15,16と、該平行リンクの平行移動部材に連結されかつ
前記回転体を回転自在に支持する部材12と、前記平行リ
ンクを平行移動する駆動手段19と、を備え、前記回転体
を、上下及び水平方向に変更・調節してなる。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、スプロケット2を駆動して多数の
移送部材5…を前進し、長尺円筒状の搬送材7…を搬送
する作業を行う際、コンベヤ1に載置された搬送材7…
は順次回転体からなるストッパ10に向けて搬送される。
そして、先行する搬送材7…から順に該ストッパ10に当
接して停止・停留されるが、この際、後続の搬送材7…
に押圧されかつ移送部材5…により回転されている先頭
の搬送材7…は、ストッパ10に乗上げようとする力を該
回転体からなるストッパ10の自由回転によって吸収され
る。これにより、先頭の搬送材7はストッパ10に乗上げ
ることなく該ストッパ10に当接した状態のまま滞留され
る。また、上記回転体からなるストッパ10の支持位置
は、回転支持位置変更手段11により、搬送体7…の径に
応じて変更され、該回転体10と搬送体7の当接位置は、
搬送体の径に拘りなく、常に適正な位置に調節・保持さ
れる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説
明する。なお、前述したスラットコンベヤ1′と同一部
分は、同一部号を付してその説明を省略する。
スラットコンベヤ1は、第1及び第2図に示すよう
に、スラット5…の移動方向端にローラストッパ10が位
置するようにストッパ装置11が設置されている。そし
て、該ストッパ装置11は、ローラストッパ10を回転自在
に支持しているリンク12を有しており、該リンク12はブ
ラケット13に枢支した2本の平行リンク15,16に支持さ
れている。また、該平行リンクの一方リンク16の中央部
分には連動リンク17の一端が枢支されていると共に、該
連動リンク17の他端が回転アーム19の先端に枢支されて
いる。従って、該アーム19の所定角度の回動駆動により
連動リンク17を介して平行リンク15,16を牽引し、これ
によりリンク12を所定量上昇又は下降しながら水平移動
するようになっており、ローラストッパ10が搬送されて
くるパイプ7の径に合わせてその上下位置を変更し得る
ように構成されていると共に、ローラストッパ10の水平
移動にて該ストッパ10に当接するパイプ7の位置を変え
て、駆動軸9の回転にて移動するキッカー8の積載部8a
が、該パイプ7を常に取上げ易いように調節し得る。ま
た、ローラストッパ10の径は、搬送されるパイプ7の径
と等倍から5倍程度が好ましいが、スペースの許す限り
大径の方が好ましい。更に、第2図に示すローラストッ
パ10の中心点o1と、搬送されるパイプ7の中心点o2を結
ぶ直線Aが水平線lとでなす角度θは、+15゜から−10
゜の間が好ましく、この角度θを超えると、パイプ7が
ローラストッパ10に乗上げてしまったり、該ストッパ10
にもぐり込む形となってキッカー8にて容易に取り上げ
られないことになる虞れがある。なお、第2図におい
て、中心点o2が水平線lより上方に位置するθが+方向
であり、反対に下方に位置する方向が−になる。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、スラッ
トコンベヤ1の作動に先立って、アーム19を適宜回転す
ることによりローラストッパ10を適宜移動し、スラット
5…上を搬送する長尺のパイプ7…の径に合わせてセッ
トする。この状態において、駆動側スプロケット2を駆
動してスラット5…を前進し始めると、スラットコンベ
ヤ1の入側から載置されるパイプ7が順次搬送され、先
頭のものがローラストッパ10に当接して滞留され、更に
該パイプ7に後続のパイプ7が次々に当接して滞留され
る。この際、滞留する多数のパイプ7…はスラット5…
の前進により不定期的に回転されると共に、それぞれが
前進方向に移動しようとするため、ローラストッパ10に
当接する先頭のパイプ7は、該ストッパ10に強い力で押
しつけられながら不定期的に回転するが、該回転に伴い
ローラストッパ10も該パイプ7の回転を吸収するように
逆に回転するため、該ストッパ10に当接しているパイプ
7が該ストッパ10に乗上げることはない。
この状態において、駆動軸9の回転によりキッカー8
が駆動すると、その積載部8aがパイプ7の中心部分に当
接し、該積載部8aがローラストッパ10に当接・停留して
いるパイプ7から順に取上げられて下工程に送られる。
なお、本実施例では、スラット5…にて搬送されるパ
イプ7…をその移動方向端で停止・滞留するストッパ10
にローラを用いていたが、第3図に示すように、ローラ
等の回転体20,21間にベルト等からなる移動体22を巻掛
けてストッパ23となし、搬送されてくるパイプ7…を停
止・滞留するように構成しても良い。
(ト) 発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、ストッパ10
に当接する先頭の搬送材7は、後続する搬送材7に押圧
されながら回転するが、該回転は、ストッパが回転体か
らなることにより吸収され、ストッパに乗り上げる等の
不具合を防止できると共に、コンベヤ駆動用の動力損を
減少することができる。
また、ストッパを構成する回転体10は、回転支持位置
変更手段11により、搬送材7の径に応じてその当接位置
が変更するように調節されるので、搬送される搬送材7
の径に最も適した当接位置にストッパ10を調節・支持し
て、上記搬送材のストッパ乗り上げを、搬送材の径に拘
りなく確実に防止できる。
更に、キッカー8等で行なわれる搬送材7の滞留部か
らの取出し作業に際して、前記回転体位置変更手段11に
よる回転体の支持位置調節により、搬送材7の径に拘り
なく、例えばキッカー11の積載部8aに搬送材を正確に位
置合せして、搬送材の取出し作業を確実に行うことがで
きる。
また、板状のストッパでは、上記搬送材7の取出し作
業に際してキッカー等の移動軌跡に干渉しないように、
該板状のストッパを傾動・退避する必要があるが、キッ
カー8等のアームによる円弧運動により、キッカーの載
置部8aに載置された長尺円筒状の搬送材7は、回転体10
に干渉することなく移動するか、又は回転体10を回転し
つつ該回転体に案内されて搬出することが可能であり、
上記の支持位置変更手段11による回転体の位置適性化と
相俟って、上記傾動・退避機構の省略を可能として、構
成の簡単化を図ることができる。
また、ストッパ10と搬送材7の当接位置が、これらの
中心点o1,o2同士を結ぶ直線Aと水平線lとでなす角度
が+15゜から−10゜以内とすると、キッカー8による搬
送材7の取上げ作業をスムーズにすることができる共
に、該搬送材7のストッパ10への乗上げを更に確実に防
止することができる。
更に、回転体からなるストッパ10を、平行リンク機構
により調節自在に支持すると、搬送材7の径によりスト
ッパ10の上下方向位置を調節することに伴い、水平方向
位置にも移動され、キッカー8等の積載部8aに搬送材7
の位置が合うように自動的に調節される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスラットコンベヤ全体を示す側面
図、第2図はその要部拡大図、第3図は他の実施例を示
す側面図である。そして、第4図は従来の板状ストッパ
を用いたスラットコンベヤ全体を示す側面図、また第5
図は滞留するパイプにせり上がりが生じた状態を示す側
面図である。 1……コンベヤ(スラットコンベヤ)、2……スプロケ
ット(駆動側スプロケット)、5……移送部材(スラッ
ト)、7……搬送材(パイプ)、10……回転体(ローラ
ストッパ)、11……回転体支持位置変更手段(ストッパ
装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀部 国郎 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式會社内 (72)発明者 土山 博志 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式會社内 (56)参考文献 実開 昭60−180221(JP,U) 特公 昭45−13366(JP,B1) 実公 昭57−23381(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のスラット等の移送部材を一方向に移
    動して、長尺円筒状の搬送材を、その長手方向が前記移
    送部材の移動方向に直交する平面において略々水平方向
    に載置された状態で搬送してなるコンベヤにおいて、 前記移送部材の移動方向端部分に回転自在に配置され、
    前記搬送材に当接して該搬送材を滞留させるストッパを
    構成する回転体と、 前記搬送材を滞留するストップ位置において、該搬送材
    の径に応じてその当接位置が変更するように、前記回転
    体の位置を、前記移送部材の移動方向に対して前後及び
    上下方向に調節自在に支持する回転体支持位置変更手段
    と、 を備えてなるコンベヤにおける搬送材停止装置。
  2. 【請求項2】前記回転体支持位置変更手段は、前記回転
    体と搬送材の当接位置が、これらの中心点同士を結ぶ直
    線と水平線とでなす角度が+15゜から−10゜の範囲内に
    あるように変更してなる、 特許請求の範囲第1項記載のコンベヤにおける搬送材停
    止装置。
  3. 【請求項3】前記回転体支持位置変更手段は、平行リン
    クと、該平行リンクの平行移動部材に連結されかつ前記
    回転体を回転自在に支持する部材と、前記平行リンクを
    平行移動する駆動手段と、を備えてなる、 特許請求の範囲第1項又は第2項記載のコンベヤにおけ
    る搬送材停止装置。
JP62080831A 1987-04-01 1987-04-01 コンベヤにおける搬送材停止装置 Expired - Fee Related JP2548184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62080831A JP2548184B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 コンベヤにおける搬送材停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62080831A JP2548184B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 コンベヤにおける搬送材停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63247217A JPS63247217A (ja) 1988-10-13
JP2548184B2 true JP2548184B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=13729349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62080831A Expired - Fee Related JP2548184B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 コンベヤにおける搬送材停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548184B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2297006A1 (en) * 2008-06-26 2011-03-23 Laitram, LLC Conveyor with a gentle retractable stop

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63247217A (ja) 1988-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5503146B2 (ja) 搬送対象物のスペーシングを制御するためのコンベヤシステム及び対象物搬送方法
US4682684A (en) Method and an arrangement for the feeding of objects
JP2851033B2 (ja) 第2コンベヤ上において卵の尖端を片側に揃える装置
US5363950A (en) Lumber organizer
JPH0356321A (ja) 物品搬送方法及びその装置
CA1054640A (en) Tile stacking machine and method
US5544735A (en) Chain conveyor with frictionally driven recirculated pallets linked together in sub groupings
JPH06171801A (ja) 搬送路内で紙シートを回転せしめる装置
JP2548184B2 (ja) コンベヤにおける搬送材停止装置
JP4269838B2 (ja) 物品の方向変更装置
JP2856033B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
US5390778A (en) Apparatus for even ending lumber
US3981393A (en) Log turning apparatus
AU754655B2 (en) Method for a gap-free line-up of containers supplied successively from a pick-up section
JP3249428B2 (ja) 圧延設備のコイル搬送装置
JP2607160B2 (ja) 片側駆動チェーンコンベヤ
JPH1045306A (ja) 印刷済み製品を別の処理箇所まで搬送するための装置
JP3116930B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
JPS6233167B2 (ja)
JPH0472215A (ja) 無人搬送車の移載装置
JP2509002Y2 (ja) 洗壜機の容器搬送装置
JPS6327848Y2 (ja)
JP2861732B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
SU1565784A1 (ru) Устройство дл передачи груза с одного конвейера на другой, расположенный под углом к первому
JPH058255Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees