JPH0126237Y2 - - Google Patents

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JPH0126237Y2
JPH0126237Y2 JP1985069741U JP6974185U JPH0126237Y2 JP H0126237 Y2 JPH0126237 Y2 JP H0126237Y2 JP 1985069741 U JP1985069741 U JP 1985069741U JP 6974185 U JP6974185 U JP 6974185U JP H0126237 Y2 JPH0126237 Y2 JP H0126237Y2
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net conveyor
receiving plate
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fried food
net
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は揚物材料にパン粉等の衣を付着せしめ
る衣付機であつて、揚物材料に衣付を行つた後の
搬送ネツトコンベア上に残留する衣材を落下させ
る構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の揚物材料の衣付機は、箱状本体の両側に
設けたベルト車に上下無端環状にネツトコンベア
を掛設し、ネツトコンベアの上方搬送側の衣付機
構を有する揚物材料供給側の直下に粉受板を設置
した構成である。
そして、ネツトコンベアを周回させ、揚物材料
供給側端から上方搬送側のネツトコンベアに揚物
材料を投載して搬送する一方、本体底に積層して
ある衣材を下方リターン側のネツトコンベアで引
つ掛け巻き上げて衣材の層を形成することで、衣
付機構によつて衣付を行うのである。
この場合、衣付部となる搬送側のネツトコンベ
アの直下には粉受板が設置してあるから、巻き上
げた衣材の落下を防止して衣付を支障なく行うこ
とができる。
次に揚物材料に衣材を付着せしめ、粉受板に支
承され、搬送側のネツトコンベア上に残つた衣材
は粉受板が途切れる先端からネツト目より落下
し、揚物材料のみが更に搬送され、落下した衣材
は再びリターン側のネツトコンベアで移動巻き上
げられて循環することとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の衣付機に於いては、粉受板が存在し
なければネツト目から衣材が落下するものと予想
しているが、実際には衣材がアーチ状にネツト目
を架橋して、衣材の自重のみでは落下しないので
ある。
そこで、搬送側のネツトコンベアを振動させた
り、或はフアンにより上方から風圧を加えて強制
的に落下させているのである。
しかし、特に水分の多い衣材は架橋性が強く、
したがつて、振動を大きく、激しくしたり、強風
圧でないと所期の目的を達し得なかつたのであ
る。
更に、振動による方法は、振動による機各部の
損傷で故障や揚物材の変形の原因となり、又騒音
が発生する欠点もある。
又、風圧による方法は、衣材が風圧で四方に飛
び散り、清掃回数が多くなると共に衣材が傷み、
消費量が増大し不経済である。
本考案は斯かる点に鑑み、能率の良い落下作用
を行う機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、箱状本体1
の両端に設けたベルト車2,3に上下無端環状に
ネツトコンベア4を掛設し、ネツトコンベア4の
上方搬送側4aの衣付機構11を有する揚物材料
供給側の直下に粉受板5を設置して成り、箱底1
0に積層した衣材をネツトコンベア4の下方リタ
ーン側4bのネツトコンベア4の回動で巻き上
げ、粉受板5が設置されていない搬送側4aのネ
ツトコンベア4から落下させて循環させる衣付機
に於いて、粉受板5の先方に間隔をおいてスナツ
プベルト車6,6を設け、下部に設けた押さえベ
ルト車7で搬送側4aのネツトコンベア面に陥没
部8を形成したこと、及び、該陥没部8の搬送側
4aのネツトコンベア面に自転ローラー9を間〓
をおいて並設したものである。
〔作用〕
上方の搬送側4aのネツトコンベア4の揚物材
料供給側より揚物材料を投入し、下方のリターン
側4bのネツトコンベア4により巻き上げられた
衣材を粉受板5で受け、揚物材料と共に搬送し、
衣付機構11で衣付を行うのである。
そして、揚物材料及び残余の材料は、更に搬送
側4aのネツトコンベア4上で移動し、粉受板5
上を通過し、受けを失つた衣材はネツト目から落
下するが、落下せずに残留した衣材はスナツプベ
ルト車6.6、及び押さえベルト車7で形成する
陥没部8への搬送側4aのネツトコンベア4の移
行で急傾斜面を移行すること、及びスナツプベル
ト車6,6と押さえベルト車7でネツト面を押圧
するから、ネツト目に架橋している衣材は崩れて
落下するのである。
一方、揚物材料は陥没部8上の搬送側4aのネ
ツトコンベア面に並設した自転ローラー9,9…
に乗り移つて運ばれ、再び搬送側4aのネツトコ
ンベア4に移行して搬送されるのであり、各自転
ローラー9,9…は間〓を有するから揚物材料の
移送は支障ないが、余分な衣材は自転ローラー
9,9…の間隙より落下するため、衣材が搬送さ
れることはない。
又、自転ローラー9,9…間から落下した衣材
は、自重と落下速によつて陥没部8を移動するネ
ツトコンベア4に付着することなく網目を抜けて
箱底へ落ちるか、スナツプベルト車6又は押さえ
ベルト車7によつてネツトコンベア4に付着する
ことはない。
したがつて、粉受板5が途切れても、ネツト目
に架橋して付着している衣材も陥没部8を通過す
る時に自然とネツトコンベア4から離脱落下し、
揚物材のみが搬送されるのである。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の実施例を示すもの
であり、機本体1の一端揚物材料供給側にベルト
車2、他端搬出側にドライビングベルト車3を設
け、ドライビングベルト車3は減速歯車21,2
2を経て原動モーター23に連結してあり、ベル
ト車2及びドライビングベルト車3に掛設した無
端環状ネツトコンベア4を回動する。
ネツトコンベア4の上方搬送側4aの揚物材料
供給側には、直下に粉受板5を設置し、又、該粉
受板5が途切れた先方搬出側に間隔をおいてスナ
ツプベルト車6.6を設け、搬送側4aのネツト
コンベア4を略90度下方へ折曲し、押さえベルト
車7,7で下方に水平部を形成し、再び略90度上
方へ折曲し、元の搬送側4aのネツトコンベア面
とする陥没部8となつている。
又、該陥没部8上のネツトコンベア面に間〓を
設けて自転ローラー9,9…を並設し、前記減速
歯車22より回転力を得てネツトコンベア4と同
一方向へ回転するものとしてある。
一方、前記粉受板5上には衣付機構を有し、衣
付機構11はテーパー状に搬送側4aのネツトコ
ンベア4に近接して配置した巾寄せガイド板12
で搬送側4aのネツトコンベア4の中央部に、リ
ターン側4bのネツトコンベア4で全巾に巻き上
げられた衣材を寄せると共に盛り上げ、揚物材料
の上面にも衣材を付着させるのであり、巾寄せガ
イド板12に続く上方に設けた上かけ用ガイド板
13で盛り上げた衣材を崩して上かけ作用を効率
よく行うのであり、更に先方に配置した押さえロ
ーラー14が衣材の揚物材料への付着力を強化す
る。
更に、衣付機構11の下方で、リターン側4b
のネツトコンベア4の上方にはV字状のならし板
15があり、ネツトコンベア4の全巾面に衣材が
付着して巻き上げられるべくする。
尚、24は余剰の衣材の排出スクリユーであ
る。
第3図は陥没部8を表すものであり、各自転ロ
ーラー9,9…の回転軸25にチエーンスプロケ
ツト26を嵌着し、チエーン27を掛設して、各
自転ローラー9,9…がネツトコンベア4と同一
方向・同一速で回転するものとしてある。
又、陥没部8の揚物材料供給側のネツトコンベ
ア面イより自転ローラー面ロ、更に搬出側のネツ
トコンベア面ハと微かに低く設定すれば、揚物材
の移行は極めて円滑とすることができる。
更に、自転ローラー9,9…をユニツト式に陥
没部8上に着脱することとすれば、該部の清掃を
容易に行うことができる。
尚、衣付機構11は図面の実施例に限定される
ものでなく、搬送側4aのネツトコンベア4に段
部を設けて、該段部で揚物材料を反転させて衣付
を行うものである。
〔考案の効果〕 以上の様に、本考案は搬送側4aのネツトコン
ベア4にスナツプベルト車6.6と押さえベルト
車7で陥没部8を設けると共に、該陥没部8上の
ネツトコンベア面に自転ローラー9,9…を間〓
をおいて設けたため、揚物材料の搬送は自転ロー
ラー9,9…で支障なく行い、搬送側4aのネツ
トコンベア4に残留する衣材は陥没部8で落下で
きるのである。
したがつて、ネツトコンベアに振動を与えた
り、フアンによつて風圧を加えることなく衣材の
落下を促すことができ、機械及び揚物材料の傷み
を防止でき、又騒音の発生することもなく、更に
衣材も静かに落下し、周囲に飛散することもない
効果を有し、従来のものの欠点をことごとく解消
したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同縦断正面図、第3図は同要部断面図であ
る。 符号、1は本体、2,3はベルト車、4はネツ
トコンベア、4aは搬送側、4bはリターン側、
5は粉受板、6はスナツプベルト車、7は押さえ
ベルト車、8は陥没部、9は自転ローラー、10
は箱底、11は衣付機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱状本体1の両端に設けたベルト車2,3に上
    下無端環状にネツトコンベア4を掛設し、ネツト
    コンベア4の上方搬送側4aの衣付機構11を有
    する揚物材料供給側の直下に粉受板5を設置して
    成り、箱底10に積層した衣材をネツトコンベア
    4の下方リターン側4bのネツトコンベア4の回
    動で巻き上げ、粉受板5が設置されていない搬送
    側4aのネツトコンベア4から落下させて循環さ
    せる衣付機に於いて、粉受板5の先方に間隔をお
    いてスナツプベルト車6.6を設け、下部に設け
    た押さえベルト車7で搬送側4aのネツトコンベ
    ア面に陥没部8を形成したこと、及び、該陥没部
    8の搬送側4aのネツトコンベア面に自転ローラ
    ー9を間〓をおいて並設したことを特徴とする揚
    物材料の衣付機に於ける搬送ネツトコンベアの衣
    材落下構造。
JP1985069741U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0126237Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985069741U JPH0126237Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61186395U JPS61186395U (ja) 1986-11-20
JPH0126237Y2 true JPH0126237Y2 (ja) 1989-08-04

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