JPH1111641A - ベルトコンベヤ用清掃装置 - Google Patents
ベルトコンベヤ用清掃装置Info
- Publication number
- JPH1111641A JPH1111641A JP15973297A JP15973297A JPH1111641A JP H1111641 A JPH1111641 A JP H1111641A JP 15973297 A JP15973297 A JP 15973297A JP 15973297 A JP15973297 A JP 15973297A JP H1111641 A JPH1111641 A JP H1111641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyance belt
- conveyor
- return side
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リターン側の搬送ベルトに付着した被搬送物
を効果的に除去できるようにする。 【解決手段】 ベルトコンベヤのリターン側の搬送ベル
トの移動方向とほぼ直交する方向に伸び、かつ、そのリ
ターン側の搬送ベルトの下面側に当接するように回転ブ
ラシを設ける。
を効果的に除去できるようにする。 【解決手段】 ベルトコンベヤのリターン側の搬送ベル
トの移動方向とほぼ直交する方向に伸び、かつ、そのリ
ターン側の搬送ベルトの下面側に当接するように回転ブ
ラシを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベヤの
リターン側の搬送ベルトに付着している被搬送物を効果
的に除去することのできるベルトコンベヤ用清掃装置に
関する。
リターン側の搬送ベルトに付着している被搬送物を効果
的に除去することのできるベルトコンベヤ用清掃装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、鋳物工場の鋳物砂を搬送
するベルトコンベヤは、ベルトコンベヤの搬送始端側の
搬送ベルト上に鋳物砂が供給され、その供給された鋳物
砂は、搬送ベルトの移動に伴って搬送終端側へ搬送され
る。
するベルトコンベヤは、ベルトコンベヤの搬送始端側の
搬送ベルト上に鋳物砂が供給され、その供給された鋳物
砂は、搬送ベルトの移動に伴って搬送終端側へ搬送され
る。
【０００３】搬送終端側まで搬送された鋳物砂は、搬送
ベルトが反転してリターン側に転換するときにホッパシ
ュートに排出される。
ベルトが反転してリターン側に転換するときにホッパシ
ュートに排出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベルトコン
ベヤで被搬送物が搬送される際、搬送終端側で搬送ベル
トが反転するときに、被搬送物の大部分はホッパシュー
トへ排出されるが、搬送ベルトに付着して再び搬送始端
側に向けて逆搬送されることがある。
ベヤで被搬送物が搬送される際、搬送終端側で搬送ベル
トが反転するときに、被搬送物の大部分はホッパシュー
トへ排出されるが、搬送ベルトに付着して再び搬送始端
側に向けて逆搬送されることがある。
【０００５】このような逆搬送される傾向は、被搬送物
が鋳物砂のような多少湿り気を帯びた粒状物、あるいは
粉状物の場合に顕著である。そして、逆搬送される被搬
送物の多くは、リターン側の搬送ベルトが搬送始端側に
到達するまでの間、特に、リターン側の支持ローラ（リ
ターンローラ）によって落下し、ベルトコンベヤ近辺を
汚損させるという欠点があった。
が鋳物砂のような多少湿り気を帯びた粒状物、あるいは
粉状物の場合に顕著である。そして、逆搬送される被搬
送物の多くは、リターン側の搬送ベルトが搬送始端側に
到達するまでの間、特に、リターン側の支持ローラ（リ
ターンローラ）によって落下し、ベルトコンベヤ近辺を
汚損させるという欠点があった。
【０００６】また、リターン側の搬送ベルトに被搬送物
が付着していると、リターン側の搬送ベルトを支持して
いるリターンローラのベアリングに侵入してベアリング
の摩耗を早めてしまうという不都合があった。
が付着していると、リターン側の搬送ベルトを支持して
いるリターンローラのベアリングに侵入してベアリング
の摩耗を早めてしまうという不都合があった。
【０００７】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、リターン側の
搬送ベルトに付着している被搬送物を除去できるように
したベルトコンベヤ用清掃装置を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、リターン側の
搬送ベルトに付着している被搬送物を除去できるように
したベルトコンベヤ用清掃装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベルトコン
ベヤ用清掃装置は、上記目的を達成するために、ベルト
コンベヤのリターン側の搬送ベルトの移動方向とほぼ直
交する方向に伸び、かつ、そのリターン側の搬送ベルト
の下面側に当接するように回転ブラシを設けたことを特
徴としている。また、前記回転ブラシは、搬送ベルトを
支持し、かつ、その搬送ベルトの搬送力により回転され
る支持ローラの回転力を駆動源として回転するものであ
ることを特徴としている。
ベヤ用清掃装置は、上記目的を達成するために、ベルト
コンベヤのリターン側の搬送ベルトの移動方向とほぼ直
交する方向に伸び、かつ、そのリターン側の搬送ベルト
の下面側に当接するように回転ブラシを設けたことを特
徴としている。また、前記回転ブラシは、搬送ベルトを
支持し、かつ、その搬送ベルトの搬送力により回転され
る支持ローラの回転力を駆動源として回転するものであ
ることを特徴としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係るベル
トコンベヤ用清掃装置の概略構成図である。
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係るベル
トコンベヤ用清掃装置の概略構成図である。
【００１０】ベルトコンベヤ１は搬送終端側が示されて
いて、搬送ベルト２は、搬送終端側のドラムプーリ３に
巻回されて反転されるように構成されている。そして、
その搬送終端側の搬送ベルト２の下方には、被搬送物を
受入れるホッパシュートＨ1が設けられている。
いて、搬送ベルト２は、搬送終端側のドラムプーリ３に
巻回されて反転されるように構成されている。そして、
その搬送終端側の搬送ベルト２の下方には、被搬送物を
受入れるホッパシュートＨ1が設けられている。
【００１１】図中、４ａ，４ｂ…は、リターン側の搬送
ベルト１を支持する支持ローラ（リターンローラ）であ
って、所定の間隔を保って設けられている。なお、搬送
側の搬送ベルト２の下側にも支持ローラが設けられてい
るが、ここでは省略されている。
ベルト１を支持する支持ローラ（リターンローラ）であ
って、所定の間隔を保って設けられている。なお、搬送
側の搬送ベルト２の下側にも支持ローラが設けられてい
るが、ここでは省略されている。
【００１２】各支持ローラ４ａ，４ｂ…は、搬送ベルト
２の搬送方向と直交する方向に伸び、かつ、その搬送ベ
ルト２の搬送力によって回転されるように構成されてい
る。すなわち、各支持ローラ４ａ，４ｂ…は、図示しな
いベルトコンベヤのフレームに設けられた支持機構を介
して回転自在に設けられている。
２の搬送方向と直交する方向に伸び、かつ、その搬送ベ
ルト２の搬送力によって回転されるように構成されてい
る。すなわち、各支持ローラ４ａ，４ｂ…は、図示しな
いベルトコンベヤのフレームに設けられた支持機構を介
して回転自在に設けられている。
【００１３】図中、５は回転ブラシであって、図２に拡
大して示されるように、搬送ベルト２を支持するリター
ン側の開始側の２つの支持ローラ４ａ，４ｂ間に設けら
れている。すなわち、この回転ブラシ５は、両支持ロー
ラ４ａ，４ｂ間のほぼ中央位置に位置し、各支持ローラ
４ａ，４ｂ…と同様に、リターン側の搬送ベルト２の下
面を支持する形で、つまり、搬送ベルト２の搬送方向と
直交する方向に伸びて設けられている。しかも、この回
転ブラシ５も、支持ローラ４ａ，４ｂと同様に、図示し
ないベルトコンベヤのフレームに支持機構を介して回転
自在に設けられている。なお、回転ブラシ５は、図示し
ないが、上下方向に調節可能に設けられていて、搬送ベ
ルト２の下面に対する接触圧を調整することができるよ
うに構成されている。
大して示されるように、搬送ベルト２を支持するリター
ン側の開始側の２つの支持ローラ４ａ，４ｂ間に設けら
れている。すなわち、この回転ブラシ５は、両支持ロー
ラ４ａ，４ｂ間のほぼ中央位置に位置し、各支持ローラ
４ａ，４ｂ…と同様に、リターン側の搬送ベルト２の下
面を支持する形で、つまり、搬送ベルト２の搬送方向と
直交する方向に伸びて設けられている。しかも、この回
転ブラシ５も、支持ローラ４ａ，４ｂと同様に、図示し
ないベルトコンベヤのフレームに支持機構を介して回転
自在に設けられている。なお、回転ブラシ５は、図示し
ないが、上下方向に調節可能に設けられていて、搬送ベ
ルト２の下面に対する接触圧を調整することができるよ
うに構成されている。
【００１４】図３は、回転ブラシ５を搬送ベルト２の搬
送方向から見たときの一部分を示したもので、丸棒から
なるシャフト５ａの周囲にブラシ５ｂを螺旋状に溶接又
はねじ止めにより配設した構造を呈している。なお、こ
の回転ブラシ５は、帯鉄に金属ブラシを植設したものを
シャフト５ａの周囲に螺旋状に設けて構成しているが、
金属ブラシの代わりに軽合金や合成樹脂製のものなどを
用いることもできる。また、回転ブラシ５ｂは、シャフ
ト５ａの外周全体にブラシを植設したものとすることも
できる。さらに、ブラシ５ｂは、交換可能な構造にする
ことが望ましい。
送方向から見たときの一部分を示したもので、丸棒から
なるシャフト５ａの周囲にブラシ５ｂを螺旋状に溶接又
はねじ止めにより配設した構造を呈している。なお、こ
の回転ブラシ５は、帯鉄に金属ブラシを植設したものを
シャフト５ａの周囲に螺旋状に設けて構成しているが、
金属ブラシの代わりに軽合金や合成樹脂製のものなどを
用いることもできる。また、回転ブラシ５ｂは、シャフ
ト５ａの外周全体にブラシを植設したものとすることも
できる。さらに、ブラシ５ｂは、交換可能な構造にする
ことが望ましい。
【００１５】支持ローラ４ａ，４ｂ及び回転ブラシ５に
は、スプロケット４ａ′，４ｂ′及び５′がそれぞれ設
けられていて、これらスプロケット４ａ′，４ｂ′，
５′には、チェーン６が掛渡されている。
は、スプロケット４ａ′，４ｂ′及び５′がそれぞれ設
けられていて、これらスプロケット４ａ′，４ｂ′，
５′には、チェーン６が掛渡されている。
【００１６】したがって、搬送ベルト２が移動すると、
支持ローラ４ａ，４ｂにそれぞれ設けられているスプロ
ケット４ａ′，４ｂ′が回転し、この回転によりチェー
ン６が回転される。チェーン６が回転すると、スプロケ
ット５′を介して回転ブラシ５が回転される。
支持ローラ４ａ，４ｂにそれぞれ設けられているスプロ
ケット４ａ′，４ｂ′が回転し、この回転によりチェー
ン６が回転される。チェーン６が回転すると、スプロケ
ット５′を介して回転ブラシ５が回転される。
【００１７】チェーン６は、回転ブラシ５の回転方向が
搬送ベルト２の搬送方向と対向する方向に掛渡されてい
るので、搬送ベルト２の下面に付着している被搬送物を
効果的に除去することができる。そして、回転ブラシ５
で除去された被搬送物は、ホッパシュートＨ2 に受入れ
られる。
搬送ベルト２の搬送方向と対向する方向に掛渡されてい
るので、搬送ベルト２の下面に付着している被搬送物を
効果的に除去することができる。そして、回転ブラシ５
で除去された被搬送物は、ホッパシュートＨ2 に受入れ
られる。
【００１８】上述の例は、回転ブラシ５の回転を搬送ベ
ルト２を支持している支持ローラ４ａ，４ｂの回転力を
駆動源としたが、別途、モータを設けて回転させるよう
にしてもよい。しかし、上述のように支持ローラ４ａ，
４ｂの回転力を利用すると、ベルトコンベヤ１の駆動と
連動させて回転でき、安価に、かつ簡単に回転ブラシ５
を回転させることができる。また、回転ブラシ５の回転
を図４に示されるように、支持ローラ４ａのみを駆動源
とすることもできる。この場合は、スプロケット４ａ′
と５′との間にチェーン６があや掛け（たすき掛け）に
される。
ルト２を支持している支持ローラ４ａ，４ｂの回転力を
駆動源としたが、別途、モータを設けて回転させるよう
にしてもよい。しかし、上述のように支持ローラ４ａ，
４ｂの回転力を利用すると、ベルトコンベヤ１の駆動と
連動させて回転でき、安価に、かつ簡単に回転ブラシ５
を回転させることができる。また、回転ブラシ５の回転
を図４に示されるように、支持ローラ４ａのみを駆動源
とすることもできる。この場合は、スプロケット４ａ′
と５′との間にチェーン６があや掛け（たすき掛け）に
される。
【００１９】
【発明の効果】本発明に係るベルトコンベヤ用清掃装置
は、ベルトコンベヤのリターン側の搬送ベルトの移動方
向とほぼ直交する方向に伸び、かつ、そのリターン側の
搬送ベルトの下面側に当接するように回転ブラシを設け
たので、リターン側の搬送ベルトに付着した被搬送物を
効果的に除去することができる。また、回転ブラシの駆
動源を、搬送ベルトを支持し、かつ、その搬送ベルトの
搬送力により回転される支持ローラの回転力を利用した
ときは、ベルトコンベヤの駆動と連動させて回転させる
ことができ、しかも、安価に、かつ簡単に回転させるこ
とができる。
は、ベルトコンベヤのリターン側の搬送ベルトの移動方
向とほぼ直交する方向に伸び、かつ、そのリターン側の
搬送ベルトの下面側に当接するように回転ブラシを設け
たので、リターン側の搬送ベルトに付着した被搬送物を
効果的に除去することができる。また、回転ブラシの駆
動源を、搬送ベルトを支持し、かつ、その搬送ベルトの
搬送力により回転される支持ローラの回転力を利用した
ときは、ベルトコンベヤの駆動と連動させて回転させる
ことができ、しかも、安価に、かつ簡単に回転させるこ
とができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係るベルトコンベヤ用
清掃装置の概略構成図である。
清掃装置の概略構成図である。
【図２】図１の回転ブラシ部分の拡大図である。
【図３】回転ブラシの一部分の拡大図である。
【図４】回転ブラシの他の駆動例を示す説明図である。
１ ベルトコンベヤ ２ 搬送ベルト ３ ドラムプーリ ４ａ，４ｂ… 支持ローラ ４ａ′，４ｂ′ スプロケット ５ 回転ブラシ ５′ スプロケット ６ チェーン Ｈ1 ，Ｈ2 ホッパシュート
Claims (2)
- 【請求項１】 ベルトコンベヤのリターン側の搬送ベル
トの移動方向とほぼ直交する方向に伸び、かつ、そのリ
ターン側の搬送ベルトの下面側に当接するように回転ブ
ラシを設けたことを特徴とするベルトコンベヤ用清掃装
置。 - 【請求項２】 回転ブラシは、搬送ベルトを支持し、か
つ、その搬送ベルトの搬送力により回転される支持ロー
ラの回転力を駆動源として回転するものであることを特
徴とする請求項１記載のベルトコンベヤ用清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15973297A JPH1111641A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | ベルトコンベヤ用清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15973297A JPH1111641A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | ベルトコンベヤ用清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111641A true JPH1111641A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15700070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15973297A Pending JPH1111641A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | ベルトコンベヤ用清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111641A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010130011A1 (en) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | Stack & Wrap Pty Ltd | Lifting mechanism for turntable of pallet wrapping machine |
| CN102009833A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-04-13 | 山西兴高能源股份有限公司 | 一种自动清扫的皮带清扫装置 |
| US9017007B2 (en) | 2010-05-04 | 2015-04-28 | Jbt Maskinvaerksted | Pallet turntable, a method for turning a pallet and use of a pallet turntable |
| JP2020007102A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 株式会社椿本バルクシステム | コンベヤ装置 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15973297A patent/JPH1111641A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010130011A1 (en) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | Stack & Wrap Pty Ltd | Lifting mechanism for turntable of pallet wrapping machine |
| US9017007B2 (en) | 2010-05-04 | 2015-04-28 | Jbt Maskinvaerksted | Pallet turntable, a method for turning a pallet and use of a pallet turntable |
| CN102009833A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-04-13 | 山西兴高能源股份有限公司 | 一种自动清扫的皮带清扫装置 |
| JP2020007102A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 株式会社椿本バルクシステム | コンベヤ装置 |
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