JPS58109315A - ベルトコンベア用ダスト回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベルト表面に付着してコンベアの下側に回り
込んだダストを効率よく掻落して回収し得るようにした
ベルトコンベア用ダスト回収装置に関する。

ベルトコンベアで特に粘着性の強いばら物を運搬してい
ると、ベル°ト表面に運搬物の一部がダストとして付着
し、それがテンジョンローラやリターンローラに圧着さ
れ、その直径が不規則に成長する。そのためベルトを蛇
行させ゛たり、上下に大きく動揺させたりしてベルトの
磨耗を早め、ベルトの心体を劣化させる等ベルトの寿命
を短くするばかりでなく、時には、整備のため長時間の
運転休止を強いられることになる。

従ってベルトの表面に残っている付着ダストを取除くこ
とは、ベルトコンベアの保守管理上極めて大切なことで
ある。

第１図は従来におけるベルトコンベアのダスト回収方式
を示すもので、ベルトコンベア（１）の排出側端の下部
にダスト掻落し用チップ（２）を備えたクリーナー（３
）を配設し、前記チップ（２）を排出側端のベル）　（
１’）表面にコンベア（１）の下側から接触させてダス
トをシュート（５）内に掻落し回収するようにしたもの
である。図中（４）はリターンローラである。

しかしながら斯かる従来方式の場合、クリ−ナー（３）
のチップ（２）が磨耗したシ、或いはチップ（２）にダ
ストがこびシ付いて掻落し効果が劣化すると、該クリー
ナー（３）部をダストが通過してコンベア（１）の下面
に回り込み、前述の蛇行の問題を惹起したり、又ダスト
がシュート（５）外に落下して環境汚染の原因となって
いた。

本発明はこのような実情に鑑みなしたもので、ばら物等
を搬送する搬送用ベルトコンベアの排出側端部の下方に
小型のダスト回収用ベルトコンベアを配設し、該ダスト
回収用ベルトコンベアのフレーム上に、前記搬送用ベル
トコンベアの下面側よりベルト幅方向全域に接するダス
ト掻落し用チップを備えたクリーナーを適宜数設け、且
つ前記ダスト回収用ベルトコンベアの駆動力を搬送用ベ
ルトコンベア側から受は得るよう構成したことを特徴と
するベルトコンベア用ダスト回収装置、に係る・もので
ある。

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明の実施例を示すものであり、第１図に示
したダスト回収方式において、ベルトコンベア（１）の
排出側端部の下方に、小型のダスト回収用ベルトコンベ
ア（６）を該回収用コンベア（６）の排出側端部がシュ
ート（５）内に貫入位置するよう配設すると共に、該回
収用コンベア（６）のフレーム（７）上に、前記コンベ
ア（１）の下側よりベルト（１５０表面に対し幅方向全
域に接するダスト掻落し用チップ（８）と該チップ（８
）を保持する取付部材（９）とから成るクリーナー（６
）を適宜数設けて、コンベア（１）の下面側に回り込ん
だ付着ダストを回収用コンベア（６）のベルト（６′）
上に掻落し得るよう構成し、更に前記回収用コンベア（
６）の排出側端部軸αυにホイール（ハ）を、又前記コ
ンベア（１）の排出側端部軸Ｑ３にホイール０４を夫々
取付け、且つ該ホイール（２）０→間に連結索α均を掛
は巡らしてコンベア（１）の駆動力を回収用コンベア（
６）に伝達し得るよう構成する。尚、図中（４）はテン
ションローラである。

斯かる構成において、通常、コンベア（１）のベル）　
（１’）上を搬送されてきた搬送物はシュート（５）内
に落下し、一方ベルト（１）表面に付着したダストはク
リーナー（３）のチップ（２）にて掻落されてシュート
（５）内に回収される。ここで、クリーナー（３）のチ
ップ（２）が磨耗したり、或いはチップ（２）にダスト
がこびり付いて掻落し効果が劣化すると、ダストはクリ
ーナー（３）部を通過してコンベア（１）の下面側に回
り込む。

しかし本発明においては、回収用コンベア（６）のフレ
ーム（７）・上にクリーナー（至）が適宜数設けてあっ
てこのクリーナー（ト）のチップ（８）がコンベア（１
）の下側よりベル）　（１’）の表面に接しているので
、回り込んだダストを効率よく回収用コンベア（６）の
ベルト（＾上に掻、落−・す４ことができ、周辺の環境
汚染を防止することができる。

更に、回収コンベア（６）は、ホイール（６）、連結ｌ
Ｑ＊、ホイールα◆を介してベルト（６′）の駆動力を
コンベア（１）から受けるようにしであるので、余分な
電力が不要であり、しかも回収用コンベア（６）の排出
側端部はシュート（５）内に貫入しであるので、前記ベ
ル）　（６’＞の駆動により掻落されたダストをシュー
ト（５）内に導入することができ、従って搬送物を総て
シュート（５）にて回収することができる。

第３図は本発明の他の実施例を示し、回収用コンベア（
６）の駆動力をコンベア（１）のリターンローラ（４）
から受けるようにしたものである。即ち、リターンロー
ラ（４）の外周にゴム製等の摩擦抵抗ラバー（イ）を被
覆し、このリターンローラ（４）に回収用コンベア（６
）の搬入側端ベルト（６′）部を幅方向全域に亘り直接
接触せしめて、ベル）　（６’）を駆動するよう構成し
たものである。

斯かる構成とした場合でも、前記実施例と同等の作用効
果を発揮することができる。

第４図に示すものは本発明の更に他の実施例であり、回
収用コンベア（６）の搬入側端部軸（至）の両端に、摩
擦抵抗ラ−＜　−ｏｆ＞を外周に被覆したホイール（Ｉ
７１を取付け、該ホイールαηを前記第５図に示したラ
バー（４）付リターンローラ（４）の両端に接触させて
、回収用コンベア（６）のベルト（６′）を駆動するよ
う構成したものであり、斯かる方式においても、前記各
実施例と同等の作用効果を発揮することができる。

尚、前記各実施例においては、リターンローラ（４）と
テンションローラ（ト）との間にクリーナー閲を３ケ所
配置せしめた場合を例示したが、これらの数は任意に変
更し得ること、又クリーナー（ト）をテンションローラ
（４）の手前（上流側）に配置するようにしてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加
え得ることは勿論である。

如上のように本発明によれば、コンベアの下面側に回り
込んだ付着ダストを効率よく掻落して回収することがで
きるので、環境汚染を防止することができ、又ダストを
掻落した後のベルトは各ローラ部を通過する際に付着ダ
ストによる動揺がなくなるので、ベルトの蛇行防止、延
命化に寄与し得る、等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図は本発明の詳細な説明
図、第３図及び第４図は夫々本発明の他の実施例を示す
説明ヌである。 （１）・・・ベルトコンベア、（１）・・・ベルト、（
４）・・・リターンローラ、（６）・・・ダスト回収用
ベルトコンベア、（６′）・・・ベル）１．（１（）・
・クリーナー、０２０→・・・ホイール、Ｑｏ・・・連
結索。 特許出願人 石川島播暦重工業株式会社 特許出願人 石川島輸送機株式会社 特許出願人代理人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ばら物等を搬送する搬送用ベルトコンベアの排出側
   端部の下方に小型のダスト回収用ベルトコンベアを配設
   し、該ダスト回収用ベルトコンベアのフレーム上に、前
   記搬送用ベルトコンベアの下面側よりベルト幅方向全域
   に接、するダスト掻落し用チップを備えたクリーナーを
   適宜数設け、且つ前記ダスト回収用ベルトコンベアの駆
   動力を搬送用ベルトコンベア側から受は得るよう構成し
   たことを特徴とするベルトコンベア用ダスト回収装置。