JPH11255323A - ばら物用ベルトコンベヤの落粉回収装置 - Google Patents

ばら物用ベルトコンベヤの落粉回収装置

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JPH11255323A
JPH11255323A JP7490798A JP7490798A JPH11255323A JP H11255323 A JPH11255323 A JP H11255323A JP 7490798 A JP7490798 A JP 7490798A JP 7490798 A JP7490798 A JP 7490798A JP H11255323 A JPH11255323 A JP H11255323A
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JP
Japan
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belt
fine powder
receiving table
return path
scraper
Prior art date
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Pending
Application number
JP7490798A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Iio
三樹男 飯尾
Yutaka Omori
豊 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Miike Machinery Co Ltd, Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトコンベヤの戻り経路でベルトから落下
した細粉が放置されて設備全体を汚し不潔化することを
防止する。 【解決手段】 ベルトコンベヤ1の戻り経路2bの下方
にベルト2から落下した細粉を受ける受台11を設置
し、この受台11の上面に沿って往復走行するスクレー
パ12によって落粉を掻き寄せ排出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はばら物を取扱うベル
トコンベヤにおいて、ベルト面に付着していて戻り経路
で落下した細粉、即ち落粉を回収する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鉱石、石炭、石灰石、穀物、セメントな
どのばら物を運搬するベルトコンベヤであって、粘着性
の細粉が混入している鉱石などの小塊や粒体、或いはセ
メントなどの粉体の内でそれ自体が粘着性のものを取扱
うベルトコンベヤにおいては、送出端であるヘッドプー
リイに沿ってベルトが走行方向を反転してばら物を放出
したとき、粘着性の細粉が全て放出されることなくベル
ト面に付着したまま戻り経路に運ばれる。
【0003】この細粉が付着したベルト面は戻り経路に
おいて下向きであり、途中で落下した細粉が設備全体を
汚し不潔にする原因となる。その対策として、ヘッドプ
ーリイの近傍にスクレーパ、クリーナと称される清掃装
置を設置し、そのブラシ、ゴム、金属などからなる掻き
取り部材をベルト面に一定圧力で接触させ細粉を掻き取
ることが広く行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記周知の清掃装置
は、戻り経路での落粉をなくすため掻き取り部材をベル
ト面に一定圧力で絶えず押し付けて付着細粉を完全に掻
き取ることが必要である。そのために、摩耗に対する保
守を短かい周期で行なう必要があって管理が面倒であ
る。また、付着細粉の性質に応じて掻き取り部材の材
質、形状を最適なものに選定すると、多様なばら物を運
搬して有効利用を計る貨物船の荷役設備におけるベルト
コンベヤの清掃に対応できない、という不自由さがあ
る。
【0005】更に、掻き取り部材の材質、形状によって
は強い力で押し付けるとベルトを著しく損耗させる心配
があるので、完全な掻き取りが困難なことがある。
【0006】本発明は周知の清掃装置がもっている前記
問題を解消しようとするものであって、戻り経路で落下
した細粉を放置することなく回収して設備全体が汚れ不
潔化するのを防止し、且つ前記の清掃装置を簡易化し或
いは不要とする落粉回収装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明はばら物を運搬するベルトコンベヤの戻り経
路の下方であってその少なくとも前半部分にベルトから
落下した細粉を受ける受台を設置し、この受台の上面に
沿って長手方向へ往復走行し落下している細粉を受台の
端部へ掻き寄せ排出するスクレーパを設けた。
【0008】ベルトがヘッドプーリイに沿って反転し、
ばら物を乗せていたベルト面が下向きとなった戻り経路
において、付着している細粉が振動などにより不規則に
落下する。そして、受台が落下した細粉を受け、スクレ
ーパが往復走行して受台上の細粉を一端に掻き寄せ排出
することにより、落粉を放置して設備全体が汚れ不潔化
することを防止する、という目的が達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、ベルトコンベヤ1は無端のベルト2を
ヘッドプーリイ3とテールプーリイ4とに巻掛けるとと
もに、上側の運搬経路2aおよび下側の戻り経路2bに
配置したアイドラ5,6によって所定の姿勢、形状に支
持させた広く知られている構成である。
【0010】そして、テールプーリイ4の近くに設置し
たホッパ7から落下してくるばら物を受けたベルト2
は、ヘッドプーリイ3に沿って反転しばら物を放出した
後に、ばら物を乗せていたベルト面を下向きにして戻り
経路2bを走行し、その間に放出されることなくベルト
面に付着している粘着性ある細粉がベルト2の振動、ア
イドラ6を通過する際の衝撃などによって落下する。
【0011】ベルト2の戻り経路2bの下方には、その
ほぼ全長に亘って受台11がベルト2と平行に設置され
ており、ベルト面から落下した細粉を受けるようになっ
ている。この受台11はヘッドプーリイ3,テールプー
リイ4,アイドラ5,6を支持したフレーム8に取り付
けられており、またスクレーパ12が受台11の上面に
沿ってその長手方向ほぼ全長に亘って往復走行可能にフ
レーム8に支持されている。
【0012】即ち、フレーム8は受台11を敷設する床
板9およびその両側方に設置されてスクレーパ12を案
内するレール10を有しており、ベルトコンベヤとして
の寿命を終った古ベルトが受台11として床板9の上面
に敷設されている。
【0013】スクレーパ12は平面コ形の枠からなる本
体13の受台11を横断する方向へ延びる枠部分13a
に前記と同じ古ベルトからなる掻き取り部材14を取り
外し交換可能に取り付けるとともに、受台11の長手方
向へ延びる両側の枠部分13bに車輪15を取り付けて
なる構成であり、車輪15がレール10に乗っている。
【0014】本体13の車輪15を取り付けた両側の枠
部分13bにはワイヤロープ16の両端が結合されてい
る。このワイヤロープ16はレール10の前後両端の延
長上に設置した原動シーブ18,従動シーブ19に巻掛
けられてレール10の内部および下方を通っており、両
端が本体13に結合されることによって実質的な無端索
17を構成している。
【0015】原動シーブ18は正逆回転可能な原動機2
0によって駆動され、ワイヤロープ16を往復動させる
ことによってスクレーパ12を受台11のほぼ全長に亘
って往復走行させる。
【0016】スクレーパ12は受台11のテールプーリ
イ4に近い端部を待機位置としており、ベルトコンベヤ
1がばら物を運転しているときヘッドプーリイ3の方へ
向かって走行し、受台11の端部で直ちに反転して待機
位置に戻る、という動作を適宜の時間間隔で繰返す。
【0017】掻き取り部材14は受台11の上面を摺接
してベルト2から落下した細粉をヘッドプーリイ3側の
端部へ掻き寄せ、端部前下方に置いた回収容器21に落
下収容する。
【0018】ベルト2に付着した細粉は、その粘着力に
よって戻り経路2bの前半部分で不規則ではあるが全て
落下してしまうものから、全長に亘って少しずつ不規則
に落下するものまでさまざまである。従って、低粘着力
の細粉からなる、またはこのような細粉を含有するばら
物のみを専用に取扱うベルトコンベヤ1にあっては、戻
り経路2bのほぼ前半部分のみに受台11を設置すれば
よい。
【0019】しかし、図示実施の形態のように戻り経路
2bのほぼ全長に亘って受台11を設置したものは、高
粘着力の細粉の回収に適することはもとより、一基のベ
ルトコンベヤ1で多様なばら物を運搬する貨物船の荷役
設備などに有効である。
【0020】尚、受台11は古ベルトに限らず合成樹脂
や金属で形成することができ、また掻き取り部材14も
古ベルトに限らずブラシ、ゴム、金属で形成することが
できる。
【0021】更に、ヘッドプーリイ3の近傍に設置され
るベルト2の清掃装置は従来通りに設置することを妨げ
ないが、簡易な構造のものとし、或いは設置を省略する
こともできる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によるとベルトコ
ンベヤの戻り経路でベルトの付着細粉を自由に落下させ
て受台で受け、受台上を往復走行するスクレーパで落粉
を掻き寄せて排出するようにしたので、付着細粉の完全
な掻き取りが困難な従来の清掃装置によることなく、且
つ戻り経路で落下した細粉を放置することなく回収する
ことができるものである。
【0023】このために、特にベルトコンベヤ周辺の空
間が狭く人手による掃除が不可能な場所に設置して設備
全体が汚れ不潔化するのを防止するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面概略図。
【図2】図1の拡大横断面部分図。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ, 2 ベルト, 2b 戻り経
路, 3 ヘッドプーリイ, 10 レール, 11
受台, 12 スクレーパ, 13 本体, 14 掻
き取り部材, 17 無端索,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばら物を運搬するベルトコンベヤの戻り
    経路の下方であって前記戻り経路の少なくとも前半部分
    に設置され、ベルトから落下した細粉を受ける受台と、 前記受台の上面に沿ってその長手方向へ往復走行し、落
    下している細粉を前記受台の端部へ掻き寄せ排出するス
    クレーパと、 を具えたことを特徴とするばら物用ベルトコンベヤの落
    粉回収装置。
  2. 【請求項2】 前記スクレーパは前記受台の両側方に敷
    設されたレールに乗った本体および前記本体に取り付け
    られて前記受台の上面に摺接する掻き取り部材とからな
    り、前記本体に結合された原動機駆動の無端索に引張ら
    れて往復走行させられる構成である請求項1に記載した
    ばら物用ベルトコンベヤの落粉回収装置。
JP7490798A 1998-03-09 1998-03-09 ばら物用ベルトコンベヤの落粉回収装置 Pending JPH11255323A (ja)

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