JPS6243941Y2 - - Google Patents

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JPS6243941Y2
JPS6243941Y2 JP19073384U JP19073384U JPS6243941Y2 JP S6243941 Y2 JPS6243941 Y2 JP S6243941Y2 JP 19073384 U JP19073384 U JP 19073384U JP 19073384 U JP19073384 U JP 19073384U JP S6243941 Y2 JPS6243941 Y2 JP S6243941Y2
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JP
Japan
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belt
scraper
parallel
belt conveyor
running
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JP19073384U
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JPS61105317U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バラ物を搬送するベルトコンベヤ
のリターン側に落下する粉体を回収する装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
バラ物を搬送するベルトコンベヤの場合、搬送
物の排出後もベルトに付着した搬送物がリターン
側ベルトに接触するプーリ及びローラ部において
粉状で落下し滞積するので、ベルトの表面に接触
させたベルトスクレーパより掻き落し、そして回
収するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ベルトにスクレーパを強く押し付けるとベルト
が摩耗して損傷するので、ベルトの表面にスクレ
ーパをかるく押し付けている。
このため、スクレーパにより掻き落されない粉
体は、リターン側ローラ通過時の振動により落下
して滞積し、滞積した粉体の回収作業が必要にな
る問題があつた。
また、ベルトコンベヤの搬送スピードの増大に
ともない上記の現象がますます大となり、さらに
コンベヤの機長が長くなる程落粉の範囲も拡大
し、滞積した落粉の回収も至難である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案はリ
ターン側ベルトのヘツドプーリから走行方向所定
の範囲に上記ベルトの走行速度よりも若干遅くて
キヤリヤ側を同方向に走行させる多数本の並列無
端ベルトを設け、また、対向縁が互にラツプし、
かつ前後に所定の間隔を存して多数枚配置すると
共に、ベルトコンベヤの表面に先端縁を接触させ
るよう無列無端ベルトに走行スクレーパを支持さ
せ、さらに並列無端ベルトの下からヘツドプーリ
側に落粉を排出させる回収ベルトコンベヤを設け
て構成したものである。
〔作用〕
ベルトコンベヤによつて搬送するバラ物をヘツ
ドプーリ側から排出し、ベルト表面に付着してい
る粉体等の付着物をスクレーパにより荒取りす
る。
スクレーパを通過したりリターン側ベルトの表
面は、走行スクレーパに接触すると共に、ベルト
コンベヤと走行スクレーパとの走行速度差によつ
て掻き落し、そして回収ベルトコンベヤによりヘ
ツドプーリ側(搬送物の排出路)に排出する。
〔実施例〕
図において、Aはバラ物を搬送するベルトコン
ベヤであつて、このベルトコンベヤAのヘツドプ
ーリ1の下側には、ベルトaの表面に先端縁を接
触させたスクレーパ2が設けられている。
また、リターン側ベルトaのヘツドプーリ1か
ら走行方向所定の範囲には、上記ベルトaの走行
速度よりも若干遅くてキヤリヤ側を同方向に走行
させる多数本の並列無端ベルト3が設けられてい
る。
上記の並列無端ベルト3は、図示の場合Vベル
トを使用すると共に、並列するヘツドプーリ4と
並列するテールVプーリ5との間にかけ渡してあ
るが、細巾な帯状のベルトであつてもよい。
さらに、並列無端ベルト3には、対向縁を互に
ラツプし、かつ前後に所定の間隔を存して多数枚
配置すると共に、ベルトaの表面に先端縁を接触
させた走行スクレーパ6が取付けられている。
上記の走行スクレーパ6は、図示の場合並列無
端ベルト3の裏面に凹入孔7を設けて、この凹入
孔7の底面中心から並列無端ベルト3の表面に貫
通する透孔8を設け、凹入部7に頭部が納まるよ
うにして透孔8にボルト9を挿通させたのち、こ
のボルト9を取付け板10の孔11に貫通させ、
そしてボルト9にナツト12をねじ込むと共に、
取付け板10にチツプ13を有するブレード14
を締付具15により固定してある。
また、上記のブレード14は、二本の並列無端
ベルト3に支持させてあるので、6本の並列無端
ベルト3に中間と両側とに3列となるよう走行ス
クレーパ6を配列したが、ベルトaの巾に応じて
配列すればよい。
16は走行スクレーパ6により掻き落した粉体
を移送コンベヤ17に排出する回収ベルトコンベ
ヤである。18は回収ベルトコンベヤ17のスク
レーパである。
ベルトコンベヤAのベルトa表面に付着してい
る付着物は、スクレーパ2により荒取りされ、そ
して走行スクレーパ6の部分に到達すると、ベル
トaとスクレーパ6との走行速度差によつてベル
トaの表面に付着している付着物が掻き落され、
回収ベルトコンベヤ16上に落下する。
回収ベルトコンベヤ16上の落粉は、移送コン
ベヤ17に排出される。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る落粉回収装置に
よれば、リターン側ベルトの表面ヘツドプーリか
ら走行方向所定の範囲にベルトの走行速度よりも
若干遅い多数本の並列無端ベルトを設けて、この
並列無端ベルトに走行スクレーパを支持させてあ
るので、ベルトと走行スクレーパとの速度差によ
つて付着物を有効に掻き落すと共に、走行スクレ
ーパによりベルトの表面及びスクレーパの摩耗が
少なくなり、長期の使用に耐えることができる。
また、走行スクレーパは、対向縁をオーバーラ
ツプさせると共に、前後に所定の間隔を存して多
数枚配置してあるので、掻きもれがなく、かつベ
ルト巾が大きくなつても横方向の走行スクレーパ
の数を多くするのみでよい。
さらに、走行スクレーパが破損しても、破損し
たスクレーパのみを取替えればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る落粉回収装置の側面
図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は同平面
図、第4図は走行スクレーパの縦断拡大側面図、
第5図は同拡大正面図である。 A……ベルトコンベヤ、a……ベルト、1……
ヘツドプーリ、2……スクレーパ、3……並列無
端ベルト、4……ヘツドVプーリ、5……テール
Vプーリ、6……走行スクレーパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルトコンベアのリターン側ベルト表面にスク
    レーパを接触させて付着を回収するようにしたも
    のにおいて、リターン側ベルトのヘツドプーリか
    ら走行方向所定の範囲に上記ベルトの走行速度よ
    りも若干遅くてキヤリヤ側を同方向に走行させる
    多数本の並列無端ベルトを設け、また、対向縁が
    互にラツプし、かつ前後に所定の間隔を存して多
    数枚配置すると共に、ベルトコンベヤの表面に先
    端縁を接触させるよう無列無端ベルトに走行スク
    レーパを支持させ、さらに並列無端ベルトの下か
    らヘツドプーリ側に落粉を排出させる回収ベルト
    コンベヤを設けたことを特徴とするベルトコンベ
    ヤの落粉回収装置。
JP19073384U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPS6243941Y2 (ja)

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JP19073384U JPS6243941Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JP19073384U JPS6243941Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JPS61105317U JPS61105317U (ja) 1986-07-04
JPS6243941Y2 true JPS6243941Y2 (ja) 1987-11-17

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JP19073384U Expired JPS6243941Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JPS61105317U (ja) 1986-07-04

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