JP3096644B2 - 搬送機構 - Google Patents

搬送機構

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JP3096644B2
JP3096644B2 JP08286796A JP28679696A JP3096644B2 JP 3096644 B2 JP3096644 B2 JP 3096644B2 JP 08286796 A JP08286796 A JP 08286796A JP 28679696 A JP28679696 A JP 28679696A JP 3096644 B2 JP3096644 B2 JP 3096644B2
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support roller
transport
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transport mechanism
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浩一 酒井
利昭 川端
茂義 淀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たばこ原料のよう
な粉粒体などの搬送に用いられる搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、搬送機構としてはベルトコン
ベアが多用されている。ベルトコンベアは、一対の主ロ
ーラに搬送ベルトを巻き掛け、一方の主ローラを駆動さ
せて搬送ベルト上の被搬送物を搬送するものであり、搬
送ベルトの戻りの部分には、搬送ベルトを支持するため
の複数の支持ローラ(リターンローラ)が設けられてい
る。
【0003】このようなベルトコンベアで粉粒体を搬送
する場合には、搬送後に搬送ベルトに付着物が残存する
おそれがある。特にたばこ原料を搬送する際には、原料
に香料等を添加する関係上、原料中の水分が34〜35
%にも達する場合があり、その場合には搬送後に搬送ベ
ルトに多量のヤニが付着する。そのため、ブラシローラ
ーにより搬送ベルトに付着したヤニを除去しているが、
その効果は不十分であり、支持ローラにヤニが付着して
しまう。支持ローラにヤニが付着すると、それが原因で
搬送ベルトに偏りが生じ、その結果、スカートベルトの
間から原料がこぼれるといった不都合が生じる。また、
搬送ベルトの損傷にもつながる。
【0004】そこで、このような不都合を防止するため
に、定期的に支持ローラのヤニ取りを実施している。支
持ローラにはゴムリングが嵌め込まれており、その部分
に付着したヤニが柔らかくキャラメル状になっているた
め、スクレッパーにてヤニを除去しているが、ヤニが落
ちにいため作業性が悪く、また稼働中にヤニ取りを行う
関係上安全性にも問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みてなされたものであって、搬送ベルトに付着した付
着物が支持ローラに付着することによる不都合が生じな
い搬送機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、被搬送体を搬送する搬送ベルトと、この
搬送ベルトが巻き掛けられる一対の主ローラと、これら
主ローラのうち少なくとも一方を駆動する駆動機構と、
前記搬送ベルトを支持するとともに、前記搬送ベルトの
移動に伴って回転する支持ローラとを備え、前記支持ロ
ーラは、その表面に沿って螺旋状に形成された突起を有
していることを特徴とする搬送機構を提供する。
【0007】また、本発明は、上記搬送機構において、
前記支持ローラの表面に接触する複数の接触子を有する
ブラシ部材をさらに備えていることを特徴とする搬送機
構を提供する。
【0008】さらに、本発明は、前記接触子がばね材で
形成されていることを特徴とする搬送機構を提供する。
本発明においては、搬送ベルトを支持する支持ローラが
その表面に沿って螺旋状に形成されたの突起を有するの
で、支持ローラが搬送ベルトの移動に伴って回転する際
に、螺旋状の突起が搬送ベルトに付着した付着物を除去
するとともに、その付着物の一部は、螺旋状の突起およ
びその間の凹部に付着する。このように螺旋状突起の存
在により、搬送ベルトの付着物がある程度除去される
し、また支持ローラに付着物が付着したとしても突起お
よびその間の凹部に付着するため、支持ローラと搬送ベ
ルトとの接触部分に存在する量は少ない。したがって、
従来のように付着物が搬送ベルトの偏りや損傷を引き起
こすおそれがない。
【0009】また、支持ローラの表面に接触する複数の
接触子を有するブラシ部材を設けることにより、支持ロ
ーラに付着した付着物を有効に除去することができる。
この場合に、接触子としてばね材を用いることにより、
そのばね力によって長期間にわたって支持ローラの付着
物を除去することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係る搬送機構を示す側面図、図2は図1の搬送機
構に用いられる支持ローラを示す図である。
【0011】この搬送機構は、搬送ベルト1を有してお
り、この搬送ベルト1は主ローラ2a,2bに巻き掛け
られている。主ローラ2aは駆動機構3により回転駆動
され、これにより搬送ベルト1が矢印Aの方向に沿って
移動し、この搬送ベルト1により被搬送物であるたばこ
原料10が搬送される。搬送ベルト1の下には、搬送ベ
ルト1の戻りの部分を支持する複数(図では4本)の支
持ローラ(リターンローラ)4が設けられている。これ
ら支持ローラ4は搬送ベルト1の移動に伴って回転す
る。各支持ローラ4の下方には支持ローラ4の付着物を
除去するためのブラシ部材5が設けられている。また、
搬送ベルト1の付着物を除去するためのブラシローラ6
が設けられている。これらローラ2a,2b,4,6、
駆動機構3およびブラシ部材5は架台7に取り付けられ
ている。なお、参照符号8は上工程におけるたばこ原料
供給部である。
【0012】支持ローラ4は、図2に示すように、その
表面に沿って螺旋状に形成された突起4aを有してい
る。この突起4aは、一方の端部からの螺旋の回転方向
と他方の端部からの螺旋の回転方向とが互いに反対とな
っており、したがって搬送ベルト1の偏り等が生じな
い。
【0013】ブラシ部材5は、基台11と、この基台に
支持され、支持ローラ4に接触する複数の接触子12
と、接触子の並びを均一にするための押え部材13とを
備えている。接触子12はばね材で形成されており、支
持ローラ4の回転により接触子12が曲げられても、そ
の弾性力により元の位置に戻ろうとする。この接触子1
2が支持ローラ4に接触した状態で、支持ローラ4が回
転することにより、支持ローラ4の付着物が除去され
る。
【0014】次に、このように構成される搬送機構の動
作について説明する。まず、駆動機構3により主ローラ
2aを回転駆動させ、搬送ベルト1を移動させた状態
で、上工程からの原料を供給する原料供給部8から搬送
ベルト1上にたばこ原料10を供給する。たばこ原料1
0は、搬送ベルト1により矢印Aの方向に搬送され、主
ローラ2bに対応する部分で落下して次工程に至る。
【0015】たばこ原料10には香料等が添加されてい
るため水分が多く、主ローラ2bに対応する部分で原料
10を落下させても、搬送ベルト1にはヤニが付着して
いる。このヤニは、ブラシローラ6により多少掻き落と
されるが、その除去効果が不十分なため、搬送ベルト1
はヤニが付着した状態で支持ローラ4に至る。
【0016】この場合に、支持ローラ4はその表面に沿
って螺旋状に形成された突起4aを有するので、支持ロ
ーラが搬送ベルトの移動に伴って回転する際に、螺旋状
の突起4aが搬送ベルト1に付着したヤニをある程度除
去することが可能である。また、ヤニの一部は、支持ロ
ーラ4にも付着するが、螺旋状の突起4aおよびその間
の凹部に付着するため、支持ローラ4と搬送ベルト1と
の接触部分に存在する量は少ない。したがって、従来の
ようにヤニが搬送ベルトの偏りや損傷を引き起こすおそ
れがない。
【0017】また、支持ローラ4の表面に接触する複数
の接触子12を有するブラシ部材5が設けられているの
で、搬送中に支持ローラ4が回転されている際に接触子
12により支持ローラ4に付着しているヤニを有効に除
去することができる。また、接触子12としてばね材を
用いているので、支持ローラ4の回転により接触子12
が曲げられても、その弾性力により元の位置に戻ろうと
する。したがって、接触子12が曲がってしまうことな
く長期間にわたって支持ローラの付着物を除去すること
ができる。
【0018】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施形態では、被搬送体
としてたばこ原料を用いた場合について説明したが、こ
のように付着物の問題が生じる被搬送体を搬送する場合
であれば適用可能である。また、支持ローラ4の全てに
突起4aおよびブラシ部材5を設ける必要はなく、少な
くとも1個に設ければよい。この場合に、主ローラ2b
に最も近い支持ローラ4に突起4aおよびブラシ部材5
を設けることが有効である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送ベルトを支持する支持ローラがその表面に沿って螺
旋状に形成された突起を有するので、搬送ベルトの付着
物がある程度除去されるし、また支持ローラに付着物が
付着したとしても突起およびその間の凹部に付着するた
め、支持ローラと搬送ベルトとの接触部分に存在する量
は少なく、従来のように付着物が搬送ベルトの偏りや損
傷を引き起こすおそれがない。また、支持ローラの表面
に接触する複数の接触子を有するブラシ部材を設けるの
で、支持ローラに付着した付着物を有効に除去すること
ができる。この場合に、接触子としてばね材を用いるこ
とにより、そのばね力によって長期間にわたって支持ロ
ーラの付着物を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る搬送機構を示す側面
図。
【図2】図1の搬送機構に用いられる支持ローラを示す
図。
【符号の説明】
1……搬送ベルト 2a,2b……主ローラ 3……駆動機構 4……支持ローラ(リターンローラ) 5……ブラシ部材 6……ブラシローラ 10……たばこ原料 11……基台 12……接触子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−315551(JP,A) 特開 平6−127729(JP,A) 特開 昭60−171951(JP,A) 実開 昭58−95914(JP,U) 実開 昭55−7871(JP,U) 実開 平5−61118(JP,U) 実開 昭62−38212(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 39/073 B65G 45/18 B65G 45/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送中に付着性のヤニを発生させるたばこ
    原料を搬送するための搬送機構であって、 前記たばこ原料を搬送するための搬送ベルトと、 前記搬送ベルトが巻き掛けられる一対の主ローラと、 前記主ローラの内、少なくとも一方を駆動するための駆
    動機構と、 前記搬送ベルトの戻り側の下面を支持すると共に、前記
    搬送ベルトの移動に伴って回転する支持ローラと、 を具備し、 前記搬送ベルトに付着した付着物を除去するため、前記
    支持ローラの表面に沿って螺旋状に細い突起が形成され
    ることと、 前記支持ローラの表面に付着した付着物を除去するた
    め、前記支持ローラの表面に接触する複数の接触子を有
    するブラシ部材が配設されることと、 前記ブラシ部材は、前記支持ローラに対向して配設され
    た基台を有する一方、前記接触子の夫々はばね材からな
    り、前記ばね材は互いに間隔をおいて前記基台に支持さ
    れることと、 を特徴とする搬送機構。
  2. 【請求項2】前記突起は、一方の端部からの螺旋の回転
    方向と他方の端部からの螺旋の回転方向とが互いに反対
    となるように形成されることを特徴とする請求項1に記
    載の搬送機構。
  3. 【請求項3】前記ばね材の並びを均一にするため、前記
    基台と前記ばね材との間に介在する押え部材を更に具備
    することを特徴とする請求項1または2に記載の搬送機
    構。
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KR102203709B1 (ko) * 2018-07-09 2021-01-15 엠엔테크(주) 벨트 컨베이어
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