JP2000016564A - コンベヤベルト装置 - Google Patents
コンベヤベルト装置Info
- Publication number
- JP2000016564A JP2000016564A JP10179463A JP17946398A JP2000016564A JP 2000016564 A JP2000016564 A JP 2000016564A JP 10179463 A JP10179463 A JP 10179463A JP 17946398 A JP17946398 A JP 17946398A JP 2000016564 A JP2000016564 A JP 2000016564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- belt device
- sides
- corrugated
- main transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンベヤベルト装置の波型フランジの内面側に
おける凹部に居着く被搬送物を振い落とすことができ、
被搬送物の居着きを防止できるようにする。 【解決手段】コンベヤベルト装置の被搬送物排出部に近
接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位置において、
主搬送ベルト４の表面側において主搬送ベルト４の長さ
方向全長に亘って設けられた両側の波型フランジ５，５
の凸部に先端が外側から接触してコンベヤベルト装置の
回動時に波型フランジ５，５を振動させる邪魔板７ある
いは棒状体などの接触抵抗体を設けた。
おける凹部に居着く被搬送物を振い落とすことができ、
被搬送物の居着きを防止できるようにする。 【解決手段】コンベヤベルト装置の被搬送物排出部に近
接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位置において、
主搬送ベルト４の表面側において主搬送ベルト４の長さ
方向全長に亘って設けられた両側の波型フランジ５，５
の凸部に先端が外側から接触してコンベヤベルト装置の
回動時に波型フランジ５，５を振動させる邪魔板７ある
いは棒状体などの接触抵抗体を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤベルト装
置、詳しくは居着き防止用接触抵抗体を設けたコンベヤ
ベルト装置に関するものである。
置、詳しくは居着き防止用接触抵抗体を設けたコンベヤ
ベルト装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から一般に知られているコンベヤベ
ルト装置は、無端状の主搬送ベルトの表面側において幅
方向両側部分に主搬送ベルトの長さ方向全長に亘って波
型フランジが設けられるとともに、主搬送ベルトの表面
側で両側の波型フランジ間において長さ方向適当間隔お
きに板状横棧を設け、両側の波型フランジと板状横棧と
で囲まれた空間内に被搬送物を入れて、被搬送物を搬送
させるように構成されている。
ルト装置は、無端状の主搬送ベルトの表面側において幅
方向両側部分に主搬送ベルトの長さ方向全長に亘って波
型フランジが設けられるとともに、主搬送ベルトの表面
側で両側の波型フランジ間において長さ方向適当間隔お
きに板状横棧を設け、両側の波型フランジと板状横棧と
で囲まれた空間内に被搬送物を入れて、被搬送物を搬送
させるように構成されている。
【０００３】このようなコンベヤベルト装置によって、
粘着性の高い物質や含水率の高い物質、例えば粘土など
を搬送する場合、波型フランジの内面側における凹部が
ポケットとして働き、その部分に被搬送物が居着き、コ
ンベヤベルト装置のヘッドプーリー側における被搬送物
排出部においても居着き物が剥離排出されず、想定外の
場所で居着き物が落下することがあり、これが原因で人
身事故につながるという問題や、周囲環境を汚染すると
いう問題が発生している。また、居着き物が居着いて主
搬送ベルト上に残ったままであると、波型フランジと板
状横棧とで囲まれた空間が狭くなり、被搬送物の搬送量
が少なくなって、搬送効率が低下するという問題もあっ
た。
粘着性の高い物質や含水率の高い物質、例えば粘土など
を搬送する場合、波型フランジの内面側における凹部が
ポケットとして働き、その部分に被搬送物が居着き、コ
ンベヤベルト装置のヘッドプーリー側における被搬送物
排出部においても居着き物が剥離排出されず、想定外の
場所で居着き物が落下することがあり、これが原因で人
身事故につながるという問題や、周囲環境を汚染すると
いう問題が発生している。また、居着き物が居着いて主
搬送ベルト上に残ったままであると、波型フランジと板
状横棧とで囲まれた空間が狭くなり、被搬送物の搬送量
が少なくなって、搬送効率が低下するという問題もあっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、コンベヤベルト装置の被搬送物排
出部に近接する主搬送ベルトの移動方向下手側位置、即
ちヘッドプーリー近傍位置において居着き物を振い落と
す手段を設けることによって、波型フランジの内面側に
おける凹部に居着く被搬送物を振い落とすことができ、
被搬送物の居着きを防止できるようにすることを目的と
するものである。
題を解決するもので、コンベヤベルト装置の被搬送物排
出部に近接する主搬送ベルトの移動方向下手側位置、即
ちヘッドプーリー近傍位置において居着き物を振い落と
す手段を設けることによって、波型フランジの内面側に
おける凹部に居着く被搬送物を振い落とすことができ、
被搬送物の居着きを防止できるようにすることを目的と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、テールプーリーとヘッドプーリーとの間で
無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送ベルト
の表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルトの長さ
方向全長に亘って波型フランジが設けられるとともに、
主搬送ベルトの表面側で両側の波型フランジ間において
長さ方向適当間隔おきに板状横棧を設け、両側の波型フ
ランジと板状横棧とで囲まれた空間内に被搬送物を入れ
て被搬送物を搬送させるように構成されてなるコンベヤ
ベルト装置において、コンベヤベルト装置のヘッドプー
リー側における被搬送物排出部に近接する主搬送ベルト
の移動方向下手側位置において両側の波型フランジの凸
部に先端が外側から接触してコンベヤベルト装置の回動
時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状体な
どの接触抵抗体を設けてなることを要旨とするものであ
る。また本発明は、テールプーリーとヘッドプーリーと
の間で無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送
ベルトの表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルト
の長さ方向全長に亘って波型フランジが設けられるとと
もに、両側の波型フランジ間に被搬送物を入れて、被搬
送物を搬送させるように構成されてなるコンベヤベルト
装置において、コンベヤベルト装置のヘッドプーリー側
における被搬送物排出部に近接する主搬送ベルトの移動
方向下手側位置において両側の波型フランジの凸部に先
端が外側または内側から接触してコンベヤベルト装置の
回動時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状
体などの接触抵抗体を設けてなることを要旨とするもの
である。
に本発明は、テールプーリーとヘッドプーリーとの間で
無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送ベルト
の表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルトの長さ
方向全長に亘って波型フランジが設けられるとともに、
主搬送ベルトの表面側で両側の波型フランジ間において
長さ方向適当間隔おきに板状横棧を設け、両側の波型フ
ランジと板状横棧とで囲まれた空間内に被搬送物を入れ
て被搬送物を搬送させるように構成されてなるコンベヤ
ベルト装置において、コンベヤベルト装置のヘッドプー
リー側における被搬送物排出部に近接する主搬送ベルト
の移動方向下手側位置において両側の波型フランジの凸
部に先端が外側から接触してコンベヤベルト装置の回動
時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状体な
どの接触抵抗体を設けてなることを要旨とするものであ
る。また本発明は、テールプーリーとヘッドプーリーと
の間で無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送
ベルトの表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルト
の長さ方向全長に亘って波型フランジが設けられるとと
もに、両側の波型フランジ間に被搬送物を入れて、被搬
送物を搬送させるように構成されてなるコンベヤベルト
装置において、コンベヤベルト装置のヘッドプーリー側
における被搬送物排出部に近接する主搬送ベルトの移動
方向下手側位置において両側の波型フランジの凸部に先
端が外側または内側から接触してコンベヤベルト装置の
回動時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状
体などの接触抵抗体を設けてなることを要旨とするもの
である。
【０００６】この構成により、波型フランジの凸部に先
端が接触する邪魔板あるいは棒状体などの接触抵抗体を
設けることにより、コンベヤベルト装置の回動時にこの
接触抵抗体によって波型フランジを振動させることがで
き、これにより波型フランジの内面側における凹部に付
着する居着き物を剥離させることができ、コンベヤベル
ト装置の被搬送物排出部に近接する主搬送ベルトの移動
方向下手側位置、即ちヘッドプーリー近傍下手側位置で
の所定位置で剥離した居着き物を落下除去させ得、被搬
送物の居着きを防止することができる。
端が接触する邪魔板あるいは棒状体などの接触抵抗体を
設けることにより、コンベヤベルト装置の回動時にこの
接触抵抗体によって波型フランジを振動させることがで
き、これにより波型フランジの内面側における凹部に付
着する居着き物を剥離させることができ、コンベヤベル
ト装置の被搬送物排出部に近接する主搬送ベルトの移動
方向下手側位置、即ちヘッドプーリー近傍下手側位置で
の所定位置で剥離した居着き物を落下除去させ得、被搬
送物の居着きを防止することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図３において、
１はテールプーリー２とヘッドプーリー３との間で無端
状の主搬送ベルト４が掛け渡された傾斜型のコンベヤベ
ルト装置であって、前記主搬送ベルト４の表面側におい
て幅方向両側部分に主搬送ベルト４の長さ方向全長に亘
って一体に波型フランジ５，５が設けられるとともに、
主搬送ベルト４の表面側で両側の波型フランジ５，５間
において長さ方向適当間隔おきに一体に板状横棧６を設
け、両側の波型フランジ５，５と板状横棧６とで囲まれ
た空間内に被搬送物を入れて、傾斜状態で被搬送物を上
向きに搬送させるように構成されている。そして、コン
ベヤベルト装置１の上端部における被搬送物排出部Ａに
近接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位置、即ちヘ
ッドプーリー３近傍下手側位置において居着き物を振い
落とすべく、両側の波型フランジ５，５の凸部に先端が
外側から接触してコンベヤベルト装置１の回動時に波型
フランジ５，５を振動させる邪魔板７などの接触抵抗体
をコンベヤベルト装置１のフレーム８にブラケット９を
介して設けて、居着き防止用クリーナーを構成してい
る。
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図３において、
１はテールプーリー２とヘッドプーリー３との間で無端
状の主搬送ベルト４が掛け渡された傾斜型のコンベヤベ
ルト装置であって、前記主搬送ベルト４の表面側におい
て幅方向両側部分に主搬送ベルト４の長さ方向全長に亘
って一体に波型フランジ５，５が設けられるとともに、
主搬送ベルト４の表面側で両側の波型フランジ５，５間
において長さ方向適当間隔おきに一体に板状横棧６を設
け、両側の波型フランジ５，５と板状横棧６とで囲まれ
た空間内に被搬送物を入れて、傾斜状態で被搬送物を上
向きに搬送させるように構成されている。そして、コン
ベヤベルト装置１の上端部における被搬送物排出部Ａに
近接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位置、即ちヘ
ッドプーリー３近傍下手側位置において居着き物を振い
落とすべく、両側の波型フランジ５，５の凸部に先端が
外側から接触してコンベヤベルト装置１の回動時に波型
フランジ５，５を振動させる邪魔板７などの接触抵抗体
をコンベヤベルト装置１のフレーム８にブラケット９を
介して設けて、居着き防止用クリーナーを構成してい
る。
【０００８】上記構成において、波型フランジ５，５の
凸部に先端が外側から接触する邪魔板７を設けることに
より、コンベヤベルト装置１の回動時に邪魔板７によっ
て波型フランジ５，５を振動させることができ、これに
より波型フランジ５，５の内面側における凹部に付着す
る居着き物を剥離させることができ、上記の被搬送物排
出部Ａに近接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位
置、即ちヘッドプーリー３近傍位置での所定位置で剥離
した居着き物を落下除去させることができる。
凸部に先端が外側から接触する邪魔板７を設けることに
より、コンベヤベルト装置１の回動時に邪魔板７によっ
て波型フランジ５，５を振動させることができ、これに
より波型フランジ５，５の内面側における凹部に付着す
る居着き物を剥離させることができ、上記の被搬送物排
出部Ａに近接する主搬送ベルト４の移動方向下手側位
置、即ちヘッドプーリー３近傍位置での所定位置で剥離
した居着き物を落下除去させることができる。
【０００９】ところで、図面に示す実施の形態では接触
抵抗体としてコンベヤベルト装置１のフレーム８にブラ
ケット９を介して邪魔板７を先端が両側の波型フランジ
５，５の凸部に外側から接触するように設けているが、
邪魔板７の代わりに棒状体などであっても良い。これら
邪魔板７あるいは棒状体の材料は腰の強い帆布入りゴム
板や、ウレタンゴムなどの合成樹脂や金属などが用いら
れる。また、前記邪魔板７あるいは棒状体の先端が常時
波型フランジ５，５の凸部に外側から接触するように邪
魔板７あるいは棒状体は固定型であっても良いが、波型
フランジの内面側における凹部に付着する居着き物が殆
ど存在しない状態のときは両側の波型フランジ５，５の
摩耗を考慮して、前記邪魔板７あるいは棒状体の先端が
波型フランジ５，５の凸部から離れるように邪魔板７あ
るいは棒状体をレバーなどにより可動型にすることもで
きる。
抵抗体としてコンベヤベルト装置１のフレーム８にブラ
ケット９を介して邪魔板７を先端が両側の波型フランジ
５，５の凸部に外側から接触するように設けているが、
邪魔板７の代わりに棒状体などであっても良い。これら
邪魔板７あるいは棒状体の材料は腰の強い帆布入りゴム
板や、ウレタンゴムなどの合成樹脂や金属などが用いら
れる。また、前記邪魔板７あるいは棒状体の先端が常時
波型フランジ５，５の凸部に外側から接触するように邪
魔板７あるいは棒状体は固定型であっても良いが、波型
フランジの内面側における凹部に付着する居着き物が殆
ど存在しない状態のときは両側の波型フランジ５，５の
摩耗を考慮して、前記邪魔板７あるいは棒状体の先端が
波型フランジ５，５の凸部から離れるように邪魔板７あ
るいは棒状体をレバーなどにより可動型にすることもで
きる。
【００１０】さらに、図面に示す実施の形態では、主搬
送ベルト４の表面側において幅方向両側部分に主搬送ベ
ルト４の長さ方向全長に亘って一体に波型フランジ５，
５が設けられるとともに、主搬送ベルト４の表面側で両
側の波型フランジ５，５間において長さ方向適当間隔お
きに一体に板状横棧６が設けられ、両側の波型フランジ
５，５と板状横棧６とで囲まれた空間内に被搬送物を入
れて、傾斜状態で被搬送物を上向きに搬送させるように
構成された傾斜型のコンベヤベルト装置１に前述の邪魔
板７あるいは棒状体などの接触抵抗体を設けているが、
前記主搬送ベルトの表面側において幅方向両側部分に主
搬送ベルトの長さ方向全長に亘って波型フランジが設け
られるとともに、被搬送物を上向きに搬送させる経路に
おいて主搬送ベルトの表面側に位置し且つ前記両側の波
型フランジ間において主搬送ベルトの長さ方向適当間隔
おきに位置するように板状横棧を備えて主搬送ベルトと
同方向に移動する押さえベルトからなる二枚合わせの傾
斜型コンベヤベルト装置においても前述の邪魔板７ある
いは棒状体などの接触抵抗体を設けるようにしても良
い。また、図面に示す実施の形態では、上端のヘッドプ
ーリー３側に向かって被搬送物を上向きに搬送させるよ
うにして、コンベヤベルト装置は傾斜型であるが、テー
ルプーリー２とヘッドプーリー３との間で無端状の主搬
送ベルト４をほぼ水平方向に移動させるようにしたコン
ベヤベルト装置でも前述の邪魔板７あるいは棒状体など
の接触抵抗体を設けるようにしても良い。その場合、主
搬送ベルト４の表面側の波型フランジ５，５間に板状横
棧が設けられていなくても良い。このように波型フラン
ジ５，５間に板状横棧が設けられていない場合は、前述
の邪魔板７あるいは棒状体などの接触抵抗体の先端を波
型フランジ５，５の凸部に内側から接触させるようにし
ても良い。
送ベルト４の表面側において幅方向両側部分に主搬送ベ
ルト４の長さ方向全長に亘って一体に波型フランジ５，
５が設けられるとともに、主搬送ベルト４の表面側で両
側の波型フランジ５，５間において長さ方向適当間隔お
きに一体に板状横棧６が設けられ、両側の波型フランジ
５，５と板状横棧６とで囲まれた空間内に被搬送物を入
れて、傾斜状態で被搬送物を上向きに搬送させるように
構成された傾斜型のコンベヤベルト装置１に前述の邪魔
板７あるいは棒状体などの接触抵抗体を設けているが、
前記主搬送ベルトの表面側において幅方向両側部分に主
搬送ベルトの長さ方向全長に亘って波型フランジが設け
られるとともに、被搬送物を上向きに搬送させる経路に
おいて主搬送ベルトの表面側に位置し且つ前記両側の波
型フランジ間において主搬送ベルトの長さ方向適当間隔
おきに位置するように板状横棧を備えて主搬送ベルトと
同方向に移動する押さえベルトからなる二枚合わせの傾
斜型コンベヤベルト装置においても前述の邪魔板７ある
いは棒状体などの接触抵抗体を設けるようにしても良
い。また、図面に示す実施の形態では、上端のヘッドプ
ーリー３側に向かって被搬送物を上向きに搬送させるよ
うにして、コンベヤベルト装置は傾斜型であるが、テー
ルプーリー２とヘッドプーリー３との間で無端状の主搬
送ベルト４をほぼ水平方向に移動させるようにしたコン
ベヤベルト装置でも前述の邪魔板７あるいは棒状体など
の接触抵抗体を設けるようにしても良い。その場合、主
搬送ベルト４の表面側の波型フランジ５，５間に板状横
棧が設けられていなくても良い。このように波型フラン
ジ５，５間に板状横棧が設けられていない場合は、前述
の邪魔板７あるいは棒状体などの接触抵抗体の先端を波
型フランジ５，５の凸部に内側から接触させるようにし
ても良い。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、波型フラ
ンジの凸部に先端が接触する邪魔板あるいは棒状体など
の接触抵抗体を設けることにより、コンベヤベルト装置
の回動時に接触抵抗体によって波型フランジを振動させ
ることができ、これにより波型フランジの内面側におけ
る凹部に付着する居着き物を剥離させることができ、コ
ンベヤベルト装置の被搬送物排出部に近接する主搬送ベ
ルトの移動方向下手側位置、即ちヘッドプーリー近傍下
手側位置での所定位置で剥離した居着き物を落下除去さ
せ得、被搬送物の居着きを防止することができる。その
結果、前記従来のような想定外の場所で居着き物が落下
して、これが原因で人身事故につながるという問題や、
周囲環境を汚染するという問題、さらに、居着き物が居
着いて主搬送ベルト上に残ったままであると、波型フラ
ンジと板状横棧とで囲まれた空間が狭くなり、被搬送物
の搬送量が少なくなって、搬送効率が低下するという問
題などを一挙に解決することが可能となる。
ンジの凸部に先端が接触する邪魔板あるいは棒状体など
の接触抵抗体を設けることにより、コンベヤベルト装置
の回動時に接触抵抗体によって波型フランジを振動させ
ることができ、これにより波型フランジの内面側におけ
る凹部に付着する居着き物を剥離させることができ、コ
ンベヤベルト装置の被搬送物排出部に近接する主搬送ベ
ルトの移動方向下手側位置、即ちヘッドプーリー近傍下
手側位置での所定位置で剥離した居着き物を落下除去さ
せ得、被搬送物の居着きを防止することができる。その
結果、前記従来のような想定外の場所で居着き物が落下
して、これが原因で人身事故につながるという問題や、
周囲環境を汚染するという問題、さらに、居着き物が居
着いて主搬送ベルト上に残ったままであると、波型フラ
ンジと板状横棧とで囲まれた空間が狭くなり、被搬送物
の搬送量が少なくなって、搬送効率が低下するという問
題などを一挙に解決することが可能となる。
【図１】本発明の一実施の形態におけるコンベヤベルト
装置の概略側面図である。
装置の概略側面図である。
【図２】同コンベヤベルト装置の主搬送ベルトと波型フ
ランジと板状横棧との関係を示す要部拡大斜視図であ
る。
ランジと板状横棧との関係を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図３】同コンベヤベルト装置の接触抵抗体取付部の斜
視図である。
視図である。
【符号の説明】 １ コンベヤベルト装置 ２ テールプーリー ３ ヘッドプーリー ４ 主搬送ベルト ５ 波型フランジ ６ 板状横棧 ７ 邪魔板 ８ フレーム ９ ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】 テールプーリーとヘッドプーリーとの間
で無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送ベル
トの表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルトの長
さ方向全長に亘って波型フランジが設けられるととも
に、主搬送ベルトの表面側で両側の波型フランジ間にお
いて長さ方向適当間隔おきに板状横棧を設け、両側の波
型フランジと板状横棧とで囲まれた空間内に被搬送物を
入れて被搬送物を搬送させるように構成されてなるコン
ベヤベルト装置において、コンベヤベルト装置のヘッド
プーリー側における被搬送物排出部に近接する主搬送ベ
ルトの移動方向下手側位置において両側の波型フランジ
の凸部に先端が外側から接触してコンベヤベルト装置の
回動時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状
体などの接触抵抗体を設けてなることを特徴とするコン
ベヤベルト装置。 - 【請求項２】 テールプーリーとヘッドプーリーとの間
で無端状の主搬送ベルトが掛け渡され、前記主搬送ベル
トの表面側において幅方向両側部分に主搬送ベルトの長
さ方向全長に亘って波型フランジが設けられるととも
に、両側の波型フランジ間に被搬送物を入れて、被搬送
物を搬送させるように構成されてなるコンベヤベルト装
置において、コンベヤベルト装置のヘッドプーリー側に
おける被搬送物排出部に近接する主搬送ベルトの移動方
向下手側位置において両側の波型フランジの凸部に先端
が外側または内側から接触してコンベヤベルト装置の回
動時に波型フランジを振動させる邪魔板あるいは棒状体
などの接触抵抗体を設けてなることを特徴とするコンベ
ヤベルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179463A JP2000016564A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | コンベヤベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179463A JP2000016564A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | コンベヤベルト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000016564A true JP2000016564A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16066302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10179463A Pending JP2000016564A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | コンベヤベルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000016564A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103587878A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-02-19 | 浙江双箭橡胶股份有限公司 | 自然硫化的波形挡边输送带的制造方法 |
| CN110854440A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-02-28 | 衡阳市鑫晟新能源有限公司 | 一种多用途圆柱形锂电池盖帽封装机 |
| CN113674464A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-19 | 安徽三拓智能科技有限公司 | 一种便于安全管理的智能门禁系统 |
| CN115947035A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-04-11 | 宿迁学院产业技术研究院 | 一种硅酸镁铝生产用输送装置 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10179463A patent/JP2000016564A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103587878A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-02-19 | 浙江双箭橡胶股份有限公司 | 自然硫化的波形挡边输送带的制造方法 |
| CN110854440A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-02-28 | 衡阳市鑫晟新能源有限公司 | 一种多用途圆柱形锂电池盖帽封装机 |
| CN113674464A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-19 | 安徽三拓智能科技有限公司 | 一种便于安全管理的智能门禁系统 |
| CN113674464B (zh) * | 2021-08-23 | 2022-12-09 | 安徽三拓智能科技有限公司 | 一种便于安全管理的智能门禁系统 |
| CN115947035A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-04-11 | 宿迁学院产业技术研究院 | 一种硅酸镁铝生产用输送装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ATE118446T1 (de) | Vorrichtung zum automatischen aufstellen und fördern von behältern. | |
| CA2492676A1 (en) | Incline grain conveyor for grain bins | |
| DE69506340D1 (de) | Deckel-Orientierungsvorrichtung | |
| JPH01267208A (ja) | ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ | |
| JP2000016564A (ja) | コンベヤベルト装置 | |
| DE69010861D1 (de) | Sortiervorrichtung für von Mischwagen abgeladenes Tierfutter. | |
| FI941755A (fi) | Laite materiaalin purkamiseksi siilosta tai vastaavasta säiliöstä | |
| JP2006314941A (ja) | 検査装置用搬送装置 | |
| JP2000016565A (ja) | コンベヤベルト装置 | |
| JPH10194422A (ja) | バケットエレベータのバケット | |
| JPH11292241A (ja) | パイプコンベア | |
| JP2000264431A (ja) | 微小部品供給装置 | |
| JP3096644B2 (ja) | 搬送機構 | |
| JP2010090645A (ja) | アスファルト混合物製造装置のドライヤ投入用コンベヤ装置 | |
| SU882883A1 (ru) | Устройство дл очистки барабана ленточного конвейера | |
| ATE82735T1 (de) | Vorratsbunker, insbesondere fuer schwingzufuehrgeraete. | |
| JPH1067415A (ja) | 粘稠物搬送装置 | |
| JPH03177217A (ja) | 底カバー付きフライトコンベヤ | |
| RU96104400A (ru) | Способ загрузки доменной печи | |
| JPS59199486A (ja) | シユ−トの輸送物付着防止装置 | |
| JP3007063B2 (ja) | 水切りコンベア | |
| JPS61113A (ja) | 豆腐パツク詰め装置 | |
| KR20230049825A (ko) | 벨트 컨베이어 | |
| DE602004004161D1 (de) | Vorrichtung zum Ablegen von essbarer Masse. | |
| GB1455239A (en) | Apparatus for conveying away bulk products from a vehicle |