JPH10194422A - バケットエレベータのバケット - Google Patents
バケットエレベータのバケットInfo
- Publication number
- JPH10194422A JPH10194422A JP35043496A JP35043496A JPH10194422A JP H10194422 A JPH10194422 A JP H10194422A JP 35043496 A JP35043496 A JP 35043496A JP 35043496 A JP35043496 A JP 35043496A JP H10194422 A JPH10194422 A JP H10194422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- chain
- rod
- inner face
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 付着物を効果的に剥離除去でき、かつ構造が
簡素で、耐摩耗性に優れたバケットエレベータのバケッ
トを提供する。 【解決手段】 バケット５内にバケット幅よりやや短い
角棒１０を鎖９により取り付け、バケット反転時に角棒
１０がバケット内面を滑り落ちるようにして付着物を掻
き落とす。
簡素で、耐摩耗性に優れたバケットエレベータのバケッ
トを提供する。 【解決手段】 バケット５内にバケット幅よりやや短い
角棒１０を鎖９により取り付け、バケット反転時に角棒
１０がバケット内面を滑り落ちるようにして付着物を掻
き落とす。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、付着し易い材料を
搬送するバケットエレベータのバケットに関するもので
ある。
搬送するバケットエレベータのバケットに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、バケットエレベータによって付着
し易い材料を搬送するとき、バケット内に搬送する材料
が付着することから、バケットには種々の工夫がなされ
ている。例えば、バケットの底部をゴム等の弾性板で形
成し、バケット反転時に底部を撓ませてその変形によっ
て付着物を剥離させるものや、また底部に配設した弾性
板とバケット底部の間に重錘を収納し、バケット反転時
に重錘の自重により弾性板に衝撃を与えて付着物を剥離
させるものが提案されている。
し易い材料を搬送するとき、バケット内に搬送する材料
が付着することから、バケットには種々の工夫がなされ
ている。例えば、バケットの底部をゴム等の弾性板で形
成し、バケット反転時に底部を撓ませてその変形によっ
て付着物を剥離させるものや、また底部に配設した弾性
板とバケット底部の間に重錘を収納し、バケット反転時
に重錘の自重により弾性板に衝撃を与えて付着物を剥離
させるものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来バケットのように、バケット底部をゴム等の弾性板で
形成したものは、弾性板の取り付け等に種々工夫が凝ら
されて構造がやや複雑になる傾向にあり、また、可撓性
や弾性に富むという性質は逆に耐摩耗性に欠けるという
欠点を有している。
来バケットのように、バケット底部をゴム等の弾性板で
形成したものは、弾性板の取り付け等に種々工夫が凝ら
されて構造がやや複雑になる傾向にあり、また、可撓性
や弾性に富むという性質は逆に耐摩耗性に欠けるという
欠点を有している。
【０００４】本発明は上記の点に鑑み、構造が簡単で、
耐摩耗性に優れ、かつ付着物を効果的に剥離除去できる
バケットエレベータのバケットを提供することを課題と
する。
耐摩耗性に優れ、かつ付着物を効果的に剥離除去できる
バケットエレベータのバケットを提供することを課題と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、バケット内にバケットの幅よりやや短い
棒体を鎖にて取り付け、バケットの反転時に前記棒体が
バケットの内面を滑り落ちるように構成したことを特徴
としている。
成するために、バケット内にバケットの幅よりやや短い
棒体を鎖にて取り付け、バケットの反転時に前記棒体が
バケットの内面を滑り落ちるように構成したことを特徴
としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のバケットによれば、材料
をすくい上げたバケットがエレベータ上部にて反転を開
始しながら材料を放出し始めると、バケット内に配設し
た棒体もバケットの内面に密着しながら滑り落ちる。こ
のとき、棒体によって材料は押し出され、またバケット
内面に付着する材料も掻き落とされる。このように、バ
ケットの内面を滑り落ちるようにした棒体を鎖にて吊り
下げるだけの簡単な構成で、付着物を効果的に剥離除去
できるのである。
をすくい上げたバケットがエレベータ上部にて反転を開
始しながら材料を放出し始めると、バケット内に配設し
た棒体もバケットの内面に密着しながら滑り落ちる。こ
のとき、棒体によって材料は押し出され、またバケット
内面に付着する材料も掻き落とされる。このように、バ
ケットの内面を滑り落ちるようにした棒体を鎖にて吊り
下げるだけの簡単な構成で、付着物を効果的に剥離除去
できるのである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】バケットエレベータ１は、図１に示すよう
に上部チェーンホイール２と下部チェーンホイール３と
の間に無端状のチェーン４を巻掛け、該チェーン４に所
定間隔で多数のバケット５を装着させ、材料を下方から
上方の排出シュート６に搬送するようにしている。
に上部チェーンホイール２と下部チェーンホイール３と
の間に無端状のチェーン４を巻掛け、該チェーン４に所
定間隔で多数のバケット５を装着させ、材料を下方から
上方の排出シュート６に搬送するようにしている。
【０００９】前記バケット５の開口部の中央付近には図
２に示すように、丸棒７を掛け渡し、その丸棒７の両側
部に一対の取付用リング８を嵌装して鎖９を取り付け、
鎖９の下端部にバケット５の幅よりやや短い棒体である
角棒１０を取り付ける。なお、バケット５の反転時に前
記角棒１０がバケット５の内面を滑り落ちるように鎖９
の長さ、係止位置を適宜決める。
２に示すように、丸棒７を掛け渡し、その丸棒７の両側
部に一対の取付用リング８を嵌装して鎖９を取り付け、
鎖９の下端部にバケット５の幅よりやや短い棒体である
角棒１０を取り付ける。なお、バケット５の反転時に前
記角棒１０がバケット５の内面を滑り落ちるように鎖９
の長さ、係止位置を適宜決める。
【００１０】このバケット５によって材料を搬送する
と、バケット５が上部に到達して反転し始めると、材料
が下方の排出シュート６に放出されると共に、バケット
５内に吊り下げられた角棒１０が自重によりバケット内
面を滑り落ち、材料を押し出しながらバケット内面に付
着する材料を掻き落としていく。
と、バケット５が上部に到達して反転し始めると、材料
が下方の排出シュート６に放出されると共に、バケット
５内に吊り下げられた角棒１０が自重によりバケット内
面を滑り落ち、材料を押し出しながらバケット内面に付
着する材料を掻き落としていく。
【００１１】バケット５が完全に反転すると角棒１０は
鎖９にて宙吊りになった状態となる。そしてバケット５
がエレベータ下部に到達してバケット５が元の姿勢に戻
ると、鎖により吊り下げられていた角棒１０はバケット
内に再び収納され、材料をすくい上げる準備が整うので
ある。
鎖９にて宙吊りになった状態となる。そしてバケット５
がエレベータ下部に到達してバケット５が元の姿勢に戻
ると、鎖により吊り下げられていた角棒１０はバケット
内に再び収納され、材料をすくい上げる準備が整うので
ある。
【００１２】なお、本実施例では棒体として角棒１０を
採用した例を説明したが、角棒に代えて各種形状の棒体
も採用できるが、角棒は一辺がバケット内面に密着しな
がら滑り落ちるので付着物を効果的に掻き落とすことが
できて好ましい。
採用した例を説明したが、角棒に代えて各種形状の棒体
も採用できるが、角棒は一辺がバケット内面に密着しな
がら滑り落ちるので付着物を効果的に掻き落とすことが
できて好ましい。
【００１３】また、角棒１０をバケット開口部中央の丸
棒７に鎖９によって取り付けるようにしたが、特に角棒
１０の取り付け位置を限定するものではないが、このよ
うに取り付けると、バケット５の循環時に掻き取り用の
角棒１０を丸棒７回りにスムーズに旋回でき、構造上簡
単で好ましい。
棒７に鎖９によって取り付けるようにしたが、特に角棒
１０の取り付け位置を限定するものではないが、このよ
うに取り付けると、バケット５の循環時に掻き取り用の
角棒１０を丸棒７回りにスムーズに旋回でき、構造上簡
単で好ましい。
【００１４】更に、バケットエレベータとしては本実施
例に示すように、バケットエレベータの上部中央に排出
シュートを配設したものを採用すると、バケット形状を
底浅にできて棒体による剥離を更に効果的に行えるので
好ましい。
例に示すように、バケットエレベータの上部中央に排出
シュートを配設したものを採用すると、バケット形状を
底浅にできて棒体による剥離を更に効果的に行えるので
好ましい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、バケッ
ト内にバケットの幅よりやや短い棒体を鎖にて取り付
け、バケットの反転時に前記棒体がバケットの内面を滑
り落ちるように構成したので、簡単な構造でバケット内
面の付着物を効果的に掻き取ることができ、また耐摩耗
性も向上する。
ト内にバケットの幅よりやや短い棒体を鎖にて取り付
け、バケットの反転時に前記棒体がバケットの内面を滑
り落ちるように構成したので、簡単な構造でバケット内
面の付着物を効果的に掻き取ることができ、また耐摩耗
性も向上する。
【図１】本発明バケットを採用したバケットエレベータ
の一部省略した正面図である。
の一部省略した正面図である。
【図２】バケットの一部切り欠き斜視図である。
１…バケットエレベータ ５…バケット ７…丸棒 ９…鎖 １０…角棒（棒体）
Claims (1)
- 【請求項１】バケット内にバケットの幅よりやや短い棒
体を鎖にて取り付け、バケットの反転時に前記棒体がバ
ケットの内面を滑り落ちるように構成したことを特徴と
するバケットエレベータのバケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35043496A JPH10194422A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | バケットエレベータのバケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35043496A JPH10194422A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | バケットエレベータのバケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194422A true JPH10194422A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18410479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35043496A Pending JPH10194422A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | バケットエレベータのバケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194422A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030010353A (ko) * | 2001-07-26 | 2003-02-05 | 주식회사 포스코 | 리크레이머 휠 버켓의 스크래퍼장치 |
| KR101330553B1 (ko) * | 2012-08-30 | 2013-11-18 | 현대제철 주식회사 | 연속식 하역기용 이송물 파쇄장치 |
| CN105540142A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-04 | 上海潞安实业有限公司 | 一种泥浆斗式提升机 |
| CN106044151A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-10-26 | 苏州捷赛机械股份有限公司 | 一种斗提机用均匀分料器 |
| CN106315119A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-01-11 | 蚌埠华洋粉体技术有限公司 | 一种具有粘性物料刮去功能的链斗输送机 |
| CN106335747A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-01-18 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种复杂路况长距离索道运输系统 |
| CN106429209A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-02-22 | 湖南三德科技股份有限公司 | 一种用于样品采制化的自动制样系统 |
| EP4279846A1 (fr) * | 2022-05-17 | 2023-11-22 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Tunnel cryogenique avec convoyeur pour realisation de dosettes de produits alimentaires, notamment de sauce |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35043496A patent/JPH10194422A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030010353A (ko) * | 2001-07-26 | 2003-02-05 | 주식회사 포스코 | 리크레이머 휠 버켓의 스크래퍼장치 |
| KR101330553B1 (ko) * | 2012-08-30 | 2013-11-18 | 현대제철 주식회사 | 연속식 하역기용 이송물 파쇄장치 |
| CN105540142A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-04 | 上海潞安实业有限公司 | 一种泥浆斗式提升机 |
| CN106044151A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-10-26 | 苏州捷赛机械股份有限公司 | 一种斗提机用均匀分料器 |
| CN106315119A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-01-11 | 蚌埠华洋粉体技术有限公司 | 一种具有粘性物料刮去功能的链斗输送机 |
| CN106429209A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-02-22 | 湖南三德科技股份有限公司 | 一种用于样品采制化的自动制样系统 |
| CN106335747A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-01-18 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种复杂路况长距离索道运输系统 |
| EP4279846A1 (fr) * | 2022-05-17 | 2023-11-22 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Tunnel cryogenique avec convoyeur pour realisation de dosettes de produits alimentaires, notamment de sauce |
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