JPH10310214A - バケットエレベータのバケット - Google Patents

バケットエレベータのバケット

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Publication number
JPH10310214A
JPH10310214A JP12203697A JP12203697A JPH10310214A JP H10310214 A JPH10310214 A JP H10310214A JP 12203697 A JP12203697 A JP 12203697A JP 12203697 A JP12203697 A JP 12203697A JP H10310214 A JPH10310214 A JP H10310214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
elevator
chain
rod
bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP12203697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Kinugasa
敏文 衣笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Co Ltd, Nikko KK filed Critical Nikko Co Ltd
Priority to JP12203697A priority Critical patent/JPH10310214A/ja
Publication of JPH10310214A publication Critical patent/JPH10310214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡素で、耐摩耗性に優れ、かつ付着性
の高い材料を効果的に除去できるバケットエレベータの
バケットを提供する。 【解決手段】 バケットエレベータ1のバケット5にバ
ケット5の幅よりやや短い角棒11を鎖10にて吊り下
げ、前記角棒11がバケット5の反転時にバケット5の
内面を滑り落ちる共に、滑り落ちた角棒が先行するバケ
ット5の底部外面に乗り移り、このバケット5が再び反
転して元の姿勢に戻るときに角棒11がバケット5の底
部外面を滑り落ちるように取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付着し易い材料を
搬送するバケットエレベータのバケットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、バケットエレベータによって付着
し易い材料を搬送するとき、バケット内に搬送する材料
が付着して残ることから、バケットには種々の工夫がな
されている。例えば、バケットの底部をゴム等の弾性板
で形成し、バケット反転時に底部を撓ませてその変形に
よって付着物を剥離させるものや、また底部に配設した
弾性板とバケット底部の間に重錘を収納し、バケット反
転時に重錘の自重により弾性板に衝撃を与えて付着物を
剥離させるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来バケットのように、バケット底部をゴム等の弾性板で
形成したものは、弾性板の取り付け等に種々工夫が凝ら
されて構造がやや複雑になる傾向にあり、また、可撓性
や弾性に富むという性質は逆に耐摩耗性に欠けるという
欠点を有している。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、構造が簡素で、
耐摩耗性に優れ、かつ付着物を効果的に除去できるバケ
ットエレベータのバケットを提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、上下方向に回転するチェーンに所定間隔
で取り付けたバケットエレベータのバケットにバケット
の幅よりやや短い棒体を鎖にて吊り下げ、前記棒体がバ
ケットの反転時にバケットの内面を滑り落ちる共に、滑
り落ちた棒体が先行するバケットの底部外面に乗り移
り、このバケットが再び反転して元の姿勢に戻るときに
棒体がバケットの底部外面を滑り落ちるように構成した
ことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のバケットによれば、材料
をすくい上げたバケットが上部に移動して反転し始める
とバケットから材料が放出されるが、このとき、バケッ
トに鎖を介して吊り下げた棒体がバケットの底部内面に
密着しながら滑り落ちるようになり、材料を押し出すと
共に、バケットの底部内面に付着する材料を掻き落とし
ながら材料と共に落下する。落下した棒体は底部外面を
上方に向けて反転した先行のバケットの底部外面上に乗
り移り、その状態でバケットが下方に移動する。
【0007】そして、反転していたバケットが元の姿勢
に戻ろうとするときに、バケットの底部外面に載ってい
た棒体はバケットの底部外面に沿って滑り落ちるように
なり、このとき、バケットの底部外面に付着する材料を
掻き落とす。そして、バケットが元の姿勢に戻ると棒体
は再びバケット内に収納される。このように、バケット
に吊り下げた棒体によってバケット内面に付着する材料
を除去すると共に、バケットの底部外面に付着する材料
も除去することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】バケットエレベータ1は、図1に示すよう
に上部チェーンホイール2と下部チェーンホイール3と
の間に無端状のチェーン4を巻掛け、該チェーン4に所
定間隔で多数のバケット5を装着させ、材料を下方から
上方の排出シュート6に搬送するようにしている。
【0010】前記バケット5の開口部の中央部付近には
図2に示すように、一対の支持アーム7を外方向に向け
て突設し、該支持アーム7の先端部に丸棒8を掛け渡し
ている。そして、該丸棒8の両側部に一対の取付用リン
グ9を嵌装すると共に、該取付用リング9に鎖10をそ
れぞれ取り付けて、該鎖10の下端部にバケット5の幅
より若干短い棒体である角棒11を取り付け、該角棒1
1がバケット5の底面を擦り付けて移動可能なように角
棒11をバケット5内に吊り下げている。
【0011】このとき、支持アーム7及び鎖10につい
て、バケット5が材料をすくう姿勢にあるときは、前記
角棒11がバケット5の底部内面に接触するように支持
アーム7の突出長さと角度及び鎖10の長さや係止位置
を適宜決定すると共に、更に、先行するバケット5が反
転したときに上方を向いたバケット5の底部外面上に吊
り下げた角棒11が乗り移るように支持アーム7の突出
長さと角度及び鎖10の長さや係止位置を決定する。
【0012】このバケット5によって材料を搬送する
と、バケット5が上部に到達して反転し始めればバケッ
ト5から材料が下方の排出シュート6に放出されると共
に、バケット5内に吊り下げられた角棒11が重力の作
用によってバケット5の底部内面に沿って滑り落ちるよ
うになり、材料を押し出すと共に、バケット5の底部内
面を擦り付けて底面に付着しようとする材料を掻き落と
していく。
【0013】バケット5の反転に伴ってバケット5に吊
り下げた角棒11は先行するバケット5の底部外面上の
端部に乗り移り、その状態のまま下方へとに移動してい
く。
【0014】そしてバケット5が下部に到達してバケッ
ト5が元の姿勢に戻ろうとすると、バケット5の底部外
面上に載っていた角棒11は図3の矢印でに示すように
滑り落ち、これによってバケット5の底部外面に付着し
ている材料を掻き落とす。バケット5が最下位点を通過
して材料をすくい上げる姿勢に戻るにつれて角棒11は
バケット5内に収納され、次の材料の搬送の準備が整う
こととなる。
【0015】なお、本実施例では棒体として角棒を採用
した例を説明したが、角棒に代えて各種形状の棒体も採
用できるが、角棒は一辺がバケットの底面に密着しなが
ら滑り落ちるので付着物を効果的に掻き落とすことがで
きて好ましい。
【0016】また、角棒11をバケット開口部中央に突
設した支持アーム7に配設した丸棒8に鎖10によって
取り付けるようにしたが、特に角棒11の取り付け方法
を限定するものではないが、このように取り付けると、
バケット5の循環時に掻き取り用の角棒11を丸棒8の
回りにスムーズに旋回させることができて構造上好まし
い。
【0017】更に、バケットエレベータとしては本実施
例に示すように、バケットエレベータの上部中央に排出
シュートを配設したものを採用すると、バケットの形状
を底浅にすることができて付着物の残留を少なくできる
と共に、棒体による付着物除去を更に効果的に行えるの
で好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、上下方
向に回転するチェーンに所定間隔で取り付けたバケット
エレベータのバケットにバケットの幅よりやや短い棒体
を鎖にて吊り下げ、前記棒体がバケットの反転時にバケ
ットの内面を滑り落ちる共に、滑り落ちた棒体が先行す
るバケットの底部外面に乗り移り、このバケットが再び
反転して元の姿勢に戻るときに棒体がバケットの底部外
面を滑り落ちるように構成したので、簡単な構造でバケ
ットの底部の内外面の付着物を効果的に掻き取ることが
でき、また耐摩耗性の優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明バケットを採用したバケットエレベータ
を示す一部を省略した正面図である。
【図2】バケットの部分を示す一部を切り欠いた斜視図
である。
【図3】バケットがケーシングの下部を通過している状
態を示す説明図である。
【符合の説明】
1…バケットエレベータ 5…バケット 7…支持アーム 8…丸棒 10…鎖 11…角棒(棒
体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に回転するチェーンに所定間隔で
    取り付けたバケットエレベータのバケットにバケットの
    幅よりやや短い棒体を鎖にて吊り下げ、前記棒体がバケ
    ットの反転時にバケットの内面を滑り落ちる共に、滑り
    落ちた棒体が先行するバケットの底部外面に乗り移り、
    このバケットが再び反転して元の姿勢に戻るときに棒体
    がバケットの底部外面を滑り落ちるように構成したこと
    を特徴とするバケットエレベータのバケット。
JP12203697A 1997-05-13 1997-05-13 バケットエレベータのバケット Pending JPH10310214A (ja)

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JP12203697A JPH10310214A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 バケットエレベータのバケット

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JP12203697A JPH10310214A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 バケットエレベータのバケット

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JPH10310214A true JPH10310214A (ja) 1998-11-24

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JP12203697A Pending JPH10310214A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 バケットエレベータのバケット

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