JP2002019940A - ベルトコンベヤー - Google Patents

ベルトコンベヤー

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JP2002019940A
JP2002019940A JP2000205214A JP2000205214A JP2002019940A JP 2002019940 A JP2002019940 A JP 2002019940A JP 2000205214 A JP2000205214 A JP 2000205214A JP 2000205214 A JP2000205214 A JP 2000205214A JP 2002019940 A JP2002019940 A JP 2002019940A
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JP
Japan
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belt
belt conveyor
conveyor according
artificial turf
bottom plate
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Pending
Application number
JP2000205214A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Hirashima
光義 平嶋
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発塵が防げ、かつ清掃が容易で安価なベルト
コンベヤーの提供。 【解決手段】 従来のリターンローラー13に代えて底
板25を配設した。そして、底板25上に人工芝31を
配設し、その上をベルト1が滑動するようにした。人工
芝31は、古ベルト29の段積みにより、中央部が最も
突設され、かつ倒U字状となるように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトコンベヤーに
関わり、特に発塵が防げ、かつ清掃が容易で安価なベル
トコンベヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベヤーは、輸送能力(Ton
/Hr)が大きく、粒径も小さいものから大きなものま
で運べ、設置する場合のイニシャルコストが安い。ま
た、所要動力も小さいのでランニングコストも安い。こ
のため、広く使用されているが、チエンコンベヤーなど
のように密閉式ではないので、発塵の問題がある。
【0003】図6にベルトコンベヤーの側面断面図、図
7に図6中のA−A矢視断面図を示す。ベルト1は、テ
イルプーリー3とヘッドプーリー5に掛けられ、スナッ
ププーリー7とウェイトプーリー9によりテンションが
張られている。そして、このベルト1は、テイルプーリ
ー3とヘッドプーリー5間の適所に配設された複数個の
キャリアローラー11とリターンローラー13で案内さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発塵を防ぐ
ためには、図6及び図7に示すようにカバー15で搬送
物17の投入口19を含む所定範囲を密閉状態に覆うこ
とが考えられるが、ベルト1のリターン側、特にリター
ンローラー13のところで、ベルト1に付着した搬送物
17が落ち、堆積物21を生ずる。そして、この堆積物
21を除去するため定期的な掃除が必要となっていた。
その掃除はいわゆる3K作業で大変であった。
【0005】この点に関し、ベルト1のリターン側に、
かきとりコンベヤーやかきとりスクレッパーを取り付け
ることはすでに行われているが、かかる設備は高価であ
り、ベルトコンベヤーのイニシャルコストが安いという
特徴をなくしてしまう。
【0006】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、発塵が防げ、かつ清掃が容易で安価なベ
ルトコンベヤーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、行きの半行程において搬送物を乗せて移動し、
戻りの半行程にて搬送物を乗せずに移動するエンドレス
のベルトと、該ベルトの戻りの半行程において該ベルト
に直線的に沿いながら該ベルトの下部を支持する支持手
段とを有し、該支持手段は概ねその上面に該ベルトが滑
動自在とされる滑動手段を備えて構成した。
【0008】支持手段は、ベルトの戻りの半行程におい
てベルトに直線的に沿いながら、このベルトの下部を支
持する。そして、この支持手段は概ねその上面にベルト
が滑動自在とされる。
【0009】以上により、ベルトに付着した搬送物が途
中で落ちることは無くなり、堆積物はベルトの戻りの終
端部1箇所に集められる。このため、清掃が容易であ
る。
【0010】また、本発明(請求項2)は、前記ベルト
の所定範囲にカバーが配設されたことを特徴とする。
【0011】このことにより、発塵を防ぐことができ
る。
【0012】更に、本発明(請求項3)は、前記滑動手
段は、前記ベルトの移動方向に垂直な断面形状において
中央部が最も突設され、かつ倒U字状となるように形成
されたことを特徴とする。
【0013】滑動手段を、ベルトの移動方向に垂直な断
面形状において中央部が最も突設するように配設したこ
とで、ベルトに対するセンタリングの役目になり、ベル
トの蛇行は無くなる。
【0014】更に、本発明(請求項4)は、前記支持手
段が平板の上にベルト材をのせたものであることを特徴
とする。
【0015】支持手段を板状とすることで構成が簡単と
なる。ベルト材は滑り難く適度の弾力性を有するため負
荷を吸収し易く、安価である。
【0016】更に、本発明(請求項5)は、前記ベルト
及び前記滑動手段の側部にガイドが配設されたことを特
徴とする。
【0017】更に、本発明(請求項6)は、前記滑動手
段が人工芝であることを特徴とする。
【0018】人工芝はベルトが滑り易く安価である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明の実施形態であるベルトコンベヤーの
側面断面図を図1に、図1中のB−B矢視断面図を図2
に示す。なお、図6及び図7と同一要素のものについて
は同一符号を付して説明は省略する。
【0020】図1及び図2において、カバー15Bの内
側にはコンベヤ支持枠23が配設されている。このコン
ベヤ支持枠23のコの字状底部には、鉄板からなる底板
25が固定されている。底板25の上部には一対のガイ
ド27が取り付けられており、このガイド27の間には
古ベルト29a、29bが山形となるように段積みされ
ている。
【0021】そして、古ベルト29a、29bを覆いガ
イド27の内側に倒U字状に人工芝31が敷かれてい
る。人工芝31の上部には、リターン側であるベルト1
がガイド27に案内されつつ人工芝31上を滑動するよ
うになっている。
【0022】次に、本発明の実施形態の動作を説明す
る。従来のリターンローラー13に代えて底板25を配
設した。そして、底板25上に人工芝31を配設し、そ
の上をベルト1が滑動するようにした。
【0023】底板25に落ちた搬送物17はリターン側
のベルト1でかきよせられ、図1に示すようにテイルプ
ーリー3側に堆積物41として集められる。このため、
ベルトコンベヤーの使用形態としては、ヘッドプーリー
5側がテイルプーリー3側より高い位置となるように設
置されるのが望ましい。
【0024】ベルト1を滑動させる際には、摩擦による
底板25の摩耗、摩擦抵抗増大による過負荷が考えられ
る。このため、ベルト1がすべりやすく安価なライニン
グ材として人工芝31を使用した。
【0025】通常、ベルト1が使用され続けると、図3
(A)の状態から図3(B)のようにキャリアローラー
11側がU字状に、リターンローラー13側が倒U字状
に反っていく。従って、図4のように人工芝31を底板
25上に平らに載置した場合には、人工芝31にはベル
ト1のエッジのみが当たり、そこがすぐ摩耗してしま
う。
【0026】このため、図5に示すように、幅広の古ベ
ルト29a、この古ベルト29aの上に古ベルト29a
より幅の狭い古ベルト29bを段積みし、人工芝31を
図3(B)のリターンローラー13側の反りの形状とほ
ぼ一致するように中央部を最も突設させ、かつ倒U字状
となるように形成した。
【0027】この結果、ベルト1は人工芝31に対し全
面で当接するようになり、人工芝31の磨耗はほとんど
無くなった。古ベルト29a、29bの段積みは、ベル
ト1に対するセンタリングの役目にもなり、ベルト1の
蛇行は無くなり、かつガイド27の摩耗も生じない。
【0028】以上により、ベルトコンベヤーは発塵が防
げ、かつテイルプーリー3側の1箇所に堆積物41が集
められるので清掃が容易である。また、構成が簡素で安
価である。なお、本ベルトコンベヤーは、搬送物17が
乾燥して凝集しないもの程有効である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、支
持手段の上に滑動手段を配設したので、ベルトに付着し
た搬送物が途中で落ちることは無くなり、堆積物はベル
トの戻りの終端部1箇所に集められる。このため、清掃
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態であるベルトコンベヤーの
側面断面図
【図2】 図1中のB−B矢視断面図
【図3】 ベルトの使用によるベルトの反りを示す図
【図4】 人工芝を底板上に平らに載置した例
【図5】 人工芝を倒U字状に形成した例
【図6】 従来のベルトコンベヤーの側面断面図
【図7】 図6中のA−A矢視断面図
【符号の説明】
1 ベルト 3 テイルプーリー 5 ヘッドプーリー 11 キャリアローラー 13 リターンローラー 15 カバー 17 搬送物 25 底板 27 ガイド 29 古ベルト 31 人工芝 41 堆積物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行きの半行程において搬送物を乗せて移
    動し、戻りの半行程にて搬送物を乗せずに移動するエン
    ドレスのベルトと、該ベルトの戻りの半行程において該
    ベルトに直線的に沿いながら該ベルトの下部を支持する
    支持手段とを有し、該支持手段は概ねその上面に該ベル
    トが滑動自在とされる滑動手段を備えることを特徴とす
    るベルトコンベヤー。
  2. 【請求項2】 前記ベルトの所定範囲にカバーが配設さ
    れた請求項1記載のベルトコンベヤー。
  3. 【請求項3】 前記滑動手段は、前記ベルトの移動方向
    に垂直な断面形状において中央部が最も突設され、かつ
    倒U字状となるように形成された請求項1または2記載
    のベルトコンベヤー。
  4. 【請求項4】 前記支持手段が平板の上にベルト材をの
    せたものである請求項3記載のベルトコンベヤー。
  5. 【請求項5】 前記ベルト及び前記滑動手段の側部に
    ガイドが配設された請求項1、2、3または4記載のベ
    ルトコンベヤー。
  6. 【請求項6】 前記滑動手段が人工芝である請求項1、
    2、3、4または5記載のベルトコンベヤー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101619658A (zh) * 2008-07-04 2010-01-06 煤炭科学研究总院上海分院 防溢煤装置
US7743914B2 (en) 2008-07-11 2010-06-29 Yoko Inc. Dust tight closed type belt conveyor
CN101934926A (zh) * 2010-08-19 2011-01-05 永城煤电控股集团有限公司 一种皮带运输洒煤自动清理方法
CN103711506A (zh) * 2013-11-30 2014-04-09 山西浩业通用设备有限公司 煤矿高倾角输送机三级防护装置

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