JP3007063B2 - 水切りコンベア - Google Patents

水切りコンベア

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JP3007063B2
JP3007063B2 JP9223565A JP22356597A JP3007063B2 JP 3007063 B2 JP3007063 B2 JP 3007063B2 JP 9223565 A JP9223565 A JP 9223565A JP 22356597 A JP22356597 A JP 22356597A JP 3007063 B2 JP3007063 B2 JP 3007063B2
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mesh belt
suction box
suction
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Inventor
弘明 是澤
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株式会社ダイソー
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物を載置し
て搬送する間に被搬送物に含まれている水などの液体を
水切りすることができる水切りコンベアに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に被搬送物に含まれている水などの
液体を搬送中に水切りしようとする場合にはメッシュベ
ルトコンベアが用いられている。このメッシュベルトコ
ンベアは、本体フレームの両端に配設された駆動プーリ
と従動プーリ間に無端状のメッシュベルトを巻回し、駆
動プーリを回転駆動することによって本体フレームの上
面に沿って移動するメッシュベルトの下面を本体フレー
ムに適当間隔置きに配設した支持ローラにて支持するよ
うに構成されており、メッシュベルト上に載置された被
搬送物に含まれている水などの液体を、搬送中に重力に
よって流下させてメッシュベルトから自由落下させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に水などの液体を重力で水切りする構成では、被搬送物
が米や砂などの粒状体の場合には、粒状体間の狭い隙間
に保持された液体は保持されたままとなり、充分に水切
りすることができないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、搬送
中に効果的に被搬送物の水切りを行うことができる水切
りコンベアを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水切りコンベア
は、所定の搬送面に沿って移動可能なメッシュベルトに
て被搬送物を載置搬送するメッシュベルトコンベアと、
メッシュベルトコンベアの搬送面の適所の下部に配設さ
れた吸引手段とを備えたものであるところにより、メッ
シュベルト上の被搬送物に含まれた液体をメッシュベル
トの下方から吸引することにより強制的に吸い寄せて分
離除去することができ、吸引が米粒間のすみずみにまで
及び空気吹付けの場合のような逃げなく搬送中に効果的
に被搬送物の水切りを行うことができる。
【0006】また、吸引手段が、上面に搬送面に近接す
る開口部を有し、下面又は側面に真空吸引手段に対する
接続口が設けられた吸引ボックスを備えていて、吸引ボ
ックスの開口部に吸引力が集中して作用することにより
液体を効率的に吸引除去することができる。
【0007】特に、吸引ボックスの開口部内の上端部
に、メッシュベルトを下方から支持するように補助ロー
ラを配設したことにより、効果的に吸引するために開口
部の面積を大きくしても、それによって作用する吸引力
によってメッシュベルトが垂れ下がるのを防止でき、メ
ッシュベルトの円滑な移動を確保しながら液体を効果的
に吸引除去することができる。
【0008】上記において、吸引ボックスをメッシュベ
ルトコンベアの本体フレームに対して着脱可能に設置す
ると、吸引された液体と微粒子の混合物が吸引ボックス
内に堆積した場合などに容易に清掃することができる。
【0009】さらに、メッシュベルトコンベアの本体フ
レームに、その一側に開口する吸引ボックス配置空間を
形成し、この吸引ボックス配置空間の底面を一側から他
側に向けて上方に傾斜するガイド面に形成し、吸引ボッ
クスをガイド面上に沿って配置空間に挿入し、吸引ボッ
クスの一側端部を持ち上げて本体フレームに固定して吸
引ボックスを所定位置に設置すると、吸引ボックスの着
脱作業を非常に簡単に行うことができ、作業性良く使用
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水切りコンベアの
一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
【0011】図1において、1は水浸漬などされた米や
水を含んだ砂など液体を含んだ粒状物等の被搬送物を搬
送するとともにその間に液体を除去する水切りコンベア
であり、斜め上方に向けて傾斜配置されている。この水
切りコンベア1は、主体部であるメッシュベルトコンベ
ア2と、その搬送面の上端から適当距離下方位置の下部
に配設された吸引手段3にて構成され、メッシュベルト
コンベア2の下端近傍の上部に被搬送物が投入される受
入れホッパー4が配設されている。
【0012】メッシュベルトコンベア2は、左右一対の
側枠6a、6bを有する本体フレーム5の一端部に駆動
モータを内蔵した駆動プーリ7が配設され、他端部にテ
ンション装置9にて位置調整可能に従動プーリ8が配設
され、これら駆動プーリ7と従動プーリ8間に無端状の
メッシュベルト10を巻回して構成されている。従動プ
ーリ8から駆動プーリ7に向かう往路側のメッシュベル
ト10は本体フレーム5の上面の搬送面11に沿って移
動し、駆動プーリ7から従動プーリ8に向かう復路側の
メッシュベルト10は本体フレーム5内を通り、外部の
器材と干渉しないように構成されている。また、搬送面
11に沿って移動するメッシュベルト10を下方から支
持するように本体フレーム5の長手方向に適当間隔置き
に複数の支持ローラ12が配設されている。各支持ロー
ラ12は、側枠6a、6bにてその両端が回転自在に支
持されている。また、受入れホッパー4の直下の領域で
は支持ローラ12が狭ピッチで配設され、受入れホッパ
ー4内の被搬送物の荷重に耐えるように構成されてい
る。
【0013】吸引手段3は、略直方体形状で上面に搬送
面11に近接する開口部14を有する吸引ボックス13
にて構成され、かつその開口部14でメッシュベルト1
0を下方から支持するように、吸引ボックス13の上端
部には開口部14に臨ませて複数の補助ローラ15が配
設されている。吸引ボックス13の一側には本体フレー
ム5の一側面から突出するように形成された接続筒部1
6が形成され、その先端に真空ブロア等の真空吸引手段
(図示せず)に対する接続口17が設けられている。接
続筒部16は、平面視が先端に向けて狭幅となる略台形
状でかつ下側面が先端に向かって斜め下方に傾斜した形
状に構成され、その先端部には排水管18が垂下されて
いる。
【0014】この吸引ボックス13は、メッシュベルト
コンベア2の本体フレーム5に対して着脱自在に設置さ
れている。そのため、接続筒部16の基部両側面には本
体フレーム5の側枠6aに対して固定するための取付フ
ランジ19が突設され、上面には把手20が固着されて
いる。また、本体フレーム5には、一側の側枠6aと他
側の側枠6bの間にわたりかつその一側が開口22され
た吸引ボックス配置空間21が形成されており、かつそ
の底面は一側から他側に向けて上方に傾斜するガイド面
23にて形成されている。こうして、吸引ボックス13
を本体フレーム5の一側の開口22からガイド面23上
に沿って吸引ボックス配置空間21に挿入することによ
り補助ローラ15が設けられていても側枠6aと干渉す
ることなく所定位置まで挿入でき、その後把手20を引
き上げて取付フランジ19を適当なワンタッチ式の固定
手段24にて側枠6aに固定することにより、吸引ボッ
クス13を所定位置に設置できるように構成されてい
る。
【0015】吸引ボックス13の開口部14の周縁部上
面にはシール材25が装着され、吸引ボックス13を上
記のように所定位置に設置したとき、開口部14の周縁
部が本体フレーム5の吸引ボックス配置空間21の上壁
の開口部14の周縁に対向する部分に対してシール状態
で当接し、吸引気流が開口部14を通して流れるように
構成されている。
【0016】以上の構成において、受入れホッパー4に
水を含んだ被搬送物を投入した状態で駆動プーリ7を駆
動してメッシュベルト10を搬送面11に沿って移動さ
せると、メッシュベルト10の移動に伴って受入れポッ
パー4内の被搬送物が下部から逐次切り出されて搬送面
11上を搬送され、その間に被搬送物に含まれている水
の多くが重力の作用で流下してメッシュベルト10を通
してメッシュベルトコンベア2の下方に排出される。次
いで、搬送面11上の被搬送物が吸引手段3の上部に到
達すると、メッシュベルト10上の被搬送物内に残った
液体がメッシュベルト10の下方から吸引されることに
より強制的に吸い寄せられて被搬送物から分離除去され
る。特に吸引が米粒間のすみずみに及んで空気吹き付け
の場合のような逃げなく、搬送中に被搬送物中の水が効
果的に除去されるため、被搬送物がメッシュベルトコン
ベア2の上端から排出されるときには充分に水切りされ
た被搬送物が排出される。
【0017】また、本実施形態では吸引手段3が上面に
搬送面11に近接する開口部14を有するとともに真空
吸引手段に接続された吸引ボックス13にて構成されて
いるので、吸引ボックス13の開口部14に吸引力が集
中して作用することにより被搬送物中の水を確実に吸引
して効率的に除去することができ、かつその開口部14
において吸引ボックス13に設けた補助ローラ15にて
メッシュベルト10を下方から支持しているので、開口
部14の面積を大きくして効率的に吸引するようにして
も、その吸引力によってメッシュベルト10が垂れ下が
るのを防止でき、メッシュベルト10の円滑な移動を確
保しながら液体を効率的に吸引除去することができる。
【0018】また、吸引された水には微粒子を含んでい
ることが殆どであり、その水と微粒子の混合物が排水管
18から円滑に排出されず、吸引ボックス13内に徐々
に堆積することがあるが、その場合には吸引ボックス1
3を吸引ボックス配置空間21から取り出すことによっ
て容易に清掃することができる。
【0019】さらに、その吸引ボックス13の着脱に際
しては、本体フレーム5の一側に形成した開口22から
吸引ボックス配置空間21内にガイド面23上に沿って
吸引ボックス13を挿入し、この吸引ボックス13の一
側端部を持ち上げ、ワンタッチ式の固定手段24にて取
付フランジ19を本体フレーム5に固定するだけで吸引
ボックス13を所定位置に設置することができ、またそ
の逆の作業で取り外すことができ、吸引ボックス13の
着脱作業を非常に簡単に行うことができ、作業性良く使
用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の水切りコンベアによれば、以上
のようにメッシュベルトコンベアの搬送面の下部に吸引
手段を配設したので、メッシュベルト上の被搬送物に含
まれた液体をメッシュベルトの下方から吸引して強制的
に吸い寄せて分離除去することができ、吸引が米粒間の
すみずみにまで及び、空気吹き付けの場合のような逃げ
なく搬送中に効果的に被搬送物の水切りを行うことがで
きる。また、吸引ボックスの開口部に吸引力が集中して
作用することにより液体を効率的に吸引除去することが
できる。さらに、効率的に吸引するために開口部の面積
を大きくしても、それによって作用する吸引力によって
メッシュベルトが垂れ下がるのを防止でき、メッシュベ
ルトの円滑な移動を確保しながら液体を効率的に吸引除
去することができる。
【0021】また、吸引ボックスをメッシュベルトコン
ベアの本体フレームに対して着脱可能に設置すると、吸
引された液体と微粒子の混合物が吸引ボックス内に堆積
した場合などに容易に清掃することができる。
【0022】さらに、メッシュベルトコンベアの本体フ
レームに、その一側に開口する吸引ボックス配置空間を
形成し、この吸引ボックス配置空間の底面を一側から他
側に向けて上方に傾斜するガイド面に形成し、吸引ボッ
クスをガイド面上に沿って配置空間に挿入し、吸引ボッ
クスの一側端部を持ち上げて本体フレームに固定して吸
引ボックスを所定位置に設置すると、吸引ボックスの着
脱作業を非常に簡単に行うことができ、作業性良く使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水切りコンベアの一実施形態の正面図
である。
【図2】同実施形態の要部をメッシュベルトの一部を破
断して示した平面図である。
【図3】同実施形態における吸引手段の詳細を示し、
(a)は水切りコンベア横断方向の縦断面図、(b)は
(a)のB部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 水切りコンベア 2 メッシュベルトコンベア 3 吸引手段 5 本体フレーム 10 メッシュベルト 11 搬送面 13 吸引ボックス 14 開口部 15 補助ローラ 17 接続口 21 吸引ボックス配置空間 22 開口 23 ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/00 B65G 15/54 B65G 21/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送面に沿って移動可能なメッシ
    ュベルトにて被搬送物を載置搬送するメッシュベルトコ
    ンベアと、メッシュベルトコンベアの搬送面の適所の下
    部に配設された吸引手段とを備え、吸引手段は、上面に
    搬送面に近接する開口部を有し、下面又は側面に真空吸
    引手段に対する接続口が設けられた吸引ボックスを持
    ち、この吸引ボックスの開口部内の上端部に、メッシュ
    ベルトを下方から支持する補助ローラを配設したことを
    特徴とする水切りコンベア。
  2. 【請求項2】 吸引ボックスをメッシュベルトコンベア
    の本体フレームに対して着脱可能に設置したことを特徴
    とする請求項1に記載の水切りコンベア。
  3. 【請求項3】 メッシュベルトコンベアの本体フレーム
    に、その一側に開口する吸引ボックス配置空間を形成
    し、この吸引ボックス配置空間の底面を一側から他側に
    向けて上方に傾斜するガイド面に形成し、吸引ボックス
    をガイド面上に沿って配置空間に挿入し、吸引ボックス
    の一側端部を持ち上げて本体フレームに固定して吸引ボ
    ックスを所定位置に設置するようにしたことを特徴とす
    る請求項2に記載の水切りコンベア。
JP9223565A 1997-08-20 1997-08-20 水切りコンベア Expired - Lifetime JP3007063B2 (ja)

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JPH1159845A JPH1159845A (ja) 1999-03-02
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