JPH0125667Y2 - - Google Patents

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JPH0125667Y2
JPH0125667Y2 JP12859781U JP12859781U JPH0125667Y2 JP H0125667 Y2 JPH0125667 Y2 JP H0125667Y2 JP 12859781 U JP12859781 U JP 12859781U JP 12859781 U JP12859781 U JP 12859781U JP H0125667 Y2 JPH0125667 Y2 JP H0125667Y2
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JP
Japan
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glass plate
powder
suction
plate
suction type
Prior art date
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JP12859781U
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JPS5835979U (ja
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 順次搬送されてくる多数のガラス板を積層する
新しい方式に吸引式採板機がある。これは概略、
第3図に示すようにブラシコンベヤ10、吸引式
ガラス板搬送装置11、ガラス板積層装置12を
主要部とする。吸引式搬送装置11は真空ポンプ
に繋がれた吸引ボツクス13とこのボツクスに連
通する多数の吸引孔を備えボツクス周りを回動す
るベルトコンベヤ14とを有する。積載装置12
はガラス板Gの積層に伴つて順次下降する。この
吸引式は、一般のセツトアツプ方式よりも採板デ
ユーテイサイクルが短く採板能率が2〜3倍にも
なる。
而して積層時のガラス板の擦傷を防止するため
ガラス板面に粉体を付着させるのであるが、従
来、セツトアツプ方式の場合と同じ考え方で図の
通りガラス板の上方に粉体を散布するように構成
した防傷粉体供給装置15をセツトし圧縮空気を
利用して小ノズルから粉体をガラス板の上面に噴
射付着することが提案され、実験されている。
しかしながら、粉体を均一に散布することが難
しく、粉体の舞上がりによる作業環境の悪化、な
かんずくガラス板上面に付着の粉体が吸引ボツク
ス内に吸引され、吸引ボツクスの故障、ガラス板
への付着の不足、不良、粉体のロスなどの不都合
を生じる他に粉体の塊の落下、粉体の付着効率の
低さなどの欠点があつた。
本考案は、上述のように採板能率の良い吸引式
のガラス板搬送装置を採用するものでありなが
ら、搬送ガラス板に対して擦傷防止用粉体を供給
するための防傷粉体供給装置の構成と、搬送途中
のガラス板に対する吸引式ガラス板搬送装置およ
び防傷粉体供給装置の配置構成とを工夫すること
で、採板能率の良い搬送手段を採用した能率の良
いガラス板搬送を行えながら、吸引ボツクス内へ
の粉体吸引に起因した弊害の発生、ならびに、搬
送ガラス板に対する粉体の付着不良を極力回避で
きるようにすることをその目的とする。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、搬送作用面の下部に搬送ガラス板を吸引
状態に保持して搬送するように構成してある吸引
式ガラス板搬送装置と、その吸引式ガラス板搬送
装置によつて搬送される搬送ガラス板に対して積
層時の擦傷防止用粉体を付着させるための防傷粉
体供給装置とを備えて構成してある吸引式採板機
において、前記防傷粉体供給装置を前記吸引式ガ
ラス板搬送装置の搬送作用面の下部に配設すると
ともに、その防傷粉体供給装置は、搬送ガラス板
の全幅に亘る範囲で擦傷防止用粉体を収容する充
填容器と、搬送ガラス板の全幅又はほぼ全幅範囲
に亘る軸芯長さを有し、かつ、回転により前記容
器内の粉体を搬送ガラス板下面に搬送し転写付着
するように前記容器に内装軸架させたローラとを
備えて構成されている点にあり、かかる構成から
次の作用効果を奏する。
すなわち、搬送装置として吸引式ガラス板搬送
装置を用いるものであるから、採板能率の良い採
板を行えることは勿論であるが、その吸引式ガラ
ス板搬送装置を、ローラによる粉体の転写付着が
可能な構成の防傷粉体供給装置と組合わせて、擦
傷防止用粉体をガラス板の下面側全面に付着させ
る手段としても利用したことにより、採板能率の
良い吸引式ガラス板搬送装置を用いながら、粉体
の舞上がりに起因した吸引ボツクス内への粉体の
吸込みによる弊害を避け、かつ、部分的な付着ム
ラの生じることも少ない良好な粉体供給を行える
ものである。従つて、粉体の舞上がりによる作業
環境の悪化や吸引式ガラス板搬送装置が多量の粉
体を吸引して故障を生じ易くなるなどの不都合を
回避できるとともに、単にガラス板の上方に粉体
を散布供給する従来構造のものに比べて、粉体の
ガラス板への付着量の過不足あるいは付着ムラな
どの付着不良の発生を、ローラに付着した粉体が
ガラス板との接触で自然に均平化されることなど
により、少なくすることができ、粉体の付着性能
を向上できる点でも有用である。
以下に、本考案の実施例を図面の第1図および
第2図に基いて説明する。
1は吸引式ガラス板搬送装置11の吸引ボツク
ス、2はブラシコンベヤ、Gはガラス板である。
3はガラス板積層時の擦傷防止用の粉体で、紛体
としてはサフラワー粉末(紅花油絞りかすを粉砕
したもの)の80メツシユ通過したものが好まし
く、この粉体3は防傷粉体供給装置15の横長な
容器4内に収容されている。
前記吸引式ガラス板搬送装置11とともに本考
案の吸引式採板機を構成する防傷粉体供給装置1
5は、次のように構成されている。
前記粉体3を収容する容器4は吸引ボツクス1
の下部に配され、搬送ガラス板Gの全幅よりも大
なる長さをもつ。5はガラス板Gの全幅以上の長
さをもつローラで、容器4内上部に軸架されてい
る。このローラ5はスポンジ状の天然ゴム(発泡
率5倍)で構成され、表面に開口する微細な凹部
を稠密な状態で有し、回転中に容器4内の粉体3
をその微細凹部にとり込み、ガラス板下面8と接
触するときにその下面8に粉体3を転写付着す
る。6はゴム板からなるスクイーザで、ローラ5
最上部より上手側に少し偏した位置に設けられ、
ローラ5上の粉体3量を過不足ないものにし、粉
体の塊が付着した場合に掻落とす。7は充填粉体
3の撹拌機で、粉体が容器内で固化するのを防ぎ
容器4外においてローラ5と連動され、両者は同
期して駆動される。ローラ5の周速度はガラス板
搬送速度と等しく設定される。
尚、スクイーザ6は位置変更により付着粉体量
の調整ができるものがよい。スクイーザ6はブラ
シ状のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る吸引式採板機の実施例を示
し、第1図は概略部分断面図、第2図は粉体供給
装置の斜視図、第3図は従来の吸引式採板機の概
略側面図である。 3……粉体、4……容器、5……ローラ、6…
…スクイーザ、7……撹拌機、8……下面、11
……吸引式ガラス板搬送装置、15……防傷粉体
供給装置、G……ガラス板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 搬送作用面の下部に搬送ガラス板Gを吸引状
    態に保持して搬送するように構成してある吸引
    式ガラス板搬送装置11と、その吸引式ガラス
    板搬送装置11によつて搬送される搬送ガラス
    板Gに対して積層時の擦傷防止用粉体3を付着
    させるための防傷粉体供給装置15とを備えて
    構成してある吸引式採板機において、前記防傷
    粉体供給装置15を前記吸引式ガラス板搬送装
    置11の搬送作用面の下部に配設するととも
    に、その防傷粉体供給装置15は、搬送ガラス
    板Gの全幅に亘る範囲で擦傷防止用粉体3を収
    容する充填容器4と、搬送ガラス板Gの全幅又
    はほぼ全幅範囲に亘る軸芯長さを有し、かつ、
    回転により前記容器4内の粉体3を搬送ガラス
    板下面8に搬送し転写付着するように前記容器
    4に内装軸架させたローラ5とを備えて構成さ
    れていることを特徴とする吸引式採板機。 前記ローラ5は、少なくともそれの表層部
    が、表面に開口する微細凹部を稠密に有するゴ
    ム状弾性材料から構成されている実用新案登録
    請求の範囲第項に記載の吸引式採板機。 前記ローラ5は、ガラス板搬送速度と等しい
    周速度で駆動回転されるものである実用新案登
    録請求の範囲第項又は第項に記載の吸引式
    採板機。 前記容器4は、前記ローラ5の最上部より回
    転方向上手側に少し偏した位置においてこのロ
    ーラ5上の付着粉体3に対するスクイーザ6を
    備えている実用新案登録請求の範囲第項ない
    し第項の何れかに記載の吸引式採板機。 前記容器4は、充填粉体3の撹拌機7を備え
    ている実用新案登録請求の範囲第項ないし第
    項の何れかに記載の吸引式採板機。
JP12859781U 1981-08-28 1981-08-28 ガラス板への防傷粉体転着装置 Granted JPS5835979U (ja)

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JP12859781U JPS5835979U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 ガラス板への防傷粉体転着装置

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JP12859781U JPS5835979U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 ガラス板への防傷粉体転着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5835979U JPS5835979U (ja) 1983-03-09
JPH0125667Y2 true JPH0125667Y2 (ja) 1989-08-01

Family

ID=29922289

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JP12859781U Granted JPS5835979U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 ガラス板への防傷粉体転着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4762795B2 (ja) * 2006-06-08 2011-08-31 株式会社リコー シート材給送装置、これを備えた画像形成装置

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JPS5835979U (ja) 1983-03-09

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