JP2567641Y2 - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JP2567641Y2
JP2567641Y2 JP1993073396U JP7339693U JP2567641Y2 JP 2567641 Y2 JP2567641 Y2 JP 2567641Y2 JP 1993073396 U JP1993073396 U JP 1993073396U JP 7339693 U JP7339693 U JP 7339693U JP 2567641 Y2 JP2567641 Y2 JP 2567641Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はローラブラケット軸受ユ
ニットが脱着自在でかつベルトの清掃や取り換えが容易
なベルトコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種産業界で原料や製品等の搬送
にベルトコンベヤが使用されている。例えば食品業界に
おいても生産ラインに各種ベルトコンベヤが使用されて
いる。しかし、従来のベルトコンベヤは加工食品の製造
中にベルトやフレーム等に付着した食品等のくずや欠け
等を取り除く際、フレーム等を分解しなければベルトの
清掃や取り換えができず、ベルトの清掃等に多大の労力
と時間を要し、作業性に劣りひいては生産性を阻害する
という問題点を有していた。そこで、このような問題点
を解決するものとして、実公平5−33459号公報が
開示されている。以下に従来のベルトコンベヤについて
説明する。図5は従来のベルトコンベヤの回転ローラー
部の要部平面図である。50はステンレス鋼からなる長
尺状のフレーム、フレーム50は、本体フレーム51
と、本体フレーム51の一端部に連結される補助フレー
ム52とに分割されている。補助フレーム52は、本体
フレーム51に対して回動自在とされている。即ち、補
助フレーム52の両側には、本体フレーム51側に突出
して、側板54が溶接等により固着されており、側板5
4は、突出部55において、この側板54及び本体フレ
ーム51を貫通する支持軸56により回動自在に支持さ
れている。また、側板54の支持軸56より延出する突
出部55端には、切欠溝57が形成されており、この切
欠溝57には、本体フレーム51に螺着される固定螺子
58が挿通されている。更に、側板54の補助フレーム
52には、テークアップフレーム59が配置されてお
り、このテークアップフレーム59の先端には、回転ロ
ーラー53が回転自在に配置されている。テークアップ
フレーム59には、長孔60が形成されており、この長
孔60には、補助フレーム52に螺着される固定螺子6
1が挿通されている。テークアップフレーム59の本体
フレーム51側には、突出部62が形成されており、こ
の突出部62は、ブラケット63に螺着されるテークア
ップ螺子64により、回転ローラー53側に押圧されて
いる。以上のように構成された従来のベルトコンベヤに
ついて、以下その動作を説明する。図6は補助フレーム
の回動時の要部側面図である。ベルトコンベヤの使用時
には、図5及び図6に示したように、本体フレーム51
の延長面上に補助フレーム52が位置され、この位置に
おいて、補助フレーム52は、固定螺子65により本体
フレーム51に固定されている。そのため、補助フレー
ム52の突出部(側板54の突出部55端側)は、本体
フレーム51の側部の一部を覆う状態となり、補助フレ
ーム52の回転ローラー53側からの力によって、浮き
上げるような力が作用しても、補助フレーム52の動き
を阻止することができる。一方、ベルトコンベヤの清掃
時等には、固定螺子65が緩められ、図6に二点鎖線で
示したように、本体フレーム51に対して補助フレーム
52が適当な角度で回動され、これによりベルト66に
緩みが生ずることとなる。これにより、フレーム50の
清掃を容易に行うことが可能になる。一方、清掃後に
は、補助フレーム52を水平位置まで回動し、固定螺子
65により側板54を締め付けるだけで良く、テークア
ップフレーム59によるベルト66の張力の調節を不要
とすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ベルトを緩めてフレーム等の拭き取り作業
は容易に行えるが、しかし、テールローラーやヘッドロ
ーラー等の回転ローラーの軸部の埃や塵はとることがで
きないので、雑菌が繁殖し易く衛生上の問題点を有する
とともに、ベルトコンベヤそのものを解体して行わねば
ならず作業性に欠けるという問題点があった。また、ベ
ルトが原料で汚れたり破損したりして他のベルトに代え
るときも同様であり、取り換え作業に時間を要し、多大
の労力を要すという問題点を有していた。更に、従来の
ベルトコンベヤは本体フレームと補助フレームが一体に
形成されているのでベルトコンベヤの機長は一定の長さ
しか有さないため作業環境や作業内容等が変わった場
合、それらに応じてそれらに適合したベルトコンベヤを
設置しなければならずベルトコンベヤの機長の自在性に
欠けるという問題点を有していた。また、ベルトコンベ
ヤの生産時、テールローラーやヘッドローラーがフレー
ムと一体に組み立てる方式なので、生産の自在性に欠け
生産性に欠けるとともに品質管理に多大の労力を要すと
いう問題点を有していた。一方、顧客がベルトコンベヤ
を使用中にヘッドローラー等のベアリング部等が破損し
た場合、該ローラー等がベルトコンベヤ本体と一体に作
製されているため、現場で部品の交換等を強いられ取り
替え作業に多大の作業工数を要すとともに、その間生産
ラインを停止させねばならないという問題点があった。
【0004】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、テールローラー等の回転ローラーをローラブラケッ
ト軸受ユニットにすることによりフレームと脱着自在に
したので、フレームやベルトの清掃のみならず、回転ロ
ーラーをも洗浄ができ衛生性に優れるとともに、ローラ
ブラケット軸受ユニットが互換性を有するので、ベアリ
ング等の破損時に他のものと容易に交換することがで
き、更に、ベルトコンベヤの機長の長さを設定場所や作
業内容に応じて自由調整することができるとともにメン
テナンスの作業性を著しく改善することができる低原価
で量産性に優れたベルトコンベヤを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案のベルトコンベヤは次の構成を有している。請
求項1に記載のベルトコンベヤは、脚部と、前記脚部に
配設固定された長尺のフレームと、前記フレームの一端
部又は両端部に脱着自在に固定されたローラブラケット
軸受ユニットと、前記ローラブラケット軸受ユニットの
ローラー間に配設されたベルトと、前記ベルトを駆動さ
せる駆動部と、を備えたベルトコンベヤであって、前記
ローラブラケット軸受ユニットが、左右一対のブラケッ
ト軸受板と、前記ブラケット軸受板の一端部に形成され
たローラー軸止部と、前記ブラケット軸受板の他端部に
前記フレームの両側部に突起状に形成されたフレーム嵌
合部に回動自在でかつ嵌着自在に嵌合する溝部等からな
るブラケット嵌合部と、前記ブラケット軸受板の下部に
前記フレームの両側部に形成された固定部に嵌着自在に
嵌合して固定されるブラケット固定部と、前記ローラー
軸止部に前記ベルトの張力を調整するベルト調整部と、
前記ローラー軸止部に装着された回転ローラーと、を備
えた構成を有している。請求項2に記載のベルトコンベ
ヤは、請求項1において、前記脚部が立壁部と底壁部で
構成され前記立壁部に直交状に固定された横架材を有
し、前記フレームが前記フレームの長手方向の側部に形
成された横架材挿入孔で挿着固定され、前記脚部と前記
フレームが断面略コの字型に形成されている構成を有し
ている。
【0006】ここで、脚部はフレームの両側部に支柱を
配設した門型や立壁部と底壁部とからなるL字型等でも
よい。尚、L字型脚部の場合ベルトを立壁部のないフレ
ームの側部から簡単に脱着できるので好ましい。L字型
脚部の場合、フレーム挿着用の横架材を立壁部に固定し
ておくと、フレームも容易に脱着できるので、ベルトコ
ンベヤを分解でき組立や搬出等の作業性を著しく向上さ
せることができるとともに、現場にベルトコンベヤを据
え付けた後は、清掃作業やメンテナンス作業の作業性を
向上させることができる。ローラブラケット軸受ユニッ
トは、ヘッドローラー駆動方式の場合はテールローラー
のみに採用してもよく、また、センタードライブ方式の
場合は、テールローラー及びヘッドローラーのいずれか
一方または両方を互換できるようにしてもよい。ローラ
ブラケット軸受ユニットのローラー軸止部はブラケット
軸受板の一端部に穿孔された長孔若しくはブラケット軸
受板の一端部に開口した長溝等で形成される。尚、長溝
の場合、開口部側に傾斜部を形成すると回転ローラーの
装着が容易になるとともに装着作業の際のローラーの転
がりによる脱落を防止できる。ブラケット軸受板は補強
ステーの種類を変えることにより各種長さのローラーを
使用することができる。
【0007】
【作用】この構成によって、テールローラー等の回転ロ
ーラーがローラブラケット軸受ユニットになっているの
で、脱着自在であり、かつ互換性を有することから以下
の作用をする。すなわち、 a.フレームやベルトの清掃も容易に行うことができる
とともに、ローラブラケット軸受ユニットを消毒液に直
接浸漬できるので完全に消毒できる。 b.アタッチメントを取り替えることで、従来のコンベ
ヤがナイフエッジとして使用することができるので、よ
り小さなワークを確実にしかも形をくずさないようにベ
ルトコンベヤ間等で乗り移りをさせることができる。 c.長さの異なるローラブラケット軸受ユニットと取り
代えることによりベルトコンベヤの機長の長さを自由に
調整することができる。 d.生産ラインが従来の一体組立方式から分割組立方式
にすることができ、生産性を著しく向上させることがで
きるとともに、生産管理も容易にすることができ、更
に、品質管理を向上させることができる。 e.従来は、ヘッドローラー及びテールローラー等の回
転ローラーのベアリング等が破損した際、ベルトコンベ
ヤ本体と一体型のため、生産ラインを停止しベルトコン
ベヤの設置場所で部品の交換を強いられていたが、回転
ローラーがローラブラケット軸受ユニットで独立してい
るため、その部分のみを新品と取り換えるか、その部分
のみを作業台上に移し、修理をすることができるので、
生産ラインの停止時間を著しく短縮化することができ
る。また、メンテナンス作業の作業時間の短縮化を図る
ことができる。更に、従来、回転ローラーの取り替え時
にローラーが回転するため手を滑らせて、ローラーを床
面に落としローラーの二次破損や作業者の事故が絶えな
かったが、これらの発生を防止できる。 f.その他、フレームと脚部が略コの字型に形成されて
いるため、ローラブラケット軸受ユニットをフレーム嵌
合部で回動させフレームの上面側に倒すだけで容易にベ
ルトの取り換えやベルトとフレームの清掃を行うことが
できる。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1) 図1は本考案の第1実施例のベルトコンベヤの要部斜視
図であり、図2はローラブラケット軸受ユニットの斜視
図である。1は本考案の第1実施例のセンタードライブ
方式のベルトコンベヤ、2はローラブラケット軸受ユニ
ットAからなるテールローラー、3はローラブラケット
軸受ユニットAからなるヘッドローラー、4はベルト
(図示せず)を支持する長尺状のフレーム、5はフレー
4の側部に配設された駆動部、6は駆動部5の回転を
ベルトに伝える駆動ローラー、7は駆動ローラーを軸着
する駆動ローラー軸受板、8は駆動ローラー軸受板7の
案内溝に嵌脱自在に軸支されたテンションローラー、9
はL字状に形成された脚部、10はフレーム4の両端部
に溶接等で固定された側板、11は側板10の後部に突
設されたフレーム嵌合部、12は側板10に螺合され螺
子で固定したり解除したりする固定部である。図2にお
いて、Aはローラブラケット軸受ユニット、13は左右
一対に形成されたブラケット軸受板、14はブラケット
軸受板13の先端部にブラケット軸受板13と平行に長
孔状に穿孔して形成されたローラー軸止部、15はロー
ラー軸止部14に軸着されたローラー、16はローラー
軸止部14の後部に突設形成されたベルトの張力を調整
するローラー調整部、17はローラー調整部16に螺着
されローラーの位置を調整する調整螺子であり、本実施
例では、ベルト調整部はローラ調整部16と調整螺子1
7で構成したが、他の公知のもので構成してもよい。1
8はブラケット軸受板13の後部に凹部状に形成された
フレーム嵌合部11に回動自在で、かつ嵌着自在に嵌合
されるブラケット嵌合部、19はブラケット軸受板13
の下部に形成されたフレーム4の固定部12に嵌合して
固定されるブラケット固定部の固定用凹部、20は螺子
20a等でブラケット軸受板13を補強間に固定されブ
ラケット軸受板13を補強する補強ステーである。
【0009】以上のように構成された本実施例のベルト
コンベヤについて、以下のその動作を説明する。図3は
本考案の第1実施例におけるローラブラケット軸受ユニ
ットのフレームへの装着状態を示す要部側面図である。
まず、ローラブラケット軸受ユニットAをフレーム4に
装着する場合について説明する。ローラブラケット軸受
ユニットAのブラケット軸受板13を両手で持ち、ブラ
ケット嵌合部18の凹部をフレーム4の側板10の突起
状のフレーム嵌合部11に嵌合させる。図3に示す矢印
a方向にフレーム嵌合部11を中心として回動させフレ
ーム4にもたせかける。次いで、図1に示すように、脚
部9の立壁部のない方からベルト(図示せず)を入れテ
ールローラー2,ヘッドローラー3及び駆動ローラー6
にかけわたした後、テールローラー2を図3の矢印b方
向に回動させてテールローラー2を倒し側板10の固定
部12にブラケット軸受板13の固定用凹部19を嵌合
させた後、フレーム4の両側部の固定部12の螺子を締
めてローラブラケット軸受ユニットAからなるテールロ
ーラー2を図1中のヘッドローラー3のように固定す
る。次いで、テンションローラー8をテンションローラ
ー案内溝8aに嵌合させ、ベルトを均一に張設する。次
に、ローラブラケット軸受ユニットAの洗浄時や互換時
について説明する。食品工業で作業が終了してベルト等
を洗浄・消毒する場合は、まず、ローラブラケット軸受
ユニットAの調整螺子17を緩めローラー軸止部14内
にローラー15を遊嵌状態にするか、テンションローラ
ー8をテンションローラー案内溝8aから外した後、固
定部12の螺子を解除してローラブラケット軸受ユニッ
トAを図3の矢印a方向にフレーム嵌合部11を中心と
して回動させフレーム4側に倒してフレーム4に係止し
た後、ベルト(図示せず)を外す。次いで、ブラケット
軸受板13を手で持ってフレーム4から外し、他のロー
ラブラケット軸受ユニットと交換するか、ローラブラケ
ット軸受ユニットAを消毒液につけ消毒する。また、ベ
ルトやフレーム4を消毒液で掃き取る。ローラブラケッ
ト軸受ユニットAをフレーム4に装着するときは、前記
と同様にして行う。
【0010】以上のように本実施例によれば、ローラブ
ラケット軸受ユニットを簡単に取り外しや装着ができる
ので、生産ラインでの作業終了後の洗浄・消毒作業を容
易に行うことができる。また、回転ローラーのベアリン
グ等が損傷した場合やメンテナンス作業もローラブラケ
ット軸受ユニットが脱着自在なので簡単に行うことがで
き、生産ラインの運転に支障を来すことがない。また、
脚部とフレームが略コの字型に形成されているためベル
トの脱着を極めて容易に行うことができる。更に、生産
ラインの都合でのベルトコンベヤの機長の長さを長くし
たり短くしたりする必要が生じたときでもローラブラケ
ット軸受ユニットが互換性を有しているので、最適の長
さのブラケット軸受板のローラブラケット軸受ユニット
に代えるだけで対処することができる。
【0011】(実施例2) 図4は本考案の第2実施例のベルトコンベヤのローラブ
ラケット軸受ユニットのフレームへの装着状態を示す要
部側面図である。図3の第1実施例のローラブラケット
軸受ユニットAと異なる点は、(1)ローラブラケット
軸受ユニットBのローラー軸止部14aがブラケット軸
受板13の先端で開口した長溝で形成され、先端部が案
内角度αで上向きに形成されている点と、(2)固定用
凹部19aが案内角度βでフレーム4の固定部12に嵌
合が容易になるように形成されている点である。ここ
で、案内角度αは3°±3°に形成されるのが望まし
い。ローラーの嵌着作業を容易にするとともにローラー
の転落を防止するためである。この角度以下ではローラ
ーが転落し易く、また、この角度以上ではローラーの装
着時に開口部を損傷し易いので好ましくない。案内角度
βは20°±20°で形成されるのが望ましい。ブラケ
ット軸受板の長さが短いときはβは0°でもよいが0°
以下だと装着ができず、またβ>40°ではローラブラ
ケット軸受ユニットの装着時、装着作業が困難となるの
で好ましくない。
【0012】以上のように本実施例によれば、第1実施
例の作用効果を有するとともにローラー軸止部14aが
案内角度αで長溝状に形成されているのでローラブラケ
ット軸受ユニットをフレーム4に固定したままローラー
を脱着することができるる。また、固定用凹部19aが
案内角度βで形成されているので、ブラケット軸受板の
脱着作業を容易に行うことができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案のベルトコンベヤは
フレームとL型脚部で略コの字型に形成され、かつロー
ラブラケット軸受ユニットがベルトコンベヤ本体に脱着
自在で、かつ互換性があるので、次のような優れた効果
を実現できるものである。 a.ローラブラケット軸受ユニットを回動させるだけで
容易にベルトを脱着でき、ベルトやフレームの清掃を簡
単に行うことができる。 b.ローラブラケット軸受ユニットが脱着自在なので、
部品が破損した時に新品と簡単に取り換えることができ
るので修理の時間を著しく短縮化できるとともに、故障
品は工場に持ち帰って修理できるのでメンテナンス作業
性を著しく向上させることができる。 c.ローラブラケット軸受ユニットとフレームの生産ラ
インを分割できるので、生産ラインの利用率を高めるこ
とができるとともに生産管理や品質管理の管理性を向上
させることができる。 d.ベルトを脚部のない側から容易に取り換えることが
できるのでベルトの取り換え作業の作業性を著しく高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるベルトコンベヤの要
部斜視図
【図2】本考案の第1実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットの斜視図
【図3】本考案の第1実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットのフレームへの装着状態を示す要部側面図
【図4】本考案の第2実施例におけるローラブラケット
軸受ユニットのフレームへの装着状態を示す要部側面図
【図5】従来のベルトコンベヤの回転ローラー部の要部
平面図
【図6】従来のベルトコンベヤの補助フレームを回動さ
せた状態を示す要部側面図
【符号の説明】
1 第1実施例のベルトコンベヤ 2 テールローラー 3 ヘッドローラー 4 フレーム 5 駆動部 6 駆動ローラー 7 駆動ローラー軸受板 8 テンションローラー 8a テンションローラー案内溝 9 脚部 10 側板 11 フレーム嵌合部 12 固定部 13 ブラケット軸受板 14 ローラー軸止部 14a ローラー軸止部 15 ローラー 16 ローラー調整部 17 調整螺子 18 ブラケット嵌合部 19 固定用凹部 19a 固定用凹部 20 補強ステー 50 フレーム 51 本体フレーム 52 補助フレーム 53 回転ローラ 54 側板 55 突出部 56 支持軸 57 切欠溝 58 固定螺子 59 テークアップフレーム 60 長孔 61 固定螺子 62 突出部 63 ブラケット 64 テークアップ螺子 65 固定螺子 66 ベルト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部と、前記脚部に配設固定された長尺
    のフレームと、前記フレームの一端部又は両端部に脱着
    自在に固定されたローラブラケット軸受ユニットと、前
    記ローラブラケット軸受ユニットのローラー間に配設さ
    れたベルトと、前記ベルトを駆動させる駆動部と、を備
    えたベルトコンベヤであって、前記ローラブラケット軸
    受ユニットが、左右一対のブラケット軸受板と、前記ブ
    ラケット軸受板の一端部に形成されたローラー軸止部
    と、前記ブラケット軸受板の他端部に前記フレームの両
    側部に突起状に形成されたフレーム嵌合部に回動自在で
    かつ嵌着自在に嵌合する溝部等からなるブラケット嵌合
    部と、前記ブラケット軸受板の下部に前記フレームの両
    側部に形成された固定部に嵌着自在に嵌合して固定され
    るブラケット固定部と、前記ローラー軸止部に前記ベル
    トの張力を調整するベルト調整部と、前記ローラー軸止
    部に装着された回転ローラーと、を備えていることを特
    徴とするベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記脚部が立壁部と底壁部で構成され前
    記立壁部に直交状に固定された横架材を有し、前記フレ
    ームが前記フレームの長手方向の側部に形成された横架
    材挿入孔で挿着固定され、前記脚部と前記フレームが断
    面略コの字型に形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のベルトコンベヤ。
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