JPH06219527A - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JPH06219527A
JPH06219527A JP2853993A JP2853993A JPH06219527A JP H06219527 A JPH06219527 A JP H06219527A JP 2853993 A JP2853993 A JP 2853993A JP 2853993 A JP2853993 A JP 2853993A JP H06219527 A JPH06219527 A JP H06219527A
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JP
Japan
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auxiliary frame
frame
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auxiliary
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Pending
Application number
JP2853993A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nakamura
正義 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベアベルトの裏面やフレーム内部の清掃
を容易に行える装置を提供することにより、作業者の清
掃時の負担を軽減させ、かつベルトコンベアの衛生状態
を良好に維持する。 【構成】 本体フレーム6の端部に補助フレーム5を支
承する支軸8を設けるとともに、補助フレーム5の一端
にコンベアベルト3を掛回すローラー2を軸支するとと
もに補助フレーム5の他端には支軸8を受け入れる溝状
の切欠部7を設ける。切欠部7の最深部位置にて支軸8
を基点として補助フレーム5を回動可能に、かつ本体フ
レーム6と補助フレーム5とが一直線上に連なる位置で
固定ねじ10を介して補助フレーム5を本体フレーム6に
固定保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームの両端部間に
無端状のコンベアベルトを掛回して食品等の品物を運搬
するベルトコンベアにおいて、特に清掃や洗浄を容易に
行うことができるようにコンベアベルトを緩ませる機構
を備えたベルトコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品の加工を行ったり、その食品をプラ
スチックトレイ等の容器に収納し、包装する機械へ供給
するベルトコンベアにおいては、食品のかすや汁等が搬
送面にこぼれたりすることがある。この際、コンベアを
水洗いしたり雑布等で拭いたりして衛生状態を良好に維
持するようにしている。そして清浄作業が困難なコンベ
アベルトの裏面にあっては、コンベアフレームの前記コ
ンベアベルトを掛回す一方の端部を補助フレームとして
本体フレームから分離し、この補助フレームを前記本体
フレームに対して上方に回動させることによって前記コ
ンベアベルトを弛緩させて清浄を行うようにしたものが
実開平1−90712号公報等で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来構造においてはベルトの弛み量が少なく、前記補助
フレームは本体フレームの端部に設けられた支軸に貫通
軸支され取り外しできないためフレームとコンベアベル
トとの間のわずかな隙間から洗浄用のホースを差し込ん
だり、作業者が雑布で拭き取るために手を差し込んだり
することによりコンベアベルトの裏面や、コンベアベル
トに覆われているフレーム内部の清浄を行わねばならず
作業が困難であった。特に本体フレームに対して回動さ
せて折り曲げ状態にある補助フレーム内部や、そのロー
ラーの清掃にあっては、作業者が手をはさまれる等の危
険性を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
なされたものであり、フレームの両端部間にコンベアベ
ルトを掛回し、少なくとも一方のフレームの端部を補助
フレームとして本体フレームに対して回動自在に構成し
たベルトコンベアにおいて、前記本体フレームの端部に
前記補助フレームを支承する支軸を設けるとともに、前
記補助フレームの一端に前記コンベアベルトを掛回すロ
ーラーを軸支するとともに、補助フレームの他端には前
記支軸を受け入れる溝状の切欠部を設け、この切欠部の
最深部位置にて前記支軸を基点として前記補助フレーム
を回動可能に、かつ前記本体フレームと補助フレームと
が一直線上に連なる位置で固定部材を介して前記補助フ
レームを前記本体フレームに固定保持することを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】ベルトコンベア清掃時には、補助フレームを本
体フレームに対して上方に回動させ、コンベアベルトを
弛ませた状態で補助フレームの切欠部を本体フレームの
支軸から外して補助フレームを本体フレームから取り外
してコンベアベルトの裏面やフレーム内部、及び本体フ
レームから取り外した補助フレームとローラーの清掃を
行う。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1〜図4は本発明の第1実施例を示すものであ
る。フレーム1の両端部にローラー2が回転自在に軸支
され、このローラー2間に無端状のコンベアベルト3が
掛回され、コンベアベルト3を駆動装置4により回動さ
せ、回動するコンベアベルト3の上面に図示しない品物
を載置して運搬するようになっている。
【0007】そしてフレーム1は少なくとも一方の端部
を補助フレーム5として本体フレーム6から分離され、
この補助フレーム5を本体フレーム6に対して上方に回
動自在に設けている。
【0008】本実施例では、補助フレーム5は、コンベ
アベルト3が掛回される一方のローラー2を補助フレー
ム5の端部に軸支するとともに、その他端部には、前記
他端部に向かって開放する切欠部7を設けている。この
切欠部7は、本体フレーム6端部に軸支された支軸8に
コンベアベルト3の緊張力により当接するよう支軸8と
略同等の径寸法で形成されており、切欠部7の最深部位
置にあたる底部7aにて支軸8と当接し、支軸8を中心
として補助フレーム5を本体フレーム6に対して回動自
在に構成している。そして補助フレーム5を軸支する両
側のアーム9の外側面には本体フレーム6との固定を行
うための固定部材としての固定ねじ10が螺合されてい
る。
【0009】また、ローラー2を軸支する移動子11は、
調整ねじ12を回動し、ローラー2間の軸間距離を変化さ
せることによりコンベアベルト3の緊張力を調整可能に
設けている。
【0010】一方、本体フレーム6には、補助フレーム
5が支軸8を基点として回動する際の固定ねじ10の軸の
回転円弧軌跡に沿った形状を持つ案内溝部13を設けると
ともに、本体フレーム6と補助フレーム5とが一直線上
に連なる状態で、補助フレーム5に設けられた固定ねじ
10の位置に対応して係止部14を案内溝部13の最深部に設
けており、搬送時においては、本体フレーム6に対して
補助フレーム5が上方に回動することのないように、固
定ねじ10を回動させて回し締めすることにより、補助フ
レーム5のアーム9と本体フレーム6の係止部14とが固
定ねじ10によって挾着保持されるようになっている。
【0011】図4は補助フレーム5を本体フレーム6か
ら取り外す際の作用を示すものである。ベルトコンベア
の清掃的には、固定ねじ10を緩めて補助フレーム5と本
体フレーム6との締着を解放し、補助フレーム5を本体
フレーム6に対して上方に回動させてコンベアベルト3
を弛ませる。すると、補助フレーム5の切欠部7にはコ
ンベアベルト3の緊張力が作用しなくなるために、補助
フレーム5は本体フレーム6の支軸8に対して離れる方
向に移動可能となるので、補助フレーム5を持ち上げて
切欠部7を支軸8から外すことにより、補助フレーム5
は本体フレーム6から簡単に取り外すことができる。そ
うすると、本体フレーム6とコンベアベルト3との間に
は補助フレーム5が取り外されたことによる大きな隙間
が生じるため、ホースによる水洗いや、雑布によってコ
ンベアベルト裏面及び本体フレーム6の内部を拭いたり
する作業がきわめて容易になる。また取り外された補助
フレーム5においても補助フレーム5内部はもちろんロ
ーラー2の清掃も確実に行える。
【0012】図5は本発明の第2実施例を示すものであ
り、補助フレーム5の切欠部7に抜け止め用のストッパ
ー15を設けたものである。このストッパー15は、補助フ
レーム5を回動してコンベアベルト3を緩める過程にお
いて、本体フレーム6の支軸8から補助フレーム5の切
欠部7が不意に外れることを防止するべく設けられたも
のである。本実施例においては例えば、このストッパー
15は、切欠部7の内壁面に突状部材を出没自在に設け、
バネ等の手段により弾性的に切欠部7に突出状態に付勢
されている。このストッパー15の付勢力はコンベアベル
ト3を緩める際に補助フレーム5の回動作業に対してス
トッパー15の突出部15aが没しない程度の力となってい
る。そして支軸8から切欠部7が抜けようとする力が所
定以上になると、つまり作業者が補助フレーム5を取り
外そうとする力に対しては、切欠部7に形成されたスト
ッパー15が引っ込み、本体フレーム6の支軸8がストッ
パー15の突出部15aを乗り越えることにより切欠部7が
支軸8から外れ、補助フレーム5が本体フレーム6から
取り外せるようになっている。
【0013】また、第2実施例では切欠部7を補助フレ
ーム5の下方からL字状に形成している。
【0014】よって補助フレーム5を本体フレーム6に
取り付ける際には、補助フレーム5の切欠部7を本体フ
レーム6の支軸8に上方から引っ掛け、切欠部7のL字
形状に沿わせて支軸8を底部7a側に案内してゆき、支
軸8が切欠部7に突出して設けたストッパーを乗り越え
ることにより取付け時のクリック感を持たせるとともに
切欠部7の底部7aに当接し、この底部7aにおいて支
軸8を基点として回動自在な状態となる。
【0015】なお、本発明装置は以上に示した実施例に
限定されるものではなく、例えば補助フレーム5に形成
される切欠部7の形状は、図6に示すように下方から斜
め上方に向かって形成されるものであってもよいし、支
軸8を容易に受け入れることができるようにさそい込み
部16を設けてもよく、切欠部7の最深部である底部7a
での径寸法を支軸8と略同等の寸法として、この底部7
aにて支軸8を基点として補助フレーム5を本体フレー
ム6対して回動可能にしたものであれば、切欠部7の形
状は適宜選択されるものである。また、搬送時において
本体フレーム6と補助フレーム5との回動を防止する固
定構造においても係止部14に案内溝部13を設けずに単に
固定ねじ10が螺合する穴状の係止部14であってもよく、
さらに固定部材はねじ以外の固定手段であってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、フレームの両端部間にコンベ
アベルトを掛回し、少なくとも一方のフレームの端部を
補助フレームとして本体フレームに対して回動自在に構
成したベルトコンベアにおいて、前記本体フレームの端
部に前記補助フレームを支承する支軸を設けるととも
に、前記補助フレームの一端に前記コンベアベルトを掛
回すローラーを軸支するとともに、補助フレームの他端
には前記支軸を受け入れる溝状の切欠部を設け、この切
欠部の最深部位置にて前記支軸を基点として前記補助フ
レームを回動可能に、かつ前記本体フレームと補助フレ
ームとが一直線上に連なる位置で固定部材を介して前記
補助フレームを前記本体フレームに固定保持するように
したので、ベルトコンベア清掃時には、補助フレームを
本体フレームから取り外すことにより、コンベアベルト
の裏面やフレーム内部、及び本体フレームから取り外し
た補助フレームとローラーの清掃がきわめて容易に確実
に行えるので作業者の清掃時の負担が軽減できるととも
にベルトコンベアの衛生状態を良好に保つことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第1実施例における作用説明図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例を示す部分断面図である。
【図6】本発明における切欠部の別例を示す図である。
【符号の説明】 1 フレーム 2 ローラー 3 コンベアベルト 4 駆動装置 5 補助フレーム 6 本体フレーム 7 切欠部 7a 底部 8 支軸 9 アーム 10 固定ねじ 11 移動子 12 調整ねじ 13 案内溝部 14 係止部 15 ストッパー 15a 突出部 16 さそい込み部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの両端部間にコンベアベルトを
    掛回し、少なくとも一方のフレームの端部を補助フレー
    ムとして本体フレームに対して回動自在に構成したベル
    トコンベアにおいて、前記本体フレームの端部に前記補
    助フレームを支承する支軸を設けるとともに、前記補助
    フレームの一端に前記コンベアベルトを掛回すローラー
    を軸支するとともに、補助フレームの他端には前記支軸
    を受け入れる溝状の切欠部を設け、この切欠部の最深部
    位置にて前記支軸を基点として前記補助フレームを回動
    可能に、かつ前記本体フレームと補助フレームとが一直
    線上に連なる位置で固定部材を介して前記補助フレーム
    を前記本体フレームに固定保持することを特徴とするベ
    ルトコンベア。
JP2853993A 1993-01-25 1993-01-25 ベルトコンベア Pending JPH06219527A (ja)

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JP2853993A JPH06219527A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 ベルトコンベア

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JP2853993A JPH06219527A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 ベルトコンベア

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JPH06219527A true JPH06219527A (ja) 1994-08-09

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ID=12251477

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JP2853993A Pending JPH06219527A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 ベルトコンベア

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JP (1) JPH06219527A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5915527A (en) * 1995-05-19 1999-06-29 Thames Co., Ltd. Belt conveyor
JP2012086982A (ja) * 2011-03-01 2012-05-10 Maruyasu Kikai Kk ベルトコンベヤ
JP2013086904A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Tsubaki Yamakyu Chain Co コンベヤ用走行フレーム装置
EP3539908A1 (de) * 2018-03-16 2019-09-18 MULTIVAC Sepp Haggenmüller SE & Co. KG Transportvorrichtung mit verriegelungsmechanismus
KR20200002797U (ko) * 2019-06-18 2020-12-29 주식회사 케이에스팩 하이브리드 포머를 갖는 포장장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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