JPS6223754Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6223754Y2
JPS6223754Y2 JP16441683U JP16441683U JPS6223754Y2 JP S6223754 Y2 JPS6223754 Y2 JP S6223754Y2 JP 16441683 U JP16441683 U JP 16441683U JP 16441683 U JP16441683 U JP 16441683U JP S6223754 Y2 JPS6223754 Y2 JP S6223754Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiping
container
dirt
roller
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16441683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6075300U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16441683U priority Critical patent/JPS6075300U/ja
Publication of JPS6075300U publication Critical patent/JPS6075300U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6223754Y2 publication Critical patent/JPS6223754Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器外面の汚れ拭取装置に関する。
従来、容器にジユース等の内容物が充填され、
容器充填装置から搬送されると、搬送時の振動等
によつて上記内容物の一部が溢れ、容器外面を汚
染することがあつた。かかる場合、湿つた布ある
いはスポンジ等の拭取体を上記容器の搬送経路上
に配設してその外面の汚れを拭き取る操作を行な
つていた。ところが、連続的に拭き取り操作を行
なつていると、上記拭取体自体の汚染度が徐々に
進行し、その本来の目的を達成できなくなるばか
りでなく、該拭取体に含浸された汚れによつて上
記容器の汚れを拭き取るよりもむしろ逆に容器全
体を汚染してしまうという2次的な汚染現象をも
たらす惧れがあつた。そこで、かかる2次汚染の
弊害を除去するために、定期的に汚染された上記
拭取体を装置から取り外し、清浄な拭取体と交換
する必要があつた。しかしながら、このような弥
縫的手段では、上記拭取体の汚染度合を定期的に
監視する必要があるとともに、ラインを停止して
なされる交換作業により著しく生産性を阻げられ
るなどの欠点を有していた。
本考案は叙上の点に鑑み、容器による2次汚染
の惧れがなく常に清浄な拭取面を維持できるよう
にした汚れ拭取装置を得ようとしてなされたもの
で、その特徴とするところは、容器を搬送する搬
送コンベアの一側に、搬送コンベア他側のガイド
との間に容器を挟持してこれを回転させつつ該容
器外面の汚れを拭取る拭取部材を配設し、この拭
取部材には、容器から拭取り付着した汚れを洗滌
する洗滌液噴射ノズルを対向配置するとともに、
この噴射ノズルにより含浸された液滴を除去する
絞り部材を該拭取部材に圧接させて設けたことに
ある。
以下、第1図ないし第3図に示す実施例に基づ
き本考案を説明すると、第1図aは本実施例装置
の全体構成図であり、同図において、1は容器2
を矢印A方向に単列で搬送する搬送コンベアであ
る。この搬送コンベア1の所要位置には、、第1
図aおよび第2図に示すように所要曲率の円弧部
1aが形成されており、この円弧部1aの円弧内
側には、第1図a、第2図および第3図に示すよ
うに円弧部1aの曲率に対応する径の拭取ローラ
3が配置され、矢印B方向に回転駆動されるよう
になつている。また上記円弧部1aの円弧外側に
は、第1図a、第2図および第3図に示すように
上記拭取ローラ3との間で容器2下半部を挟持し
拭取ローラ3の回転により容器2を回転させなが
ら搬送するガイド4が配設されている。そして、
該ガイド4の内側には、容器2との当接面を形成
すると当接体4aが第1図b,cに示すように、
容器進行方向に沿つて上下2段に、あるいは漸次
低下するようにガイド4に取付けられ、これによ
り容器2の未拭取外周面が接触する領域を局限さ
せ、容器2外面の汚れが該当接体4a,4aに付
着して、2次汚染を招かぬように工夫されてい
る。なお、当接体4a,4aは容器2表面を傷つ
けることなく、かつ汚れの付着の惧れの少ない合
成樹脂等により帯状に形成されている。
上記拭取ローラ3は、第2図および第3図に示
すようにプーリ3aとプーリ3aの外周面に着脱
交換可能に装着された拭取体3bとを備えてお
り、拭取体3bは、例えば容器2との接触により
容器2の形状に倣つて変形して容器2外面の水滴
を吸着除去する合成樹脂発泡体で形成されてい
る。そして該拭取ローラ3は、第3図に示すよう
にフレーム6に軸受7を介して支承された垂直駆
動軸8の上端部に軸装されており、垂直駆動軸8
の下端に取付けたベベルギヤ9は、軸受10を介
してフレーム6に支承された水平駆動軸11に取
付けたベベルギヤ12に噛合している。この水平
駆動軸11の端部には、第3図に示すようにスプ
ロケツト13が取付けられており、該スプロケツ
ト13は、下方に配設された駆動モータ14のス
プロケツト15と無端状のチエーン16を介して
連結され、このチエーン16にはテンシヨンロー
ラ(図示せず)により常時一定の張力が付与され
ている。しかして、上記駆動モータ14の起動に
より拭取ローラ3は第1図aおよび第2図に示す
矢印B方向に回転駆動される。
上記拭取ローラ3の外面には、第1図a、第2
図および第3図に示すように容器2から吸着除去
して拭取体3bに付着した汚れを絞り出すための
絞りローラ18aが圧接している。該絞りローラ
18aは、例えば拭取体3bの外面形状に倣つた
外形を有する金属筒材で形成されており、該絞り
ローラ18aは、第3図に示すように軸受19a
を介して支軸20aの上端部に回転自在に取付け
られている。この支軸20aの下端部は、第2図
および第3図に示すように上記フレーム6に固定
したブラケツト21aにピン22aを介して基端
が枢着された揺動アーム23aの先端に着脱可能
に取付けられており、上記絞りローラ18aは、
ピン22a位置を支点として水平方向に揺動自在
となつている。そして該絞りローラ18aは、第
2図および第3図に示すように上記ブラケツト2
1aに螺装され先端が揺動アーム23a延在方向
中央部に当接する調節ねじ24aの螺進調節によ
り拭取体3bへの圧接力を任意に調節できるよう
になつている。
上記絞りローラ18aの下流側には拭取体3b
を洗浄する洗浄ノズル25が上記フレーム6から
立設された支持体26上端に固設されている。そ
して上記洗浄用ノズル25はその噴射口を該ロー
ラ3に垂直になるよう対向して配置され、しかも
該拭取体3bの全幅に洗浄水を拡散噴霧できる広
角噴射口を有している。なお、該洗浄用ノズル2
5は図示しない給水源と給水管27を介して接続
される。
さらに、上記洗浄用ノズル25の下流側には上
記絞りローラ18aと同一形状のローラが下流側
絞りローラ18bとして該絞りローラ18aと同
要領で、配設されており、第2図に示すようにピ
ン22bで枢支されれた揺動アーム23bに対し
て調節ねじ24bを螺進調節することにより、こ
の下流側絞りローラ18bも所望の圧接力で洗浄
後の拭取体3bに圧接される得るようになつてい
る。そして、この下流絞りローラ18bの配設位
置は、上記洗浄用ノズル25によつて拭取体3b
に含浸された水が該拭取体3b内に適度に拡散し
て、残留する汚れを希釈できるような位置、すな
わち洗浄用ノズル25とはそのような条件を充た
し得る所定の間隔を隔てた下流側の位置に配され
ている。
一方、搬送コンベア1の円弧部1aを介して拭
取ローラ3に対向するガイド4は、第3図に示す
ように上記フレーム6に固設したブラケツト28
上に取付けられており、該ガイド4は、第2図お
よび第3図に示すようにブラケツト28の上面に
搬送コンベア1の幅方向に設けた長孔29をガイ
ドとして第3図において左右方向に位置調節可能
となつている。そしてこれにより、容器2の径が
変化しても拭取ローラ3との間で充分な容器2の
挟持力が得られるようになつている。
次に本実施例装置の動作について説明する。
搬送コンベア1の上流側から矢印A方向に単列
で搬送されてきた外面の汚れた容器2は、円弧部
1aにおいて内側の拭取ローラ3と外側のガイド
4の当接体4a,4a間で挟持され、拭取ローラ
3の回転に伴なつて回転しながら下流側に搬送さ
れる。そしてこの間に容器2の外周面が第3図に
示すように均一に拭取ローラ3の拭取体3bに接
触し、容器2に付着している汚れは完全に拭取体
3bに吸着除去される。このとき、ガイド4に取
付けられた当接体4a,4aは前述のように漸次
容器2の下方に位置するようになつているため、
該当接体4a,4aにより容器2が2次汚染され
る虞れがない(第2図1区間)。次に、この拭取
体3bに容器2から吸着除去されて含浸された汚
れの大半は拭取体3bに圧接する絞りローラ18
aによつて絞り出される。しかしこの絞り作用に
よつても拭取体3bに吸着含浸された汚れは完全
には除去されず、可成りの部分が拭取体3bに残
留するため洗浄用ノズル25の噴射水によつてこ
れを洗浄し、かつ希釈させるようにする。すなわ
ち、拭取体3b表面の汚れは噴流により洗い流さ
れ、拭取体3b内に含浸した汚れは、拭取体3b
内への洗浄水の浸潤作用によつて拡散、希釈され
る。そして、この希釈が進行した時点で、希釈さ
れた汚水が下流側絞りローラ18bによつて拭取
体3bから絞り出されて、拭取体3bが清浄化さ
れ再生されることになる(第2図区間)。した
がつて第2図区間には拭取体3は常に洗浄々化
された状態で臨むため、従来のように容器2を汚
す2次汚染を完全に防止することができると同時
に定期的に拭取体を交換する手間を省くことがで
き、ラインの生産効率を上げることができる。
なお、、ガイド4が調節可能になつているので
種々の形態の容器2に適用することができるのは
明らかである。
なお、上記実施例では、拭取回転体として拭取
ローラ3を用いる場合について説明したが、拭取
ベルトを用いるようにしてもよい。そしてこの場
合、拭取ベルトを搬送コンベア1にそつて配すれ
ば円弧部1aは必ずしも設ける必要がなく直状に
してもよい。
また、洗浄用ノズル25あるいは絞りローラ1
8bは複数個あつてもよく、これらは容器2の大
きさあるいは汚れ具合に応じて適宜個数を決める
ことができる。また洗浄媒体は水に限定されず、
汚れに応じて適宜溶剤を選択できることは言うま
でもない。さらに、上流側の絞りローラ18aを
省略しても良い。
以上本考案によれば、容器外面の汚れを拭き取
る拭取部材を常時噴射ノズルで洗浄し、その後絞
り部材で該拭取部材に含浸された汚れを除去する
ようにしたため、該拭取部材を取り換えることな
く常に清浄に保ちつつ連続的にラインを運転する
ことができ、生産性効率を格段に向上させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例を示す全体構成
図、同図b,cは容器を拭取体とガイドに挟持し
た状態を示す第1図aの部分断面図、第2図は第
1図aを上方から見た部分破断詳細図、第3図は
同断面を示す図である。 1……搬送コンベア、2……容器、3……拭取
ローラ、4……ガイド、18b……絞りローラ、
25……洗浄用ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器を搬送する搬送コンベアの一側に、搬送
    コンベア他側のガイドとの間に容器を挟持して
    これを回転させつつ該容器外面の汚れを拭取る
    拭取部材を配設し、この拭取部材には、容器か
    ら拭取り付着した汚れを洗滌する洗滌液噴射ノ
    ズルを対向配置するとともに、この噴射ノズル
    により含浸された液滴を除去する絞り部材を該
    拭取部材に圧接させて設けたことを特徴とする
    容器外面の汚れ拭取装置。 (2) 拭取部材を回転体として構成し、これに対向
    する搬送コンベア他側のガイドを、該回転体に
    対して接離可能で、かつこれと同心状の円弧状
    ガイドとして構成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の容器外面の汚れ
    拭取装置。 (3) 拭取部材を無端ベルトとして構成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の容器外面の汚れ拭取装置。
JP16441683U 1983-10-24 1983-10-24 容器外面の汚れ拭取装置 Granted JPS6075300U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16441683U JPS6075300U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 容器外面の汚れ拭取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16441683U JPS6075300U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 容器外面の汚れ拭取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075300U JPS6075300U (ja) 1985-05-27
JPS6223754Y2 true JPS6223754Y2 (ja) 1987-06-17

Family

ID=30360472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16441683U Granted JPS6075300U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 容器外面の汚れ拭取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6075300U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6075300U (ja) 1985-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101270823B1 (ko) 세척기
US7419046B2 (en) Method and device for washing conveyor belts
CN211359812U (zh) 一种新型滤网清洗机
JP6466239B2 (ja) ベルト洗浄装置及びベルトコンベヤ装置
JPS6223754Y2 (ja)
JPH1190359A (ja) オーバーフロー式スクラブ洗浄方法及び装置
KR100825575B1 (ko) 컨베이어벨트 배면의 이물질 제거장치
JP2537456Y2 (ja) ベルトコンベヤの清浄装置
JPS6028385B2 (ja) 洗浄乾燥装置
JP2004161491A (ja) 印刷用又は加工用シート材の除塵装置
JPH09223681A (ja) 洗浄装置
CN211217872U (zh) 一种钢管制造清洗装置
US2852791A (en) Rotary brush cleaning apparatus
CN207747572U (zh) 一种印刷辊除釉装置
JP2996270B2 (ja) 除塵装置
JP2000069949A (ja) 大根等の根菜類連続洗浄機
JPH0647284B2 (ja) 印刷機
CN219278661U (zh) 一种生产运输线的清理装置
JP2007020489A (ja) えのき茸栽培用巻板材の洗浄装置及び洗浄方法
CN110466258A (zh) 一种工业纺织喷绘机
US5496412A (en) Apparatus and method for cleaning rotary applicator devices
JPS637343Y2 (ja)
CN217250882U (zh) 一种硅棒清洗设备
JP3776207B2 (ja) 苗箱洗浄機
US5365629A (en) Apparatus for washing out flexographic printing plates