JPH04112188A - 円筒物の外周除麈方法及びそれに用いる外周除麈装置 - Google Patents
円筒物の外周除麈方法及びそれに用いる外周除麈装置Info
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- JPH04112188A JPH04112188A JP2231548A JP23154890A JPH04112188A JP H04112188 A JPH04112188 A JP H04112188A JP 2231548 A JP2231548 A JP 2231548A JP 23154890 A JP23154890 A JP 23154890A JP H04112188 A JPH04112188 A JP H04112188A
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- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims abstract description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/30—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、冷延コイル（巻取られた冷間圧延帯鋼、以下
単にコイルという）等の包装された円柱又は円筒状物の
外周を清掃する方法及びそのための装置に関するもので
ある。
単にコイルという）等の包装された円柱又は円筒状物の
外周を清掃する方法及びそのための装置に関するもので
ある。
出荷前のコイルを例にとると、一般に、倉庫内でユーザ
ー、ロフト、納期毎等で向先別に仕分けされて仮置きさ
れ、輸送の準備（車両の手配、船便手配等）等で出荷の
調整がされた後、出荷倉庫からコイル台車等を利用して
出荷ヤードへ搬送されて、天井クレーン等を使用して車
輌積み、あるいは船積みで出荷されている。 前述した仮置きのコイル搬送では、倉庫内に仮置き中コ
イル外周には工場内外で飛散した塵埃が付着し、製品価
値の低下、ユーザーでの不都合すなわち、ユーザー工場
内で開梱する時に堆積している塵埃が飛散して二次汚染
となる等の問題があった。特に、コイル外周部に堆積し
た塵埃については、堆積面積が大きいことからも問題が
多くあった。また、堆積した塵埃の分布はコイル中心よ
り上面のコイル外周部である。加えて、コイルは特別の
吊具をコイル内径に挿入して吊り上げるため、ハンドリ
ングする時、常に同−吊り点で吊り降ろされ、姿勢が殆
ど変化しないので、コイル中心より上面のコイル外周部
は常に上面部となり塵埃付着部が変化しないことから、
特に堆積塵埃が多くなる。
ー、ロフト、納期毎等で向先別に仕分けされて仮置きさ
れ、輸送の準備（車両の手配、船便手配等）等で出荷の
調整がされた後、出荷倉庫からコイル台車等を利用して
出荷ヤードへ搬送されて、天井クレーン等を使用して車
輌積み、あるいは船積みで出荷されている。 前述した仮置きのコイル搬送では、倉庫内に仮置き中コ
イル外周には工場内外で飛散した塵埃が付着し、製品価
値の低下、ユーザーでの不都合すなわち、ユーザー工場
内で開梱する時に堆積している塵埃が飛散して二次汚染
となる等の問題があった。特に、コイル外周部に堆積し
た塵埃については、堆積面積が大きいことからも問題が
多くあった。また、堆積した塵埃の分布はコイル中心よ
り上面のコイル外周部である。加えて、コイルは特別の
吊具をコイル内径に挿入して吊り上げるため、ハンドリ
ングする時、常に同−吊り点で吊り降ろされ、姿勢が殆
ど変化しないので、コイル中心より上面のコイル外周部
は常に上面部となり塵埃付着部が変化しないことから、
特に堆積塵埃が多くなる。
前述のような事態を防止するためには、出荷前に工場内
で作業者がコイルの外周部を手作業によってブラシ、例
えばモツプ等によるブラッシング等で塵埃の拭き取りに
よる清掃を実施、また、塵埃付着防止のため特別に設け
た防塵カバー、例えばビニールの覆い等でコイルを覆い
付着防止を行なっていたが、出荷前コイルには種々の問
題があった。例えば、コイルカバーの場合、コイル諸元
を記録したコイルラベルが見えないし、コイルカバーの
取付時の安全対策、待ち時間ロスその他がある。また、
ブラシによる拭き取りでは１作業者の手作業による除去
等から出荷前の自動化が阻害される等の問題があった。 更に、従来からコイル外径の変化、コイル幅の変化等に
起因して外周の清掃は装置的な対応が極めて困難である
との理由から外周を清掃する装置が設けられていなかっ
た。従って、作業者による手作業で前述通りの対応を余
儀無くされていた。 すなわち、塵埃除去については、従来から問題が多くあ
り、何ら技術的対応がされておらず、各部署で対応を迫
られていた。 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、コイル等の円
筒状梱包製品（以下円筒物と略記）の外周に付着した塵
埃を効果的に、かつ装置で除去することを目的として、
塵埃除去に対応する手作業を解消し、加えて設備の自動
化を可能とさせることのできる塵埃除去方法及び装置を
提供することを目的とするものである。
で作業者がコイルの外周部を手作業によってブラシ、例
えばモツプ等によるブラッシング等で塵埃の拭き取りに
よる清掃を実施、また、塵埃付着防止のため特別に設け
た防塵カバー、例えばビニールの覆い等でコイルを覆い
付着防止を行なっていたが、出荷前コイルには種々の問
題があった。例えば、コイルカバーの場合、コイル諸元
を記録したコイルラベルが見えないし、コイルカバーの
取付時の安全対策、待ち時間ロスその他がある。また、
ブラシによる拭き取りでは１作業者の手作業による除去
等から出荷前の自動化が阻害される等の問題があった。 更に、従来からコイル外径の変化、コイル幅の変化等に
起因して外周の清掃は装置的な対応が極めて困難である
との理由から外周を清掃する装置が設けられていなかっ
た。従って、作業者による手作業で前述通りの対応を余
儀無くされていた。 すなわち、塵埃除去については、従来から問題が多くあ
り、何ら技術的対応がされておらず、各部署で対応を迫
られていた。 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、コイル等の円
筒状梱包製品（以下円筒物と略記）の外周に付着した塵
埃を効果的に、かつ装置で除去することを目的として、
塵埃除去に対応する手作業を解消し、加えて設備の自動
化を可能とさせることのできる塵埃除去方法及び装置を
提供することを目的とするものである。
本発明は上記の目的を達成するために５円柱又は円筒状
製品を吊具により移送するに際して、軸心略水平（ダウ
ンエンド姿勢）に吊上げて、吊具に設けたエンドレス帯
状ブラシを円筒状製品の軸心左右表面へ繰出し、そのエ
ンドレス帯状ブラシにより円筒外周を清掃することを特
徴とする円筒物の外周除塵方法を開発したのである。 この方法を実施可能な装置としては、円柱又は円筒状製
品（１）の吊アーム（２）を移動可能に支持するベース
（３）に対してエンドレス除塵ブラシ（４）を両側のブ
ラシ支持アーム（５） （５）で支持し、そのブラシ支
持アーム（５） （５）の除塵ブラシ支持端部ヘガイド
ローラ（６） （６）を設けると共に、このガイドロー
ラ（６）に対峙して駆動ローラ（７）を設けてその間に
除塵ブラシ（４）を挟持させ、ブラシ支持アーム（５）
の回動又は駆動ローラ（７）の回転によりエンドレス帯
状ブラシを円筒状製品の軸心左右表面へ繰出し、又は収
納可能とし、更にブラシ支持アーム軸送り装置（１０）
によって帯状ブラシが円筒軸心方向に平行に移動可能と
したことを特徴とするものである。
製品を吊具により移送するに際して、軸心略水平（ダウ
ンエンド姿勢）に吊上げて、吊具に設けたエンドレス帯
状ブラシを円筒状製品の軸心左右表面へ繰出し、そのエ
ンドレス帯状ブラシにより円筒外周を清掃することを特
徴とする円筒物の外周除塵方法を開発したのである。 この方法を実施可能な装置としては、円柱又は円筒状製
品（１）の吊アーム（２）を移動可能に支持するベース
（３）に対してエンドレス除塵ブラシ（４）を両側のブ
ラシ支持アーム（５） （５）で支持し、そのブラシ支
持アーム（５） （５）の除塵ブラシ支持端部ヘガイド
ローラ（６） （６）を設けると共に、このガイドロー
ラ（６）に対峙して駆動ローラ（７）を設けてその間に
除塵ブラシ（４）を挟持させ、ブラシ支持アーム（５）
の回動又は駆動ローラ（７）の回転によりエンドレス帯
状ブラシを円筒状製品の軸心左右表面へ繰出し、又は収
納可能とし、更にブラシ支持アーム軸送り装置（１０）
によって帯状ブラシが円筒軸心方向に平行に移動可能と
したことを特徴とするものである。
このような本発明の円筒物の外周除塵方法及び装置にお
いては、円筒状製品（１）を吊アームが吊上げて移送す
る間に掃除具であるエンドレス除塵ブラシ（４）を繰出
して清掃することができる。 不使用時は同除塵ブラシ（４）がループの上部へ収納さ
れ、使用時には、ブラシ支持アーム（５）の回動、及び
駆動ローラ（７）の回転によりエンドレス除塵ブラシ（
４）がループの上部よりもループ下方へ多く移動するこ
とにより、エンドレス除塵ブラシ（４）の繰出しがなさ
れる。 繰出された除塵ブラシ（４）は可撓性であるから円筒物
上面外周に円弧状に密接し、清掃することができる。
このとき、エンドレス除塵ベルト（４）の下がり端が円
筒状製品（１）両側の高さ中心以下となるように両側の
駆動ローラ（７） （７）を制御しっつ循環させること
ができる。
いては、円筒状製品（１）を吊アームが吊上げて移送す
る間に掃除具であるエンドレス除塵ブラシ（４）を繰出
して清掃することができる。 不使用時は同除塵ブラシ（４）がループの上部へ収納さ
れ、使用時には、ブラシ支持アーム（５）の回動、及び
駆動ローラ（７）の回転によりエンドレス除塵ブラシ（
４）がループの上部よりもループ下方へ多く移動するこ
とにより、エンドレス除塵ブラシ（４）の繰出しがなさ
れる。 繰出された除塵ブラシ（４）は可撓性であるから円筒物
上面外周に円弧状に密接し、清掃することができる。
このとき、エンドレス除塵ベルト（４）の下がり端が円
筒状製品（１）両側の高さ中心以下となるように両側の
駆動ローラ（７） （７）を制御しっつ循環させること
ができる。
【実施例１
以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。
第１図は本発明の円筒物の外周除塵装置の斜視図であり
、第２図は同装置の要部正面図である。 第３図は駆動ローラ付近の断面拡大図である。 本装置は筒状製品（１）を把持する吊アーム（トング）
（２）（２）が設けられているベース（３）の両脇（円
筒状製品（１）の軸心を跨いで左右）にブラシ支持アー
ム（５）がほぼ垂直からほぼ水平方向へ回動可能に設置
され、これによってエンドレス除塵ブラシ（４）が保持
されている。 ベース（３）から繰出す除塵ブラシ（４）は、円筒状製
品（１）の上部外局を覆うに十分な環状体である。 同除塵ブラシ（４）はベース（３）の両側へ軸支したブ
ラシ支持アーム（５）（５）の先端で支持されている。 すなわち、ベース（３）の両側面上部へブラシ支持アー
ム（５） （５）が設けられており、これはベース（３
）の長手方向に２水平行で設けられており、先端の支持
部間にはガイドローラ（６）を設け、 これらがブラシ
支持アーム軸送り装置（１０）によって移動する。ブラ
シ支持アーム軸送り装置（１０）はベース（３）の側面
長手方向に案内ねじ（１２）を設け、その一端ヘモータ
を装備した構造であり、ブラシ支持アーム（５）はその
基部が前記案内ねじ（１２）へ螺合している０円筒状製
品（１）の軸長がエンドレス除塵ブラシ（４）ＩＩＩよ
り広いときは、 ブラシ支持アーム軸送り装置（１０）
により軸長方向へ移動させる。 ブラシ支持アーム（５）は、 また、その先端下方を案
内バー（１３）が支持している。この案内バーはクラン
ク形で両端部がベース（３）へ軸支され、 その一端へ
駆動装置（１４）として、モータが取付けられている。 これにより、ブラシ支持アーム（５）を下方で支持し
て水平又は垂直方向へと操作するのである。 エンドレス除塵ブラシ（４）は駆動ローラ（７）によっ
ても操作される。そのために、除塵ブラシ（４）は、ブ
ラシ支持アーム（５）（５）で保持されたガイドローラ
（６）で支持されると共に、 そのガイドローラ（６）
に対峙して駆動ローラ（７）を設けてその間で挟持され
ている。ｇ動ローラ（７）の設置は、第３図にみられる
ように、 ブラシ支持アーム（５）のうちの一つにロー
ラ駆動装置（モータ）（１１）を設け。 それにコーラ駆動軸を紗けて駆動ローラ（７）を取付け
ている。 ここで、本発明の円筒物の外周除塵方法及び装置の操作
状況を説明する。 第１，２図は円筒状製品（１）が吊アーム（２）で吊ら
れた状態にあり、このとき本発明によって作動するブラ
シで円筒物の外周の除塵ができる。その様子はこれらの
図で明らかであるが、エンドレス除塵ブラシ（４）が円
筒状製品（１）のほぼ上半周に添う形となっている。そ
のために案内バー（１３） （１３）がブラシ支持アー
ム（５）（５）を下方で支持して水平状態とし、そのガ
イドローラ（６）に対峙して設けられた駆動ローラ（７
） （７）もエンドレス除塵ブラシ（４）の繰出し方向
いっばいに回転して上方が緊張状態で下方が垂れ下がっ
た状態にある。この状態で円筒状製品（１）の軸長方向
の一端から他端へとブラシ支持アーム軸送り装置（ｌＯ
）によってエンドレス除塵ブラシ（４）を移動させなが
ら循環させて除塵する。 除塵を終えると、第４図に示したように、ブラシ支持ア
ーム（５）を降ろすとともに、ｌ［動ローラ（７）（７
）を回転させて垂れているエンドレス除塵ブラシ（４）
を上方へ収納させる。その結果、第５図にみられるよう
に、 エンドレス除塵ブラシ（４）のほとんどが上部へ
折り畳まれたように収納され、待機の状態となる。 このような本発明の円筒物の外周除塵方法及び外周除塵
装置を用いた際の効果を試験したが、第６図に示したよ
うに、 円筒状製品（１）である冷延コイルの塵の付着
量が本発明使用前ではＸ＝４．３ｇ１ｒｄに対して、本
発明の除塵ブラシを循環させた後の付着量はＸ ＝ ０
．０４７ ｇ／ｎ？となり、清掃効果が良好であること
が明らかとなった。 ｒ発明の効果】 以上のように１本発明の方法及び装置によれば。 円筒物外周に付着した塵埃の除去のため、手作業の清掃
作業が不要となる上に、それに伴う天井クレーンの一時
的な停止も無くすることができる。 すなわち、塵埃除去作業の省力化が図れる上、設備の自
動化も対応可能となり稼動率をも向上させることができ
る。加えて、ユーザーへ納入、開梱時における塵埃の飛
散が微少または皆無に近くなり、二次汚染を防止するこ
とが可能で製品の品質向上による信頼性も向上されるよ
うになった。
、第２図は同装置の要部正面図である。 第３図は駆動ローラ付近の断面拡大図である。 本装置は筒状製品（１）を把持する吊アーム（トング）
（２）（２）が設けられているベース（３）の両脇（円
筒状製品（１）の軸心を跨いで左右）にブラシ支持アー
ム（５）がほぼ垂直からほぼ水平方向へ回動可能に設置
され、これによってエンドレス除塵ブラシ（４）が保持
されている。 ベース（３）から繰出す除塵ブラシ（４）は、円筒状製
品（１）の上部外局を覆うに十分な環状体である。 同除塵ブラシ（４）はベース（３）の両側へ軸支したブ
ラシ支持アーム（５）（５）の先端で支持されている。 すなわち、ベース（３）の両側面上部へブラシ支持アー
ム（５） （５）が設けられており、これはベース（３
）の長手方向に２水平行で設けられており、先端の支持
部間にはガイドローラ（６）を設け、 これらがブラシ
支持アーム軸送り装置（１０）によって移動する。ブラ
シ支持アーム軸送り装置（１０）はベース（３）の側面
長手方向に案内ねじ（１２）を設け、その一端ヘモータ
を装備した構造であり、ブラシ支持アーム（５）はその
基部が前記案内ねじ（１２）へ螺合している０円筒状製
品（１）の軸長がエンドレス除塵ブラシ（４）ＩＩＩよ
り広いときは、 ブラシ支持アーム軸送り装置（１０）
により軸長方向へ移動させる。 ブラシ支持アーム（５）は、 また、その先端下方を案
内バー（１３）が支持している。この案内バーはクラン
ク形で両端部がベース（３）へ軸支され、 その一端へ
駆動装置（１４）として、モータが取付けられている。 これにより、ブラシ支持アーム（５）を下方で支持し
て水平又は垂直方向へと操作するのである。 エンドレス除塵ブラシ（４）は駆動ローラ（７）によっ
ても操作される。そのために、除塵ブラシ（４）は、ブ
ラシ支持アーム（５）（５）で保持されたガイドローラ
（６）で支持されると共に、 そのガイドローラ（６）
に対峙して駆動ローラ（７）を設けてその間で挟持され
ている。ｇ動ローラ（７）の設置は、第３図にみられる
ように、 ブラシ支持アーム（５）のうちの一つにロー
ラ駆動装置（モータ）（１１）を設け。 それにコーラ駆動軸を紗けて駆動ローラ（７）を取付け
ている。 ここで、本発明の円筒物の外周除塵方法及び装置の操作
状況を説明する。 第１，２図は円筒状製品（１）が吊アーム（２）で吊ら
れた状態にあり、このとき本発明によって作動するブラ
シで円筒物の外周の除塵ができる。その様子はこれらの
図で明らかであるが、エンドレス除塵ブラシ（４）が円
筒状製品（１）のほぼ上半周に添う形となっている。そ
のために案内バー（１３） （１３）がブラシ支持アー
ム（５）（５）を下方で支持して水平状態とし、そのガ
イドローラ（６）に対峙して設けられた駆動ローラ（７
） （７）もエンドレス除塵ブラシ（４）の繰出し方向
いっばいに回転して上方が緊張状態で下方が垂れ下がっ
た状態にある。この状態で円筒状製品（１）の軸長方向
の一端から他端へとブラシ支持アーム軸送り装置（ｌＯ
）によってエンドレス除塵ブラシ（４）を移動させなが
ら循環させて除塵する。 除塵を終えると、第４図に示したように、ブラシ支持ア
ーム（５）を降ろすとともに、ｌ［動ローラ（７）（７
）を回転させて垂れているエンドレス除塵ブラシ（４）
を上方へ収納させる。その結果、第５図にみられるよう
に、 エンドレス除塵ブラシ（４）のほとんどが上部へ
折り畳まれたように収納され、待機の状態となる。 このような本発明の円筒物の外周除塵方法及び外周除塵
装置を用いた際の効果を試験したが、第６図に示したよ
うに、 円筒状製品（１）である冷延コイルの塵の付着
量が本発明使用前ではＸ＝４．３ｇ１ｒｄに対して、本
発明の除塵ブラシを循環させた後の付着量はＸ ＝ ０
．０４７ ｇ／ｎ？となり、清掃効果が良好であること
が明らかとなった。 ｒ発明の効果】 以上のように１本発明の方法及び装置によれば。 円筒物外周に付着した塵埃の除去のため、手作業の清掃
作業が不要となる上に、それに伴う天井クレーンの一時
的な停止も無くすることができる。 すなわち、塵埃除去作業の省力化が図れる上、設備の自
動化も対応可能となり稼動率をも向上させることができ
る。加えて、ユーザーへ納入、開梱時における塵埃の飛
散が微少または皆無に近くなり、二次汚染を防止するこ
とが可能で製品の品質向上による信頼性も向上されるよ
うになった。
第１図は本発明の円筒物の外周除塵装置の斜視図であり
、第２図は同装置の要部正面図である。 第３図は駆動ローラ付近の断面拡大図である。第４．５
図はエンドレス除塵ベルトの収納の様子を示す図である
。第６図は本発明実施による効果を示すグラフである。 （１）円筒状製品 （２）吊アーム（３）ベース
（４）エンドレス除塵ブラシ（５）ブラシ支持
アーム （６）ガイドローラ（７）駆動ローラ
（８）ロープ駆動軸（１０）ブラシ支持アーム軸送り装
置 （１］）ローラ駆動装置 （１３）案内バー （１２）案内ねし 以上
、第２図は同装置の要部正面図である。 第３図は駆動ローラ付近の断面拡大図である。第４．５
図はエンドレス除塵ベルトの収納の様子を示す図である
。第６図は本発明実施による効果を示すグラフである。 （１）円筒状製品 （２）吊アーム（３）ベース
（４）エンドレス除塵ブラシ（５）ブラシ支持
アーム （６）ガイドローラ（７）駆動ローラ
（８）ロープ駆動軸（１０）ブラシ支持アーム軸送り装
置 （１］）ローラ駆動装置 （１３）案内バー （１２）案内ねし 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円柱又は円筒状製品を吊具により移送する際して、
軸心略水平に吊上げて、吊具に設けたエンドレス帯状ブ
ラシを円筒状製品の軸心左右の円筒表面へ繰出し、該エ
ンドレス帯状ブラシにより円筒外周を清掃することを特
徴とする円筒物の外周除塵方法。 ２ 円柱又は円筒状製品（１）の吊アーム（２）を移動
可能に支持するベース（３）に対してエンドレス除塵ブ
ラシ（４）を円筒状製品の軸心左右両側に設けられたブ
ラシ支持アーム（５）（５）で支持し、該ブラシ支持ア
ーム（５）（５）の除塵ブラシ支持端部へガイドローラ
（６）（６）を設けると共に、該ガイドローラ（６）に
対峙して駆動ローラ（７）を設けて、その間に除塵ブラ
シ（４）を挟持させ、ブラシ支持アーム（５）の回動又
は駆動ローラ（７）の回転によりエンドレス帯状ブラシ
を円筒表面へ繰出し又は収納可能とし、更にブラシ支持
アーム軸送り装置（１０）によって帯状ブラシが円筒軸
心方向に平行に移動可能としたことを特徴とする円筒物
の外周除塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2231548A JPH04112188A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 円筒物の外周除麈方法及びそれに用いる外周除麈装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2231548A JPH04112188A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 円筒物の外周除麈方法及びそれに用いる外周除麈装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112188A true JPH04112188A (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=16925220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2231548A Pending JPH04112188A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 円筒物の外周除麈方法及びそれに用いる外周除麈装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04112188A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020047763A (ko) * | 2000-12-14 | 2002-06-22 | 이구택 | 롤 표면의 이물제거장치 |
| KR100880501B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2009-01-28 | 주식회사 포스코 | 아연도금 강판의 조도편차 감소 장치 |
| KR100891870B1 (ko) * | 2007-09-18 | 2009-04-08 | 주식회사 포스코 | 코일표면 크리닝장치 |
| JP2013108151A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Jfe Steel Corp | コイル洗浄装置 |
| CN106005962A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-10-12 | 龙江汇 | 输送辊轮清洁装置 |
| CN106623029A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-10 | 方新国 | 新型擦油装置 |
| CN109175009A (zh) * | 2018-06-28 | 2019-01-11 | 江阴市龙和机械科技有限公司 | 一种矫直辊的清理机构 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2231548A patent/JPH04112188A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020047763A (ko) * | 2000-12-14 | 2002-06-22 | 이구택 | 롤 표면의 이물제거장치 |
| KR100880501B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2009-01-28 | 주식회사 포스코 | 아연도금 강판의 조도편차 감소 장치 |
| KR100891870B1 (ko) * | 2007-09-18 | 2009-04-08 | 주식회사 포스코 | 코일표면 크리닝장치 |
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