JPH0737680U - 軸体のグリップ装置 - Google Patents

軸体のグリップ装置

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JPH0737680U
JPH0737680U JP7626593U JP7626593U JPH0737680U JP H0737680 U JPH0737680 U JP H0737680U JP 7626593 U JP7626593 U JP 7626593U JP 7626593 U JP7626593 U JP 7626593U JP H0737680 U JPH0737680 U JP H0737680U
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JP
Japan
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grip
shaft
grip member
shaft body
main body
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Pending
Application number
JP7626593U
Other languages
English (en)
Inventor
芳男 野口
壽彦 陰山
修 高橋
Original Assignee
株式会社壽
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Publication date
Application filed by 株式会社壽 filed Critical 株式会社壽
Priority to JP7626593U priority Critical patent/JPH0737680U/ja
Publication of JPH0737680U publication Critical patent/JPH0737680U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸体のグリップ部材としての弾性部材の弾力
に加えて、更に構造上加重的に弾力を得ることができ、
使用者にとって操作性の向上を可能とする。 【構成】 軸体のグリップ装置において、筆記具等の握
持することによって操作する中空の軸本体1と、この軸
本体1の握持部分に形成された断面多角形状の部分とグ
リップ部材2との間に軸方向の複数の空隙部5を形成せ
しめた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、筆記具等の握持することによって所望の操作をなす軸体のグリッ プ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の筆記具等の軸体においては、滑り止め及び使用者の疲労防止等 の操作性を考慮して、軸本体の握持部分にゴムやプラスチック材からなり、その 表面に滑り止めのための刻み目が施されたグリップ部材が嵌装されたものが提案 されていた。しかしながら、これらの従来品は、いずれもグリップ部材が軸本体 に嵌装されてその外周面と密着していた。そこで、このような構造の筆記具にお いては、付与される弾力はグリップ部材の材質によって生ずるのみであり自ら限 界があった。他方、弾力の大きなスポンジ等でこのグリップ部材を形成すること も考えられるが、このような弾力の大きい性質のもので形成されたグリップ部材 は、長い間の使用による摩耗等の劣化が避けられなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、軸体のグリップ部材として硬質ゴムやプラスチック等の 弾力部材を用いて、更に構造上飛躍的な弾力を得ることができ、かつグリップ部 材の回り止めも考慮して、使用者にとって操作性を向上すると共に、永年使用に よる劣化のない軸体のグリップ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、筆記具等の握持することによって操作する中空の軸本体と 、この軸本体の握持部に形成された断面多角形状の部分とグリップ部材との間に 軸方向の複数の空隙部を設けて成る軸体のグリップ装置が得られる。
【0005】
【作用】 軸本体とグリップ部材との間に複数の軸方向の空隙部を形成し、かつグリップ 部材の回り止め手段を設けたので使用者がこの軸体を握持して操作する場合に、 グリップ部材の弾力に加えて構造的にこの空隙部により弾力が加重されて操作性 が極めてよい。
【0006】
【実施例】
図1〜図4は、この考案の実施例1による装置を示し、筆記具等の軸本体1の 握持部分の周囲にはプラスチックから成る円筒状のグリップ部材2が設けられて いる。即ち、軸本体1の握持部分の周囲には、軸方向に6本の長溝3が形成され ており、これらの長溝3の両端は図示のように低部から上端縁に向かって傾斜部 4が形成されている。そこで、円筒状のグリップ部材2を軸本体1の握持部分の 周囲に嵌装すると、長溝3によってグリップ部材2と軸本体1との間に図3で示 されたように複数の空隙部5が形成される。
【0007】 更に、6本の長溝3は、いずれも両端部に底部から上端縁にかけて傾斜部4を 形成すると共に、一方のグリップ部材2も先端部から後端部に向けて漸次径を大 きくしておけば、軸本体1にその先端からグリップ部材2を圧入するのが容易と なる。この様な構造のグリップ部材2は、軸本体1から抜け易いが、実際には、 軸本体1の先端のおねじ部6に先具が螺合されて組み立てられるので、この先具 によってグリップ部材2が係止されるから問題はない。なお、図中符号7は、軸 本体1の後端部に設けられたシャープペンシル等のノック部を示す。
【0008】 このような構成の軸体のグリップ装置は、使用者が軸本体1の握持部分を持っ て使用すると、グリップ部材2に図4における矢印X方向に圧力がかかる。この 時、グリップ部材2と軸本体1との間に長溝3によって形成された空隙部5が形 成されているので、グリップ部材2は点線で示されたごとく変形して圧力を吸収 する。その結果、使用者は長時間使用しても疲れることがない。その上、空隙部 5のために握持力によってグリップ部材2が内方へ撓んで滑り止めとしての役割 を果たすので、特別に滑り止めとしての刻み目をグリップ部材2の外周に形成す る必要もない。
【0009】 図5〜図7は、この考案の実施例2を示す図であって、実施例1の装置に更に グリップ部材2の回り止め機能を付加した装置を示す。図5に示されるように、 軸本体1の握持部の両端に断面6角形状の凸部8を夫々設ける。他方図6に示さ れるように、これら軸本体1の凸部8に対応するグリップ部材2の内周両端に断 面6角形状の凹部9を夫々形成する。このような構成にすると、グリップ部材2 が軸体1に一旦嵌装されると、凸部8と凹部9との係合作用によってグリップ部 材2が軸本体1に関して回転されない。なお、この場合において、図7からも明 らかな通り、凸部8の上端、即ち断面6角形の各頂部の外接円は、グリップ部材 3の肉厚分だけ軸体1の外周から径を小さくするとグリップ部材3が軸本体1の 外周面から出っ張らないので美観上も好ましい。
【0010】
【考案の効果】
この考案に係る軸体のグリップ装置は、上述のような構成であるので弾力が限 られている弾性部材を用いて、更に構造上の飛躍的な弾力を得ることができ、か つグリップ部材が回り止めを施されているので操作性を向上すると共に、永年使 用による劣化のない軸体のグリップ装置を得ることをできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1による軸体のグリップ装置
の軸本体の斜視図である。
【図2】この考案の実施例1による軸体のグリップ装置
のグリップ部材の斜視図である。
【図3】軸本体にグリップ部材を嵌装した状態における
図1のA−A線に沿った断面図である。
【図4】軸本体にグリップ部材を嵌装した状態における
図1のB−B線に沿った断面図である。
【図5】この考案の実施例2による軸体のグリップ装置
の軸本体の要部斜視図である。
【図6】この考案の実施例2による軸体のグリップ装置
のグリップ部材の斜視図である。
【図7】軸本体にグリップ部材を嵌装した状態における
図5のC−C線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 軸本体 2 グリップ部材 3 長溝 4 傾斜部 5 空隙部 6 おねじ部 7 ノック部 8 断面6角形状の凸部 9 断面6角形状の凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具等の握持することによって操作す
    る中空の軸本体と、この軸本体の握持部に形成された断
    面多角形状の部分とグリップ部材との間に軸方向の複数
    の空隙部を設けて成ることを特徴とする軸体のグリップ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記空隙部の両端部が底部から上端縁に
    向かう斜面部を夫々有して成ることを特徴とする請求項
    1に記載の軸体のグリップ装置。
  3. 【請求項3】 前記軸本体の握持部の外周と前記グリッ
    プ部材の内周とにグリップ部材の回り止め手段を設けて
    成ることを特徴とする請求項1に記載の軸体のグリップ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記回り止め手段は、前記軸本体の握持
    部の外周に形成された多角形状部と、前記グリップ部材
    の内周に形成された多角形状部とから形成されて成るこ
    とを特徴とする請求項3に記載の軸体のグリップ装置。
JP7626593U 1993-12-24 1993-12-24 軸体のグリップ装置 Pending JPH0737680U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7626593U JPH0737680U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 軸体のグリップ装置

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JP7626593U JPH0737680U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 軸体のグリップ装置

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JPH0737680U true JPH0737680U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13600403

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JP7626593U Pending JPH0737680U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 軸体のグリップ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008153070A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Lion Corporation 歯ブラシ
JP2015047109A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 グローブライド株式会社 魚釣用リールのツマミ
JP2017077376A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 株式会社アイセン 洗浄具

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