JP4305757B2 - 魚釣用リールのハンドル - Google Patents

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本発明は、リール本体内に収容された巻取り駆動機構に連結されて巻取り操作される魚釣用リールのハンドルに関する。
一般的に、魚釣用リールのハンドルは、リール本体内に収容された巻取り駆動機構に連結される駆動軸(ハンドル軸)の端部に取り付け固定されるハンドルアームと、このハンドルアームの端部の支軸に回転自在に支持され、巻取り操作時に指で握持保持されるハンドルツマミとを備えて構成されている。
上記したハンドルツマミは、巻取り操作する際に手の指で摘んで回転操作されることから、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、摘んだ際に滑り難くするため、その外側面に、滑り止めの凹凸条を軸方向に向けて複数形成することが公知となっている。
実開昭62−119772号公報 実開平4−65071号公報
上記した特許文献1及び2に開示されているように、指で挟持されるハンドルツマミの外側面の軸方向に凹凸条を複数形成することによって、ハンドルツマミを指で挟持してハンドルを回転操作する際、滑りを抑制することが可能になるが、強く挟持すると凹凸条が指の腹面に食い込んでしまい、長時間のツマミ操作で指が痛くなる等、操作性に劣るという問題が生じる。また、馴染みやすくフィット感を良くするために、柔軟性のある材料でハンドルツマミを形成すると、凹凸条の凸部が可撓性を有することから、挟持したときに変形してしまい、強く保持した状態でのハンドル操作性や保持性に劣るという問題が生じる。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、良好なハンドルの回転操作性及び保持性を有する魚釣用リールのハンドルを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用リールのハンドルは、リール本体に対して回転可能に支持される駆動軸に連結されるハンドルアームと、このハンドルアームの端部に設けた支軸に回転自在に取り付けられ、親指と人差し指で挟持可能な対向する二面の扁平状握部を具備するハンドルツマミとを有しており、前記扁平状握部は、中央領域を窪ませて、その周囲が厚肉化形成されると共に、軸方向端部に向けて形成される複数の凹凸条を具備しており、前記複数の凹凸条は、前記扁平状握部の中央領域に形成されることはなく、かつ中央部分がリール本体側と反リール本体側に向けてそれぞれ突出するように湾曲形成されていることを特徴とする。
上記した構成のハンドルツマミによれば、対向する二面の扁平状握部を設けたことにより、摘んだ際に凹凸条による食い込み部分が少なくなり、長時間のツマミ操作で指が痛くなることはなく、また、柔軟性を有する材料で形成しても、変形する部分が無いことから、操作性や保持性が劣るようなこともない。また、扁平状握部から軸方向端部に向けて複数の凹凸条を形成したことにより、ハンドルツマミの軸方向に沿っての滑りが効果的に防止でき、良好なハンドル回転操作性が得られる。
本発明によれば、良好なハンドルの回転操作性及び保持性を有する魚釣用リールのハンドルが得られる。
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示す図であり、図1は、本発明に係るハンドルを装着した魚釣用リール(両軸リール)の一実施形態を示す図、図2は、図1に示すハンドルツマミの平面図、図3は、図1に示すハンドルツマミの側面図、図4は、図1におけるA−A線に沿った断面図、そして、図5は、図1におけるB−B線に沿った断面図である。
図1に示すように、本実施形態のハンドル1は、両軸リール50に対して回転可能に装着されている。この場合、両軸リール50は、スプール51をリール本体52の左右側板間に回転可能に支持したものであり、前記スプール51は、リール本体52に回転可能に支持されたハンドル軸53がハンドル1によって回転駆動されることにより巻取り駆動機構54を介して釣糸巻取り方向に回転され、釣糸を巻回保持するようになっている。
前記ハンドル1は、前記ハンドル軸53に回り止め固定されたハンドルアーム3と、ハンドルアーム3の端部にカシメ等によって支持された支軸5と、この支軸5に対し回転可能に支持されたハンドルツマミ7とを備えている。このハンドルツマミ7は、例えば、木材、硬質樹脂のように硬い材料、或いはコルクや発泡性樹脂のように柔軟性を有する材料で形成することが可能であり、ハンドルアーム3の一端部に設けられていても良いし、図に示すように、両端部に設けられていても良い。なお、図に示したハンドルツマミ7内には、軸方向中心領域において、軸方向に延出して前記支軸5を挿通させる貫通孔8aを具備した支持部材8が装着されている。この支持部材8の先端側と支軸5の先端部との間には、軸受9が配設されており、ハンドルツマミ7を支軸5に対して滑らかに回転できるように支持している。
前記支軸5の端面には固定ビス10が螺入されており、前記軸受9及びハンドルツマミ7を抜け止めしている。また、ハンドルツマミ7の外端面には、前記支軸5を露出できるように開口部7aが形成されており、ここに開口部を閉塞するキャップ13が装着されるようになっている。なお、キャップ13に、オイル注入用の小孔13aを形成しておいても良い。
前記ハンドルツマミ7は、親指と人差し指で挟持される対向する二面の扁平状握部7b(図2において楕円で囲まれる領域)を備えており、この扁平状握部7bから軸方向端部に向けて、夫々複数の凹凸条7c,7dが形成されている。複数の凹凸条7c,7dは、両扁平状握部において、挟持する指の両端側で、リール本体側端部、及び反リール本体側端部に向けて形成されていれば良く、挟持した際、各指が主として当て付く凹凸条非形成領域(中央平坦領域)を残して、前記各端部に向けて形成されていれば良い。
なお、図に示す構成では、複数の凹凸条7c,7dは、その全てが扁平状握部7bの範囲内に位置するように形成されているが、端部側の一部、もしくは全てが扁平状握部7bの範囲外に形成されていても良い。また、凹凸条は、一方の端部側に向けて形成されていても良い。
上記したようにハンドルツマミ7の対向する二面に、扁平状握部7bを形成し、かつ凹凸条7c,7dを形成したことにより、ハンドル回転操作時に、親指と人差し指でしっかり挟持保持できると共に、挟持した指の軸方向への滑り(図3及び図4において矢印方向に示す)が凹凸条7c,7dで防止でき、良好なハンドル回転操作性が得られる。また、扁平状握部7bの中央領域は、凹凸条が形成されていないことから、親指と人差し指で挟持した際、凹凸条によって各指の腹面に食い込む部分が少なくなり、長時間のツマミ操作で指が痛くなることが防止される。さらに、ハンドルツマミ7を、柔軟性を有する材料で形成しても、凹凸条7c,7d部分は、滑り止めの機能を有する部分であって強い力で挟持されないことから、凸部が変形等することはない。
上記した凹凸条7c,7dは、図2に示すように、平面視でハンドルツマミの軸方向に向けて凸状に形成しておくことが好ましい。すなわち、複数の凹凸条7cは、その中央部分7c´がリール本体側に向けて突出するように湾曲形成されており、複数の凹凸条7dは、その中央部分7d´が反リール本体側に向けて突出するように湾曲形成されている。
このような凹凸条の湾曲形状によれば、指の軸方向への滑りを効果的に防止できると共に、指への当たりを緩衝することができるので、ハンドルツマミ7を回転操作した際の局部的な痛みを感じさせることなく、しっかりとハンドルツマミ7の扁平状握部を挟持できるようになる。
また、ハンドルツマミ7に形成される凹凸条は、凹凸条7dのように周囲を巻回するように形成されていても良いし、凹凸条7cのように、周囲を巻回することなく、各片面側において、両端部を終端させた構成であっても良い。
この場合、図5に示すように、ハンドルツマミ7の断面形状を略楕円形状とし、かつ前記凹凸条7cのように、両端部を各曲面部7fで終端させるように構成することで、凹凸条の溝部分の端部が外方に露出するようになり、この結果、魚釣時において、手の指に付着した魚のヌメリやゴミ等が、ハンドル回転操作時に凹凸条の溝内に入り込んでも、それらを容易にかき出すことが可能となる。すなわち、ハンドルツマミが汚れたり、あるいは凹凸条の溝内に入り込んだ付着物によって、滑りが生じたり、保持性が低下することが防止できるようになる。
また、上記した対向する扁平状握部7bは、図3〜図5に示すように、窪むように形成し、ハンドルツマミの軸方向、及び軸方向と直交する方向が、次第に膨出する厚肉部7hとして形成されていることが好ましい。
このように、扁平状握部7bの中央領域を窪ませ、その周囲を厚肉化しておくことにより、挟持する指がフィット感良く窪んだ領域に位置してハンドルツマミ全体をしっかり挟持することが可能となり、最適なハンドル回転操作性が得られるようになる。なお、この場合、厚肉部7hは、ハンドルツマミの軸方向、又は軸方向と直交する方向のいずれか一方に形成されていても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されることはなく、例えば、以下のように実施することが可能である。
上記した実施形態では、扁平状握部7bの中央領域を窪ませたが、図6及び図7に示すように、扁平状握部7bは、中央領域を窪ませること無く、平坦状に形成しておいても良い。また、扁平状握部7bの平面形状についても適宜変形することが可能である。また、複数の凹凸条の形状、幅、深さ、個数についても適宜変形することが可能である。また、上記した実施形態では、適用される魚釣用リールとして両軸リールを用いたが、上記したハンドルツマミを有するハンドルは、スピニングリール等、各種のリールに適用することが可能である。
本発明に係るハンドルを装着した魚釣用リールの一実施形態を示す図。 図1に示すハンドルツマミの平面図。 図1に示すハンドルツマミの側面図。 図1におけるA−A線に沿った断面図。 図1におけるB−B線に沿った断面図。 ハンドルツマミの変形例を示す平面図。 図6におけるC−C線に沿った断面図。
符号の説明
1 ハンドル
3 ハンドルアーム
5 支軸
7 ハンドルツマミ
7b 扁平状握部
7c,7d 凹凸条
50 両軸リール(魚釣用リール)
53 ハンドル軸(駆動軸)

Claims (1)

  1. リール本体に対して回転可能に支持される駆動軸に連結されるハンドルアームと、このハンドルアームの端部に設けた支軸に回転自在に取り付けられ、親指と人差し指で挟持可能な対向する二面の扁平状握部を具備するハンドルツマミとを有する魚釣用リールのハンドルにおいて、
    前記扁平状握部は、中央領域を窪ませて、その周囲が厚肉化形成されると共に、軸方向端部に向けて形成される複数の凹凸条を具備しており、
    前記複数の凹凸条は、前記扁平状握部の中央領域に形成されることはなく、かつ中央部分がリール本体側と反リール本体側に向けてそれぞれ突出するように湾曲形成されていることを特徴とする魚釣用リールのハンドル。
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