JP2004175041A - グリップ - Google Patents

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【課題】弾性リング体の上面(表面)に指を接触させながら筆記するのを好む使用者と、隣り合う弾性リング間に指を位置させながら筆記するのを好む使用者がいる。特に、人差し指だけは、弾性リング間に位置させたいと思っている使用者もいる。しかし、上述した従来技術にあっては、どの部分を把持して人差し指が弾性リング体の上面に少なくとも接触してしまう。故に、特定の使用者にとっては使い勝手が良いもの、他の使用者にとっては使い勝手が悪くなってしまう場合があった。
【解決手段】軸の把持する部分に設けられたグリップであって、そのグリップのグリップ部を前記軸の軸線に対して傾斜させて設けると共に、そのグリップ部を非連続的に形成したグリップ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸の把持する部分に設けられたグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
1例として、軸本体の外面に把持部となる弾性リング体を配置すると共に、その弾性リング体の外面に綾目状の溝や突部を形成した筆記具などの軸体が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−47574号公報(実用新案登録請求の範囲、第6図(b)、第7図(b))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
筆記する際、弾性リング体の溝や突部によってある程度の軸に対する滑りは防止されるものの、些か問題があった。
即ち、使用者によっては、弾性リング体の上面(表面)に指を接触させながら筆記するのを好む人もいれば、隣り合う弾性リング間に指を位置させながら筆記するのを好む人もいる。特に、人差し指だけは、弾性リング間に位置させたいと思っている使用者も少なからずいる。しかし、上述した従来技術にあっては、どの部分を把持して人差し指が弾性リング体の上面に接触してしまう。故に、特定の使用者にとっては使い勝手が良いもの、他の使用者にとっては使い勝手が悪くなってしまう場合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、軸の把持する部分に設けられたグリップであって、そのグリップのグリップ部を前記軸の軸線に対して傾斜させて設けると共に、そのグリップ部を非連続的に形成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】
グリップ部の上面を把持しては勿論、隣り合うグリップ部間を把持しても、そのグリップ部の側面に指が接触し滑り止め効果が発生する。
【0007】
【実施例】
第1例を図1〜図6に示し説明する。本発明のグリップをシャープペンシルに適用させた例であるが、ボールペンや電子ペン(スタイラスペン)などであっても良い。軸筒1の内部には、芯繰り出し機構が配置されており、その後部には芯繰り出し機構を作動させるノック部材2が取り付けられている。
又、軸筒1の前方には、前軸3が被着しており、その前軸3には多数の貫通孔4が形成されている。その貫通孔4は、前軸3の軸線5に対して傾斜した状態で形成されており、さらに、線対称な位置に非連続的に形成されている(図2参照)。
そして、その貫通孔4からは、筒状部材6の外周面に形成された突条のグリップ部7が露出している。勿論、そのグリップ部7も筒状部材6の軸線8に対して傾斜した状態で、しかも、線対称な位置に形成されている。具体的に説明すると、そのグリップ部7の軸線8に対する傾斜角度Aは30度をなしているが、30度〜60度の範囲であるならば、良好な角度と言える。即ち、筆記しているときにおいては、軸線8が筆記面に対して傾いた状態となっており、その傾斜角度(筆記角度)が一般的には45度付近となっている。よって、筆記の際には、前記グリップ部7の長手方向の側面7aと筆記面とがほぼ平行な状態となり、前述した作用である前軸3に対する指の滑り止め効果がより向上するのである。それ故に、軽く把持しても良好な筆記が得られ、疲れなどが軽減されることになる。
【0008】
尚、前記筒状部材6は、樹脂や天然ゴム、エラストマーなどで形成されているが、前記前軸と一体的に2色成形などの手段によって形成しても良い。又、筒状部材6(グリップ部7)は、比較的軟らかい材質のもので形成するのが好ましいが、硬質な材質で形成するのであれば、グリップ部7の上面(表面)になし地などの微細な凹凸部を形成するのが好ましい。
さらに、前記軸筒1と前軸3とを一体的に形成し、その一体的に形成した前軸1の把持する部分に塗装や印刷などの手段によって前記傾斜したグリップ部7を施しても良いし、或いは、放電加工などによって傾斜したなし地部を形成し、そのなし地部をグリップ部7としても良い。
又、本実施例においては、クリップCを軸線5に対してグリップ部7が位置していない部分に取り付けたが、筆記の良好性を考慮してのことである。つまり、一般的には、グリップ部の上面か側面が指に接触するように把持するものであり、その時、クリップが人指し指と親指の付け根の反対側に位置するようにしたのである。
【0009】
第2例を図6、図7に示し説明する。前軸9の把持する部分には、逆V字型の貫通孔10が形成されている。その貫通孔10は前軸9の軸線に対して、V字状に傾斜しており、さらに、前軸9の軸線に対して線対称な位置に、且つ、非連続的に形成されている。そして、そのV字型の貫通孔10のそれぞれには、グリップ部11が貫通し露出している。前例に比し、グリップ部7の傾斜面が相対する方向に形成されているため、把持する部分の選択の幅が大きくなっている。即ち、使用者は、より自分に合った把持部を選択することができるものとなっている。
【0010】
第3例を図8、図9に示し説明する。前軸12の把持する部分には、その前軸12の軸線に対して傾斜した状態で円形状の3個の貫通孔13が直線上に形成されているが、その貫通孔13の形状は楕円形状や多角形状であっても良い。又、傾斜したこの貫通孔13は、前軸12の軸線に対して線対称な位置に、且つ、非連続的に形成されている。そして、各々の貫通孔13には、グリップ部14が貫通し露出している。本例においては、粒状のグリップ部でグリップを構成しているため、指に接触する突状部分が減少し違和感が少なくなると共に、滑り止め効果としての機能も十分に発揮できるものとなっている。
【0011】
尚、何れの例においても、グリップ部を前軸から突出させた例を挙げたが、傾斜したグリップ部を凹部としても良い。1例を挙げれば、前記第1例の筒状部材を除くと共に、貫通孔4の内面に面取り加工などを施せばよい。前軸の厚み(肉厚)分の凹部が形成され、その部分に指の表面部分が入り込み滑り止め効果が発生する。突条のグリップ部をあまり好まない使用者にとっては好適な例であり、部品点数組立工数の減少により安価に提供することができるようになる。前記貫通孔の面取り加工は、安全性を考慮してのことであり、入り込む指の肌に傷などを付けないためである。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、軸の把持する部分に設けられたグリップであって、そのグリップのグリップ部を前記軸の軸線に対して傾斜させて設けると共に、そのグリップ部を非連続的に形成したので、把持する部部が特定されない、使い勝手の良好なグリップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
第1例を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の背面図。
【図4】前軸を示す要部断面図。
【図5】筒状部材を示す斜視図。
【図6】第2例を示す要部正面図。
【図7】図6の側面図。
【図8】第3例を示す要部正面図。
【図9】図8の側面図。
【符号の説明】
1 軸筒
2 ノック部材
3 前軸
4 貫通孔
5 軸線
6 筒状部材
7 グリップ部
8 軸線
9 前軸
10 貫通孔
11 グリップ部
12 前軸
13 貫通孔
14 グリップ部

Claims (4)

  1. 軸の把持する部分に設けられたグリップであって、そのグリップのグリップ部を前記軸の軸線に対して傾斜させて設けると共に、そのグリップ部を非連続的に形成したことを特徴とするグリップ。
  2. 前記グリップ部を軸の軸線に対して線対称な位置に設けたことを特徴とする請求項1記載のグリップ。
  3. 前記グリップ部を軸に対して突状、或いは、凹状としたことを特徴とする請求項1或いは、請求項2に記載のグリップ。
  4. 前記グリップ部を軸に対して一体成形したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のグリップ。
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