JP4848066B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
前記筆記具は、鉛筆握りのほか、筆記時に後端を掌で覆って凹部を握ることが可能であるため、垂直に配置される筆記板に長時間筆記する際の手首の疲労を軽減できるものである。しかしながら、ペン先近傍を握った際には滑りにくい構造を有しているが、ユーザーの手が極端に大きい場合(例えば、成人男性)には、凹部を握った状態で後端を掌で覆うことができなかったり、ユーザーの手が小さかったり、指が短い場合(例えば、女性や子供等)には、後端を掌で覆った際に凹部に指が届かず、筆記し難いものとなっていた。
更に、前記指先支持部が、ペン先近傍に設けられる第一指先支持部と、該第一指先支持部の後方に設けられる第二指先支持部とから少なくともなること、前記指先支持部が、円周方向に形成される1以上の接触部からなること、前記第一指先支持部が3個の接触部からなり、1個の接触部が一方の連接部に設けられると共に、2個の接触部が他方の連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられること、前記第二指先支持部が4個の接触部からなり、連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられること、前記第二指先支持部が、後端支持部から軸筒全長の略1/2の位置に形成されること、前記第二指先支持部の後方に第三指先支持部が形成され、該第三指先支持部が、連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられる4個の接触部からなること、前記接触部が窪み部であることを要件とする。
尚、本発明において「前」とは、ペン先側を示し、「後」とは、軸筒側を示す。
前記接触部としては、先に指先支持部で示したものを部分的に用いることができるが、好ましくは凹部、なかでも指先接触時にエッジによる違和感を与えることなく各指とフィットすると共に、把持状態での滑り止め効果を発現できることから窪み部が好適である。また、前記窪み部は、軸筒成型時に形成できるため、安価に構成できる点からも好ましい。
また、前記平面は視認性、安定性に優れているため、装飾や説明書きを示したシールの貼付や、筆記板貼着用マグネットの配設等に適している。
例えば、マーキングペンとしては、繊維ペン体、フェルトペン体、プラスチックペン体、万年筆型金属ペン体等をペン先として軸筒前方の筆記先端部に装着し、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内部に直接インキを収容して、弁機構により前記筆記先端部に所定量のインキを供給する構造のマーキングペン(サインペン、フェルトペン、筆ペン等)が挙げられる。
また、ボールペンとしては、例えば、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、更にインキの端面には逆流防止用に液栓や固体栓等のインキ追従体が密接している構造のボールペンを例示できる。
図1は本発明の筆記具のキャップ非装着時の外観斜視図であり、図2は側面図であり、図3はペン先側から見た図である。
また、前記前軸21と螺着される後軸25は、外面に複数の凸部27が形成されると共に、後端支持部26となる後端部分は、掌を当接した際にフィットするように凸曲面状になっている。
前記3箇所の指先支持部3は、ペン先側から順に、第一指先支持部31、第二指先支持部32、第三指先支持部33であり、いずれも円周方向に複数の窪み状接触部(窪み部34)を形成することで構成されている。また、前記軸筒2(筆記具1)は、ペン先4側から見て左右対称な形状となっている。
また、前記第二指先支持部32は、後端支持部26から軸筒全長の略1/2の位置(即ち、全長100mmの軸筒2において50mmの点に、第二指先支持部32を構成する窪み部34の中心が位置する)に形成される。これにより、ユーザーの指が短い場合や手が小さい場合に、人差し指を該第二指先支持部32に配置しても、バランスを損なうことなく筆記具1を把持でき、筆記時にも違和感なく筆記できる。
被せ握り時には、第一指先支持部31の上方接触部311に人差し指と中指を配置し、第二指先支持部32の下側窪み部34に親指と薬指を配置することや、第一指先支持部31の上方接触部311の1箇所又は下方接触部312に人差し指を配置し、平面部22に親指と中指を配置し、第二指先支持部32の下側窪み部34又は第三指先支持部32の下側窪み部34に薬指を配置することや、第一指先支持部31の上方接触部311に人差し指と薬指を配置し、中指を前記上方接触部311間の接続部23に配置し、第二指先支持部32の下側窪み部34に親指と小指を配置することで可能となる。
また、ユーザーの指が短い場合や手が小さい場合には、第二指先支持部32の窪み部34に人差し指と親指と中指を配置し、第三指先支持部32の下側窪み部34に薬指を配置することや、第二指先支持部32の上方窪み部34に人差し指と薬指を配置し、中指を前記窪み部34間の接続部23に配置し、下側接続部23に親指を配置することで可能となる。
前記握り方は、いずれも高い安定感で把持できると共に、筆記時の疲労を軽減できるものであった。
2 軸筒
21 前軸
22 平面部
23 連接部
24 ペン先保持部
25 後軸
26 後端支持部
27 凸部
3 指先支持部
31 第一指先支持部
311 上方接触部
312 下方接触部
32 第二指先支持部
33 第三指先支持部
34 窪み部
4 ペン先
Claims (8)
- 軸筒先端にペン先を備えた筆記具であって、前記軸筒が、掌に当接することができる後端支持部と、該後端支持部からペン先方向へ異なる距離に複数形成される指先支持部とを外面に有し、前記軸筒が、対向する平面部と該平面部を繋ぐ連接部とからなることを特徴とする筆記具。
- 前記指先支持部が、ペン先近傍に設けられる第一指先支持部と、該第一指先支持部の後方に設けられる第二指先支持部とから少なくともなることを特徴とする請求項1記載の筆記具。
- 前記指先支持部が、円周方向に形成される1以上の接触部からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具。
- 前記第一指先支持部が3個の接触部からなり、1個の接触部が一方の連接部に設けられると共に、2個の接触部が他方の連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項2記載の筆記具。
- 前記第二指先支持部が4個の接触部からなり、連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項2記載の筆記具。
- 前記第二指先支持部が、後端支持部から軸筒全長の略1/2の位置に形成されることを特徴とする請求項2記載の筆記具。
- 前記第二指先支持部の後方に第三指先支持部が形成され、該第三指先支持部が、連接部と平面部との継目にそれぞれ設けられる4個の接触部からなることを特徴とする請求項2記載の筆記具。
- 前記接触部が窪み部であることを特徴とする請求項3、4、5、7のいずれかに記載の筆記具。
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2006
- 2006-05-31 JP JP2006150897A patent/JP4848066B2/ja not_active Expired - Fee Related
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