JP2512007Y2 - 筆記具のグリップ - Google Patents

筆記具のグリップ

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JP2512007Y2
JP2512007Y2 JP1990068871U JP6887190U JP2512007Y2 JP 2512007 Y2 JP2512007 Y2 JP 2512007Y2 JP 1990068871 U JP1990068871 U JP 1990068871U JP 6887190 U JP6887190 U JP 6887190U JP 2512007 Y2 JP2512007 Y2 JP 2512007Y2
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JP
Japan
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grip
writing instrument
ring body
elastic
annular groove
Prior art date
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JP1990068871U
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JPH0426777U (ja
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壽彦 陰山
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Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筆記具本体の握り部に環状溝を設け、この
環状溝内に弾性体グリップを嵌込んでなる筆記具のグリ
ップに関する。
〔従来技術〕
従来は第6図を参照して説明すると、筆記具本体1の
握り部2に環状溝3を設け、この環状溝3内に弾性体グ
リップ4を嵌込んでなる。なお、第5図で筆記具本体内
の筆記軸体は省略してある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来にあっては弾性体グリップ4により筆記時の感触
を幾分改良しているが、弾性体グリップ4と環状溝3と
の間に空間部が設けられていないため、グリップ感触に
限界があり、希望するグリップ感触が得られないという
課題がある。
また、空間部を設けたものとして、実開昭63−60375
号に記載されたものがあり、これは軟質材製部材の内側
に3つのリブを形成して軸筒に接触させて、親指、人さ
し指及び中指が当接する箇所の内部に空間部を設けてい
る。しかしながら、このような構成では、空間部が大き
くなりすぎるために、握った際に指が空間部内に没入し
過ぎて、かえってグリップ間隔が低下し、使用上疲れ易
いという問題がある。また、軟質材製部材と軸筒との間
の接触面積が少ないために、軟質材製部材が軸筒に対し
て回転したり上下方向にずれるという問題がある。
本願考案は、適度なグリップ間隔が得られると共に、
弾性体グリップの位置ずれのない筆記具グリップを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案グリップは上記の課題を解決するため第1図〜
第4図示のように筆記具本体1の握り部2に環状溝3を
設け、この環状溝3に弾性体グリップ4を嵌込んでなる
筆記具のグリップにおいて、前記環状溝3に、前記筆記
具本体1と一体または別体にリング体6を設け、このリ
ング体6の外壁に少なくとも6個以上の凸部5を周方向
に間隔を開けて形成し、凸部5の頂部と弾性体グリップ
4とが面接触となるようにし、隣合う凸部5間,リング
体6及び弾性体グリップ4との間に空間部8を形成する
構成としたものである。
〔作用〕
本考案グリップはこのような構成であるから、環状溝
3に設けられたリング体6と弾性体グリップ4との間に
形成された空間部8と弾性体グリップ4の弾性とにより
グリップ感触が従来例よりも大幅に改善され、希望する
グリップ感触が得られることになる。
リング体6に少なくとも6個以上の凸部5を周方向に
間隔を開けて形成し、且つ、凸部5の頂部と弾性体グリ
ップ4とが面接触となるようにしたため、弾性体グリッ
プ4とリング体6の接触面積が多く、従って、両者間に
生じる摩擦力によって弾性体グリップ4が筆記具本体1
に対して回転することなく、また上下方向にずれること
もなく、安定性に優れている。また、握った際に指が空
間部8内に没入し過ぎることがなく、適度なグリップ感
触が得られる。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案グリップの第1実施例を適用した筆記
具の一例を示す側面図、第2図は第1図のA−A線横断
面図で、1は筆記具本体、2はその握り部、3はこれに
設けられた環状溝、4はゴム等よりなる弾性体グリップ
である。
第1実施例はこのような筆記具のグリップにおいて、
環状溝3に、筆記具本体1と一体または別体,例えば別
体に多数(8個)の凸部5を有する操船操作ハンドル形
状のリング体6を設け、このリング体6の外周部に弾性
体グリップ4を嵌込んでなる。なお、第2図で筆記具本
体1内の筆記軸体は省略してある。
第3図は第2実施例を適用した筆記具の一例を示す横
断面図で、この第2実施例はリング体6が多数(8個)
の凸部5と、各凸部5間に形成された弧状凹部7により
形成された構成となっている。9は弾性体グリップ4の
外周に設けられた窪み部である。
第4図は同じく第3実施例を適用した筆記具の一例を
示す横断面図で、この第3実施例はリング体6が多角形
状(6角形状)になっており、かつ弾性体グリップ4の
内壁とこの多角形状リング体6の各角部(凸部)5とは
面接触となっている例である。
第3図及び第4図においても筆記具本体1内の筆記軸
体は省略してある。
上記第1実施例〜第4実施例は上記のような構成であ
るから、環状溝3に設けられたリング体6と弾性体グリ
ップ4との間に多数の凸部5により空間部8が形成され
ることになり、この空間部8と弾性体グリップ4の弾性
とによりグリップ感触が従来例よりも大幅に改善され、
希望するグリップ感触が得られることになる。
本考案はシャープペンシルのみに限らず、ボールペ
ン,サインペンにも適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、筆記具本体1の握り部
2に環状溝3を設け、この環状溝3に弾性体グリップ4
を嵌込んでなる筆記具のグリップにおいて、前記環状溝
3に、前記筆記具本体1と一体または別体にリング体6
を設け、このリング体6の外壁に少なくとも6個以上の
凸部5を周方向に間隔を開けて形成し、凸部5の頂部と
弾性体グリップ4とが面接触となるようにし、隣合う凸
部5間,リング体6及び弾性体グリップ4との間に空間
部8を形成されるため、この空間部8と弾性体グリップ
4の弾性によりグリップ感触を従来よりも大幅に改善で
き、希望するグリップ感触を得ることができる。
リング体6に少なくとも6個以上の凸部5を周方向に
間隔を開けて形成し、且つ、凸部5の頂部と弾性体グリ
ップ4とが面接触となるようにしたため、弾性体グリッ
プ4とリング体6の接触面積が多く、従って、両者間に
生じる摩擦力によって弾性体グリップ4が筆記具本体1
に対して回転することなく、また上下方向にずれること
もなく、安定性に優れている。また、握った際に指が空
間部8内に没入し過ぎることがなく、適度なグリップ感
触が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案グリップの第1実施例を適用した筆記具
の一例を示す側面図、第2図は第1図のA−A線横断面
図、第3図は第2実施例を適用した筆記具の一例を示す
横断面図、第4図は同じく第3実施例を適用した筆記具
の一例を示す横断面図、第5図は従来グリップの一例を
適用した筆記具の一例を示す横断面図である。 1……筆記軸体、2……握り部、3……環状溝、4……
弾性体グリップ、5……凸部、6……リング体、7……
弧状凹部、8……空間部、9……窪み部。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記具本体(1)の握り部(2)に環状溝
    (3)を設け、この環状溝(3)に弾性体グリップ
    (4)を嵌込んでなる筆記具のグリップにおいて、前記
    環状溝(3)に、前記筆記具本体(1)と一体または別
    体にリング体(6)を設け、このリング体(6)の外壁
    に少なくとも6個以上の凸部(5)を周方向に間隔を開
    けて形成し、凸部(5)の頂部と弾性体グリップ(4)
    とが面接触となるようにし、隣合う凸部(5)間,リン
    グ体(6)及び弾性体グリップ(4)との間に空間部
    (8)を形成する筆記具のグリップ。
  2. 【請求項2】リング体(6)の外壁横断面形状は操船操
    作ハンドル形状である請求項1記載の筆記具のグリッ
    プ。
  3. 【請求項3】隣合う凸部(5)間には弧状凹部(7)が
    形成され、隣合う凸部(5)間,弧状凹部(7)及び弾
    性体グリップ(4)との間に前記空間部(8)が形成さ
    れる請求項1記載の筆記具のグリップ。
  4. 【請求項4】リング体(6)の外壁横断面形状は多角形
    状であり、多角形状の角部が前記凸部(5)となる請求
    項1記載の筆記具のグリップ。
JP1990068871U 1990-06-27 1990-06-27 筆記具のグリップ Expired - Lifetime JP2512007Y2 (ja)

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JPS6360375U (ja) * 1986-10-07 1988-04-21

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