JPH0735783Y2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JPH0735783Y2 JPH0735783Y2 JP1989115177U JP11517789U JPH0735783Y2 JP H0735783 Y2 JPH0735783 Y2 JP H0735783Y2 JP 1989115177 U JP1989115177 U JP 1989115177U JP 11517789 U JP11517789 U JP 11517789U JP H0735783 Y2 JPH0735783 Y2 JP H0735783Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- connecting shaft
- mounting frame
- base plate
- seat cushion
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/16—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
- B60N2/18—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
- B60N2/1803—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other with independent front and/or rear adjustment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60N2/18—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
- B60N2/1807—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by the cinematic
- B60N2/181—Rods
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
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- B60N2/18—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
- B60N2/185—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by the drive mechanism
- B60N2/1864—Gear wheel driven mechanism
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） この考案は、シートクッションの高さを調節できるシー
トリフター装置を備えた車両用シートに関する。
トリフター装置を備えた車両用シートに関する。
（従来の技術） 車両用シートのシートリフター装置は、シートクッショ
ンを車体の床面から一定高さ内で乗員の身長、座高に合
わせて最適な高さ位置に昇降可能にしたもので、シート
リフター装置をベースプレートに装着したものがある。
ンを車体の床面から一定高さ内で乗員の身長、座高に合
わせて最適な高さ位置に昇降可能にしたもので、シート
リフター装置をベースプレートに装着したものがある。
（考案が解決しようとする課題） ところで、車両用シートには、シートリフター装置を備
えたものと、備えないものがあり、それぞれ異なるベー
スプレートを使用している。このように、仕様が異なる
ごとに、各別のベースプレートを用意することは、品質
管理が複雑になると共に、コスト高になるという問題が
あった。
えたものと、備えないものがあり、それぞれ異なるベー
スプレートを使用している。このように、仕様が異なる
ごとに、各別のベースプレートを用意することは、品質
管理が複雑になると共に、コスト高になるという問題が
あった。
この考案は、上記従来技術の欠点を解消するもので、そ
の目的とするところは、シートリフター装置をユニット
化できるようにした車両用シートを提供することにあ
る。
の目的とするところは、シートリフター装置をユニット
化できるようにした車両用シートを提供することにあ
る。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この考案は、車体の前後方向
に所定の間隔をおいて左右一対のベースプレートが配置
され、このベースプレートの前後部には、左右のベース
プレート間にそれぞれ連結シャフトが回動可能に連結枢
支され、この連結シャフトの両端にリンクを介してシー
トクッションを支持し、この連結シャフトの回動によっ
てシートクッションを昇降させる車両用シートであっ
て、前記連結シャフトを回動させるシートリフター装置
及び昇降用ハンドルを取付けフレームに取付けることに
よりユニット化し、この取付けフレームを一方のベース
プレートの前部に装着するとともに、この取付けフレー
ムに植設した軸ピンと他方のベースプレートの前部に設
けた孔との間に前部の連結シャフトを枢支し、左右のベ
ースプレートの後部に設けた孔にそれぞれ後部の連結シ
ャフトを枢支するとともに、後部の連結シャフトと前記
シートリフター装置とをリンクロッドで連結したことを
特徴とするものである。
に所定の間隔をおいて左右一対のベースプレートが配置
され、このベースプレートの前後部には、左右のベース
プレート間にそれぞれ連結シャフトが回動可能に連結枢
支され、この連結シャフトの両端にリンクを介してシー
トクッションを支持し、この連結シャフトの回動によっ
てシートクッションを昇降させる車両用シートであっ
て、前記連結シャフトを回動させるシートリフター装置
及び昇降用ハンドルを取付けフレームに取付けることに
よりユニット化し、この取付けフレームを一方のベース
プレートの前部に装着するとともに、この取付けフレー
ムに植設した軸ピンと他方のベースプレートの前部に設
けた孔との間に前部の連結シャフトを枢支し、左右のベ
ースプレートの後部に設けた孔にそれぞれ後部の連結シ
ャフトを枢支するとともに、後部の連結シャフトと前記
シートリフター装置とをリンクロッドで連結したことを
特徴とするものである。
（作用） 上述したように、シートリフター装置と昇降用ハンドル
を取付けフレームに取付けることによりユニット化し、
この取付けフレームをベースプレートの前部に装着する
ようにしたから、取付けフレームの着脱だけでベースプ
レートの共用化が図れるとともに、ベースプレートに
は、その前後部で連結シャフトを枢支する孔を有するだ
けでよいため、ベースプレートの小型化、形状の簡素化
が図れる。また、シートリフター装置を取付けフレーム
に取付けることによりユニット化し、この取付けフレー
ムを一方のベースプレートの前部に装着するだけである
ため、取付けが簡単で寸法精度が良く、連結シャフトに
こじり等が生じることがない。
を取付けフレームに取付けることによりユニット化し、
この取付けフレームをベースプレートの前部に装着する
ようにしたから、取付けフレームの着脱だけでベースプ
レートの共用化が図れるとともに、ベースプレートに
は、その前後部で連結シャフトを枢支する孔を有するだ
けでよいため、ベースプレートの小型化、形状の簡素化
が図れる。また、シートリフター装置を取付けフレーム
に取付けることによりユニット化し、この取付けフレー
ムを一方のベースプレートの前部に装着するだけである
ため、取付けが簡単で寸法精度が良く、連結シャフトに
こじり等が生じることがない。
（実施例） 以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
第１図は車両用シートの側面説明図、第２図は第１図に
示すものの平面図、第３図はシートリフター装置のベー
スプレートにおける取付けフレーム側の機構説明図、第
４図はシートリフター装置のシートクッションフレーム
における取付けフレーム側の機構説明図、第５図はシー
トリフター装置のシートクッションフレームにおける取
付けフレームと反対側の機構説明図である。
示すものの平面図、第３図はシートリフター装置のベー
スプレートにおける取付けフレーム側の機構説明図、第
４図はシートリフター装置のシートクッションフレーム
における取付けフレーム側の機構説明図、第５図はシー
トリフター装置のシートクッションフレームにおける取
付けフレームと反対側の機構説明図である。
図において、Ｅは車両用シートで、昇降用ハンドル、例
えば２個の昇降用ハンドル10A,10Bを正転あるいは逆転
することによりシートクッションＳ・Ｃを昇降するよう
に構成されている。
えば２個の昇降用ハンドル10A,10Bを正転あるいは逆転
することによりシートクッションＳ・Ｃを昇降するよう
に構成されている。
そしてこの考案は、特に、昇降用ハンドル10A,10Bと、
この昇降用ハンドル10A,10Bの回動と連動してシートク
ッションＳ・Ｃに昇降力を付与するシートリフター装置
20をユニット化し、これをベースプレート40Aに取付け
たことを特徴としている。
この昇降用ハンドル10A,10Bの回動と連動してシートク
ッションＳ・Ｃに昇降力を付与するシートリフター装置
20をユニット化し、これをベースプレート40Aに取付け
たことを特徴としている。
つぎに、この考案の構造をさらに詳細に説明する。
シートスライド装置のロアーレール50は、車体のフロア
（図示せず）に前後方向（第１図において矢印Ｆ−Ｒの
方向）に所定の間隔をおいて左右一対固定されており、
このロアーレール50にアッパーレール51が前後方向摺動
自在に配置されている。
（図示せず）に前後方向（第１図において矢印Ｆ−Ｒの
方向）に所定の間隔をおいて左右一対固定されており、
このロアーレール50にアッパーレール51が前後方向摺動
自在に配置されている。
ベースプレート40A,40Bは左右のアッパーレール51にそ
れぞれ固定されており、この左右のベースプレート40A,
40Bの内側にシートリフター装置20を介してシートクッ
ションＳ・Ｃを固定したシートクッションフレーム60が
支持されている。またベースプレート40A,40Bには、図
示しないリクライニング装置を介して前後方向に所望の
角度で傾動できるシートバックＳ・Ｂが装着されてい
る。
れぞれ固定されており、この左右のベースプレート40A,
40Bの内側にシートリフター装置20を介してシートクッ
ションＳ・Ｃを固定したシートクッションフレーム60が
支持されている。またベースプレート40A,40Bには、図
示しないリクライニング装置を介して前後方向に所望の
角度で傾動できるシートバックＳ・Ｂが装着されてい
る。
昇降用ハンドル10A,10Bと、シートリフター装置20は、
一方のベースプレート40Aの内側に２個のカシメピン21
により固定された袋状の取付けフレーム22にユニット化
して取付けられている。すなわち、昇降用ハンドル10A,
10Bは軸24A,24Bにより取付けフレーム22に軸着されてい
る。また取付けフレーム22の外面に所定の間隔をおいて
スプリングブレーキ機構27A,27Bが取付けられ、取付け
フレーム22の内面に露出した軸24A,24Bに固定されたピ
ニオンギヤ25A,25Bがセクタギヤ26A,26Bとそれぞれ噛合
している。このセクタギヤ26A,26Bは取付けフレーム22
に植設された軸ピン28A,28Bに回動自在にそれぞれ支持
されている。また取付けフレーム22の端縁部はカーリン
グされており、これによりシートクッションＳ・Ｃの破
損を防ぐことができる。さらに、ギヤ類を取付けフレー
ム22により被覆しているので、ギヤカバーが不要とな
る。さらに取付けフレーム22の下部は、アッパーレール
51側に延出されており、この延出部22aをアッパーレー
ル51の側面に当接させることによって取付けフレーム22
の横方向の剛性を高くしている。
一方のベースプレート40Aの内側に２個のカシメピン21
により固定された袋状の取付けフレーム22にユニット化
して取付けられている。すなわち、昇降用ハンドル10A,
10Bは軸24A,24Bにより取付けフレーム22に軸着されてい
る。また取付けフレーム22の外面に所定の間隔をおいて
スプリングブレーキ機構27A,27Bが取付けられ、取付け
フレーム22の内面に露出した軸24A,24Bに固定されたピ
ニオンギヤ25A,25Bがセクタギヤ26A,26Bとそれぞれ噛合
している。このセクタギヤ26A,26Bは取付けフレーム22
に植設された軸ピン28A,28Bに回動自在にそれぞれ支持
されている。また取付けフレーム22の端縁部はカーリン
グされており、これによりシートクッションＳ・Ｃの破
損を防ぐことができる。さらに、ギヤ類を取付けフレー
ム22により被覆しているので、ギヤカバーが不要とな
る。さらに取付けフレーム22の下部は、アッパーレール
51側に延出されており、この延出部22aをアッパーレー
ル51の側面に当接させることによって取付けフレーム22
の横方向の剛性を高くしている。
軸ピン28Aにはパイプ状の連結シャフト30Aの一端が嵌合
され、その他端は他方のベースプレート40Bの孔40aに嵌
合している。これにより連結シャフト30Aは取付けフレ
ーム22と他方のベースプレート40Bとの間に回動自在に
支持されている。この連結シャフト30Aに固定されたリ
ンク31Aがセクタギヤ26Aに植設したピン26bに連結枢支
されている。
され、その他端は他方のベースプレート40Bの孔40aに嵌
合している。これにより連結シャフト30Aは取付けフレ
ーム22と他方のベースプレート40Bとの間に回動自在に
支持されている。この連結シャフト30Aに固定されたリ
ンク31Aがセクタギヤ26Aに植設したピン26bに連結枢支
されている。
連結シャフト30Aの一端側にはリンク31の一端が固着さ
れており、このリンク31の他端にリンク29の一端がピン
31aにより連結枢支されている。リンク29の他端に植設
されたピン26aはシートクッションフレーム60の取付け
フレーム22側前部に固定されたブラケット61の孔61aに
嵌挿されている。また連結シャフト30Aの他端側には、
リンク31と同一ピッチのリンク32の一端が固定されてお
り、このリンク32の他端にリンク29と同一ピッチのリン
ク33の一端がピン33aにより連結枢支されている。この
リンク33の他端に植設された連結ピン33bは、シートク
ッションフレーム60の前部に固定されたブラケット61と
同一ピッチのブラケット62の孔62aに嵌挿されている。
れており、このリンク31の他端にリンク29の一端がピン
31aにより連結枢支されている。リンク29の他端に植設
されたピン26aはシートクッションフレーム60の取付け
フレーム22側前部に固定されたブラケット61の孔61aに
嵌挿されている。また連結シャフト30Aの他端側には、
リンク31と同一ピッチのリンク32の一端が固定されてお
り、このリンク32の他端にリンク29と同一ピッチのリン
ク33の一端がピン33aにより連結枢支されている。この
リンク33の他端に植設された連結ピン33bは、シートク
ッションフレーム60の前部に固定されたブラケット61と
同一ピッチのブラケット62の孔62aに嵌挿されている。
一方、セクタギヤ26Bにはピン26bが植設され、このピン
26bに後方に延長するリンクロッド34の一端が連結枢支
されている。また一方のベースプレート40A後部に設け
たブラケット41の孔と他方のベースプレート40B後部に
形成した孔40aには、連結シャフト30Aと平行に連結シャ
フト30Bが回動自在に支持されており、この連結シャフ
ト30Bの一端側（取付けフレーム22側）にベルクランク
状の二つの軸支部を有するリンク35が固定されている。
このリンク35の一方の軸支部には、ピン35aによりリン
クロッド34の他端が連結枢支されており、他方の軸支部
に植設されたピン35bは、シートクッションフレーム60
の後部に固定されたブラケット63の孔63aに嵌装されて
いる。
26bに後方に延長するリンクロッド34の一端が連結枢支
されている。また一方のベースプレート40A後部に設け
たブラケット41の孔と他方のベースプレート40B後部に
形成した孔40aには、連結シャフト30Aと平行に連結シャ
フト30Bが回動自在に支持されており、この連結シャフ
ト30Bの一端側（取付けフレーム22側）にベルクランク
状の二つの軸支部を有するリンク35が固定されている。
このリンク35の一方の軸支部には、ピン35aによりリン
クロッド34の他端が連結枢支されており、他方の軸支部
に植設されたピン35bは、シートクッションフレーム60
の後部に固定されたブラケット63の孔63aに嵌装されて
いる。
連結シャフト30Bの他端側には、リンク35の連結シャフ
ト30Bとピン35bの両軸心間のピッチと同一ピッチのリン
ク36の一端が固定されており、このリンク36の他端に植
設された連結ピン36aは、シートクッションフレーム60
の後部に固定されたブラケット64の孔64aに嵌挿されて
いる。
ト30Bとピン35bの両軸心間のピッチと同一ピッチのリン
ク36の一端が固定されており、このリンク36の他端に植
設された連結ピン36aは、シートクッションフレーム60
の後部に固定されたブラケット64の孔64aに嵌挿されて
いる。
つぎに、この考案の実施例の作用を説明する。
昇降用ハンドル10Aを回動操作させると、スプリングブ
レーキ機構27Aを介してピニオンギヤ25Aが同方向に回動
し、このピニオンギヤ25Aの回動によりセクタギヤ26Aが
逆方向に回動する。このセクタギヤ26Aの回動によりリ
ンク31Aが回動し、連結シャフト30Aが同方向に回転して
リンク31を介してリンク29が同方向に揺動すると共に、
連結シャフト30Aの回転によりリンク32を介してリンク3
3が同方向に揺動する。
レーキ機構27Aを介してピニオンギヤ25Aが同方向に回動
し、このピニオンギヤ25Aの回動によりセクタギヤ26Aが
逆方向に回動する。このセクタギヤ26Aの回動によりリ
ンク31Aが回動し、連結シャフト30Aが同方向に回転して
リンク31を介してリンク29が同方向に揺動すると共に、
連結シャフト30Aの回転によりリンク32を介してリンク3
3が同方向に揺動する。
したがって、セクタギヤ26Aを軸ピン28Aを中心として時
計方向に回動させると、リンク29,33が同方向に引か
れ、シートクッションフレーム60の前部を下降させる。
計方向に回動させると、リンク29,33が同方向に引か
れ、シートクッションフレーム60の前部を下降させる。
一方、これとは逆に、セクタギヤ26Aを軸ピン28Aを中心
として反時計方向に回動させると、リンク29,33が同方
向に押し上げられ、シートクッションフレーム60の前部
を上昇させる。このように、昇降用ハンドル10Aを回動
操作させることにより、シートクッションフレーム60の
前部、すなわちシートクッションＳ・Ｃの前部を昇降さ
せることができる。
として反時計方向に回動させると、リンク29,33が同方
向に押し上げられ、シートクッションフレーム60の前部
を上昇させる。このように、昇降用ハンドル10Aを回動
操作させることにより、シートクッションフレーム60の
前部、すなわちシートクッションＳ・Ｃの前部を昇降さ
せることができる。
他方、昇降用ハンドル10Bを回動操作させると、スプリ
ングブレーキ機構27Bを介してピニオンギヤ25Bが同方向
に回動し、このピニオンギヤ25Bの回動によりセクタギ
ヤ26が逆方向に回動する。このセクタギヤ26Bの回動に
よりリンクロッド34を介してリンク35,36が同方向に揺
動する。
ングブレーキ機構27Bを介してピニオンギヤ25Bが同方向
に回動し、このピニオンギヤ25Bの回動によりセクタギ
ヤ26が逆方向に回動する。このセクタギヤ26Bの回動に
よりリンクロッド34を介してリンク35,36が同方向に揺
動する。
したがって、セクタギヤ26Bを軸ピン28Bを中心として時
計方向に回動させると、リンク35,36が同方向に揺動
し、シートクッションフレーム60の後部を下降させる。
計方向に回動させると、リンク35,36が同方向に揺動
し、シートクッションフレーム60の後部を下降させる。
一方、これとは逆に、セクタギヤ26Bを軸ピン28Bを中心
として反時計方向に回動させると、リンク35,36が同方
向に揺動し、シートクッションフレーム60の後部を上昇
させる。このように、昇降用ハンドル10Bを回動操作さ
せることにより、シートクッションフレーム60の後部、
すなわちシートクッションＳ・Ｃの後部を昇降させるこ
とができる。
として反時計方向に回動させると、リンク35,36が同方
向に揺動し、シートクッションフレーム60の後部を上昇
させる。このように、昇降用ハンドル10Bを回動操作さ
せることにより、シートクッションフレーム60の後部、
すなわちシートクッションＳ・Ｃの後部を昇降させるこ
とができる。
ここで、昇降用ハンドル10A,10Bと、シートクッション
昇降装置20の主要部分をユニット化して取付けフレーム
22に取付け、この取付けフレーム22をベースプレート40
Aに取付けるようにしたから、この取付けフレーム22を
ベースプレート40Aに取付け、あるいはベースプレート4
0Aから取り外すことによって仕様の異なる２種類の車両
用シートＥを容易に得ることができる。この結果、仕様
が異なっても共通のベースプレート40Aを使用すること
ができる。従って、品質管理を容易にすることができる
と共に、コストダウンを図ることができる。
昇降装置20の主要部分をユニット化して取付けフレーム
22に取付け、この取付けフレーム22をベースプレート40
Aに取付けるようにしたから、この取付けフレーム22を
ベースプレート40Aに取付け、あるいはベースプレート4
0Aから取り外すことによって仕様の異なる２種類の車両
用シートＥを容易に得ることができる。この結果、仕様
が異なっても共通のベースプレート40Aを使用すること
ができる。従って、品質管理を容易にすることができる
と共に、コストダウンを図ることができる。
上述した通り、この考案によれば、シートリフター装置
と昇降用ハンドルを取付けフレームに取付けることによ
りユニット化し、この取付けフレームをベースプレート
の前部に装着するようにしたから、取付けフレームの着
脱だけでベースプレートの共用化が図れるとともに、ベ
ースプレートには、その前後部で連結シャフトを枢支す
る孔を有するだけでよいため、ベースプレートの小型
化、形状の簡素化が図れる。また、シートリフター装置
を取付けフレームに取付けることによりユニット化し、
この取付けフレームを一方のベースプレートの前部に装
着するだけであるため、取付けが簡単で寸法精度が良
く、連結シャフトにこじり等が生じることがない。
と昇降用ハンドルを取付けフレームに取付けることによ
りユニット化し、この取付けフレームをベースプレート
の前部に装着するようにしたから、取付けフレームの着
脱だけでベースプレートの共用化が図れるとともに、ベ
ースプレートには、その前後部で連結シャフトを枢支す
る孔を有するだけでよいため、ベースプレートの小型
化、形状の簡素化が図れる。また、シートリフター装置
を取付けフレームに取付けることによりユニット化し、
この取付けフレームを一方のベースプレートの前部に装
着するだけであるため、取付けが簡単で寸法精度が良
く、連結シャフトにこじり等が生じることがない。
第１図はこの考案の車両用シートの側面説明図、第２図
は第１図に示すものの平面図、第３図はシートクッショ
ン昇降装置のベースプレートにおける取付けフレーム側
の機構説明図、第４図はシートクッション昇降装置のシ
ートクッションフレームにおける取付けフレーム側にお
ける機構説明図、第５図はシートクッション昇降装置の
シートクッションフレームにおける反取付けフレーム側
における機構説明図である。 Ｅ……車両用シート Ｓ・Ｃ……シートクッション Ｓ・Ｂ……シートバック 10A,10B……昇降用ハンドル 20……シートクッション昇降装置 22……取付けフレーム 25A,25B……ピニオンギヤ 26A,26B……セクタギヤ 27A,27B……スプリングブレーキ機構 40A,40B……ベースプレート 50……ロアーレール 51……アッパーレール 60……シートクッションフレーム
は第１図に示すものの平面図、第３図はシートクッショ
ン昇降装置のベースプレートにおける取付けフレーム側
の機構説明図、第４図はシートクッション昇降装置のシ
ートクッションフレームにおける取付けフレーム側にお
ける機構説明図、第５図はシートクッション昇降装置の
シートクッションフレームにおける反取付けフレーム側
における機構説明図である。 Ｅ……車両用シート Ｓ・Ｃ……シートクッション Ｓ・Ｂ……シートバック 10A,10B……昇降用ハンドル 20……シートクッション昇降装置 22……取付けフレーム 25A,25B……ピニオンギヤ 26A,26B……セクタギヤ 27A,27B……スプリングブレーキ機構 40A,40B……ベースプレート 50……ロアーレール 51……アッパーレール 60……シートクッションフレーム
Claims (1)
- 【請求項１】車体の前後方向に所定の間隔をおいて左右
一対のベースプレートが配置され、このベースプレート
の前後部には、左右のベースプレート間にそれぞれ連結
シャフトが回動可能に連結枢支され、この連結シャフト
の両端にリンクを介してシートクッションを支持し、こ
の連結シャフトの回動によってシートクッションを昇降
させる車両用シートであって、前記連結シャフトを回動
させるシートリフター装置及び昇降用ハンドルを取付け
フレームに取付けることによりユニット化し、この取付
けフレームを一方のベースプレートの前部に装着すると
ともに、この取付けフレームに植設した軸ピンと他方の
ベースプレートの前部に設けた孔との間に前部の連結シ
ャフトを枢支し、左右のベースプレートの後部に設けた
孔にそれぞれ後部の連結シャフトを枢支するとともに、
後部の連結シャフトと前記シートリフター装置とをリン
クロッドで連結したことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989115177U JPH0735783Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 車両用シート |
| US07/588,802 US5150870A (en) | 1989-09-30 | 1990-09-27 | Vehicle seat |
| EP19900118698 EP0421301A3 (en) | 1989-09-30 | 1990-09-28 | Vehicle seat |
| KR1019900015791A KR930011402B1 (ko) | 1989-09-30 | 1990-10-05 | 차량용 시이트 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989115177U JPH0735783Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0353332U JPH0353332U (ja) | 1991-05-23 |
| JPH0735783Y2 true JPH0735783Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=14656256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989115177U Expired - Lifetime JPH0735783Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 車両用シート |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5150870A (ja) |
| EP (1) | EP0421301A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0735783Y2 (ja) |
| KR (1) | KR930011402B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (11)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS5958636U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-17 | トヨタ自動車株式会社 | 座席の上下位置調整装置 |
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| JPS6277032U (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-16 | ||
| US4787594A (en) * | 1986-03-03 | 1988-11-29 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Seat for motor vehicles |
| AU584471B2 (en) * | 1986-11-04 | 1989-05-25 | Tachi-S Co., Ltd. | Height adjuster operation mechanism for an automotive seat |
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| AU626902B2 (en) * | 1989-08-03 | 1992-08-13 | Tachi-S Co., Ltd. | Height adjusting device for automotive seat |
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-
1990
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- 1990-10-05 KR KR1019900015791A patent/KR930011402B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| US5150870A (en) | 1992-09-29 |
| KR930011402B1 (ko) | 1993-12-06 |
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| EP0421301A3 (en) | 1992-05-06 |
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